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イザールアウエン自然幼稚園の夏祭り

7月16日(土)、イザールアウエン自然幼稚園に参加しました。


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テーマは「サーカス」。園児たちがサーカスのお芝居を見せてくれました。




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とっても可愛い飾り付け。


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ひとしきりおしゃべりして美味しいビールやお料理も堪能し楽しいひとときを過ごしました。




ただ一点気になったのは、人事不足という理由で、来年度は2歳児から7歳児を2つのグループに分けて保育するとのこと。





実際にどうなるのか見ながらやっていくということで、懐疑的なママさんもいました。





私もこの園の今後の動きに注目しています。




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# by midorimartin | 2016-07-27 03:43 | ドイツの森の幼稚園

【モシュ森ツナギストだより】 Vol 2「木との対話」

2010年に始めた、森のようちえん視察プラン事業。




元々、自然派志向の私でしたが、森のようちえんと関わりを持ったことで、木と対話ができるようになった気がします。



私には「父の木」と名付けた一本の木があります。家のすぐ側には森が広がり、ウォーキング時にその木の前を通ります。父の木に手をあて、手の平を通じ父と対話しています。




父の木をからエネルギーをたくさんもらっています。木の素晴らしさを実感しています。




今年の6月に、私が書いたPeter Wohlleben氏の本「木の秘密の生活」のブログ記事をご覧になった方から、下記のようなメッセージを頂きました。記事はこちら→http://miamama.exblog.jp/25156396/




第1回 世界木こりフォーラム「ワールド・フォレスト・カフェ2016」

「世界木こりフォーラム」は、「木こり」、つまり、世界中の森を愛する人々、森と共に暮らしている人々、森林の可能性を大切に思う人々が、世界の森を訪ねて、森との新しい関わり方を創造していくための会話を行うプラットフォームです。

森林との新しい関わり方の可能性を創り出し、未来に持続可能な地球を「贈り継ぐ」ことを目指しています。

第一回世界木こりフォーラムは、日頃の肩書きや地位やいつもの視点の向こう側に足を踏み出し、オープンで率直な会話と対話をするために「ワールドカフェ」という会話手法を使います。
第一回世界木こりフォーラムは、森の中で、森を参加者の一人として迎えたカフェテーブルで、ワールド・フォレストカフェを行います。多様な異なる観点を包含して、参加した人がそれぞれに、森との関わり方に関して、これまでには可能でなかった新しい地平線を開くことを目指しています。




残念ながら、第一回世界木こりフォーラムは終了してしまったのですが、機会があればぜひ参加したいって思っています。



だって、「木こり」っていう響きが素敵なんですもの。私も「木こり」の一人だなあ〜って思います。




Peter Wohlleben氏の本「木の秘密の生活」には、珠玉のメッセージが含まれています。たとえば、、、




・  みんなで一緒がベター。いっぽんの木は森ではない。
・  木いっぽんいっぽんが共同体にとって大切な力となる。
・  木は香りを発しながら他の木とコミュニケーションを取っている。
・  木たちは強い部分と弱い部分を補いあっている。
・  キノコとの共同生活が木にとっては大切。
・  キノコは森の中のインターネット。
・  土の恵みなくして森はありえない。木は根っこを生やさなければならないからだ。
・  若い木よりも古い木の方が強くて性能が良い。
・  森は自分が現在地を理想的な場所に変えることができる。



とっても素敵なキーワードがたくさん出てきましたね。「共同体」、「強さと弱さを補いあう力」、「土の恵みと根っこ」、「今いる場所を理想的に変える」など。



木は人間にとって必要なものを教えてくれる存在と言えます。




そんなことを思いながら、森のようちえんを視察させて頂く喜び。




やっぱり、森のようちえんの視察プランをライフワークにして良かった。




もちろん、モンテッソーリ幼稚園やシュタイナー幼稚園でも、子供たちが自然と関わっている姿を見学することができる。その瞬間が一番楽しい。



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# by midorimartin | 2016-07-12 04:42 | コラム

バイエルン独日協会主催のビジネスランチョンに参加しました

ミュンヘン日本人会役員として、バイエルン独日協会主催のビジネスランチョンに参加しました。



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時: 2016年6月22日(水)12時より14時まで

所:Hilton Park Hotel、TucherPark 7、チボリの間

昼食会での講演

講演者:ジェラルディーヌ・クヌードソン氏、ミュンヘン市観光局長

テーマ:「単なるオクトーバーフェスト以上のもの —ミュンヘンの新しい観光ブラ
ンド」



司会:ユルゲン・ベッテンJurgen Betten



講演内容:すでに10年以上前からミュンヘンの観光は向上しています。けれども市の
観光担当者にとっては常に新しい成功の数字よりもミュンヘン市民と調和した、制御
され協調性ある伸びが大切です。ミュンヘン市民の客への伝統的親切さは観光客が
ミュンヘンを目的地に選ぶのに決定的に貢献しているのです。



引き続き経済的成功を保ち、観光客の市での滞在の質を常に向上させ、しかも同時に
ミュンヘンの市民社会の欲求をしっかり心に留めておくためには、どのような方針で
ミュンヘン市が将来ヨーロッパの他のアーバン・ツーリズム目的地との観光面での競
争において位置づけするのかという問題について、ミュンヘン市観光局長は情報を提
供します。芸術、文化、創造の、そして学問のヨーロッパにおける中心地のひとつと
してのミュンヘンに、予定されたイメージ・シフトのための牽引役が相応しいので
す。



遠距離の市場での市の宣伝方法のための代表として講演者は日本市場での活動につい
て言及します。日本市場はアジア地域で最も多く観光客を送り出す市場 (Source
markets) の内の一つです。

講演者:ジェラルディーヌ・クヌードソン氏はマーケティングとコミュニケーション
分野を専攻されたスベシャリストで、2006年から2012年までルクセンブルク市の立地
拠点およびシティ・マーケティングを率い、特に市のための新しいブランドイメージ
の開発、実現の責任を負いました。2013年からはミュンヘン市観光局の責任者として
ミュンヘン・モデルの枠の中のミュンヘンのための観光宣伝の新しい方向性について
担当しています。




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非常に興味深いお話でした。以下、まとめたいと思います。

・  主題は「いかに高いポテンシャルを持つ観光客を獲得するか」。
・  2014年、ミュンヘンは世界のメトロポリタン都市ランキングで第4位。
・  ミュンヘンを訪れる観光客は2015年は1400万以上、2016年は既に6%増→高い品質を伴う観光発展。要因としては、4つの新しいミュージアム観光(Moderne Welt, Brandhaus等)や都市観光(31のミュージアム巡り等)等の観光資源の質の高さ。
・ キーワードは、「芸術」と「文化」と「創造性」と「学問」→ヤーパンフェストはお手本。
・ 「核」となるマーケティングがあり、それを軸にして外に発信していくこと。
・ Allianz Arena, Olympia, 空港のレストラン業界とも密に連携。
・ モットー「サービスよりもミュンヘンを生体験」。例えば、手作りワークショップに参加。
  職人との生きた会話を楽しむ。エクスクルーシブな文化体験の提供。
・ 魅力あるパンフレット作り。プレゼンをアクティブに。人間の歴史を紐解く。
・ オクトーバーフェストだけではないミュンヘンの魅力を伝える→イメージシフト
・ 現在、ミュンヘン観光局には、7名の公認日本人ガイドがいる。→日本市場の需要あり。
・ 2017年は札幌とミュンヘンの姉妹都市45周年記念のため、日本からの観光客の増加が期待される→日本語での交通案内に期待。
・ ミュンヘン観光局は26の外国市場をサポート。
・ 2016年10月 シシイの著者のおきしまさんとのイベント予定。
・ ヴィクトアリエンマルクトの銅像巡り。
・ 日本の観光協会とタイアップ企画。
・ 観光客の大半はドイツ語圏から。次にアメリカ。ロシア、イギリス、中国はトップ10に入る。
・ 平均的な滞在日数は二泊。
・ 観光客にアンケート実施。60パーセント以上がリピーターとして潜在的要素あり。
・ 子供向けのお土産を検討。
・ メッセ期間中のホテルのプライスが相当高いのは、ホテルの80%が埋まってしまうため→今年新たに20以上のホテル開設予定。


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私は質疑応答の時間に、「ミュンヘン日本人会も新規会員獲得のために、イメージシフトを図る方向にある。このイメージシフトですが、どのくらいかかるものなのでしょうか。」と尋ねたところ、「初志貫徹を続けて10〜15年かかる」と言われた。次に、「個々の興味は違う。それにはどのように対応すればよいのか」と尋ねたところ、「大衆をターゲット層にして、なおかつ、アイデンティティとキャラクタをキープすることが大事」という返事だった。




私はこの回答から得たものとしては、「イメージシフトは簡単ではない。ミュンヘン日本人会のアイデンティティを探り、見つけたあとはそこからぶれずに歩んでいけば道が開ける」。




ドイツ人や日本人の方たちと新しい出会いがあり、有意義な情報交換の場でした。今後もビジネスランチョンに参加したいと思いました。




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# by midorimartin | 2016-06-24 07:09 | 仕事あれこれ

【モシュ森ツナギストだより】 Vol 1「心の根っこ探し」

「森のようちえん」、「モンテッソーリ幼稚園」、「シュタイナー幼稚園」。





名称が違い、教育スタイルも違うのだけど、「自分の本質を知る」という点で共通しているなあ〜と、それぞれの幼稚園に足を運ぶたびに感じます。



そして私は、「森のようちえん」、「モンテッソーリ幼稚園」、「シュタイナー幼稚園」の3つの教育スタイルを知る人間として、こんな幸福なことはないと感じるのです。




森のようちえんは、「自然保育」。 キーワードは、「五感」と「自然」と「共存」。





モンテッソーリ幼稚園は、「療育(セラピー)」。 キーワードは、「五感」と「素材」。





シュタイナー幼稚園は、「芸術保育」。キーワードは、「色」と「イメージ」。





人は自然の中にいることで、五感が刺激され、自然との共存につながり、自我が育ちます。





人は美しく整った環境の中にいることで、素材に触れ、五感が刺激され、自我が育ちます。





人は色を心で感じると、イメージを膨らますことができて、自我が育ちます。





森のようちえんがわかりやすいのは、「圧倒的な自然の力」を誰もが知っているから。





モンテッソーリ幼稚園は、「素材を使ったセラピー」と解釈すると、わかりやすくなります。






シュタイナー幼稚園は、「イメージの世界」を要求されるので、一番わかりにくいのかもしれません。





私は「身体」と「精神」をつないでいるのが「心」だと思うのです。





だからこそ、「心の根っこ」をしっかりと育てることに意義があると考えます。





森のようちえんも、モンテッソーリ幼稚園も、シュタイナー幼稚園も、「入り口」と「プロセス」が違うだけで、「ゴール」は同じなのです。





教育スタイルが違うのに、同じゴールを目指せる。 なんとも興味深いテーマです。 





私が実際にお客様と共に視察して学んできたことを、ゆるりらと執筆していきたいと思います。

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# by midorimartin | 2016-05-23 06:08 | コラム

ドイツの幼稚園視察プランの醍醐味(モシュ森ツナギスト)

今回のドイツの幼稚園視察プラン。ふだん、ドイツのIT企業で会社員として働いているため、正直ちゃんとご案内ができるのだろうかと少し不安でした。






でも、いざ始まってみると、泉からあふれでるように情報がわきだして、あれもこれもお客様にお伝えしたいと止まらなくなりました。





まるで、私の頭の中の「モシュ森ツナギストの引き出し」を開けたかのように、、、、。





(「モシュ森」とは、「モンテッソーリ幼稚園・シュタイナー幼稚園・森のようちえん」の略)





そして、今回の3日間の視察プランで私が収穫したこととしては、、、、。





ファミリーセラピーを勉強し始めて、月に一回ベルリンに講習に行ってるというモンテッソーリの園長先生。






お父さんになるから、フリーの先生になって、森のようちえんからモンテッソーリ幼稚園に転職した先生。





私が来ることを本当に楽しみにしてくれていたのに、病休になってしまって残念がっていた仲良しのモンテッソーリ幼稚園の先生とイザールアウエン自然幼稚園の先生。





相変わらずの優しい眼差しで子どもたちを包み込み指導しているイザールアウエン自然幼稚園の園長先生。






病休の職員がいたので、私たちと一緒にいれなくて本当にごめんなさいと謝ってくださるシュタイナー幼稚園の園長先生。






それぞれの幼稚園と5年以上のお付き合いがありますが、ご好意で視察させて頂いていることに本当に大感謝の気持ちでいっぱいです。





そして、この極上の友好関係が今後も築けていけるように、ますます邁進しねばと思っています。





最後に、今回、私どもの視察プランにご参加くださったお客様からの以下のメッセージに涙がでるくらい感激したことをお伝えしたいと思います。




ーーー

みどりさんが開拓してくれた活動によって日本の子どもたちが幸せになると思います。

ーーー





この仕事を長く続けていく意義を実感しました。 そして、今回のお客さまが私に、「みどりさんは通訳以上のことをしていて、専門家並みの情報を持っているのでガイドさんだ」とおっしゃってくださったので、2010年より今までにインプットした私の情報、つまり、モンテッソーリ教育、シュタイナー教育、森教育に関するノウハウをみなさまにお伝えすべく、不定期で「モシュ森ツナギストだより」をブログで発信していく予定です。乞うご期待!



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# by midorimartin | 2016-05-05 22:09 | 仕事あれこれ

【視察3日目】イスマニングのシュタイナー幼稚園

視察3日目。イスマニングのシュタイナー幼稚園を訪れました。


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予定よりも一本早い電車に乗れたので、イスマニング駅から徒歩でようちえんに行きました。





隣接するシュタイナー学校も見て、シュタイナー幼稚園の看板を見たとき、「またシュタイナー幼稚園に来れた」という感動が心の中に広がりました。




それはなぜかと言いますと、前園長先生が情熱を注いで設計デザインを手がけて建てられたという裏側を知っていることと、まだ枠組みしかできていなかった建物の中に一緒に入って、彼女の夢のシュタイナー幼稚園のイメージを聴くことができたから。

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8時40分ごろに到着。登園時間だったので、自由遊びをしている園児たちの様子が見れました。一人の女の子が私にゾウさんの絵をプレゼントしてくれました。




昨日子どもたちが焼いた塩生地のろうそく立て。素敵です。



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もちろん、私の大好きな季節のテーブルもありました。癒されます。




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隣りの作業部屋にて、年長さん向けの小学校入学前準備の時間が設けられていました。みんなで織物をしていました。







先生の美声で「おかたづけの歌」が始まりました。子どもたちは全員で自分たちが使ったものを元の場所に戻していきます。




円になってすわります。先生がまだちゃんと片付けが終わってないところを片付けるように何人かの子どもに指示します。





おかたづけがすべて終了し、朝の会が始まりました。「おはよう 天の恵みよありがとう 小鳥さんのさえずりが聞こえますよ」みたいなメロディーです。その後も一日を通して、様々な歌が手遊びとともに歌われるのですが、子どもたちはみんな暗譜で歌い、その歌を歌いながら何をやるのか、次に何をやらなければいけないのかがわかっています。




毎日、同じことを繰り返し行うことで、子どもは生活のリズムを学んでいくのです。





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一人「トイレの番人」が選ばれ、もう一人「遊びの番人」が選ばれます。トイレの番人が最初の三人を選びます。遊びの番人もパートナーを選びます。




あとで園長先生に確認したのですが、この「トイレの番人」と「遊びの番人」は昨年導入した新しいルールだそうです。それまでは、みんなで歌を歌いながらトイレに行っていたのですが、トイレが混雑するので、それを避けるために新しいアイデアが生まれたのだとか。



常に保育を進歩させていく力に感心しました。




少人数でトイレに行くということは時間がかかります。そのため、みんながトイレにいくまで、教室では遊びをすることになったようです。一つ目の遊びは「連想ゲーム」。一人の女の子が何かの動物を真似ています。もう一人の女の子がその動物への質問に答えていきます。例えば、「色は?」、「大きさは?」など。答えは残念ながら子どもたちが思いつかなかったので、そのままになってしまいました。 もう一つの遊びは、「ケンケン遊び」。男の子がパートナーを選び、片足でぴょんぴょんして競い合います。 「こんこん」「誰でですか?」「誰と一緒に遊びたいですか?」という会話が最初にあり、遊びが始まります。





トイレと遊びが続いている間、二回目の朝食が担当の子どもたちによって準備されていきます。システム的だなあ〜と感心した次第。





朝食後、子どもたちは園庭に外遊びへ。



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先生が製作中の小人を見せてくださいました。シュタイナー教育の本「小人」も一緒に。シュタイナーの先生は歌も歌えて手芸もできなければならないので、なんと大変なんだろうかと思いました。




園庭で遊ぶ子どもたちは元気いっぱい。 なんと森のようちえん?という思うようなシーンを目撃しました。





木登りができる憩いの場所があったのです。 森とシュタイナーの融合です。 あ〜、なんと素晴らしいのでしょうか。





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ひとしきり遊んだあとは、昼食前の「終わりの会」が始まりました。 「スリッパの旅」というお話でした。





絵本をみんなに見せながら読み聞かせるのではなくて、本の読み聞かせです。





子どもたちのイメージを膨らませるために先生はあらかじめ、「みんなはスリッパを持ってる?」、「夜寝る時スリッパはどこに置いてるの?」、「スリッパでみんなが眠ってるときどうしてると思う?」という質問をしていました。




本の内容はこんな感じです。「スリッパは全然眠くありません。 夜、外に散歩をすることにしました。 右のスリッパは右に行こうと言い、左のスリッパは左に行こうと言います。 左右に動きながら進んでいると、帰り道がわからなくなってしまいました。 黒猫がスリッパに帰り道を教えてくれます。 スリッパは家に戻り、またベッドの横で眠るのでした」 





なんともユニークなお話で、先生は読後、「みんなのスリッパが疲れて眠ってるかどうか、明日の朝、確認してね」と言いました。 夢がありますよね〜。





昼食前にようちえんを後にしました。 お客様のおかげで、私はモンテッソーリ幼稚園と森のようちえんとシュタイナーようちえんを見学することができたので大満足です。ありがとうございました!





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# by midorimartin | 2016-05-05 04:56 | シュタイナー教育

【視察2日目】イザールアウエン自然幼稚園

今日はイザールアウエン自然幼稚園を訪れました。





先週から火曜日は雨という天気予報だったので心配していたのですが、午後から雨とのこと。





また、幼稚園側の意向により、午前中はガスタイクの幼稚園児および小学生対象の音楽を勉強するためのイベント「打楽器ワークショップ」に参加することになりました。




詳しくはこちら→http://www.spielfeld-klassik.de/instrumente-des-orchesters/schlagzeug-vorfuehrungen.html



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「大太鼓」、「小太鼓」、「ティンパニー」、「シロフォン」、「ビブラフォン」、「スティールドラム」、「タムタム」、「木の箱」の打楽器の歴史や音の鳴らし方や音の違いを学びました。





子どもたちはバチを持ってそれらの打楽器を叩く機会もあり、私たち大人も一緒に叩くことができたので、おもしろかったです。




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75分のワークショップだったのですが、55分くらい打楽器の勉強をしてから、残り20分は絵本「うんちしたのはだれよ!」の絵本の読み聞かせを打楽器を鳴らしながら行いました。




ストーリーはこちら(http://www.ehonnavi.net/ehon/547/うんちしたのはだれよ!/ 参照)↓



===

ある日、もぐらくんが地面から顔を出して、お日さまはのぼったかなと思ったとき、とんでもない事件が起きました。誰かがもぐらくんの頭の上に、うんちを落としたのです。「なんて ひどいことを!」。怒ったもぐらくんは、さっそく犯人探しに乗り出します。「ねえ きみ、ぼくの あたまに うんち おとさなかった?」。ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ、ブタ……、もぐらくんは頭にうんちを乗せたまま、みんなに聞いてまわります。

====




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子どもたちは、登場する動物のぬいぐるみを持ってきていました。ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ、ブタ、イヌ。それらの動物のぬいぐるみを楽器のところにおき、出番になったら「ちがうよ。どうして。ぼくのうんちはこうだよ」と言って、楽器を鳴らしました。




私もタムタムを鳴らすことに。参加型のワークショップだったの興味深かったです。




お客様が勤務されている幼稚園にて実施できるかもとおっしゃってくださったのでとても嬉しかったです。




終了後、ガスタイクのすぐ側にある公園でしばし自由遊び。




11時半頃、路面電車、バス、もう一度バスに乗って、幼稚園に向かいました。




幼稚園のある森の中に入ると、ホームに帰ってきた状態になり、子どもたちは生き生きしています。




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幼稚園に到着してから、私は園長先生より、「みどり、幼稚園の案内をしてもらえる?」とお願いされ、お客様のご案内をしました。




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13時少し前になり、ランチの時間になりました。お豆のスープにバゲットパン。そして、デザートはヨーグルト。とっても美味でした。






ランチのあとは自由遊びの時間。 相変わらずの優しい園長先生の子どもたちとの関わりぶりに癒されました。



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# by midorimartin | 2016-05-04 03:50 | ドイツの森の幼稚園

【視察1日目】ラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園

久しぶりにラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園をお客様と共に訪れました。約2年ぶりです。





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今年の2月頃、メールでお問い合わせをした際に、「みんなであなたのことを話していたのよ。会いたいわね〜って。」という園長先生からのお優しい言葉を頂き感動したのは言うまでもありません。





8時30分すぎに到着。新しい先生が私たちを迎えてくださいました。今回は園長先生のご好意で、すべてのお部屋と園庭を園長先生自らがご案内してくださいました。




この幼稚園には、障害を持つ園児が通っています。3階だての一番の上の場所には、事務員さんのお部屋、セラピールーム、先生たちの休憩ルームがあります。




まずはセラピールームを見せて頂きました。このお部屋で障害を持つ園児は、セラピストの先生と一対一の関係性を築きながらセラピーを受けます。




セラピストの先生が以前おっしゃってました。お部屋に入る前、お部屋に入った後も、園児に素材を自ら選ばせるとのこと。その子が何を選んでどんな行動をするかを観察し、心の中の動きを探るらしいです。




以前は横割りだったクラスが、縦割りに変わりました。2つのクラスが存在し、1階と2階にそれぞれ教室があります。





保育ルームは、ワンフロアで区割りされ、「モンテッソーリコーナー」、「工作・お絵描きコーナー」、「リラックス・絵本コーナー」、「積み木コーナー」、「遊べるコーナー」の5つのコーナーが存在します。




さらに4つのお部屋があります。「キッチン」、「トイレ」、「遊べるお部屋」、「運動ルーム」です。





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これは、2回目の朝食の風景。4人まで座れるようになっていて、先生が見守る中、子供たちは食べたい物や量を自分で決めます





月曜日は週の初め。毎週、子供会議が行われます。月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日の色分けされたカードが中央に置かれ、病休の先生の代わりに入られる先生の名前のプレートが置かれたり、2回目の朝食のミュースリという単語が置かれたり、誕生日っ子を表す冠が置かれたり、なかなかユニークです。





ひととおり保育ルームを見させてもらった後は、園庭に出ました。新しく工具の棚が備わっていました。工具類が入っているので扉には鍵がかかっています。




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また、モンテッソーリ教育の特徴の一つ、「美しく整備された環境を子どもたちに与え、子どもたちは自由意志で行動を決定する」も教えてもらいました。


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まるで、禅の世界のように美しい砂場。






今年の4月から、外担当のパートタイムの先生として採用された男の先生がいらっしゃいました。なんと、この方は、私が懇意にさせて頂いているハラヒング森のようちえんに以前お勤めだったのです。




まあ、なんと世間は狭いことでしょう。でも、再会にとっても嬉しくなりました。





森のようちえん教育もご存知なので、このラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園はさらにパワーアップすると確信しました。





先生は言います。「森(自然)は第三の先生なんだよ。この園では大人の手によって整備された環境を作っているけど、森のようちえんの世界では、森(自然)が整備された環境を作っているんだよ。」 鳥肌ものの言葉です。




お客様からのご質問「みんなで何かを作り上げる作業のとき、子どもたちにどのように動機付けを与えていますか?」




「まずは枠組みを作り、その中で素材やツールを見せて、ルールを教えます。慣れている子どもには最初からたくさん見せることはできますが、慣れてない子どもの場合は、小出しにしていくことが大切。 例えば、段ボール箱を切ることだけまずはさせる。次に切ったところに色を塗る。次に何かを張っていくなど。 ルールも、工具は一つだけ使っていい など少なく設定すること。 作業の途中でみんなを集めて、感想を伝え、新しいルールを伝えたりすること」





子どもたちが自分たちで大きな段ボールを使って作ったものは想像のたまもの。 そして、その想像は、一人一人のイメージで成り立っているから、みんなで同じイメージを作りあげる必要はないこと。





また、一人だけエライ人を作ってはいけない。 円のようにまーるく、みんな同じ ということを学ばせることも大切とか。





子どもたちの外遊びを観察したので、再び園内に。今度は1階の教室を観察しました。





キッチンには食べかけのリンゴが二皿ありました。ネームプレートがついています。これもこの園の特徴で、「まだ食べていますよ」というサイン。子どもたちの自由意志で決定しています。




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お昼ご飯の準備も当番の子どもたちが行います。



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園庭のテーブルにも、飲みかけのジュースがわかるようにネームプレートがついていました。



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幼稚園のコックさんが作った美味しいランチを頂いたあと、園長先生とのセッション。お客様からたくさん質問が出て、園長先生からも笑顔で回答を頂いて、とっても素敵な午後になりました。


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# by midorimartin | 2016-05-03 14:22 | モンテッソーリ教育

森への思い

最近、読んでいる Peter Wohlleben氏の著書『Das geheime Leben der Bäume』。直訳すると、「木の秘密の生活」





非常に素晴らしく、感動しまくりです。




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森の木が何を感じ、どのようにコミュケーションを取り、生きているのか、そんな木の秘密がたくさん記載されています。





朝日新聞ウェブ版にも掲載済みです。 森の木には社会の営みがある!





本のプロローグにて、「Jeder Tag im Wald zu einer Entdeckungsreise」という記述に目が留まり、即購入を決定しました。





つまり、「森の毎日は発見の旅」という意味になり、私は森のようちえん視察プランにて、お客様に寄り添うことにより、この言葉どおりのことを体験しています。





今年の5月と7月に、森のようちえん視察プランを遂行する予定です。今からとても楽しみです!!!





また、『Das geheime Leben der Bäume』は、全部読み終えてから、感想と共に、この本のメッセージをお伝えしたいと思います。






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# by midorimartin | 2016-04-24 19:32 | ドイツの森の幼稚園

自分と向き合う時間は幼児教育から⭐️

火曜日に訪れた、ウンターメンチング森のようちえんの朝の会にて、騒がしい園児に声かけをされた先生の言葉が秀逸でした。





「自分に集中しなさい」




幼稚園児であっても、ティーンネイジャーであっても、大人であっても、人生の指針となる大切な言葉だと思う。





言い換えれば、 「自分と向き合いなさい」 という意味になるからだ。





そういえば、シュタイナー学校に行った時も、エポック授業の際に騒がしかった小学生に、先生が同じ言葉を放っていた。





「自分に集中しなさい」





幼児教育の重要性を感じた瞬間でした。
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# by midorimartin | 2015-11-13 15:32 | ドイツの森の幼稚園