本日、50代と60代の女性お二人をお連れして、イザールアウエン自然幼稚園を訪れました。
このお二人のお客様のうち、お一人は、なんと2011年11月にも、視察プランにご参加くださった方で、今回は二度目のリピーターということになります!!
本当に嬉しくて、お会いした際も、お互いに目がウルウルとしてしまいました。
動物園前の駅から徒歩で20分ほどの距離にある幼稚園なので、緑が生い茂る森の中を散策しながら移動しました。
園に到着したところ、新しいものを発見!
なんだろうかと不思議に思っていたところ、なんと、新しいトイレだったのです!
外側にある太陽光パネルから電源供給されているので、電気もつきます。
今日は、女の先生が休暇中で、また、実習生二人も学校があるとのことでお休みでしたので、男の先生と教育実習生の二人でした。
「人数が少ないので、あんまりケアできないかもしれないけど、大丈夫?」と尋ねられたとき、「あなたの幼稚園は熟知してるので、私が説明するので、大丈夫」と返事しました。
気がつけば、この幼稚園との出会いも2011年3月からなので、もう4年以上のおつきあいになります。とても感慨深く、とても有り難いことです。
そして、今日のテーマは、「Holunder(ホルンダー、西洋ニワトコの花)のシロップづくり」。
教育実習生と子供たちが、ニワトコの花を摘んでいます。
今日は、ホルンダーシロップを作るので、バーベキュー広場に行くことになりました。
4週間前にあった大嵐のせいで、いくつかの木は根っこからなぎ倒され、地面に横たわっています。
「遠足を予定していて、悪天候のために行けなくなったときは、駅の側の青少年センターに保育スペースがあるので、まずはそこに集まるのですよ」
と先生が教えてくださいました。 なるほど〜、そんな配慮もされているのだなあ〜と感心しました。
みんなでバラバラと移動しながらも、いくつかの待ちポイントにつくと、みんなで集合して、また出発します。
バーベキュー広場に到着。
石の上に、みんなで座って、朝の会を行いました。
この園では、ゲストが来たときは、名前と年齢と好きな動物を各自言うことになっています。
子供たちの人気の動物は、イルカやネコでした。先生の好きな動物はサイ、お客様の好きな動物はカエルとヒツジ、私はモルモット。
ブロートツアイトを食べ終わった後は、ホルンダーのシロップを作るために、まずは花を煮ることになりました。
お鍋に花を入れ、水を注ぎます。
そして、レモンとオレンジの汁も入れます。
砂糖も入れて、ガスコンロで煮ます。
途中でかき混ぜたりして、ひたひたのお水で1時間ほど煮て、ふるいで漉して、ボールに入れます。
少し置いて冷ましてから、飲みやすいように水を少し足して、ペットボトルに移し替えます。
本来でしたら、水と砂糖を煮溶かしてシロップを作り、熱いうちに花を入れ、レモンを入れ、ラップで密閉して、2週間ほど置くと出来上がりだとか。
でも、今日はすぐに飲めるように、コンロで煮て、レモンとオレンジの汁もたっぷり入れるレシピになりました。
ホルンダーの花の香りがステキで、森の味がしました。
今年のイザールアウエン自然幼稚園のテーマは、「インディアンとカウボーイ」。
何人かの子供達は、弓矢を使って的打ちをしています。
的はダンボール。刺さると「パン」と木きな音がなるので爽快感があります。
お客様も子供たちと一緒に楽しそうに弓矢で遊ばれました。
お昼ご飯の時間になったので、お片づけをして園に戻ります。
ビートルズのTシャツを着ている女の子がいたので、先生が「イエローサブマリン」の曲を口ずさみました。
ブロートツアイトのときや、移動中や、お昼ご飯のときもそうなのですが、先生は子供たたちが着ているものやお話の中から、テーマを導き出して、どんどん膨らまします。
それが、また身近なテーマだったりするので、みんな親近感を持って、お話に花が咲くことができるのだなあ〜と、手法に感心しました。
園に到着し、早速、ランチ。 今日のランチは、ヴィーガニズム・ソース付きヌードルとリンゴのムース。優しい味でとっても美味しかったです。
お昼ご飯の後は、自由遊びの時間になり、サッカーをしている男の子や、園庭にあるもので遊ぶ子どもたちで賑やかです。
先生がお客様がお土産に持参された折り紙を持ってきたので、プチ折り紙ワークショップ開催。
お客様が手裏剣を作ってくださいました。子供達は大喜びでした。
6月後半にこの園の夏祭りがあり、招待されています。今からとっても楽しみです!