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[視察2日目]ラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園

7月9日(火)、お客様と一緒にラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園を訪れました。
3年ぶりだったのでとても嬉しかったです。




MVGがストライキをしたため、地下鉄は全部、トラムとバスは一部の運行が停止され、
当日は少しドキドキの出発となりました(Sバーンはストから免れました)。




昨日のことがあったので「キャンセルにはならないよね?」という思いもありながら、
8時15分頃に園に到着。



園長先生が私たちを暖かく出迎えてくれました。また、セラピールーム以外のお部屋も
すべて見学することができました。


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なんと、最初横割りクラスで、次に改善するために縦割りクラスになったのですが、また
事情が変わり、横割りクラスに変わっていました。




理由は、3〜4歳児クラスは、運動するスペースが必要で、また学ぶスピードもゆっくりのため、
5〜7歳児クラスと一緒にしてしまうと、運動量が減り、学ぶプロセスも邪魔されるケースがあり、
異年齢クラスは良くないと判断されたようです。





低年齢クラスの間取りはゆったりめで、運動スペースが大きく、また、ドア付き木製の柵が
コーナーごとに張り巡らされ、コーナーの仕切りを明確にしたとのことでした。





そして、時間設定をわかりやすくするために、砂時計を導入したそうです。
そのことにより、子供達が視覚的にわかるため、例えば、「あと3分で終了ね」という
ことが伝わりやすくなったようです。



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いつも意欲的に新しいアイデアを出し続けて行く園長先生に感心しました。




だからこそ、このモンテッソーリ幼稚園は進化し続けて行くのかもしれません。





園長先生から、今日は森の日なので、午前中の時間を森で過ごすか、園に残って保育を
見学するか尋ねられ、お客様のリクエストでミニバス3台に乗りこんで、森に向かう
ことになりました。




私にとっては初めての森です。昨日、森のようちえんの見学が少ししかできなかったので
ご縁に感謝です。




先生とミニバスの中で楽しくおしゃべり。森の駐車場ではなんと、窓ガラスを叩き壊された
ハンマーのようなものでボコボコにされた乗用車が停められていて、事件性があるのでは
ないかということで、先生が警察に通報しました。





先生たちは「ムシャクシャしていた若者がやったイタズラではないか」という意見を持って
いたようですが、園児たちは車の前方に足跡がくっきり残っていたので、
「泥棒がやったもの」と思ったようです。




その後は、森の中で、犯人の足跡探しが開始しました。探偵ごっこの始まりです。




昨日のリサイクルセンターの火災に続き、今日もまたもやハプニングです。
人生、何に遭遇するかわかりませんね、、、。





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今みんながよく行くスポットということで、インディアンのティッピがある場所に着きました。




自由遊びをした後、シートを敷いて、野菜スティック、レバーチーズ、プレッツェル、スイカ等の
午前のおやつを食べました。すべて園が用意します。





引率した先生から、数名いる障害を持つ園児の話を聞きました。




聴覚障害、


成長ホルモンの障害、


両親の離婚等の家庭環境が理由で心が不安定、


言葉の発達障害、



境界性パーソナリティ障害(ボーダー)の疑いがある、など。




目に見える障害だけでなく、目に見えない障害もあり、様々な対応をしなければならない
モンテッソーリ幼稚園の先生の心労はいかなるものかと思ってしまいました。



そして、障害を持つ子供たちの保護者は、このモンテッソーリ幼稚園の存在を
有り難く思っているに違いないだろうとも思いました。




先生の話は続きます。




最近の保護者は情報過多になっているため、失敗を恐れるあまり、我が子と接する際に
混乱しているようだ。そのため、正しい接し方ができず甘やかす傾向にあり、そのままの
状態で園に来る子供達がいるため、注意した時の反応が暴力という形で返って来てしまう。




そのような問題点の指摘もありました。




だからこそ、モンテッソーリ教育では、



⑴ 悪いことをした時は、正しく「だめ」と言って注意する



⑵ なぜだめなのか理由を正しく伝える



⑶ 解決策に手助けが必要かどうか尋ねる




ということを実践しているのだそうです。




泥棒探しの続きとして、何人かの子供たちが「証拠を見つけた」と言っては
私たちのところにやって来ました。
私たちも子供達が見つけた足跡探しに興味津々です。



そして、近くにあるビオトープにも行ってみました。
みんなで水の生物を観察しました。




ランチを食べるために、園に再び戻ります。




昼食後、教室に戻り、園舎での保育を観察。
モンテッソーリ教具をお客様に説明しました。




その時、先生がやって来て、言葉を学ぶ魔法の道具でもあるモンテッソーリ砂文字の箱を
見せてもらいました。



専用の砂が入っているそうで、指心地が良くてサラサラです。



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先生は「文字を学ぶ時、まずは大きく書いて、それから小さく書いた方がベターです」と
説明してくれました。なるほどなあ〜と納得です。




外遊びをしている園児も見学しました。みんな楽しそうに遊んでいます。




森に一緒に行った先生がやってきて、フィードバックが知りたいのでお話ししましょうと
いうことになりました。




先生は、この幼稚園で大切にしている一つのこととして、毎週月曜日の朝に行う
「子供会議」の説明をしてくれました。




⑴ 子供達が週末に何をしたのか話します。次に先生が話します。このことにより
全員ひとことは話すことになります。
言葉の発達が遅い園児にとっては話す練習になります。



⑵ 変更したい事柄や希望について話し合います。例えば、違う森に行きたいなど。



⑶ 係の取り決めをします。例えば、キッチンのセッティング、植物の水やり。



この子供会議では、司会者を立てて、魔法の杖をマイク代わりにして、
話を進めて行きます。



そして、カーペットに直に座るのではなく、椅子に腰掛けて会議に集中する
工夫もなされています。





また、この園では、お片付けも重要なテーマであり、園児がお片付けしやすいように
どうすれば良いのかということを園長先生はいつかも考えているそうです。
色分けやテーマ別に写真や絵を使って関連付けさせながら、子供達にお片付けを
誘導するスタイルを取って居ます。




お客様のおかげで、森の日とモンテッソーリ保育が楽しめた一日になりました。


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by midorimartin | 2019-07-10 04:27 | モンテッソーリ教育