今回は、wmsで書いたコラムを全文掲載します。
ワールドカップから学ぶ from wms
ドイツの異常すぎるくらいのワールドカップフィーバーが終わりました。私はドイツのクリンスマン監督の今後の動向に注目しています。
彼がすごいのは、若手をたくさん起用して、成功に導いたことです。2年前、クリンスマン監督がドイツのナショナルチームを率いることになったとき、彼は「目標は2006年のワールドカップで優勝することです」と宣言しました。そのときは、ほとんどのドイツ国民が無理だと思っていたのです、、、。
なぜなら、国際経験の少ない若手をたくさん起用したために、ワールドカップまでの国際試合であまり勝つことができなかったからです。それが、ワールドカップ期間中、ナショナルチームはどんどん成長して、世界で3位になったのですから、たいしたものですよね。
私なりに、何が成功の要因だったのか分析してみました。答えは2つあります。
一.監督と選手の絶対的な信頼関係
二.選手の高いモチベーション
クリンスマン監督は、若手の能力を信じ、彼らも監督を信じたからこそ、味わえた勝利なんだと思います。これが、別の監督だったら、同じ選手でも成功したかどうかわかりません。そして、クリンスマン監督が選手のモチベーションを最大限に引き出したからこそ、国際経験の少ない選手が能力を120%発揮できたのだと思うのです。
この2つの成功の秘訣は、チームリーダーの仕事にも当てはめることができます。
部下を信じること、
部下から信じてもらうこと、
部下のモチベーションを高める工夫をすること。そうすれば、チームワークが完璧になり、スムーズに仕事をこなすことができるのではないでしょうか。あなたはどう思いますか?