森ようツナギスト Japanication ゲッベルみどり

miamama.exblog.jp
ブログトップ

<   2016年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧

【モシュ森ツナギストだより】 Vol 6 「こころの音とオイリュトミーの類似性」

11月26日(土)ミュンヘン日本人会主催の体験型セミナー「音楽療法〜こころのおとを聴く」を企画しました。




参加者の総数は20名。前半は音楽療法の講義、後半は音楽療法の生体験という2部構成。





後半のセッションは2つのグループに分かれ、各々が好きな楽器を持ち目を閉じて即興演奏。




聴いてる方も目を閉じて音を楽しみました。




講師の音楽療法士の鎌田菜美さんはピアノでみなさんが即興で奏でる音楽に寄り添います。




私は司会進行という立場でしたので目を開いてみなさんのセッションを観察していました。




そして感じたことは、「むむっ。何かに似ている」




記憶をたどっていくと、そうです、シュタイナー教育のオイリュトミーのピアノ伴奏に似ていたのです。




オイリュトミーのピアノ伴奏は、先生の指示に従いながら、生徒が奏でるパフォーマンスに寄り添う即興音楽。




患者さんのこころの音に即興で寄り添う音楽療法。




どちらものグループセッションは、最初は少しずつ空気感が変わっていくのを感じ、途中で盛り上がりがあったり変化があったりを楽しみ、最後は一つの作品を作り上げた充実感や達成感を味わう。フィードインとハイライトとフィードアウトが存在していることが似ていると思いました。




菜美さんが「音楽療法士のお仕事は、きっかけづくりであり、みんながどこかで出会えるような下地(ベース)を作ってあげること」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。




私のようちえん視察プランのコーディネートのお仕事も、参加者のみなさんの自分探しのきっかけづくりに寄り添っているような気がするので、菜美さんのお仕事に共感を持っています。




オイリュトミーは精神世界であり、自分と向き合う作業なのかもしれないと、今回の音楽療法のセミナーを通じ新たな発見がありました。自分と向き合うためには導いてくれる人、寄り添ってくれる人が必要であり、シュタイナー学校の生徒はオイリュトミーの先生から指導を受け、ピアノ伴奏者に寄り添ってもらい、自分探しができる機会を与えてもらっている。




シュタイナー教育の素晴らしさを再認識しました。




[PR]
by midorimartin | 2016-11-27 16:39 | コラム

【モシュ森ツナギストだより】 Vol 5 「呼吸をするような保育」

2013年にシュタイナー幼稚園を視察させて頂いた際に園長先生から伺ったお話です。




「私たちは、呼吸するような保育を心がけています。つまり、息を吸っている状態と、息を吐いている状態を、子供たちに交互に提供するというものです。具体的には、集団行動をしているときは、息を吸っている状態で、自由行動のときは、息を吐いている状態です」




私はこの言葉を聞いたとき、頭の中でハレーションのようなヒラメキがありました!




そうです。「息を吸っている状態」は「誘導保育」で「息を吐いている状態」は「見守り保育」なのです。
「集中」と「解放」を繰り返すことが、幼児教育には重要ということなんだと思います。





なぜ、この言葉に衝撃を受けたかといいますと、私自身、呼吸をするように仕事をしていて充実感を体感しているからなのです。



 
本業のアプリのテストをしているときが「息を吸っている状態」。




副業のようちえんのコーディネートをしているときが「息を吐いている状態」。





例えていうなれば、「息を吸っている状態」=「インプット」であり「集中している状態」。




「息を吐いている状態」=「アウトプット」であり「解放している状態」。





人は「インプットする場所(集中)」と「アウトプットする場所(解放)」の両方を持つことで、ちょうど良いバランスが取れるのかもしれません。




そう思うと、幼児教育において、この「呼吸をするような保育」を実践することは、子供の成長において必要不可欠な教育であり、心身ともにバランスが取れた大人になるための礎になるものだと確信しました。





森のようちえんやモンテッソーリようちえんでも、「誘導保育」と「見守り保育」が実践されていることから、幼児保育の基本の一つは「呼吸をするような保育」と言えると思います。




仕事だけでなく、生活する上でも、呼吸はとても大事です。緊張して解放してを適度に繰り返すことで心身を鍛錬できるのかもしれません。




[PR]
by midorimartin | 2016-11-06 21:01 | コラム