今回のお客様は日本の大学で教育学と環境学を勉強されている大学生。
「ドイツの環境教育と森の幼稚園とシュタイナー学校を見学してみたいです」というリクエストを受けて、オーダーメードで個人視察ツアーをコーディネートしました。
森の幼稚園以外は、ゼロからのコンタクトでしたのでうまくいくかどうかちょっと心配だったのですが、アポ取りもスムーズに行き、成功するような予感がしていました。
お客さまには、今回は特別に私の家に9泊して頂いたので、コーディネートと通訳と宿泊のお世話が同時進行になってしまい、ご満足頂けたのかどうか心配だったのですが、お客さまから、「今回の視察旅行は大満足でした!!」というお褒めの言葉を頂きほっとしています。
お客様が感じが良くて本当に思慮深い方でしたので、一緒に視察をしてとっても楽しい5日間を過ごすことができました。
夫と娘と娘のお世話を5日間ぶっとおしでしてくれたシッターさんにも大感謝です。
みんなの協力があってこそ成功した視察ツアーだと思います♪
ここで、今回の五日間の視察ツアーを振り返ってみたいと思います。
● 一日目は、ドイツの環境教育の視察ということで、交通ショーとグリーンシティを訪問。
● 二日目は、ルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校を訪問。
● 三日目、四日目、五日目は、森の幼稚園を訪問。
それぞれの視察先の良いところをたくさん観察して、スポンジのように吸収できたので、今私の心の中には新たなエネルギーが充満しています。
グリーンシティもシュタイナー学校も森の幼稚園も、それぞれの担当者や先生から、「またいつでも来てくださいね~」と言ってもらい、とってもとっても感激しています。
ドイツの環境教育については、グリーンシティだけではなくて、エコセンターにもコンタクトがあるので、今後はエコ関連のツアーができないものかと考えています。
また、シュタイナー幼稚園でのインターンシップと視察も可能性がでてきたので、新しいプログラムとして盛り込むことができるかもしれません。
モンテッソーリ幼稚園の情報も今回の視察先から得ることができのたで、もしかしたら、モンテッソーリ幼稚園の視察やインターンシップもプログラムとして提供することができるかもしれません。
視察先でドイツの教育の生の現場を、心と目と耳と手と鼻と身体全体で感じ取り、人とのコミュニケーションから情報を得て、更なるネットワークにつながりそうです。
リンクがリンクを呼ぶ ・・・ そんな感じです。
次のプロジェクトへの足がかりがいくつもできたことと、また今回視察させて頂いたところに再び行ける可能性があるという喜びもあり、私は満足感でいっぱいです。
最後に、私が考える、シュタイナー、モンテッソーリ、森の幼稚園の総合的なキーワードは、
「五感」と「自由」。
それぞれの思想に違いがあっても、子供に対する視線や教育は、根本的に一緒なのではないかと思っています。
そして、今後もお客さまと一緒に、もっとももっとドイツの幼稚園や小学校で行われている様々な教育メソッドについて学んでいきたいです。