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元実習生と共にポーイング森のようちえんを見学

12月11日、日本から休暇でやってきた元実習生と共に、彼女が実習した森のようちえんを訪れました。元実習生と一緒に森のようちえんを見学したのは初めてのことです。





通常の視察プランとは違い、ホテルまでお迎えに行く必要がなく、また、ドイツ語を覚えている元実習生でしたので、通訳する機会も少なく、私にとっては快適な視察になりました。




視察先は、ポーイング森のようちえん。8時40分の美しい空です。



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そして、森のようちえんに続く道。




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どんどんワクワク感が高まっていきます。




2012年7月に訪問して以来なので、約2年半ぶりの訪問です。バウバーゲンが見えてきました。




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元実習生との感激の再会。笑顔がこぼれます。





2年半前に勤務されていた先生はいなくなっていたので、新しい先生二人(男の先生と女の先生)と実習生一人にご挨拶しました。





9時になり、朝の会が始まりました。




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色を塗った木の実の上に数字が書かれています。これは手作りのアドベントカレンダーで、金色は園児のお誕生日の日。




指名された子供が「11」の数字を、「1」〜「10」の数字がある山に移動させます。発想がなかなかユニークです。




あとで園長先生(男の先生)から聞いた話なのですが、このアドベントカレンダーと松の枝とまつぼっくりが置いてある場所は、曼荼羅になっていて、森の教育学では、とても重要なキーワードなのだとか。




曼荼羅、つまり、「円」は、繰り返し続く自然のサイクルを表現しています。「自然と密着」という意味になります。




朝のあいさつの歌を歌って、曜日カードを使って、「木曜日」を勉強して、子供たちの前でも私は自己紹介をして、男の先生がギターを弾いて、クリスマスソングを練習しました。




朝の会が終了し、バウバーゲンの中で、午前のおやつを食べます。




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暖炉がガンガンに効いているので、バウバーゲンの中はとっても暖かかったです。





「いただきます」の呪文を指名された子供が一人で言って、最後にみんなで「グーテンアペティート」と言っているのが印象的でした。




例えば、他の園だと、「どの呪文でいただきますをしたいですか?」と先生が指名した子供に尋ねて、みんなで手をつないで、その呪文を言ったりするところが多いからです。





子供たちは静かに食べています。私は好奇心旺盛な女の先生からたくさん質問を受けて、彼女とのおしゃべりに花が咲いてしまいました。ちょっとひんしゅくだったかも、、、、って思ったりしています。




元実習生は折り紙が得意なので、バウバーゲンの中に残り、折り紙ワークショップをすることになりました。




私は外に出て、先生とおしゃべりしたり、子供たちの様子を観察したりしていました。





野生動物園の森の一角に森のようちえんがあるので、ヤギとブタが私たちを観察しています。




ヤギの側に行くと、「メー」と言って、近づいてきました。人慣れしています。



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「ブタ」のところに行ったら、「ぶー」と言って、近づいてきました。超おもしろかったです。




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また園庭に戻って、子供たちを観察。




木の根っこの上をバランスを取りながら歩いたりジャンプしたりを繰り返してやってる年中の女の子に目が留まりました。




一人で黙々と繰り返しバランスを取ってジャンプしています。身体のどこをどう使えば上手にバランスが取れて、どのようにジャンプすればきれいに遠く飛べるのかみたいな、実験をしているかのようです。




なるほど〜、子供ってこうやって、自分の身体の機能を学ぶんだなあ〜って思って、感心しました。




お客様につきっきりで付き添って視察しているので、普段一人の園児の動きを目で追い観察する機会がありません。




この2年半の間に、幼児教育に関するドイツ語の本も数冊読みこなしたので、その理論にも通ずるものがあるなあ〜って、まさに理論と実践が一致した瞬間でした。そんな瞬間を提供してくれた元実習生に大感謝です!!




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最初の園長先生のお話ではないですけど、そう言われてみれば、丸くなってるものが多いこと。




この木の椅子も丸く置かれています。曼荼羅の形です。




ドイツ語の教育本に書かれていたこととしては、幼児教育で大切なのは、「子供と関係性が築かれている大人(つまり先生)が、毎日子供たちに寄り添い、同じことを繰り返し行うこと」だそうです。




この「同じことを繰り返す」というのも、「繰り返し続く自然のサイクル」と類似性があるなあと思いました。





自由遊びの時間は12時に終了し、終わりの会が始まりました。ギターでまた歌を歌って、アドベントカレンダーの絵本の読み聞かせがあり、終わりの会の歌を歌って終了しました。




お昼を食べないで帰る園児が降園します。




この終わりの会で一つさみしく思ったことがありました。それは、前の先生の言葉「anwurzeln」です。




「Wurzel」とは「根っこ」のこと。動詞なので、「根っこを張る」という意味になり、「足を根っこのように感じよう」と園児に呼びかけてから、終わりの会の歌を歌っていたからです。




自論になりますが、木と人は似ていると思うのです。一つとして同じ木がないように、人間も一人として同じ人間がいません。だから、木の根っこも一つとして同じものがなく、人は木の根っこになれるのです。





木の根っこになるということは、自然との一体感を直接感じるという意味になり、人間は自然の一部なんだということを認識するということになります。





この言葉「anwurzeln」は私にとって、森のようちえんを表す、重要なキーワードであり、この言葉を教えてくれた前先生に感謝です。




お昼ご飯の時間になりました。この園では、保護者がランチを作ります。そして、園児はご飯を入れるためのお弁当箱とフォークとスプーンを持参します。




この日の前菜はニンジンのスティック、主菜はジャガイモスープ、デザートはイチゴのヨーグルト、でした。




女の先生は二人の子供がいて、そのうちの一人は同じ森の幼稚園の園児です。パートタイムなので、12時半で帰られました。そのため、お昼ご飯の時間は、みんな静かでした。




一人遊びながら食べてる女の子がいました。先生が注意します。遊ぶのをすぐに止めません。




でも、先生は静かに何度も「遊びながら食べてるのは好きじゃないから、食べないのであれば片付けなさい」と言います。最後は彼女が根負けして片付けました。




声を荒げなくても、我慢強く先生が言い続ければ、子供は止めるのだなあ〜と感心しました。



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お昼ご飯が終了し、元実習生はまた折り紙ワークショップのためバウバーゲンに残りました。




私は外に出て再び園児を観察。年長の男の子と2歳半の男の子が一緒に遊んでいます。




2歳半の男の子は力加減がわからないので、乱暴に寝っ転がってる年長さんの男の子の身体にしがみついたりしてじゃれています。側にいた年長の女の子が2歳半の男の子に「やめなさい」と注意したところ、年長の男の子は「大丈夫。この子は試してるだけだから」というようなことを言うではありませんか。




辛抱強い年長さんに感心しました。そして、これこそが異年齢クラスの醍醐味だなあ〜って思いました。





自由遊び時間に、実習生の女の子が子供たちとサッカーをしていました。上手なので聞いたところ、13年ほどサッカークラブに所属しているとのこと。驚きました。




女の先生が、「今度Kräuterpädagogik(ハーブ学)を勉強するの??」と言います。一年間のコースで週末に勉強するとのこと。頑張るなあ〜って思いました。




男の先生は「Erlebnispädagogik(体験学)」と「Wellnesspädagogik(ウェルネス学)」を勉強するそうです。





元実習生からの質問を先生に投げかけたところ、以下のような返事が届きました。




①成長に応じた遊びはあるのか?




この遊びが幼児の成長に良いと決まったものはない。でも、朝の会や終わりの会で、成長に寄り添った遊びをするように心がけている。



また「Ur-Spiele」という昔の遊びをとても大切にしている。例えば、自然素材を使った遊び。




木の枝一本で子供たちは想像力を働かせていろんな遊びを生み出すことができる。




この生み出す力こそが、成長を助けることになり、この生み出す力は、自由遊びの空間の中で自然発生するものなのです。




だからこそ、プログラムをたくさん組み込むことは危険であり、大人は子供たちに自由空間を与えなければなりません。




「Vorschule」という名前の、年長さん向けの入学前準備プログラムは行っています。これは、小学校入学前の子供の成長を助ける遊びになります。例えば、絵を描く、粘土づくり、など。15分〜20分座っていられることが大切です。




②親子のイベントはどのくらいの頻度で行われますか?




クリスマスクッキーを焼く、消防署訪問や劇場等の遠足(年に2〜3回)、イースーター朝食会、聖マーティン祭り、クリスマス会、母の日、父の日、森の掃除(年に一回)など。





③親の仕事は何がありますか?



週に一回(週末)にバウバーゲンの掃除、毎日温水を持参、ランチ係、タオル等の洗濯係、役員、森やバウバーゲンの安全係、暖炉の木係、など。






元実習生のおかげで昔の視察園との交流が復活したので本当に大感謝です。ありがとうございました!!



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# by midorimartin | 2014-12-13 07:25 | ドイツの森の幼稚園

森のようちえんと障害を持つ子供へのセラピー☆

今回の視察の際に印象に残ったこととして、ある園で、多動症かもしれない3歳の男の子が一人いたことです。先生がその子にかかりきりになる時間が多く、先生のご苦労がしのばれました。




障害を持っている園児と健常者の園児を一緒に保育することは、モンテッソーリ教育に則れば、お互いに学び合えるということで素晴らしいことです。



ただ、障害を持っているかどうかわからない状態、障害を持っている子どもかもしれないのに親が認めたくない状態が一番やっかいなわけで、幼稚園の先生の負担を減らすには、障害を持つ園児のセラピーができる先生(Heilpädagogin)の援助を受けることがベストだと私は考えます。





他の森の幼稚園でも、多動症の女の子のケースがあり、その子の親も最初は多動症を認めることができませんでした。しかし、認めて障害を持つ園児のセラピーができる先生がついてからは、徐々に良くなり、小学校入学時には落ち着いてきたというお話を聞いたことがあります。



非常に難しいテーマであり、森の幼稚園だから障害を持つ子どもの保育がしやすいということはないと私は個人的に思います。どこの幼稚園に行っても、セラピーができる先生がつくかつかないかが一番重要なポイントなのです。




その男の子が実際に多動症なのかどうか、また多動症だとなった場合、親がそのことを受け入れて、セラピーができる先生がくることになるのかどうか、今後も動向を注目したいと思います。
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# by midorimartin | 2014-10-02 06:09 | ドイツの森の幼稚園

森の幼稚園のお問合せ100件突破☆

2010年4月19日、森の幼稚園実習生第一期生より最初の問い合わせを受けました。





そして、2014年9月30日、100件めのお問合せを受けました。





プログラムを開始したのが、2010年3月。それから四年半で、実習生9名、視察のお客様17組、お世話させて頂きました。





本当に感慨深いです、、、。





これからも初心を忘れることなく、お客様の心に寄り添えるコーディネートができるように邁進していきたいと思います。
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# by midorimartin | 2014-10-02 05:14 | ドイツの森の幼稚園

[視察3日目]ファサナリー自然幼稚園☆

視察3日目。2年前に訪れたファサナリー自然幼稚園。すっごく懐かしくてわくわくして出かけました。




お天気は朝から雨。でも、駅を降りてからは雨が上がり、やった〜と思ったのもつかの間、また大粒の雨が降ってきました。




男の先生が私たちを変わらない笑顔で出迎えてくれました。とっても嬉しかったです。私が知っている女の先生は昨年の秋にお辞めになっていたので、新しい女の先生がいらっしゃいました。





そして、この園にも15歳の実習生が一人いました。「Freiwilliges Soziales Jahr」というボランティア協会からの派遣です。リンクはこちら→http://www.stmas.bayern.de//ehrenamt/fsj/




私はこの幼稚園では、実習生と視察のお客様をお連れした際に、それぞれ一回ずつ代行の先生役を勤めたことがあります。





なぜかというと、代行できる保護者がいたようなのですが幼稚園の一日の動きを把握していないという背景があり、幼稚園のことがその保護者よりもわかっているという理由で、なぜだか私が選ばれたのでした。





恐れ多いと思ってすっごく緊張し、そんなにも信頼してもらって嬉しいという、複雑な気持ちがまるで昨日のように蘇ってきました。





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2年前に見学したとき、バウバーゲンにテラスがくっついて、とってもステキに変わっていたのですが、それが更に進化していました。





まず、森のグッズがデコになってました。ステキです!





そして、昨日、オクトーバーフェストをお祝いしたとのことで、子供たちが作ったビールやブレッツエンの絵が飾ってあり、祭りの後状態でした。




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そして、以下のような「森のルール」が額に入って飾られてました。




● ゴミは家に持ち帰る


● 動物は殺さない


● 植物は摘まない


● 外で見つけたものは食べない


● 水の生物はルーペで観察した後、また水に戻す


● 死んだ動物は触らない


● 森を往復するときは待ちポイントでみんなを待つ


● 車が通る道を移動するときは手をつなぐ


● みんな仲良くしよう


● 先生が見える場所にいよう




なかなか良いルールだなあ〜っと思って感心しました。



そして、磁石性の色を板に塗ったサーカスのボードと



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黒板の特質を持つ色を板に塗ったボード。




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どちらの色も私は知らなかったので勉強になりました。この園に来ると、こんな風に手づくりのいろんなサンプルが見れるので、とっても楽しくなります♫




9時になり、朝の会が始まりました。「さあ、身体を起こそう」と先生が言って、子供たちに「どこを起こそうか?」と尋ねます。





子供が「足」と言ったので、「足を起こそう」という内容の歌を歌いながら足を動かします。その次は「手」になり、「手を起こそう」という内容の歌を歌いながら拍手しました。




先生が「今日はゲストがいるね。日本からだよ。日本は遠いんだけど、どうやって来たのかな?」と尋ねると、「飛行機」、「車」、「船」という返事の後、「イルカに乗ってきた」という答えもあり、大笑いしてしまいました。




子供の発想ってとっても愛らしいです。




「日本ではドイツ語ではなくて、日本語をしゃべるんだよ」と先生が言ったので、「おはよう」の歌を思い出し、それをみんなで歌いました。




その後は、先生が「収穫祭」の話をして、ギターを弾いて歌い、ギターを弾いている間は身体を揺らして、ギターが止まったら身体を止めるというプチリトミックをしました。




子供たちは自己紹介もしてくれました。




雨が降ってるので、ホロをかぶせられる場所に行くことになりました。




この幼稚園ではリヤカーを子供たちが引っぱります。




幼稚園のすぐ側にある、ヒキガエルの生息地になんとショーケースが立てられてました。



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森の中に入りました。何度も行ったことがある目的地に向かいます。




この園には、現在15名の園児がいて、そのうち3名が新入園児。冬になると、更に3名増えるとのこと。




目的地に到着し、先生はすぐに雨よけのテントを作る作業を開始。




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子供たちは走り回って自由遊びをしています。




私は遠くからだったのですが、何か小さいものが動いているのを発見。それはヒキガエルでした。




すぐに走って確認し、子供たちに呼びかけました。みんなで観察。プチ先生気分を味わうことができました。




雨が小降りになりました。




慣らし保育の子供とそのお母さんが一緒にいたので、先生は何かと気にかけていらっしゃいます。




先生がその子に「森の中で宝探しをする?」と尋ね、「うん」と答えたので、「ママも一緒の方がいい?」と更に尋ねると、また「うん」という答えが返ってきたので、森の中を散策することに。私たちもついていきました。





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キノコを発見。これが先生が言う宝物ではなかったのですが、私は森って良いなあ〜って思いました。




10時半になったので、午前のおやつ。この幼稚園では、火曜日と水曜日は、森の中でたくさんの時間が過ごせるように、午前のおやつとお昼を森で食べることになったそうです。




そのため、子供たちは2つお弁当箱を持ってきていました。




おやつの後、また自由遊び。




今日はおもちゃの日だったので、騎士の格好をした男の子や、弓矢を持ってきている男の子、おもちゃの消防車を持って来ている男の子などいて、見ていて興味深かったです。





男の子と女の子が呼ばれ、テントの中に入るように言われました。行動範囲が小道までと決まっていたのにそのルールを破ったためです。




初日の園でもあった「廊下に立ってなさいルール」です。同様に2回同じことをしたので、2回目で最終通告を受け、3回目に罰を受けることになりました。





小学校入学前準備として、年長さんがお絵描きをします。何かを手に持って描く作業が大切なのです。





先生が子供たちを何人か連れて、森の中を散策することになったので、私たちはまたついていきました。





今度はアマガエルを発見。私が率先してつかまえ、手の平に乗せました。子供たちも代わる代わる触りました。





森の中の散策は本当に楽しいです。




再びテントに戻り、お客様からのお土産を配ることになりました。折り紙のキョウリュウとシュリケンとシールです。




子供たちはみんな大喜びでした。




お昼休憩を取りました。私はお客様のために、おにぎりを持参しました。そのおにぎりをみんなが凝視していたのが面白かったです。




ドイツ人にはおにぎりは異様なものにしか見えないのだと思います。それはきっと黒い海苔のせい。




先生におにぎりを勧めると、少しだけ食べると言ってトライした後、美味しいということになり、丸々一個食べてくれました。とっても嬉しかったです。





お昼の後、キョウリュウごっこをしている男の子たちを発見。折り紙バンザイです!!!



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小学校入学前準備の続きがテントの中で行われました。



今度は算数と記憶クイズです。栗を並べて、まずは数を数えることに。





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その後、木の枝と栗が並べられている状態を絵と見立てて、一つだけ変更して、その変更した箇所を当てるクイズをすることになりました。




みんななかなか上手です。最後に先生がみんなを走り回らせている間に一ヶ所だけ変更します。難易度が高かったので、みんな当たりませんでしたが一生懸命考えていました。




すごい集中力です。




その後、探すときに使う「誰ににしようかな」の数え歌をみんなで復唱して覚えることになりました。





終わりの会で「さよなら」の歌を歌って、リヤカーを引っ張って、園舎に戻りました。




園舎に戻り降園するまで再び自由遊び時間。




インド人とドイツ人のハーフの男の子のお母さんのお話では、彼は赤ちゃんのとき、病気すると咳がひどかったようなのですが、森の幼稚園に通園するようになってからはその咳がなくなったということです。良いお話だなあ〜と感心しました。





仲睦まじい親子のお客様に大感謝して、そして、「森の幼稚園はやっぱり最高!!!」 と改めて実感できた三日間の視察プランでした。




来年の視察プランにも既にお問合せを頂いています。今からとっても楽しみです。
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# by midorimartin | 2014-10-02 04:38 | ドイツの森の幼稚園

[視察2日目]イザールアウエン自然幼稚園☆

視察2日目。今年3月にも見学したイザールアウエン自然幼稚園を視察しました。





幼稚園犬は今日はお休みでした。先生いわく、たまにはお休みの日も作って上げないといけないという計らいのようです。犬にもストレスがありますものね、、、。




一度ブログで書いたことですが、以下の記事を再度掲載いたします。


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幼稚園犬の役割は、「動物介在教育」をする犬で、ドイツ語では、「Hundgestuetzte Pädagogik 」と言います。




「公益社団法人 日本動物病院福祉協会」のサイトによりますと、、、、(http://www.jaha.or.jp/contents/index.php)



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動物とのふれあいや相互作用から生まれる様々な効果が医療や福祉、教育の現場で活用されています。広義でアニマルセラピーと呼ばれるこれらの活動は、目的などにより、おおまかに以下の3つに分けられます。

AAA(Animal Assisted Activity)動物介在活動
動物とふれあうことによる情緒的な安定、レクリエーション・QOLの向上等を主な目的としたふれあい活動。一般にアニマルセラピーとよばれる活動の多くはこのタイプです。


AAT(Animal Assisted Therapy)動物介在療法
人間の医療の現場で、専門的な治療行為として行われる動物を介在させた補助療法。医療従事者の主導で実施します。精神的身体的機能、社会的機能の向上など、治療を受ける人にあわせた治療目的を設定し、適切な動物とボランティア(ハンドラー)を選択、治療後は治療効果の評価を行います。


AAE(Animal Assisted Education)動物介在教育
小学校等に動物と共に訪問し、正しい動物とのふれあい方や命の大切さを子供たちに学んでもらうための活動。生活科や総合学習などのプログラムとして取り入れる学校も徐々に増えています。




先生の家で飼われていて、幼稚園犬として存在し、ドッグトレーナーが定期的にやってきて、「動物介在教育」の犬として訓練を受けているそうです。



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今日の幼稚園は、男の先生だけで、女の先生は私的な事情によりお休みでした。昨日のウンターメンチング森の幼稚園でも16歳の女の子の実習生がいたのですが、この幼稚園にも16歳の男の子の実習生がいました。





どちらの実習生とも、「Der Bundesfreiwilligendienst」というボランティア協会に登録されていて、そこから派遣として実習されています。その協会主催のセミナーに参加することが条件のようです。





詳しくはこちら→ http://www.freiwillige-im-naturschutz.de





女の先生がお休みでしたので、代行として園児ママが一日付き添われました。彼女はノリの良い人なので、子供たちの受け入れもよかったようです。





全部で17名いるのですが、今日は10名で、他の7名は、もうちょっと休みたいとか、2歳クラスの6名から3歳クラスの17名に変わったので慣れるのに時間がかかるなど、それぞれにいろいろ理由があるようで、先生も大変だなあ〜っと思った次第です。





新入園児は6名。今日も可愛らしい姿が見れました。





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この二人は仲良しの3歳の女の子二人で、手をつないで歩いて目的地に向かいました。






他の幼稚園で見受けられた待ちポイントルールがこの幼稚園でも適用されていることを初めて知りました。




良いルールだと思っていたので安心しました。





まだ慣らし保育期間中ということもあり、火曜日は本来でしたら、リトミックのレッスンがあるのですが、まだそれを開始せず、今日は女の先生がお休みだったからなのか、朝の会もありませんでした。






目的地は遊具がある公園。その側にゴザを敷いて、午前のおやつを食べました。





まずは自己紹介。この幼稚園では、ゲストが来たときは、みんなで自己紹介をして迎えてくれます。





名前と年齢と好きな動物を言っていってくれるのですが、馬やウサギや猫だけでなく、サイやトラやチーターやジャガーやシカもいて興味深かったです。





自己紹介の後、手をつないで「いただきます」の呪文を唱え、みんなでしゃべりながら午前のおやつ。






先生が子供たちの名前を呼んでは、「あ〜、●●ちゃんの好きな動物の名前を忘れちゃった。覚えてる?」と言って聞きます。ちゃんと覚えている子供が何人もいたので驚きました。





私はすっかり忘れてしまっていたからです、、、、。






午前のおやつを食べ終わった後、お客様からのお土産を配りました。子供たちはみんな折り紙のキョウリュウとシールに大喜びです。





遊具を使ってみんな自由遊びを始めました。





私たちがその様子を観察していると、男の先生から「子供たちに折り紙を作ってくれないか?」と言われました。





私は恥ずかしながら折り紙が得意ではないので、お客様に手伝ってもらいました。




折り紙の飛行機に喜ぶ子供たちが、なんとも微笑ましかったです。





代行の園児ママがなんと折り紙が好きらしく、彼女の折り紙作品は絶品でした。






男の先生が、ブナの木の実を私たちに見せてくれました。




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食べてみるとヘーゼルナッツの味がしました。




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そういえば以前、男の先生が、どの木の実や葉っぱが食べられるかを講習で勉強したとおっしゃっていたのを思い出しました。






子供たちが滑り台やシーソーやブランコや砂場で遊んでいるのを見つめていると、それぞれに自分たちの世界を築きながら遊んでいることに気がつきました。





3歳の女の子二人は本当に二人の世界で楽しそうに砂遊びをしています。





男の子たちが滑り台で遊んでいます。下から行く子や上から滑る子もいて、団子状態になったりして、歓声が上がっています。





滑り台にぶつかって唇を少し切ってしまった女の子がいました。泣いたので、先生が絵本を読み聞かせてなだめています。






一人の男の子が滑り台からバケツに入った砂を女の子の頭にかけてしまい、泣いたので、先生が絵本を読み聞かせてなだめることに。一度に二人の女の子をなだめることになり、先生ガンバレ〜って思いました。







この男の子、実は滑り台に一人で滑っていたときに、「立ったまま滑ることができるよ」と言われたので、「それは怖いから止めてね」と返したところ、「なんで? 立ったまま滑ったときにうまくいったから大丈夫だよ」と言われたのですが、「でも私は先生じゃないから普通に滑って欲しいんだけど、、、」とお願いしました。





更に押し問答が続き、「だったら先生になればいいじゃないか」と言われ、「先生になる気はない。普通のお母さんのままでいい」と答えたら、「なりたくないんだったら、無理してならなくていい」と言われ、そのまま彼は少しおちゃらけた後、滑り台を去りました。





森の幼稚園の視察を初めた頃は、自分の周りにいる園児の様子を観察しながらも、何かあったときは責任を取らなければならないと思い、おどおどしながら何も起こりませんようにと何も言えずにいたのですが、以前ウンターメンチング森の幼稚園の先生から、「毅然とした態度で子供に接しないと、子供はどんどんエスカレートしますよ」という助言を受け、それ以来、視察先の園児であっても毅然とした態度で接することができるようになりました。






その後、この男の子が、葉っぱのスープを作るために小川から水をくむのに誰か手伝って欲しいということになり、男の先生が「みどりに言ったらやってくれるんじゃないか」と言ったのですが、どうも私が先生じゃないということがひっかかっているその子は、私を拒否し、他の子供を連れて小川に行きました。






このまま私は拒否されたままになるんだろうかと少し気にやんでいたのですが、水を汲みに行く彼らの後をついっていって、その後、「重たいよ〜」と言うので、「持つのを手伝おうか?」と尋ねたところ、「うん♡」と答えてもらい、ほっとしたのは言うまでもありません。






子供とのコミュニケーションって面白いです、、、、。





今日は女の先生のお誕生日でしたので、男の先生がウクレレを弾いて、みんなで「ハッピーバースデー」の歌を歌って録音しました。





お昼ご飯の時間になりました。本来でしたら、バウバーゲンに戻ってランチなのですが、2歳クラスの慣らし保育期間中の子供のお父さんがいるので、そこに幼稚園のお姉ちゃんを連れて行くのは良くないということになり、そのまま公園の側で昼食を取ることになりました。





自己紹介のときに、自分で名前を言えなかった女の子二人組が、「自分たちはデザートだけでいい」と大きな声で言ったことに驚きました。こうやって自己主張を学んでいくのかなと、、、、。






今日は雑穀と人参とビオ豆腐とウィンナーのスープです。代行の園児ママが作ってくださった優しい味です。





デザートは「フライドポテト」




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実はこれ、フレンチトーストを細く切ったもので、ケチャップではなくてイチゴソースをかけて食べました。





彼女のウィットが効いたメニュに乾杯です!





ランチの後、男の先生が「Indische Springkraut」という、種をつけた実がパチンと弾ける草を見せてくれました。




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和名は、「オニツリフネソウ (鬼吊船草)」。 学名は Impatiens glandulif




種が黒だと食べれらるそうです。実際食べて見たのですが、味のないゴマという感じでした。




先生が「サッカーをしないか?」と声をかけてきたので、3対3でサッカーをすることに。





お客さまと私の3人 VS 男の子3人 です。





なんと、この男の子チームにサッカーチームで練習している男の子が一人混じっていて、すっごく上手なので、大変驚きました。





私は少し走っただけで息が上がったのですが、でもすっごく楽しかったです。






今思うと椎間板を損傷している私は気をつけないといけないスポーツだったのかもしれません、、、、。どこも痛くないことに感謝です、、、、。





お客様が子供のリュックサックを見つけました。拾って渡そうとしたところ、先生が「そのリュックサックの持ち主は自分で取りに行ける年齢の子供だからそのままにしておいてください」と言われました。





年齢に応じた保育をされているっていうことですよね、、、。素晴らしいです。





また、お客様に、折り紙やサッカーなど参加できる機会を与えてくださり、イザールアウエン幼稚園に感謝です。
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# by midorimartin | 2014-10-01 05:04 | ドイツの森の幼稚園

【視察1日目】ウンターメンチング森の幼稚園☆

本日、50代の小児科医のお客様と20代のお嬢様と一緒にウンターメンチング森の幼稚園を見学しました。



2010年3月より懇意にさせて頂いている森の幼稚園でもあり、4年半の歳月の重みをひしひしと感じる視察になりました。




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霧が出て少しひんやりしています。でも、懐かしいウンターメンチング森の幼稚園のバウバーゲンが見えてきました。



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園長先生が既にいらっしゃっていたので、まずはご挨拶。その後、バウバーゲンの中に入って説明したり、園庭を見て回りました。




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私の好きな季節のテーブルがありました。




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9時になり、鐘を鳴らす担当の子どもが朝の会の開始を合図し、幼稚園のグループが座る場所にて朝の会が始まりました。



まずは、「Wetterstation(お天気ステーション)」役の子供からの気象情報から。




金曜日にお当番だった子供たち2名が、今日担当の子供たちを指名し、席替えをしました。




先生が「二人で話し合って、誰がどの担当(風向き、天気、気温)を伝えるのか話し合ってね」と促したのですが、一人目の子供が「風なし、霧」と言ってしまい、先生から「全部言ってはだめじゃないの〜」と言われてしまいました。





二人目の子供も同じことを言うことなり、その後、二人で地面に突き刺さっていた大きな気温の目盛りを確認しました。




実際には、12度だったのですが10度と発表し、この幼稚園では11度以上が赤、10度以下が青なので、青色の表示に変更。




その後、日めくりカレンダーを使って、今日の日付をみんなで確認。金曜日を日めくり、土曜日を日めくり、日曜日になったとき、先生が「なぜ赤色なのかわかりますか?」とみんなに質問。




一人の子供が「日曜日だから」と返事し花丸。日めくったカレンダーを子供たちは持って帰るのが楽しみなんです。




そして、今日行く場所をみんなで決めることになりました。今週は金曜日が祝日で四日間になるため、せすべてのカードから四枚を引き抜くことに。




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このカードは全部、子供たちが描いた絵からできていて、場所の名前も子供たち全員がわかっているので、みんなのルールとして成り立つのだと思います。




今日行く場所は、「Baumhoehle」。和訳すると「木の穴」。




母音がいくつあるのかをみんなで手を叩いて確認します。全部で3回です。ドイツの小学校では、一年生からこの母音をドイツ語で習いますので、幼稚園でも小学校前準備としてやっているのです。




この後、出席している子供たちの数を数えます。12名でした。




みんなで何名いるのかを先生が尋ねます。一人の子供が17名と答えました。





12から17まで、指を広げながら数えていきます。5名欠席しているのがわかります。




誰がお休みしているのかをみんなに聞きます。興味深かったのは、1名はなぜ欠席したのかわからず、2名は病休、1名は用事があり、1名は家族の日なのでみんなでハイキングに行ったとのこと。





朝の会が行われている間、一人の男の子が発言してはいけない場面で何度も発言して、先生から4〜5回ほど注意され、「次にまた発言したら朝の会の輪から出てもらいます」と最終勧告をしたにも関わらず、また発言してしまい、朝の会の輪から出されてしまいました。つまり、日本流に言えば、「廊下に立ってなさい」です。








朝の会が始まる前に、遊びに入りたい3歳の女の子と、遊びに入れたくない5歳の男の子二人の間で、ちょっとしたディスカッションがあり、最終的には女の子が押されて倒されてしまったとのこと。そのときにすごく泣く羽目になり、先生がなぜそのようになったのか説明を聞く時間が設けられました。




一人の男の子が「僕は見てただけなんだけど、、、」と話始めたとき、先生がすぐに「見てただけの人は何も発言しないで。当事者に聞いてるからね」と辛口のお返事。




当事者の男の子から「遊びに入れたくないと言ったのに聞かなかったから押した」という意見が出ました。




先生は女の子に「いやだと言われたんだからあきらめないといけないんだよ。あきらめずに行ったら結局痛い思いをしたよね。わかった?」と説明します。




男の子達には「いやと言ってそれでも遊ぼと来たときはどう対処すればいいと思う?」と尋ねました。彼らは「もう一回いやだと言う」と答え、先生がまた「それでもだめだったらどうすればいいと思う?」と尋ねます。
男の子達は「だったら、最後は先生のところに行く」と言いました。先生は「そうよ。自分たちだけでどうしようもなくなったら、押すのではなくて、先生のところに言いに来てね」と説明しました。




この説明の間、子供たちはじっと座って先生の言うことを聞いてました。






きっと3歳の女の子も5歳の男の子たちも同じことをまたすると思います。




でも、根気よく同じことを園児に言うことが大切なんです。それが実証された場面だったなあって思いました。




ボラーバーゲン(荷物を運ぶ小さなリヤカー)の先頭に立つ子供2名が選出されます。先生が一人の子供を指名して、その子が一緒に行きたい子を選びます。




朝の会を終了する前に、子供たちに日本からのお土産がお客様より配られました。折り紙のシュリケンとシールです。みんな大喜びでした。





朝の会が終了しました。先生が名前を呼んで、その子供たちだけが静かにリュックサックを取りに行きます。




森に行く準備ができました。生活道路に走る車に気をつけながら一列に並んで進みます。





森の入り口にきました。子供たちはバラバラになり、今日の冒険の始まりです。




待ちポイントが決まっていて、その場所でまたみんな集まり、森の中を進んでいきます。







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朝露に濡れているクモの巣を発見。私はこんな自然のアートに魅了されます。




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今日の目的地「木の穴」に到着しました。四年前にこの場所に来たことを思い出しました。感慨深いです、、、。




まずは自由遊びです。倒れた大きな木の上を子供たちが寝そべったり登ったりしています。先生は尖ってる箇所はあらかじめ切り落としたとのこと。




大きな穴が開いてる木の場所に、先生はロープを張りました。ロープを縄跳び風にして遊ぶ子供たち。





また別の場所では、細い木の枝をスコップで穴を掘った場所に突き刺し、上の部分は横たわった木に立てかけ、滑り台のようにしようとして頑張る子供たち。結果的には木の枝が細すぎることに、リーダーの男の子が気づき断念。




ブロートツアイト(2回目の朝ご飯)の時間になり、みんなで午前のおやつ。私たち大人には、腰掛ける三角イスを提供されたので快適でした。





スズメバチがよりつかないという噂のレモンの香りのするローソク。




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お客様がおっしゃっていた「なぜ森のようちえんが好きなのか」というお話がとってもステキでした。




「自然の中にいると、人間がちっぽけなことがよくわかる。そして、自分はちっぽけであることがよくわかることが、自然との共存につながり、しいては人との共存につながる。この自分がちっぽけである感覚を幼稚園時代に味わうことができるのは人間成長において本当に大切なこと」





私もまったく同感で、私が森の幼稚園に来ることが好きなのは、きっと、自分がちっぽけであることがわかること、まだまだだなあと思えること、もっと頑張ろうと前向きになれること、、、、そんな心の動きを感じることができるからなんだと改めて思った次第です。




そして、そんな心の通う対話をお客様とできたことに大感謝でした!!




午前のおやつが終了し、再び自由遊びの時間。




先生が「新入園児が多いので、今はみんなでごっこ遊びをすることが多いんですよ。30分の間に15ほどのごっこ遊びが行われるので、役柄がどんどんチェンジするので、私も誰がいったいどの役をやっているのかついていくのが大変なの」と笑顔でお話されてました。





この「ごっこ遊び」は幼稚園時代にはとっても大切なことなのではないかと思います。つまり、みんなんでどんなロールプレイングをするのか、そして誰が何の役をするのか、ディスカッションして取り決めしないとできない遊びだからなのです。





今年のクラスは、12名男の子がいて、5名女の子とのこと。でも、比較的おとなしい男の子が多いので、先生には良かったかなあ〜と思った次第です。



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園舎に戻る時間になりました。先生がインディアンの叫びをしてみんなを集めます。リュックサックを背負い、リヤカーを運びます。





子供たちとの楽しくゆっくりまったりとした森時間でした♫





園舎に到着し、また自由遊び。お昼ご飯前になり、子供たちは絵本の絵を見て静かに待ちます。




今日のメニュはジャガイモスープとフランスパン。




食事後、それぞれのテーブルやイスをきれいにして子供たちが片付けます。なかなか手慣れたものです。





14時に幼稚園は閉園するので、13時45分にみんな集まり、終わりの会が行われました。




みんなで「井戸から助ける」ゲームをしました。真ん中に座った子供が言います。




「助けて、助けて、井戸に落ちたよ」




みんなが「その井戸はどれだけ深いの?」と尋ね、



子供が例えば「1000メートル」と答え、



みんなが「どうやって助ければいいの?」と尋ねます。




子供が例えば「その場でジャンプする」とか、「乗馬する」とか答えます。




そして、みんなその行動をし、子供が手を挙げるとストップして、井戸から助けて欲しい子供を指名し、その子供が次に真ん中に座るというもの。




なんと、お客様のお嬢様は子供たちから大人気で、男の子から指名を受けました。




真ん中に座って、日本語で言うことに。みんなも日本語で返事。私はみんなの台詞を「ふかい」とか「だれが」などわかりやすい単語に置き換えて復唱してもらいました。





突発的でしたが、お客様にも実際にゲームに参加してもらえたのでよかったです。





終わりの会が終了しました。二人の園児を迎えに来れないお母さんがいたので、近くに住んでる先生が送ることに。お母さん同士で、いつ誰が迎えに行くのかを順番交代にしていたようで、当番のお母さんが勘違いして忘れてしまったとのこと。そんなこともあるんですね〜。





お客様からの質問として、先生がなぜ森の幼稚園を選ばれたのかということになりました。




園長先生は答えます。「私は公立幼稚園やモンテッソーリ幼稚園にもいたので、先生歴は25年です。この幼稚園はオープン当初からいるので9年目。その当時、子供が小さかったので、半日仕事を探していて、この森の幼稚園が先生募集をしているのを見て応募しました」





もう一人の先生は、「まさか森の幼稚園でこんなに長く働くことになるなんで思いませんでした。私は元々障害を持つ子供の担当先生(Heilpädagogin)の資格を持っているからなのです。でも、子供が小さかったので、半日仕事(週30時間)の仕事を探していたので、この森の幼稚園の先生募集に応募しました。オープン当初からいます」







このベテランの二人の先生がいるから、この森の幼稚園は素晴らしいんだなあ〜って思いました。







「みどり、来年、この森の幼稚園は10周年を迎えるのよ。5月に10周年パーティーをするから招待してもいい?」と声をかけられ、感激したのは言うまでもありません。






「日本人の視察の方は他に来られますか?」と尋ねたところ、「ううん、みどりのところだけ」というお返事をもらい、これ以上の褒め言葉があるだろうかと思いました。





来年の5月の10周年記念パーティーが今からとっても楽しみです♫
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# by midorimartin | 2014-09-30 04:13 | ドイツの森の幼稚園

森にはたくさんの根っこがある、だから人は森に行きたくなる★

今日の午前中、近くの森を45分ほどかけて、ウォーキング。




美しい秋を堪能しました。




そして、昨日からブレーンウォーミングをしていたテーマ「自分探し」。





もしかしたら、人が森に行きたくなるのは、森の中には一つとして同じ木がないからなのかもしれません。




人間と同じように、個々の木には違いがあり、そして、各々の木にはそれぞれに合った根っこがある。






この根っこがとっても大切なんです!!





「自分探し」とは「心の根っこ探し」。





自分の根っこが何なのかを発見できる場所が「森」なのかもしれません。




そして、しっかり根っこを張っている木を見ると勇気がわいてくるんだと思います。




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# by midorimartin | 2014-09-28 21:10 | ドイツの森の幼稚園

森の幼稚園視察プランでお客様の自分探しに寄り添う醍醐味★

来週、月曜日から水曜日まで、半年ぶりに、森の幼稚園視察プランを遂行します。




明日は早速、お客様とディナーです。





今回は初の親子のお客様なので、今からとっても楽しみです☆





2010年11月に開始した森の幼稚園視察プラン。





お客様からのリクエストを受けて、シュタイナー学校、モンテッソーリ幼稚園、シュタイナー幼稚園の見学も可能になりました。





今まで20代から60代まで、16組の視察のお客様のプランをアレンジし、同行させて頂いて感じたことは、年代およびバックグラウンド関係なく、皆様それぞれがなんらかの「自分探し」をされていたということ。





20代の学生さんは、これから就職するにあたって、「自分は何ができるのか」という悩み。




30代や40代の現役バリバリの人たちは、「今の仕事は天職なのか」、「今の仕事で満足を得るにはどうすればいいのか」という悩み。




50代や60代の人たちは、これから新しいことを始めるために、「何が必要なのか」という悩み。





それぞれの方たちには、各々のポジションやバックグラウンドがあって、まったく違うように見えているのですが、本質は一つなんだと気がつきました。





それは、「自分探しの旅」。




そして、私の醍醐味は、そんな彼らの「自分探しの旅」に同行して、生で変わっていくお客様の心に寄り添えること。





本当にライブ感満載なので、心が震えるほど感動できます。





そして、半年に一回であっても、こんな感動いっぱいのお仕事が続けられるのは、今の職場の社長の理解があってこそなのです。




本当にありがたいです。来年に向けても既にご予約を頂き、今後も半年に一回、森の幼稚園の視察プランを続けていく所存です。
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# by midorimartin | 2014-09-27 20:36 | 仕事あれこれ

子安美智子さんの講演「ミヒャエル・エンデと日本」に参加して★

7月25日(金)20時、ミュンヘンのアントロポゾフィー協会にて、日本でシュタイナー教育を有名にした子安美智子さんの講演「ミヒャエル・エンデと日本」に参加しました。




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私は、21年前、ミュンヘンに来るときに、何かドイツのことが書かれた本がないかと思って、「ミュンヘンの小学生」という本を読んだことがあったのですが、正直そのときはあまりピンと来ていませんでした。



2010年にシュタイナー学校やシュタイナー幼稚園の視察プランを手がけるようになってから、シュタイナー教育の勉強を始め、今回アントロポゾフィーの勉強をさせて頂く機会が持てて、とっても感激しています!



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以下、私のメモからです、、、。


● 子安さんは48年前からミュンヘンとつながりを持たれている。

● Leopoldstrasseのシュタイナー学校にお嬢さんは通われていた。

● ミヒャエル・エンデ氏とは友達だった。

● 子安さんが発表された本で、日本ではシュタイナー教育のブームが起きた。

● 「ミュンヘンの小学生」は教育本ではなかった。一人の母親としての本だった。

● 子安さんは、シュタイナー教育を知るために、アントロポゾフィーの勉強を始められた。

● エンデ氏はシュタイナー学校を中退されている。

● 子安さんは、「モモ」を日本のお母さんや子どもたちと読まれている。 →多くの日本のお母さんの言葉として、 「私の主人も灰色の男だ」というのがある。

● 子安さんいわく、彼女の心の中にも、灰色の男たちがいる。時計を気にして生活されているから、、、。

● 子安さんは「モモ」を読み進めていくうちに、「モモは私の心の中にいる」と思うようになっていく。

● 「大宇宙」と「小宇宙」があり、「モモは必要な存在」、つまり「自分は必要な存在」と思うようになっていく。

● 本当に「他人の声を聴く」ことができる人たちは少ない。

● 精神世界は動いている。 → アントロポゾフィーの考え方は、日本人の心に響きやすい。

● ミヒャエル・エンデ氏にとって、精神的な父親像はシュタイナー。 → エンデ氏はアントロポゾフィーに継投していく。

● ミヒャエル・エンデ氏の2番目の奥さんは日本人。

● 日本にはミヒャエル・エンデ氏のミュージアムが存在する。



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1時間半のドイツ語の講演でしたので、すべてを理解できたのかどうか否かではないのですが、アントロポゾフィーの印象は、日本の禅思想に近い感じです。



だから、ミヒャエル・エンデ氏の作品や、シュタイナー教育は、日本ではより受け入れられやすいのかなあ〜と思った次第です。




「知覚」は「観察と思考」から成り立ち、「直感」で「思考」を低次から高次なものに鍛えていくことで、自分の心の中に「小宇宙」を持つことができる。そして、シュタイナー教育が目指す、「真の自由を獲得した人間」が生まれるのではないだろうか。




私にとって、「小宇宙」とは、光速のインスピレーションの世界感のイメージなので、物事を観察しながら、思考をトレーニングすることで、「知覚」がとぎすまされていくのではないかと想像できます。




アントロポゾフィーの概念の話なんですが、なじみ深い「森のようちえん」の「心のねっこ教育」にもつながっていると強烈に思えます。




ある教育者がおっしゃったとおり、幼児教育の入り口は違っても、目指す出口(ゴール)は同じなんだなあ、、、って、改めて納得できました!
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# by midorimartin | 2014-07-28 05:32 | シュタイナー教育

ドイツの本「Lasst Kinder wieder Kinder sein!」★

4月21日に、「Lasst Kinder wieder Kinder sein!」を完読しました。




副題は、「Oder: Die Rückkehr zur Intuition」。




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和訳すると、「子どもが子どもらしく振るまえるようにしよう! 親は直感的になろう」






私が好きなベストセラーの著者でもある、心理療法士のMichael Winterhoff氏の本です。




彼の最新本「SOS Kinderseele」を完読したときの記事の抜粋です。(http://miamama.exblog.jp/21197842/ 参照)




そして、上述したドイツ語の本の著者たち(小児科医や心理療法士)は、本来であれば、「自発性・自主性」を身につけさせなければならない幼稚園児を「小さな大人」扱いして、「自律性・自決性」を身につけさせようとしていることがそもそも過ちであり(つまり、発達過程の順番が間違っている)、そのような保育を受けた子供たちが精神や社会的な発達家庭で問題が生じ、そのまま青少年になり、罪の意識を感じずに窃盗したり暴力を振るったりしてしまうというものです。



「自律性・自決性(Selbstbestimmung)」と「自発性・自主性(Selbständigkeit)」はまったく違うということをこの本では言っているのですが、そのことを理解していない保育者や教育者が多いそうです。


私も今までは、「自律性・自決性(Selbstbestimmung)」と「自発性・自主性(Selbständigkeit)」は同じだと思っていたので、非常に驚き、感心して、納得しています。




このとき、「自律性・自決性(Selbstbestimmung)」という言葉に対して、反感をもっていたのですが、4月5日に参加した一日セミナー「自然教育とはなんぞや」で新しい発見をしました。
(http://miamama.exblog.jp/21740046/ 参照)





⑴ 子供が自立するための発達段階として、「自発性・自主性(Selbständigkeit)」、「自律性・自決性(Selbstbestimmung)」がありますが、自然教育学では、どちらを子供に要求しているのでしょうか?


「Selbstbestimmung」という言葉にこだわってはいけません。自然幼稚園では、自分で決めることが第一歩で、大人である先生がその子どもの決定に寄り添いながら導きます。



私は先生からのその言葉を聞いたとき、「なるほどなあ〜」って思いました。子どもに自分で決めさせて、そのまま放置しておくことが一番問題であるわけなのです。




Michael Winterhoff氏の「SOS Kinderseele」を読んでから、「Selbstbestimmung」という言葉に拒否反応があったのですが、言葉をそのまま受け止めるのではなくて、言葉と言葉の行間を読み込まなければならないということなんだと思いました。





ということで、Michael Winterhoff氏の本に対しても、崇拝ではなくて、一意見として読み進めた感があります。




内容的にも、「SOS Kinderseele」と似通っていて、特に以下のテーマが強く押し出されていました。



● 増加する共存型親子の弊害 (Kinder werden heute in grosser Zahl im Rahmen einer Symbiose gross.)



言い換えれば、「友達親子の弊害」。友達みたいに育てられた子どもは、精神的に大人になりきれないらしい。自分と対等の者として子供を扱い、友達のような関係を築くいわゆる「友達親子」。そのような子供たちはみな、過保護に育てられ、守られ、本質的に心理面で幼児化している。




● 増加するパニック社会の弊害 (Katastrophengesellschaft)



失業等の不安要因が増えたことに伴い、パニックになる親が増えている。親がパニックになっていると、子供もパニックになる。具体的には、親の不安な気持ち(ストレス)が、子供の心を不安にさせているというもの(ストレスを与えているというもの)。





これらの2つの弊害を回避するにはどうしたらよいのか?




それは、親子の良好な関係が築けていることが第一前提。良好な関係が築けていれば、子供への教育ができるというもの。




ただ、それには、親が親である振る舞いができてこそ(心理面を含めて)、子供も子供らしく振る舞えるのです。




そして、メンタル面で静寂さを保てる親は、直感的に行動できるので、子どもの心により寄り添いやすくなるのだとか。




直感的に行動するということは、自分自身をまた見つけるということでもあり、正しい道にまた戻れるということでもあるそうです。




アルバート・アインシュタインも、「直感的な心は神聖な天賦の才能」、という名言を残されています。




また、子どもに与える選択肢も、7個以上はストレスになるだけなので、理想は3個までにしましょう。




この本を読んで、私が学んだ事は、「直感力の大切さ」と「選択肢は3つまで」です。




私が読みたい教育本は、あと一冊です。シュタイナー学校の卒業生のデータを元に書かれたレポート「シュタイナー教育への批判」のみ。



私の中で、幼児教育に対する見解がまとまったので、あとは、今後の幼稚園の視察事業で、実践から学んで行きたいと思います。
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# by midorimartin | 2014-05-05 02:41 | ドイツの本