今日は動物園の近くにある、フラウヒャー自然幼稚園を訪れました。
私は現在、3件実習生の案件がございまして、今週と来週で3名の実習希望の方たちのために、森の幼稚園巡りをしています。
朝8時15分頃、地下鉄のThalkirchen(Tierpark)駅に着きました。そうです、ミュンヘン動物園前です。
今朝は霧がかかっていました。森の入り口はこんな感じでした。目の前に道路があります。
道路を挟んで向かい側は動物園。朝8時半なのでだーれもいません。霧がかかってます。
森の入り口からすぐに散歩道に入って、動物園の駐車場の方向に行くと、ありました、Bauwagenが!
コンテナの園舎は2つあります。
2つあるコンテナの園舎は、1つが食事やお勉強や自由遊びをするお部屋。もう1つは体を動かして遊ぶためのお部屋。
2つの園舎の間には、小さい丸太のイスがまーるく並べられています。
園舎の目の前には、大きな駐車場が。朝は保護者の車しか止まりませんが、毎日昼頃になると動物園の訪問者の車でいっぱいになるとか。
幼稚園の園舎がある場所としては理想的ではありませんが、イザール川の側の森のは環境保護区域らしく、Bauwagenを他の場所に置くことができないそうです。
そのため、子供たちが登園して、朝の会が終わると、すぐに森や川に行くそうです。
お昼になると、保護者が交代で作るお昼ご飯を園舎で食べます。
14時前後がお迎えの時間です。
園舎の側にかわいい木の小人さんたちがいました。子供たちが私に、幼稚園ができて一番最初からある人形だと教えてくれました。だから小人から歴史を感じるのですね~。
今日の実習希望者は、3月18日に面接します。私も同行します。てっきりドイツ語レベルのチェックが目的かと思っていたところ、最近ドイツ人実習生の人間性が良くなくて問題があったというご経験から、実習希望者の人間性を見るための面接のようです。
なんだかほっとしました~。彼女には頑張って魅力を発揮してもらいたいです!
園舎の側にはこんな立て看板も。
「幼稚園の敷地です。トイレではありません。ゴミ収集場所でもありません」と書かれています。
最後にイザール川もパチリ。園舎から歩いて5分もかからないところにこんなすてきな川のほとりがあるなんて!
森にも川にも行けるこの自然幼稚園は保育場所として最高だなあ~って思いました。
そして、今まで見た森の幼稚園や自然幼稚園が、一つとして同じ環境のものがないことが大変興味深いです。
Bauwagenの場所一つとっても、深い森の中や森の入り口、住宅地や川のほとりなど様々ですし、保育方法も、基本的な保育のフィールドが森というだけで、やっぱりそれぞれに個性があります。
朝の会一つとってもやり方が違いますし、お昼ご飯もケータリングサービスを使っているところもあれば、保護者が交代で作るところもあり、明日、あさって、来週に続く森の幼稚園の視察がとても楽しみです。
そして、この森の幼稚園の視察ツアーが日本の長野と大阪にも続くかと思うと、本当にわくわくしてきました~。