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バイエルン独日協会主催のビジネスランチョンに参加しました

ミュンヘン日本人会役員として、バイエルン独日協会主催のビジネスランチョンに参加しました。



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時: 2016年6月22日(水)12時より14時まで

所:Hilton Park Hotel、TucherPark 7、チボリの間

昼食会での講演

講演者:ジェラルディーヌ・クヌードソン氏、ミュンヘン市観光局長

テーマ:「単なるオクトーバーフェスト以上のもの —ミュンヘンの新しい観光ブラ
ンド」



司会:ユルゲン・ベッテンJurgen Betten



講演内容:すでに10年以上前からミュンヘンの観光は向上しています。けれども市の
観光担当者にとっては常に新しい成功の数字よりもミュンヘン市民と調和した、制御
され協調性ある伸びが大切です。ミュンヘン市民の客への伝統的親切さは観光客が
ミュンヘンを目的地に選ぶのに決定的に貢献しているのです。



引き続き経済的成功を保ち、観光客の市での滞在の質を常に向上させ、しかも同時に
ミュンヘンの市民社会の欲求をしっかり心に留めておくためには、どのような方針で
ミュンヘン市が将来ヨーロッパの他のアーバン・ツーリズム目的地との観光面での競
争において位置づけするのかという問題について、ミュンヘン市観光局長は情報を提
供します。芸術、文化、創造の、そして学問のヨーロッパにおける中心地のひとつと
してのミュンヘンに、予定されたイメージ・シフトのための牽引役が相応しいので
す。



遠距離の市場での市の宣伝方法のための代表として講演者は日本市場での活動につい
て言及します。日本市場はアジア地域で最も多く観光客を送り出す市場 (Source
markets) の内の一つです。

講演者:ジェラルディーヌ・クヌードソン氏はマーケティングとコミュニケーション
分野を専攻されたスベシャリストで、2006年から2012年までルクセンブルク市の立地
拠点およびシティ・マーケティングを率い、特に市のための新しいブランドイメージ
の開発、実現の責任を負いました。2013年からはミュンヘン市観光局の責任者として
ミュンヘン・モデルの枠の中のミュンヘンのための観光宣伝の新しい方向性について
担当しています。




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非常に興味深いお話でした。以下、まとめたいと思います。

・  主題は「いかに高いポテンシャルを持つ観光客を獲得するか」。
・  2014年、ミュンヘンは世界のメトロポリタン都市ランキングで第4位。
・  ミュンヘンを訪れる観光客は2015年は1400万以上、2016年は既に6%増→高い品質を伴う観光発展。要因としては、4つの新しいミュージアム観光(Moderne Welt, Brandhaus等)や都市観光(31のミュージアム巡り等)等の観光資源の質の高さ。
・ キーワードは、「芸術」と「文化」と「創造性」と「学問」→ヤーパンフェストはお手本。
・ 「核」となるマーケティングがあり、それを軸にして外に発信していくこと。
・ Allianz Arena, Olympia, 空港のレストラン業界とも密に連携。
・ モットー「サービスよりもミュンヘンを生体験」。例えば、手作りワークショップに参加。
  職人との生きた会話を楽しむ。エクスクルーシブな文化体験の提供。
・ 魅力あるパンフレット作り。プレゼンをアクティブに。人間の歴史を紐解く。
・ オクトーバーフェストだけではないミュンヘンの魅力を伝える→イメージシフト
・ 現在、ミュンヘン観光局には、7名の公認日本人ガイドがいる。→日本市場の需要あり。
・ 2017年は札幌とミュンヘンの姉妹都市45周年記念のため、日本からの観光客の増加が期待される→日本語での交通案内に期待。
・ ミュンヘン観光局は26の外国市場をサポート。
・ 2016年10月 シシイの著者のおきしまさんとのイベント予定。
・ ヴィクトアリエンマルクトの銅像巡り。
・ 日本の観光協会とタイアップ企画。
・ 観光客の大半はドイツ語圏から。次にアメリカ。ロシア、イギリス、中国はトップ10に入る。
・ 平均的な滞在日数は二泊。
・ 観光客にアンケート実施。60パーセント以上がリピーターとして潜在的要素あり。
・ 子供向けのお土産を検討。
・ メッセ期間中のホテルのプライスが相当高いのは、ホテルの80%が埋まってしまうため→今年新たに20以上のホテル開設予定。


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私は質疑応答の時間に、「ミュンヘン日本人会も新規会員獲得のために、イメージシフトを図る方向にある。このイメージシフトですが、どのくらいかかるものなのでしょうか。」と尋ねたところ、「初志貫徹を続けて10〜15年かかる」と言われた。次に、「個々の興味は違う。それにはどのように対応すればよいのか」と尋ねたところ、「大衆をターゲット層にして、なおかつ、アイデンティティとキャラクタをキープすることが大事」という返事だった。




私はこの回答から得たものとしては、「イメージシフトは簡単ではない。ミュンヘン日本人会のアイデンティティを探り、見つけたあとはそこからぶれずに歩んでいけば道が開ける」。




ドイツ人や日本人の方たちと新しい出会いがあり、有意義な情報交換の場でした。今後もビジネスランチョンに参加したいと思いました。




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by midorimartin | 2016-06-24 07:09 | 仕事あれこれ