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ドイツの幼稚園視察プランの醍醐味(モシュ森ツナギスト)

今回のドイツの幼稚園視察プラン。ふだん、ドイツのIT企業で会社員として働いているため、正直ちゃんとご案内ができるのだろうかと少し不安でした。






でも、いざ始まってみると、泉からあふれでるように情報がわきだして、あれもこれもお客様にお伝えしたいと止まらなくなりました。





まるで、私の頭の中の「モシュ森ツナギストの引き出し」を開けたかのように、、、、。





(「モシュ森」とは、「モンテッソーリ幼稚園・シュタイナー幼稚園・森のようちえん」の略)





そして、今回の3日間の視察プランで私が収穫したこととしては、、、、。





ファミリーセラピーを勉強し始めて、月に一回ベルリンに講習に行ってるというモンテッソーリの園長先生。






お父さんになるから、フリーの先生になって、森のようちえんからモンテッソーリ幼稚園に転職した先生。





私が来ることを本当に楽しみにしてくれていたのに、病休になってしまって残念がっていた仲良しのモンテッソーリ幼稚園の先生とイザールアウエン自然幼稚園の先生。





相変わらずの優しい眼差しで子どもたちを包み込み指導しているイザールアウエン自然幼稚園の園長先生。






病休の職員がいたので、私たちと一緒にいれなくて本当にごめんなさいと謝ってくださるシュタイナー幼稚園の園長先生。






それぞれの幼稚園と5年以上のお付き合いがありますが、ご好意で視察させて頂いていることに本当に大感謝の気持ちでいっぱいです。





そして、この極上の友好関係が今後も築けていけるように、ますます邁進しねばと思っています。





最後に、今回、私どもの視察プランにご参加くださったお客様からの以下のメッセージに涙がでるくらい感激したことをお伝えしたいと思います。




ーーー

みどりさんが開拓してくれた活動によって日本の子どもたちが幸せになると思います。

ーーー





この仕事を長く続けていく意義を実感しました。 そして、今回のお客さまが私に、「みどりさんは通訳以上のことをしていて、専門家並みの情報を持っているのでガイドさんだ」とおっしゃってくださったので、2010年より今までにインプットした私の情報、つまり、モンテッソーリ教育、シュタイナー教育、森教育に関するノウハウをみなさまにお伝えすべく、不定期で「モシュ森ツナギストだより」をブログで発信していく予定です。乞うご期待!



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# by midorimartin | 2016-05-05 22:09 | 仕事あれこれ

【視察3日目】イスマニングのシュタイナー幼稚園

視察3日目。イスマニングのシュタイナー幼稚園を訪れました。


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予定よりも一本早い電車に乗れたので、イスマニング駅から徒歩でようちえんに行きました。





隣接するシュタイナー学校も見て、シュタイナー幼稚園の看板を見たとき、「またシュタイナー幼稚園に来れた」という感動が心の中に広がりました。




それはなぜかと言いますと、前園長先生が情熱を注いで設計デザインを手がけて建てられたという裏側を知っていることと、まだ枠組みしかできていなかった建物の中に一緒に入って、彼女の夢のシュタイナー幼稚園のイメージを聴くことができたから。

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8時40分ごろに到着。登園時間だったので、自由遊びをしている園児たちの様子が見れました。一人の女の子が私にゾウさんの絵をプレゼントしてくれました。




昨日子どもたちが焼いた塩生地のろうそく立て。素敵です。



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もちろん、私の大好きな季節のテーブルもありました。癒されます。




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隣りの作業部屋にて、年長さん向けの小学校入学前準備の時間が設けられていました。みんなで織物をしていました。







先生の美声で「おかたづけの歌」が始まりました。子どもたちは全員で自分たちが使ったものを元の場所に戻していきます。




円になってすわります。先生がまだちゃんと片付けが終わってないところを片付けるように何人かの子どもに指示します。





おかたづけがすべて終了し、朝の会が始まりました。「おはよう 天の恵みよありがとう 小鳥さんのさえずりが聞こえますよ」みたいなメロディーです。その後も一日を通して、様々な歌が手遊びとともに歌われるのですが、子どもたちはみんな暗譜で歌い、その歌を歌いながら何をやるのか、次に何をやらなければいけないのかがわかっています。




毎日、同じことを繰り返し行うことで、子どもは生活のリズムを学んでいくのです。





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一人「トイレの番人」が選ばれ、もう一人「遊びの番人」が選ばれます。トイレの番人が最初の三人を選びます。遊びの番人もパートナーを選びます。




あとで園長先生に確認したのですが、この「トイレの番人」と「遊びの番人」は昨年導入した新しいルールだそうです。それまでは、みんなで歌を歌いながらトイレに行っていたのですが、トイレが混雑するので、それを避けるために新しいアイデアが生まれたのだとか。



常に保育を進歩させていく力に感心しました。




少人数でトイレに行くということは時間がかかります。そのため、みんながトイレにいくまで、教室では遊びをすることになったようです。一つ目の遊びは「連想ゲーム」。一人の女の子が何かの動物を真似ています。もう一人の女の子がその動物への質問に答えていきます。例えば、「色は?」、「大きさは?」など。答えは残念ながら子どもたちが思いつかなかったので、そのままになってしまいました。 もう一つの遊びは、「ケンケン遊び」。男の子がパートナーを選び、片足でぴょんぴょんして競い合います。 「こんこん」「誰でですか?」「誰と一緒に遊びたいですか?」という会話が最初にあり、遊びが始まります。





トイレと遊びが続いている間、二回目の朝食が担当の子どもたちによって準備されていきます。システム的だなあ〜と感心した次第。





朝食後、子どもたちは園庭に外遊びへ。



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先生が製作中の小人を見せてくださいました。シュタイナー教育の本「小人」も一緒に。シュタイナーの先生は歌も歌えて手芸もできなければならないので、なんと大変なんだろうかと思いました。




園庭で遊ぶ子どもたちは元気いっぱい。 なんと森のようちえん?という思うようなシーンを目撃しました。





木登りができる憩いの場所があったのです。 森とシュタイナーの融合です。 あ〜、なんと素晴らしいのでしょうか。





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ひとしきり遊んだあとは、昼食前の「終わりの会」が始まりました。 「スリッパの旅」というお話でした。





絵本をみんなに見せながら読み聞かせるのではなくて、本の読み聞かせです。





子どもたちのイメージを膨らませるために先生はあらかじめ、「みんなはスリッパを持ってる?」、「夜寝る時スリッパはどこに置いてるの?」、「スリッパでみんなが眠ってるときどうしてると思う?」という質問をしていました。




本の内容はこんな感じです。「スリッパは全然眠くありません。 夜、外に散歩をすることにしました。 右のスリッパは右に行こうと言い、左のスリッパは左に行こうと言います。 左右に動きながら進んでいると、帰り道がわからなくなってしまいました。 黒猫がスリッパに帰り道を教えてくれます。 スリッパは家に戻り、またベッドの横で眠るのでした」 





なんともユニークなお話で、先生は読後、「みんなのスリッパが疲れて眠ってるかどうか、明日の朝、確認してね」と言いました。 夢がありますよね〜。





昼食前にようちえんを後にしました。 お客様のおかげで、私はモンテッソーリ幼稚園と森のようちえんとシュタイナーようちえんを見学することができたので大満足です。ありがとうございました!





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# by midorimartin | 2016-05-05 04:56 | シュタイナー教育

【視察2日目】イザールアウエン自然幼稚園

今日はイザールアウエン自然幼稚園を訪れました。





先週から火曜日は雨という天気予報だったので心配していたのですが、午後から雨とのこと。





また、幼稚園側の意向により、午前中はガスタイクの幼稚園児および小学生対象の音楽を勉強するためのイベント「打楽器ワークショップ」に参加することになりました。




詳しくはこちら→http://www.spielfeld-klassik.de/instrumente-des-orchesters/schlagzeug-vorfuehrungen.html



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「大太鼓」、「小太鼓」、「ティンパニー」、「シロフォン」、「ビブラフォン」、「スティールドラム」、「タムタム」、「木の箱」の打楽器の歴史や音の鳴らし方や音の違いを学びました。





子どもたちはバチを持ってそれらの打楽器を叩く機会もあり、私たち大人も一緒に叩くことができたので、おもしろかったです。




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75分のワークショップだったのですが、55分くらい打楽器の勉強をしてから、残り20分は絵本「うんちしたのはだれよ!」の絵本の読み聞かせを打楽器を鳴らしながら行いました。




ストーリーはこちら(http://www.ehonnavi.net/ehon/547/うんちしたのはだれよ!/ 参照)↓



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ある日、もぐらくんが地面から顔を出して、お日さまはのぼったかなと思ったとき、とんでもない事件が起きました。誰かがもぐらくんの頭の上に、うんちを落としたのです。「なんて ひどいことを!」。怒ったもぐらくんは、さっそく犯人探しに乗り出します。「ねえ きみ、ぼくの あたまに うんち おとさなかった?」。ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ、ブタ……、もぐらくんは頭にうんちを乗せたまま、みんなに聞いてまわります。

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子どもたちは、登場する動物のぬいぐるみを持ってきていました。ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ、ブタ、イヌ。それらの動物のぬいぐるみを楽器のところにおき、出番になったら「ちがうよ。どうして。ぼくのうんちはこうだよ」と言って、楽器を鳴らしました。




私もタムタムを鳴らすことに。参加型のワークショップだったの興味深かったです。




お客様が勤務されている幼稚園にて実施できるかもとおっしゃってくださったのでとても嬉しかったです。




終了後、ガスタイクのすぐ側にある公園でしばし自由遊び。




11時半頃、路面電車、バス、もう一度バスに乗って、幼稚園に向かいました。




幼稚園のある森の中に入ると、ホームに帰ってきた状態になり、子どもたちは生き生きしています。




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幼稚園に到着してから、私は園長先生より、「みどり、幼稚園の案内をしてもらえる?」とお願いされ、お客様のご案内をしました。




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13時少し前になり、ランチの時間になりました。お豆のスープにバゲットパン。そして、デザートはヨーグルト。とっても美味でした。






ランチのあとは自由遊びの時間。 相変わらずの優しい園長先生の子どもたちとの関わりぶりに癒されました。



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# by midorimartin | 2016-05-04 03:50 | ドイツの森の幼稚園

【視察1日目】ラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園

久しぶりにラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園をお客様と共に訪れました。約2年ぶりです。





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今年の2月頃、メールでお問い合わせをした際に、「みんなであなたのことを話していたのよ。会いたいわね〜って。」という園長先生からのお優しい言葉を頂き感動したのは言うまでもありません。





8時30分すぎに到着。新しい先生が私たちを迎えてくださいました。今回は園長先生のご好意で、すべてのお部屋と園庭を園長先生自らがご案内してくださいました。




この幼稚園には、障害を持つ園児が通っています。3階だての一番の上の場所には、事務員さんのお部屋、セラピールーム、先生たちの休憩ルームがあります。




まずはセラピールームを見せて頂きました。このお部屋で障害を持つ園児は、セラピストの先生と一対一の関係性を築きながらセラピーを受けます。




セラピストの先生が以前おっしゃってました。お部屋に入る前、お部屋に入った後も、園児に素材を自ら選ばせるとのこと。その子が何を選んでどんな行動をするかを観察し、心の中の動きを探るらしいです。




以前は横割りだったクラスが、縦割りに変わりました。2つのクラスが存在し、1階と2階にそれぞれ教室があります。





保育ルームは、ワンフロアで区割りされ、「モンテッソーリコーナー」、「工作・お絵描きコーナー」、「リラックス・絵本コーナー」、「積み木コーナー」、「遊べるコーナー」の5つのコーナーが存在します。




さらに4つのお部屋があります。「キッチン」、「トイレ」、「遊べるお部屋」、「運動ルーム」です。





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これは、2回目の朝食の風景。4人まで座れるようになっていて、先生が見守る中、子供たちは食べたい物や量を自分で決めます





月曜日は週の初め。毎週、子供会議が行われます。月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日の色分けされたカードが中央に置かれ、病休の先生の代わりに入られる先生の名前のプレートが置かれたり、2回目の朝食のミュースリという単語が置かれたり、誕生日っ子を表す冠が置かれたり、なかなかユニークです。





ひととおり保育ルームを見させてもらった後は、園庭に出ました。新しく工具の棚が備わっていました。工具類が入っているので扉には鍵がかかっています。




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また、モンテッソーリ教育の特徴の一つ、「美しく整備された環境を子どもたちに与え、子どもたちは自由意志で行動を決定する」も教えてもらいました。


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まるで、禅の世界のように美しい砂場。






今年の4月から、外担当のパートタイムの先生として採用された男の先生がいらっしゃいました。なんと、この方は、私が懇意にさせて頂いているハラヒング森のようちえんに以前お勤めだったのです。




まあ、なんと世間は狭いことでしょう。でも、再会にとっても嬉しくなりました。





森のようちえん教育もご存知なので、このラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園はさらにパワーアップすると確信しました。





先生は言います。「森(自然)は第三の先生なんだよ。この園では大人の手によって整備された環境を作っているけど、森のようちえんの世界では、森(自然)が整備された環境を作っているんだよ。」 鳥肌ものの言葉です。




お客様からのご質問「みんなで何かを作り上げる作業のとき、子どもたちにどのように動機付けを与えていますか?」




「まずは枠組みを作り、その中で素材やツールを見せて、ルールを教えます。慣れている子どもには最初からたくさん見せることはできますが、慣れてない子どもの場合は、小出しにしていくことが大切。 例えば、段ボール箱を切ることだけまずはさせる。次に切ったところに色を塗る。次に何かを張っていくなど。 ルールも、工具は一つだけ使っていい など少なく設定すること。 作業の途中でみんなを集めて、感想を伝え、新しいルールを伝えたりすること」





子どもたちが自分たちで大きな段ボールを使って作ったものは想像のたまもの。 そして、その想像は、一人一人のイメージで成り立っているから、みんなで同じイメージを作りあげる必要はないこと。





また、一人だけエライ人を作ってはいけない。 円のようにまーるく、みんな同じ ということを学ばせることも大切とか。





子どもたちの外遊びを観察したので、再び園内に。今度は1階の教室を観察しました。





キッチンには食べかけのリンゴが二皿ありました。ネームプレートがついています。これもこの園の特徴で、「まだ食べていますよ」というサイン。子どもたちの自由意志で決定しています。




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お昼ご飯の準備も当番の子どもたちが行います。



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園庭のテーブルにも、飲みかけのジュースがわかるようにネームプレートがついていました。



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幼稚園のコックさんが作った美味しいランチを頂いたあと、園長先生とのセッション。お客様からたくさん質問が出て、園長先生からも笑顔で回答を頂いて、とっても素敵な午後になりました。


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# by midorimartin | 2016-05-03 14:22 | モンテッソーリ教育

森への思い

最近、読んでいる Peter Wohlleben氏の著書『Das geheime Leben der Bäume』。直訳すると、「木の秘密の生活」





非常に素晴らしく、感動しまくりです。




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森の木が何を感じ、どのようにコミュケーションを取り、生きているのか、そんな木の秘密がたくさん記載されています。





朝日新聞ウェブ版にも掲載済みです。 森の木には社会の営みがある!





本のプロローグにて、「Jeder Tag im Wald zu einer Entdeckungsreise」という記述に目が留まり、即購入を決定しました。





つまり、「森の毎日は発見の旅」という意味になり、私は森のようちえん視察プランにて、お客様に寄り添うことにより、この言葉どおりのことを体験しています。





今年の5月と7月に、森のようちえん視察プランを遂行する予定です。今からとても楽しみです!!!





また、『Das geheime Leben der Bäume』は、全部読み終えてから、感想と共に、この本のメッセージをお伝えしたいと思います。






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# by midorimartin | 2016-04-24 19:32 | ドイツの森の幼稚園

自分と向き合う時間は幼児教育から⭐️

火曜日に訪れた、ウンターメンチング森のようちえんの朝の会にて、騒がしい園児に声かけをされた先生の言葉が秀逸でした。





「自分に集中しなさい」




幼稚園児であっても、ティーンネイジャーであっても、大人であっても、人生の指針となる大切な言葉だと思う。





言い換えれば、 「自分と向き合いなさい」 という意味になるからだ。





そういえば、シュタイナー学校に行った時も、エポック授業の際に騒がしかった小学生に、先生が同じ言葉を放っていた。





「自分に集中しなさい」





幼児教育の重要性を感じた瞬間でした。
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# by midorimartin | 2015-11-13 15:32 | ドイツの森の幼稚園

【視察1日目】ウンターメンチング森の幼稚園

一年ぶりに、私の大好きな森のようちえん、ウンターメンチグ森の幼稚園を、視察プランにご参加くださった20代前半のお客様と共に訪れました。




とっても美しい秋晴れ。お客様は私の家からバス一本で行ける距離にお住まいだったのですが、ウンターメンチグ森の幼稚園までは、バス2本、地下鉄2本を乗り継いで、移動することになりました。





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今までは、バウバーゲンが3つある贅沢な環境の森のようちえんだったのですが、なんと、2つのグループに対して、3つのバウバーゲンは必要がないという理由で、3つめのバウバーゲンは撤去となったそうです。




今までは問題なかったのに、突然こうなってしまったのは、新しい担当者に変更になったしまったためだとか。担当者の見解で、白が黒に変わってしまうなんて、気の毒でなりません、、、、。





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先生から、「案内をお願いしますね」と言われ、お客様にバウバーゲンの中や園庭を案内していると、朝の会が始まりました。




9月に入園したばかりの男の子が一人、おしゃぶりがないということで、泣きじゃくっていました。もう一人の男の子は、朝の会を邪魔しているという理由で、途中で退席。 




お客様は少しドイツ語がお分かりでしたので、ドイツ語で自己紹介をしてもらったところ、先生と子供たちに好印象を持ってもらいました。




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16名いる園児のうち、2名が欠席。1名はなんと、世界旅行中で、1名は欠席理由が不明。




この幼稚園にしかないお天気担当の子供たち二人が、その日のお天気と風の情報と気温をアナウンスします。



この日は、晴れのち曇り、風はなし、14度でした。




朝の会が終了し、みんなで森に向かいます。聖マーティンのお祭りの劇の練習をするため、2台のボラーバーゲンを運搬することなりました。一人の先生がボラーバーゲンを引っ張り、もう一人の先生は子供二人の手をつなぎ、お客様も行きは子供ひとり、帰りは子供二人の手をつなぎました。




というわけで、私はもう一つのボラーバーゲンを往復で引っ張ることなりました。



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お祭りの劇の衣装や小道具、そしてギターがのっかっています。落とさないように気をつけながら、木製のトロッコを引っ張りました。なかなかの体験です。




今日の目的地は、「根っこ広場」。立派な根っこを持つ木が横たわっています。




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子供たちは、木によじ登ったり、触ったりして、遊んでいます。対向した場所にも、何本も木が横たわり、登れるようになっています。




それらの木は、少し裂けている箇所があり、危険だと判断した先生はすぐにノコギリで枝を切り落としました。




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私たちは、木によじ登って遊んでいる子供たちを観察していたのですが、3歳の子どもたちもスイスイと木に登っているので、とても感心しました。そして、安心して子どもたちを観ている自分たちに気がつきました。




毎日、森に来ることで、森のフィールドが慣れ親しんだ環境になり、木ともすっかり友だちになっているからこそだと思います。




これこそが、「森のようちえんのスペシャルな部分なんだ!!」と、実感しました。




というのは、途中で近くに存在するシュタイナー幼稚園の子どもたちも合流してきたのですが、彼らの木登りは少し違っていたからです。




お客様とともに、シュタイナー幼稚園の子どもたちは「遠足感」があるため、森の幼稚園の子どもたちのたくましさと安定感により気づく結果になりました。




私にとっても、シュタイナーと森のようちえんの子どもたちが同じフィールドにいることで、違いを観察することができて、とても興味深い体験になりました。




聖マーティン祭りで使う提灯をひとりの園児が作りました。実際には、ガラスの瓶に、紙をはりつけました。



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また、子供たちが聖マーティン祭りの劇の練習風景も見せてくれました。



先生が当日の昼に、配役を決めて、練習させるところが、とてもユニークです。




イベントの準備が、日本とはまったく違いますね。





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この風景が何かお分かりになりますか?




家と木なのですよ。 ドイツ人の夫と娘と同僚に写真を見せて、これが何かと尋ねたところ、即答で「家と木」と言われたので、ドイツ人にとっては、スタンダードな舞台衣装ということになるのでしょうか。これも新しい発見でした。




先生のギターに合わせて、歌を歌い、子供たちは自分たちの役割を覚えて練習します。とても可愛らしかったです。




園に戻る時間になりました。ひとりの女の子がダダをこねて、なかなか帰ろうとしません。先生いわく、どんどん要求をエスカレートさせる子どもなので、線引きしないといけないのだとか。具体的には、自分でできるのに、大人にさせようとするのです。





年長さんのお兄ちゃんが迎えに行って、戻ってきてくれたのですが、先生が迎えに行かずに、じっと待っているところが、さすがだなあ〜と感心しました。




幼児教育において、一貫性を保つことの大切さを痛感しました。




園に戻ってきてから、バウバーゲンの中でランチを取り、昼食後は自由遊びをして、降園15分前に、終わりの会を始めました。




この幼稚園には、卒園児のための、「望みを叶えてくれる木」が存在します。「望みを一つだけ書いて、風に舞うように木にくくりつけてください」と書かれています。とっても素敵なアイデアだなあ〜と思います。





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まるで、日本の短冊のようだなあ〜と感激しました。そういえば、ウンターメンチグ森のようちえんでは、午前のおやつを食べる際に、おしぼりを使うので、これもちょっと日本っぽいなあ〜と思いました。




今回のお客様から、「ドイツで森のようちえんを見学することを目的としていたのですが、本当に見られる日が来るとは思っていなかったです。これからも、子どもと関われる仕事を探し、ゆくゆくは森のようちえんに携われたらなと思っています」と言われ、とても感激しました。




そして、私は森のようちえんツナギストとして、意義のある仕事をさせてもらっているのだなあ〜と、実感した次第です。




これからも、ドイツの森のようちえんにご興味を持ってくださっている方に、森のようちえんの素晴らしさを感じて頂くため、努力していきたいと思います。
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# by midorimartin | 2015-11-12 05:08 | ドイツの森の幼稚園

B2Run で Run for Peace

2015年7月16日、ミュンヘンで開催された、会社対抗6キロマラソン大会「B2Run」に、チームリーダーとして参加しました〜。




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私が勤める会社は、NEXT Munich App Agency。iPhone、iPad、Androidアプリを開発している会社で、私の仕事内容は、アプリの検証。




参加人数は最初11名だったのですが、社長二人は、一人が骨折、もう一人は、急に入ったクライアントとのアポイントのため、欠席。




残りのメンバーも、体調不良、医者のアポ、家具の配達待ち、もう既に辞めていない、など、様々な理由があり、最終的に5名で参加しました。




社長が行けなくなったので、急遽、年長さんの私がチームリーダーとして、若いみんなを引率することになり、ねじりハチマキ代わりに、オレンジマフラーを巻いて、気合いを入れました。





会社のみんなには、あらかじめ、オレンジマフラーの意味を説明。日本復興のシンボルということを理解してくれて、参加者全員で、オレンジマフラーをつけて、6キロを走りぬきました。





参加賞として、全員にメダルが授与されました。 楽しいイベントだったので、また来年も参加したいと思っています。





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# by midorimartin | 2015-07-30 05:19 | 仕事あれこれ

ミュンヘンのオススメの日本人美容室「Lilac(リラック)」

2015年4月1日、大好きなShihoさんの美容室「Lilac(リラック)」がミュンヘンにオープンしました〜。



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詳細な情報はこちら↓

場所    Winterstraße 6, 81543 München
電話    089-5506-4641
ホームページ www.lilac1103.com
営業時間 10.00 - 19.00
定休日  月曜日、日曜日、祝日



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以下、Shihoさんの言葉をそのまま、ご案内します。




ドイツへ家族で越してきてはや3年、遠回りしながらようやく家族の思いを一つの形にすることができました。たくさんの方々に応援して頂き、助けてもらい、なんとかどうにか、本当によぉぉやく、ここまでたどり着くことができました。何を持っても皆様のお陰様です。心から感謝申し上げます。

お店はまだ少しガランとしたところはございますが、これから少しずつ皆様が喜んでいただけるような美容室へと作り上げれますよう、夫婦力を合わせて精一杯努めてまいります。どうぞご家族、お友達をお誘い合わせの上ご来店下さい。
あら、先日カットをしてしまったわ。という方も、是非一度どんなお店になったのかしらと覗きにお越し下さいませ。

ご予約はお電話にて承っております。

皆様にお会いできるのを心より楽しみにしております。





お客様ひとり一人との出逢いを大切にされているShihoさんは、私が信頼する美容師さんです。



私も森のようちえん視察事業を、お客様ひとり一人に寄り添って、心を一つにしたいと願っているので、彼女の仕事スタイルを気に入っています。



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# by midorimartin | 2015-07-06 06:02

[視察4日目] シュタイナー幼稚園

視察最終日。今回のお客様が2011年に私の視察プランにご参加くださったとき、シュタイナー幼稚園の見学を希望されていたのですが、そのときはまだ可能でなかったため断念した視察をやっと遂行することができました。





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中に入ると、事務員さんが私たちを迎えてくださり、園長先生のところに連れて行ってくださいました。





季節のテーブルも私たちを温かく迎えてくださいます。




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この園には4つのグループが存在します。




① シュテルンターラー(星の銀貨) : 5〜7歳 25名


② ローゼンロート(紅バラ) : 3〜5歳 12名


③ シュネーヴァイスヒェン(雪白) : 3〜5歳 12名


④ フィンガーヒュートヒェン(灰かぶり姫) : 1〜3歳 12名




クラスの名前は、すべてグリム童話からです。




私たちは、紅バラ組を見学することになりました。




朝ごはんの準備はすでに整っていて、先生が軽やかな歌声で「お片づけのうた」を歌い始めます。




子供たちはお片づけを始めました。




椅子が丸く並べられていて、みんなで座ります。




ろうそくを灯す子供の名前を先生が指名し、マッチを使ってろうそくに火をともします。




朝の会の手遊び歌を先生が歌います。スピードをゆっくりにしたり、早くしたり、大きくしたり、小さくしたり、みんな楽しそうです。




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子供の数を数えて、私たちの自己紹介もしました。




「私たちは日本から来たんだよ〜。日本ってどこにあるか知ってる??」と子供たちに尋ねたところ、「わからな〜い」というお返事でした。




先生が園にいる日本人の子供の名前を言って、彼らのお母さんも日本人なんだよ〜って説明しました。




朝の会が終了し、みんなで手をつないで、「お手洗いの歌」をうたいながら、トイレに向かいます。




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他のクラスが、トイレを使っていたので、床の上に円になって座り、小雨からヒョウを伴う雨になり、雷雨に変わり、晴れになる様子をみんなで手遊びしながら、二度ほど繰り返したのち、トイレが空きました。




子供たちが待っている間、退屈しないように、機転を利かした先生の判断に、私は感銘を受けました。



トイレの後は、「ラヴェンダーオイルの歌」をうたいながら、手にオイルを少しつけて、みんなで良い香りに包まれます。




再び、手をつないで、教室に戻ります。




神様と食への恩恵をこめた「いただきます」の呪文をみんなで唱えてから、朝ごはんを食べます。




バターを塗ったパンに、ジャムやハーブ塩をのせ、りんごとキウィを食し、ハーブティーを飲みます。私たちはコーヒーも頂きました。




静かに食事を開始したのですが、途中からガヤガヤ和やかになりました。




「ごちそうさま」の呪文をみんなで言うことになったのですが、遊んでる男の子が二人いて、先生が「あなたたちは邪魔してるよ。もう一度、みんなで静かになりましょう」と言って、「静かになる歌」をうたい、再度「ごちそうさま」の呪文をみんなで言いました。




先生はその男の子たちに、「今度は最初から静かにしてね。そうすれば、一回で済むからね」と説明していました。





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園庭での外遊びの時間になったので、汚れても良いプラスチックのスモッグの上下に着替え、長靴もはいて、外に出ます。





外に出ると、みんな元気いっぱいになり、泥んこ遊びに花が咲きました。




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たくましく遊ぶ姿に、おとなしい子供たちを想像されていたお客様の顔に、ほっこりと安心の笑顔が広がりました。




「シュタイナーのイメージがすっごく変わりました!!」と、言ってくださったのが、とっても印象的でした。




6月24日は聖ヨハネの日。お祭りがあるので、先生がラフィアヤシを使って、子供たち一人ひとりに冠を作っています。




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聖ヨハネの詳細はこちら→https://ja.wikipedia.org/wiki/聖ヨハネの日




園舎の裏庭に行ってみました。ウサギが二匹いました。





若いりんごの木も植えられています。



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園舎の屋根には芝生がありお花が見えます。緑化活動の一環ですね〜。



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外遊びの時間が終了し、お片づけを終え、みんなそれぞれ教室に戻ります。




紅バラ組では、先生が人形劇をしてくださいました。




蝶々が幼虫からサナギになり、最後は美しい蝶々に変身するというものです。




目に優しいシュタイナー人形のイモムシちゃんと蝶々に、心がほっこりしました。




人形劇の後、先生が「ゲストさんにさよなら言いましょう」と言ってくださったので、とっても有り難かったです。




お客様が、同じマリア様の絵が飾られていることに気がつき、園長先生に理由を尋ねてみました。




この絵は、ラファエロの作品で、「システィーナの聖母」と呼ばれるもので、シュタイナー教育においては、非常に重要な絵だということを教わりました。




「でも、シュタイナー教育だけではなく、すべての人間にとって、大切な絵なのです、人は母の愛に抱かれていることを覚えているのです。とても心地よい愛です。この愛を、外から受け止め、自分の中で吸収して、また外に向ける。この一連の作業が大切なのです。私たちは、神から、自然から、愛されている存在なのです」





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システィーナの聖母の詳細はこちら→https://ja.wikipedia.org/wiki/システィーナの聖母





今まで何度も見学している幼稚園なのに、こんな素晴らしい絵が飾られていることを、私はまったく認識していませんでした。




宗教画の一種としか捉えていませんでした。お客様からの質問があって、やっとわかったのです。




人は見てるようで見ていない、意識を持って見ないと見えてこない、ということを実感しました。




私にとって、視察プランは、お客様と一緒に学ぶ旅でもあり、自然から、先生から、子供たちから、学べる環境を心から喜んでいます。
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# by midorimartin | 2015-06-17 15:56 | シュタイナー教育