私は日本で公立幼稚園に通いました。小学校、中学校、高校もすべて公立でした。まあ、今から40年以上も前の話ですが、、、、。
つまり、森のようちえん、モンテッソーリ幼稚園、シュタイナー幼稚園、、という教育をまったく知らずに育ち、20年前にドイツにやって来て、8年前に娘が幼稚園に通っているときも、「シュタイナーって聞いたことがあるなあ〜」くらいのレベルでしたので、まさか今、ドイツの三大幼児教育の世界に足を踏み入れようとは夢にも思っていませんでした、、、。
3年前から関わりを持ち始めた、森とモンテとシュタイナーの世界。特に森のようちえんが一番好きです。
それはきっと、森の中にいるだけで感性が磨かれることを私自身が自己体験として知っているからなんだと思います。
私は大阪北部にある高槻市の田舎で過ごしたので、田んぼや畑やどぶ川、カエルやザリガニやタンポポやレンゲなど、自然色豊かな土地で野生児のごとく育ちました。
犬、ネコ、鳥、リス、魚、カブトムシ、スズムシ、コウモリ、、、などなど、いろんな動物も飼っていました。
だから、日本の公立の幼稚園の卒園児ですが、六根の根っこがちゃんと生えていたんだということを大人になった今、感じています、、、。
幼稚園以外の場所、つまり家庭環境が自然いっぱいだったから。
3年前から始めた森の幼稚園の視察プランのコーディネート。お仕事として始めたのですが、私の六根の根っこを育ててくれました。3年経った今、それをすごく感じます。
それは、幼児期に培った六根の根っこがちゃんと生えていてくれたから、、、。
年月が経っても、根っこがちゃんとしていれば、根っこを育てることができるんだ、、、、。
目を閉じて身体を伸ばすと、手や足の先、頭の先、目の先、鼻の先、耳の先、舌の先、そして、心の先から、根っこが伸びて行くのをしっかりイメージすることができます。
きっと、このイメージする力。そして、イメージすることにより、心が落ち着いて、身体がリラックスできることが、生きていく力になるのではないか、、、な〜んて、思ったりしています、、、。
そして、深い呼吸。息を吸って、息を吐く。呼吸のような教育。それは、幼稚園だけではなくて、家庭でも行えるものだと自己体験から言えます!
心のねっこの世界。もっともっと深く探求していきたいです★