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森の幼稚園実習生6名と視察のお客様5名のお世話をしました〜☆

昨年の3月に始めた森の幼稚園インターンシッププログラム。ざっと履歴にするとこんな感じです。



● 第一期生は昨年の10月と11月の2ヶ月間の実習。そして、そのまま実習を続けられ、今年の9月から一年間、正式スタッフとして採用されました!



● 第二期生は昨年の12月に一週間、今年の1月に一週間の2週間の実習。そして、1月末から7月20日まで週二回ずつ実習を続けられました。今年の9月からはデユッセルドルフにある日本人幼稚園にて先生をされます。




● 第三期生は今年の5月に三週間実習。そして、6月と7月も実習。現在は日本にご帰国され、日本で保育を頑張られるそうです。




● 第四期生は今年の5月に二週間実習。その後、カナダのモンテッソーリ幼稚園で実習されて、現在は日本にいらっしゃると思います。




● 第五期生は今年の6月と7月の2ヶ月間実習。現在旅行中で8月に日本にご帰国の予定です。




● 第六期生は今年の10月から12月までの約3ヶ月間実習の予定です。




プログラムとして提供していても、日本のビジネスパートナーの会社のウェブサイトと私のブログのみでの宣伝活動になりますので、地道なマーケティングになっているのですが、おかげさまでコンスタンスに森の幼稚園の実習生が誕生し、心から喜んでいます。




ミュンへン市と郊外を含めますと約30の森の幼稚園があるのですが、そのうち5つの森の幼稚園にて日本人実習生が6名誕生したことに誇りを持っています。




森の幼稚園インターンシップと平行して、昨年11月より、ドイツの教育期間視察プランも提供しています。履歴にするとこんな感じです。



● 第一回目は昨年の11月に5日間。森の幼稚園とシュタイナー学校とミュンへンの環境団体の見学。




● 第二回目は今年の3月に5日間。森の幼稚園とシュタイナー学校とモンテッソーリ幼稚園の見学。





● 第三回目は今年の5月に2日間。森の幼稚園とシュタイナー幼稚園の見学。




● 第四回目は今年の5月に5日間。森の幼稚園とモンテッソーリ幼稚園の見学。




● 第五回目は今年の7月に3日間。森の幼稚園とシュタイナー学校の見学。



第一回目の視察は、元々森の幼稚園の実習を希望されていて、視察プランを提案したところGOサインが出たものであり、自然の流れで生まれたプログラムでしたので、第一回目のお客様には心から感謝しています。


第二回目の視察最終日に東北大震災のニュースを知りました。忘れられない視察になりました。



第三回目は日本のビジネスパートナーこと、日本オーペア情報センターのY氏の視察でした。



第四回目と第五回目はそれぞれ森の幼稚園の実習生が視察もされたというケースになり、彼女たちの感想を伺っていると、実習と視察の組み合わせはベストなのかもしれないと思っています。




第五回目の視察のお客様で森の幼稚園第六期生の方からこんなメッセージを受け取りました。




「今回の見学でまた、自分の中で”何か”が変われた気がします。まだ、具体的な”何か”があるかはわからないけど、自分にできる、、、いや、自分しかできない”何か”をこれから見いだせる
ヒントになったのではないかと思っています」




私にとっては最高に嬉しいメッセージでとっても心に染みました。




私自身がそうなのですが、森の幼稚園、シュタイナー学校、モンテッソーリ幼稚園、そして子供と関わることで、「何か」をいつも発見している気がするからです。





これからも「何か」を発見したい実習生や視察のお客様に寄り添って一緒に学べることができればいいなあ〜って思っています。
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by midorimartin | 2011-07-27 17:56 | 仕事あれこれ

ポーイング森の幼稚園の夏祭り☆

第六期生の3日間の視察巡りは先週の水曜日から金曜日までで終了したのですが、土曜日に彼女が実習する森の幼稚園の夏祭りに招待されたため、二人で午後行ってきました。




まず麦の穂が高くなっていることにびっくり!



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そしてトウモロコシ畑に感動!



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テントが2つ張られていて、雨が降っても食事ができるようになっていました。




そうです。この日もまた雨だったのです。




先生が夏祭りのオープニングの言葉を述べられ、卒園する年長さんたちはランドセルを持ってきていました。




ベンチとテーブルを並べて寺子屋風の学校ができあがり。子供たちはランドセルを背負ってその学校に向かいます。



先生が森にちなんだ質問をたくさんします。例えば、虫の形や生態など。




子供たちはどんどん答えていきます。森の幼稚園に通ったからこそわかる自然の勉強。











先生もそんな子供たち一人ひとりに「すごい!すごい!」と褒めながら授業が終了しました。



卒園時にはシュールテューテのプレゼントがあり、引っ越しする子供には小さなプレゼントが手渡されました。その子供のお父さんとお母さんは目を潤ませていました。




最後は大人が二人一組になって手をかかげてトンネルを作り、卒園時がランドセルを背負ってシュールテューテを持って花道の行進です。



こんな素敵な卒園式は今まで見たことがありません。



ビュッフェがオープンし、みんな歓談しながら食べたり飲んだりしています。




第六期生も質問を受けたり子供たちと一緒に遊んだりして楽しそうです。




彼女は園児の保護者のお宅にホームステイすることになっていて、そのお母さんにもこの日お会いしていろんなお話をすることができました。



10月1日から来年の1月初旬まで第六期生はホームステイしながら、森の幼稚園の実習をされます。




どうか実りあるものになりますように、、、、。




夏祭りには子供たちが参加できるいろんな遊びも設けられていてオリンピックのような感じでした。




例えば、ケンケンパ。



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音を鳴らすためのビンの数が増えていました。先生がこのビンを使って童謡を演奏していました。



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他にもココナッツの殻など自然素材で作られた遊べる打楽器もありました。




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あと、お母さんが作った森に関するクイズもたくさんありました。



例えば、「きれいなエルゼを知っている?」という質問。



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答えは、「エルゼはトップモデルではありません。ハンノキと言って、2011年の木なのです!(以下省略)」という豆知識が書かれていました。これも森の幼稚園ならではのアイデアですよね!




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by midorimartin | 2011-07-27 17:07 | ドイツの森の幼稚園

[視察3日目]アマーランド森の幼稚園☆

視察最終日は、アマーランド森の幼稚園でした。場所はシュタルンベルク湖の側にあるアマーランドという村の中にあり、ミュンヘン市中心地からですとSバーンとバスで1時間半ほどかかります。





前回、初めて一人で訪れたときは、平日は2〜3時間に1本というバスに揺られての旅でしたが、今回はバス路線で配管工事があり、アマーランドまで行かないことがわかり、幼稚園の先生にWolfratshausen駅まで送り迎えして頂くことになりました(→先生、ありがとうございました!)。





そしてこの日も水曜日に訪れたイザールアウエン自然幼稚園見学日と同様に大雨だったので、私はレインコートとレインズボンの出で立ちでした。ところが、あわてて家を出たために雨靴を忘れてしまいました。





バウバーゲンに到着。雨がやんでいたので見晴らしの良さに感動しました。



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この森の幼稚園にはバウバーゲンが2つありまして、小高い丘の上にある登園と降園用のバウバーゲンと、森の中にある保育用のバウバーゲンです。なんともぜいたくな森の幼稚園です。


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バウバーゲンの中にはボードゲームがたくさんありました。子供たちはHARIBOのグミベアゲームで遊んでいます。






お客さまも子供たちと一緒に遊んですっかりとけこんでいるご様子。私も見ていて微笑ましくて心がほっこりしました。


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子供たちのリュックサックがかけられるようになっていて、掲示板もあります。




この森の幼稚園は子供たちが22名以上いますので、先生も3名います。



森の中で見つけたゴミを集めて作られたようなオブジェもありました。



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こんなにもたくさんのゴミが有るのですね。



バウバーゲンの側には自然素材で作られた遊具もありました。



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朝の会では、子供たちがお隣の子供の名前を言いながら挨拶していきます。「遊びと歌とどっちがいい?」と先生が尋ねて、子供たちが「遊び!」と言いました。ネズミとネコのゲームをしました。





一つの大きな円になって子供たちが手をつなぎ、ネズミ役の子供が一人、円の中にはいります。ネコ役の子供が二人います。ネコ役の子供がネズミ役の子供が外にでるための呪文を唱えます。ネズミ役の子供が輪から外に出て、走り回ります。手をつないでいる私たちは、出入り口になるようにつないでる手を大きく上にあげなければなりません。そしてすぐにその手を閉じないと、ネコが入ってくるので、輪になってる子供たちも集中して遊ばなければなりません。




鬼ごっこの要領でとっても楽しいゲームでした!




朝の会が終わり、森の中に出発です。



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森の中に入るときに雨がたくさん降ってきました。水たまりもたくさんあって、子供たちは大はしゃぎです。




木イチゴもありました。子供たちは大好きでよく食べるそうです。



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下のバウバーゲンに着きました。リュックサックをかけるところが木の枝でできています。



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その横には子供たちの手形がペイントされている作品がありました。



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子供たちが私たちにビオトープがあることも教えてくれました。オタマジャクシとイモリ(Teichmolch)がいると言われたのですが、オタマジャクシだけを発見。私は爬虫類が苦手なのでほっとしました。



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たき火をするということになり、子供たちがたき火用の木を切って行きます。





金曜日は音楽のレッスンがあり、音楽の先生がやってきました。今日は年長さんが太鼓を作る日で完成品はこちら。


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そして、二つのグループに別れて、森の中の歌を歌う場所に行きました。移動中も音楽の先生は動物の鳴き声や動作をまねしながら電車ごっこのような形で子供たちを誘導します。




歌う場所に着きました。年長か年中の男の子がやる気がなくて一緒にやらず、それを真似する年少もでてきて、先生は少し困った感じでした。




何度か「一緒にやらないのならバウバーゲンのところに戻ってちょうだい」と言ったのですが、彼は「見てるだけ」と言い張ります。



結局最後までその子は私たちを見ているだけで何も一緒にしませんでした。


片足でジャンプするネコの歌をみんなで歌って、音を使ったメモリーゲームもやって、とっても楽しいひとときでした。


この日は幼稚園の作品コンテストの出品準備もしていて、みんなで泥を使って木を作りました。


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テーマは「健康と運動」。木には生命と躍動感があるということで、木を作ることにされたそうです。


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年長さんは入学準備ということで、バウバーゲンの中でシュールテューテを作っていました。



たき火の方は大雨にも負けずどんどん炎が強くなっていきます。子供たちがフーフーと息をふきかけます。







たき火の炎が落ち着いたので、先生が「インディアンのたき火の歌を歌いましょう♪」と言いました。




私たちは大雨の中、輪になってたき火の周りをくるくる回りながらインディアンの歌を歌いました。




雨にも負けない炎。大雨に打たれてもへっちゃらになってしまった私。




そんなコントラストが妙に自分に力を与えてくれました。



アマーランドの森の幼稚園はお客様を初めてお連れした森の幼稚園でした。



なぜなら、私の家から2時間近くかかるために、お客様を家に宿泊させなければならないと思っていたからです。




でも、今回先生にWolfratshausen駅まで迎えに来てもらったら、1時間半くらいで行けることがわかり、今後の視察先として組み入れられるかもしれません。
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by midorimartin | 2011-07-27 16:30 | ドイツの森の幼稚園

[視察2日目]ルードルフ・シュタイナー学校★

ドイツ教育機関視察2日めは、イスマニング(Ismaning)にある「ルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校(Rudolf Steiner-Schule Freie Waldorfschule)」を見学しました。




前日の森の幼稚園とは打って変わって快晴。シュタイナー学校の生徒と一緒にバスに乗って学校に8時頃に到着。いつも時間割をアレンジしてくださっている先生が木曜日はお休みということでしたので、私は時間割を見て教室を移動しました。しかし、何度か足を運んでいますし、顔見知りのシュタイナー学校の先生もいらっしゃるので、本当に心地よい時間を過ごすことができました。(→H先生、お忙しい中、アレンジしてくださり大変ありがとうございました!)




● エポック授業 1年生 6歳から7歳  (8時10分から9時)




生徒数は33名。この日は、エポック授業の後半部分を使ってのオイリュトミー授業と1時間目が父兄対象の公開授業の日。そのため、8時10分から9時55分までが通常のエポック授業の時間なのですが9時で終了になりました。




お客さまがすぐに気づかれたことなのですが、シュタイナー学校の教室には時計がありません。そのため子供たちも時間を気にすることなく授業に参加できるのかもしれません。



子供たちはすぐにオイリュトミーシューズをはいて、オイリュトミー用の衣装(お絵描き用のスモッグ兼?)を着ました。黄色、緑色、橙色、水色の四色でした。




この衣装を着るとき、子供たちが少しザワザワしたので、先生がすぐに「wer was zu sagen hat, meldet sich !(何か言いたい人は手をあげて)」と強い声で言いました。子供たちは少し静かになりました。




先生が女子生徒1名を指名し、彼女は季節のテーブルのロウソクに灯をともしました。



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先生がグロッケンを奏でると子ども達が起立しました。




先生と一緒に「太陽と土と花の歌」を歌って、「太陽の恵みが光を与え力を与える」や「感謝と愛の心を持とう」というテキストをみんなで暗唱しました。その後、「おはよう、先生」、「おはよう、こどもたち」と朝の挨拶をして、また歌を歌ってテキストを暗唱し、手遊び歌や指遊びやリトミックの動きに変わりました。




習った単語を手拍子したりジャンプしたりして覚えたり、「パン生地をこねて、かまどに入れて、炎が熱くなる」というパン作りの歌やトウモロコシ畑の歌を歌いました。




女の子1名と男の子1名が少しめもだしたので、先生がまた、「Kinder. Was sich nicht benehmen koennen, bleiben hier (お行儀が悪い子はここに居残りなさい)」と強く言いました。




この女子生徒は多動性の子供だと思います。私の娘のクラスにも何人かいますが、シュタイナー学校にもいるのだなあと思うと安心しました。



声を出さずに指を使って言葉を言ったり、げんこつ山のような手遊びをしたりしました。歌と手遊びとリトミックの運動は全体で15分くらいかかっていたように思います。




そのあと、フォルメンの勉強になりました。先生は「Ich trage ein Licht in meiner Hand (手の中に光がある)」と言って、うずまきのような形を黒板に書きました。そして、生徒たちに手をあげさせて、3人くらいが前にでて黒板にフォルメンを描きました。




さっきの多動性の女子生徒がすぐに、「●●君の方が良く描けた」と言ったとき、先生は「そんなことは私たちが知りたいことではない」と言って彼女の意見を否定しました。




このあたりはさすがだなあ〜って思いました。なぜなら、授業で学ぶことは他者との勝ち負けではないからです。



2つめのフォルメンは、先生は水を含ませたスポンジを利用して黒板に描きました。その際に「秘密を持っているリンゴ」などという表現を使ったので、生徒たちが興味を持って見入っているのを感じました。




その後、先生はチョークで同じフォルメンを描き、空中でも手を使って描き、子供たちにエポックノートに描くように指示されました。注意点はただ一つ。「静かに描くこと」




授業が終わった後に先生にフォルメンの目的を聞いたところ、『調和』、『ファンタジー』、『美学』というキーワードを伝えてくれました。




お客様からの質問で、子供の絵の背景画がカラフルであることに対して指導してなのか、それとも自然発生的なのかを先生に尋ねたところ、日本の子供と同じようにドイツの子供たちも何も言わなければ背景画は描かないそうです。




そのため、先生が「自然にはいろんな色があるよね。白じゃないよね?」と子供たちに声かけをして背景画を描かせる指導をされていることがわかり、教育の賜物だなあって思いました。



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9時になったとき、オイリュトミーの先生が来られて、子供たちに「お父さんとお母さんがいるけどいつもどおりにやりましょう」と声かけをされました。




ざわついた男子生徒がいたので、先生は「Du willst nicht bleiben? (教室に居残らないよね?)」と尋ね、子供が「Nein」と答えると、「Dann tuechtig(そしたらちゃんとしなさい)」と言われました。そして、その子がおとなしくなったので、さすがだなあ〜ってまたまた思ってしまいました。




ドアの前に先生が手をクロスに組んで立ち、子供たちに列を作らせて、静かにオイリュトミーホールに移動しました。



● オイリュトミー授業 1年生 6歳から7歳  (9時から9時55分)





オイリュトミーホールに入ると既にたくさんの保護者の方たちがベンチに座っていらっしゃいました。





真ん中に金の玉がきれいな布にくるまれて置かれていました。子供たちは「七匹のこやぎ」のお話をオイリュトミー劇で見せてくれました。





ピアノ伴奏が少しありながらも、体と歌声でお芝居を進行して行く姿に感動しました。




手と足でジャンプしながらクロスを作ったり、ライゲンを何度もしたり、二人一組になったり、同じ文章のフレーズが何度も出てきて、同じ単語のときは同じ動作をして、とても見やすい内容でした。




オオカミ役は水色と橙色の衣装を着た子供たちで、黄色と緑色の衣装を着た子供たちはヒツジの役でした。




例えば、「Licht im Himmel. Licht in mir. Licht durch mich auf die Erden hier. 」というフレーズがありました。「天国の光。光が私の中へ。光が私を通してこの地面の上に」という訳になりますでしょうか。他にも「パワー」や「神様」など素敵なキーワードがたくさんありました。





先生がまた手をクロスに組んで子供たちに列を作らせて、今度はオイリュトミーホールから教室に戻っていきました。オイリュトミー劇は20分くらいだったと思います。




9時30分ごろ、教室に戻った子供たちはオイリュトミーの衣装を脱いで、ブロートツアイトを始めました。




担任の先生は子供たちが食べている間、落とし物の服が誰の物か尋ねたり、宿題を見たりしていました。



オイリュトミーの先生に「何度も繰り返しのフレーズや動きがでてきましたが意味がありますか?」と尋ねたところ、「子供たちには繰り返しがとっても大切なのです」と教えてくれました。




お客様からの質問で、「金の玉は何の意味があるのですか?」と尋ねたところ、「ライゲンするときに必要な真ん中の位置を示します。一年生なので真ん中を示す何かが必要なのです。といっても何でも良いわけではなくて上品で貴重なものでなければなりません」と回答を頂きました。



● 1時限目 外国語 1年生 6歳から7歳 (10時15分から11時)


外国後の授業も公開授業でしたので、前半(10時15分から10時40分)は英語、後半(10時40分から11時)はフランス語でした。



オイリュトミーの先生が英語の授業をされました。エポック授業のときにドイツ語で暗唱した歌を英語で復唱。



その後、体の部位を英語で言って、数字を英語の文章で言いました。すべての文章を子供たちが暗記しているのにびっくり。




先生が3人の子供を指名して黒板の前で数字の文章を暗唱しました。指の歌もありました。




英語で「誰にしようかな」を先生が言って、ドアや窓の開け閉め、水道の蛇口をひねったり閉じたり、黒板の上げ下ろしをしたりと、それぞれの子供がちゃんと英語の文章を言っていきます。



一年生から英語をしっかり学ぶ姿に感動しました。歌や手遊びやリトミックでちゃんと外国語は学べるものなのですね!



指の歌の後、「かごめかごめ」のような歌を歌ってライゲンをして、最後の歌を歌って終了でした。





フランス語の先生がやって来られました。おなじみのフランス人の先生でした。恐らくエポック授業で歌われているドイツ語の歌やフレーズがフランス語で歌われたのだと思います。





英語と同様に指の歌があり、小さいボールを使ってキャッチボールしながら質疑応答もありました。




例えば、「名前はなんですか?」、「どこに住んでいますか?」。私はフランス語はまったくできないのですべて想像なのですが、答えからそういった質問内容だったのではないかと思っています。




色当てクイズもありました。子供たちが指名されて、黒板の前で色当てクイズをやらされました。




多動性の女の子もいて、間違いながらもしっかり参加していたので感心しました。



一年生からフランス語もできてしまうなんて、シュタイナー学校の子供たちはすごいなあ〜って思いました。



● 2時限目 オイリュトミー 5年生 11歳から12歳 (11時5分から11時50分)



生徒数は18名。先生から「貴女たちがなぜここにいるのか生徒にちょっと説明して頂けますか?」と言われ、「この方は森の幼稚園の実習生で、シュタイナー学校にも興味をお持ちでしたので本日見学にきました」と説明すると、一人の女の子が「私も森の幼稚園に通ってたよ♪」と言ったので、「森の幼稚園は楽しかった?」と尋ねると、「はい、とっても!」というお返事があり、とっても嬉しくなってしまいました。



オイリュトミーの授業でしたが、オイリュトミーシューズをはいていない男子生徒が3人いました。



そして、オイリュトミーのAIUEO(母音)を学びました。手を使うバージョンと足を使うバージョンがあり、生徒から教えてもらいながら、お客様も私もオイリュトミーのAIUEOをマスターしました。




生徒の皆さん、教えてくれてありがとう!




だれながら授業を受けている男の子がいたので、先生から怒られ、お部屋の外に出されました。数分後、先生がドアを開けてまた戻ってきました。




いわゆる「反省時間」であり、娘が通うドイツの小学校でもこの「反省時間」が設けられています。





「5つの星」という運動があり、6人1グループになりました。1人の生徒が星の真ん中にいて、5人の生徒が星を描くように動かなければなりません。先生からの指示で、オイリュトミーのAIUEOも手でつけて子供たちは星を描いていました。



ライゲンをして前向きに動いたり、後ろ向きに動いたり、複雑な運動もありました。




できたときに喜んで手をたたく男子生徒が1名いて、先生が「おまえは学校にいるんだぞ!」と言って怒りました。




そして、「ピアノの音を最後まで聞け!」と言ったので、ピアノの音とオイリュトミーの密接さを感じました。




生徒たちはオイリュトミーのAからZまでも披露してくれました。




最後は前向きと後ろ向きでジャンプして足をクロスさせる動きでした。



今回、初めてオイリュトミーのAIUEOを教わったので感激でした!



● 3時限目 遊びの体操 2年生 7歳から8歳 (11時55分から12時40分)



生徒数は17名。なんと人気のある男の子が一人いて、二人の女の子がその男の子にくっついて離れず、しかし授業はちゃんと受けていたので、先生も何も言わず、ドイツ人の女の子は積極的だなあ〜って思いました。




ライゲンして、「2、4、6のときに手を叩く」という運動がありました。




そして、4コーナーに別れて、クロスの方向に縄跳びしながら行き交う運動もありました。





大波小波のような大縄跳びの時間もあって、一人ひとりジャンプさせて、その後、「頭の上の王冠を落とさないように飛んでね」という先生の声かけで、頭を動かさずに大縄跳びで飛ぶ運動もあり、なかなか見応えがありました。



そして、大きな輪になって座り、一人の子供が真ん中に立って、中当ての要領で、ボール投げが始まりました。ボールは転がして、足に当たればアウトです。うまくいけば、ボールの数がどんどん増えて行きます。これもちゃんと体育の運動になっているなあって感心しました。




最後は「かごめかごめ」から「鬼ごっこ」になるような遊びで、つかまった人は手をつないでどんどんくっついていって、鬼がどんどん増えて行くというものです。子供たちはキャッキャッ言いながら楽しそうに遊んでいました。




初めて「遊びの体操(Spielturnen)」を見学したのですが、とっても興味深かったです。



● 4時限目 手芸 4年生 10歳から11歳 (12時45分から13時30分)




生徒数19名。教室の中には先生の机だけで、それ以外はテーブルがまったくなく椅子だけで、コーナーにあるマットレスの上に寝そべりながら手芸をする生徒や、丸く椅子を並べて手芸教室風に手芸をする生徒や、人形劇の舞台の裏側で手芸をする生徒など、様々なスタイルで授業を受けている子供たちにまずはびっくりしました。





子供たちは先生に次々手芸作品を持ってきてはアドバイスを受けたり塗ってもらったりしています。




とても先生に話しかけられる状態ではなかったので、お客様と私たちはじっと様子を観察していました。



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片面がクロスステッチのクッションとカバンづくりが作品のようです。




クロスステッチの模様はあらかじめ絵として描かれていて、教室の壁に張られていました。





授業後の先生のお話では、この絵はサンプルとしてあるだけで、実際に作り出すとどんどんデザインの形は変わっていってもよいそうです。ただ色は忠実に再現している生徒が多いとのことでした。




この日が手芸最後の授業らしくまだ完成していない作品も多くあり、先生はちょっとストレス気味なご様子でした。「がんばれ、先生〜!」って声をかけたくなってしまいました。



でも、自分たちのスタイルで自由に手芸活動に参加できるのは良いことかもしれないと思いました。


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授業は13時30分に終了しましたが、食堂のある建物も訪れ、運動場も見て、シュタイナー学校を跡にしました。




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毎回足を運ぶごとに感慨深いのですが、今回は私のことを覚えてくれている先生や生徒も数名いたのでなんだか嬉しくなってしまいました。



次回は11月の予定です。また楽しい時間が持てますように、、、、。
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by midorimartin | 2011-07-26 23:44 | シュタイナー教育

[視察1日目]イザールアウエン自然幼稚園☆

先週の水曜日から金曜日まで、森の幼稚園インターンシップ第六期生からのご依頼で、ドイツ教育機関の3日間の視察巡りをいたしました。




初日は最近視察先として大変お世話になっているイザールアウエン自然幼稚園です。




8時50分くらいにバウバーゲンに着きました。そして、幼稚園のバウバーゲンに今までなかった新しいペインティングがされているのに気づいて驚きました。



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なんでもこのバウバーゲンに出資した男性がお亡くなりになったため追悼の意味でペインティングが行われたとのこと。



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とっても暖かみのある絵に感動してしまいました。



更にまた新しいオブジェクトである「ティッピ」を発見!!




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あいにくの雨というお天気でしたので、幼稚園の前にある小川の水もあふれて大きな池になっていました。




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そして、この日は大雨警報も出ていて、雨量も60〜70ミリという値だったらしく、森には行かずにバウバーゲンで過ごすことになりました。




イザールアウエン自然幼稚園には何度か足を運んでいるのですが、大雨のためにバウバーゲンで過ごすのは初めてのことでした。




子供たちはおとなしくドミノをして遊んだり、絵本を読んだり、バウバーゲンの下部にある物置きを秘密基地として遊んだり、元気いっぱいです。




2歳3ヶ月から3歳までの子供も今日は三人いてとってもかわいかったです。




先生二人に男性の実習生が二人、そして先生の代行のお母さんが一人、合計六名の大人がいて、まるで大家族のような自然幼稚園の姿にまたまた感動してしまいました。




この日はリトミックがあって、10時頃リトミックの先生がやってきました。バウバーゲンの中でするのかと思いきや、徒歩10分もかからない距離にある森の中の草原でリトミックをやるということになり、私たちも雨の中参加しました。







大きな木の側に細長いクッションシートを敷いて、まずは車の洗車ごっこ。子供たち一人ひとりが車の名前を言って、洗うためのマッサージの強弱を決めて、四つん這いになって地面の上を進んでいきます。



スポーツカーが一番人気で、私は日本車、六期生の方はタクシーを選んで、洗車ごっこを一緒にしました。子供と一緒に遊んでいると不思議なことに雨にぬれていることを忘れてしまいます。




リトミックの先生はリコーダーを吹きます。ゆっくりになったり早くなったり速度やリズムに合わせて体を動かします。




二手に別れて、一組ずつ体すれすれになるまで接近して通り過ぎたり、機敏性が求められるものもありました。




自然の中で、雨の中で、体を動かす楽しさを学んだ気がします。



リトミックは2つのグループに別れていて、私たちはどちらのグループも見学しながら一緒にリトミックをしました。




お昼に間に合うようにバウバーゲンに戻り、音楽療法士でもある六期生の方のクラリネット演奏を聴くためにミニコンサートをすることになりました。




まずは「オズの魔法使いからオーバーザレインボウ」をソロで吹いて頂き、「ふるさと」と「さくらさくら」を吹いてもらうことになりました。




私は「ふるさと」と「さくらさくら」の曲を歌えるので、即興でしたが歌わせて頂くことになりました。クラリネット用に低めの音程になっていたのでよかったです。




三曲の演奏が終了して、拍手喝采を浴びて、六期生の方は大満足のようでした。




おいしいお昼ご飯を頂いた後、14時半頃降園。今日は家庭訪問ということで先生たちとお別れしました。




雨でも楽しく過ごせる森の幼稚園に乾杯です!!
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by midorimartin | 2011-07-26 05:39 | ドイツの森の幼稚園

第五期生の最終日前日に同行して☆

先週火曜日に第五期生の最終日前日に同行しました。




実習先はファサナリー自然幼稚園でした。




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第四期生が5月に2週間、第五期生は6月と7月の2ヶ月間実習され、この自然幼稚園は二人の日本人実習生を快く受け入れてくださいました。




ファサナリー自然幼稚園には本当に心から感謝しています!




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なぜこの幼稚園が日本人実習生二人を受け入れてくださったのかそれには理由があります。




実習生が一人もいない幼稚園なので、二人の先生はどうしても補助してくれる人間が必要だったからなのです。




私にとってはとても有り難く本当にこの幼稚園と提携させて頂いてよかったと思っています。



第四期生はドイツ語は皆無だったのですが英語が中級以上でしたので問題なくコミュニケーションを取ることができたようです。




第五期生はドイツ語の語学学校に5月に一ヶ月通われてから、2ヶ月の実習に挑まれたのですが、言葉の壁に少々苦労されたようです。




また、第四期生と第五期生の名前がどちらも「M」で始まって短かったために、第五期生は子供たちから第四期生の名前をよく呼ばれたらしいのですが、先生に確認したところによりますと、子供たちはまったく悪気がなくただ単に名前が混同していただけのようでした。




しかし、第五期生に対して私は良心の呵責がございまして、続けて二人の日本人実習生を同じ幼稚園に派遣するのは控えようと思っています。




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第五期生のお話では、2ヶ月めからずいぶん子供たちとコミュニケーションが取れるようになり、最後の数週間は楽しい実習になったようです。




先生からも第五期生がみんなから愛される存在だったことを伺い、また子どもたちが彼女のことを寂しく思っていることも知り、本当によかったなあ〜って思っています。



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第五期生が私どもの森の幼稚園インターンシップのプログラムから何かを学ばれ、今後の彼女の保育活動に実りをもたらせてくれることを心から願っています。









第五期生に実習に対する感想を伺ってみました。




● なかなか打ち解けてくれてない子供が一人いて、心を開いてくれるまでに時間がかかったのですが、最後の方は心を開いてくれるようになったのでとても嬉しかった。




● 第四期生の名前をずっと呼ぶ子供がいて、からかっているのか、それとも自分に構ってほしいからそんなことをするのかよくわからなかった。「もう知らない」と言って怒ったら、第四期生の名前を言わなくなり、距離が縮まった。





● ドイツ語で言われていることがよくわからないので一生懸命聞いていることが多くなり、集団生活に入ったばかりの3歳児の気持ちがよくわかった。




● 子供とドイツ語でコミュニケーションが取りにくかったため見守ることが多く、子供を観察していることが多かったのですが、子供が自主性をもって行動していることがわかったのでよかったです。




など「見守り保育」をまさに実践された第五期生を素晴らしいと思いました!




それから、第五期生からのリクエストで幼稚園の先生にいくつか質問をぶつけてみました。




● 森の中のルールはありますか?




動物を傷つけたり殺してはいけない。




ゴミを出してはいけない。見つけたゴミは持ち帰る。



● バウバーゲンはなぜこの場所にあるのですか?




森は自然保護区域なのでバウバーゲンを設置することができません。手前にある川から私たちがいる場所まではミュンヘン市の土地になりバウバーゲンを設置してもよいことになりました。しかしビオトープなどこの場所に自然環境を作りたいという動きがあるので、一年間の制限付きの許可が下りています。許可は一年ごとに更新される予定ですが保証はありませんので、いつでも移動できるようにバウバーゲンには車輪がついているのです。




● 慣らし保育はどのように行われますか?




興味のある親が問い合わせしてきて一日慣らし保育のアポを取ってもらい子供の様子を見ます。
9月からの実際の慣らし保育は、兄弟姉妹がいる新入園児の場合、登園と降園のときに少しいる程度。かと思えば、数日間かけて一日ずつ少しずつ慣らしていく方法もあります。子供の特性によります。子離れできていない親もいるので、その場合は、保護者に大丈夫ですからと言い聞かせて帰ってもらうなど、いろいろ工夫しています。




● 森の幼稚園の先生になるための動機?




私は社会教育学者の資格を持っておりまして、その資格で森の幼稚園の先生になりました。本当は社会教育学者として仕事したかったのですが空きがなく、森の幼稚園を選びました。しかし、元々、自然の中で育ったので、職場も自然の中がいいと思っていました。




● 森の幼稚園で一番大切なことはなんですか?




子供たちが自然や動物を大切に思えるようになるように保育することです。





私も先生の答えを聞いて、「なるほど〜」と思いました!! そういう意味では第五期生に感謝しています。
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by midorimartin | 2011-07-25 06:15 | ドイツの森の幼稚園

第二期生の最終日前日に同行して☆

ウンターメンチング森の幼稚園に実習生として働く第二期生の最終日がいよいよ今週の水曜日に迫りました。






私は水曜日は視察のお仕事があるため、最終日前日の今日、第二期生に同行することになりました。









あいにくの雨模様だったのですが子供たちは元気いっぱいです。



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今週の土曜日に夏祭りがあるらしく、テーマは「Wiese」。そのため子供たちが工作したトンボの作品が飾られていました。



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この森の幼稚園には5月に見学しているので約2ヶ月ぶりの訪問です。




その間に新しいものがいくつかありました。




まずはパラソル。



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フィンランド式トイレ。



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風見鶏。



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季節のテーブルはカエルでした。



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朝の会で目的地を決めて、いつものようにお天気のことや季節や日付や数字のことなどを勉強しました。




新しいこととしては、水やり当番も決めました。



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森に出発です!



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朝の会や森の移動時に子供たちの様子を観察していたのですが、何人かの子どもがまったく集中力がなく先生の言うことを聞いていません。




なんだかいつもと違うな〜と感じながら、目的地に着きました。



今日は夏祭りのために飾るチョウチョやトンボ作りを森の中で行いました。





みんな一人ひとりがハサミを使って紙を切っていきます。







完成品です。これはチョウチョです。



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先生が子供たちに上手に工作させている姿に感動しました。



工作をしていない子どもは自由遊びをします。



第二期生は子どもたちの様子を観察しながら、一緒に遊んだり、助けが必要なときには手を差し伸べたりしています。




ティッピを作る子供たちいました。



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私は合間を見て先生に第二期生の感想を尋ねました。





「彼女は時間に正確で仕事もちゃんとこなして一緒にいて心地よく感じる人です。




私たちにとっては大きな助けになっていました。あまり教えることができなかったのだけど、



ここで経験したことを彼女の未来に役立ててもらえたらとっても嬉しいです」





お褒めの言葉でしたので私はとっても嬉しくなりました。




第二期生からも私どものプログラムに対して「大満足です!」と答えて頂いたので心からほっとしています。




自由遊びの時間に「ケイドロ」をする場面があり、私は子供たちと一緒にはしゃいで遊んでいたのですが、その後、子供たちがエスカレートしてしまい、私は子供たちから引っ張られたりつねられたリュックサックを取られたり押されたり少々大変な目にあってしまいました。





先生が私を助けてくれて、子供たちに私がゲストであることを伝えてくれたのですが、なぜそんなことになってしまったのかずっと考えていました。




先生にも今度同じような場面に遭遇したときどうすればいいのか尋ねてみると、子供たちから離れて、大きな声で「ナイン」と言ってくださいと言われました。




ただ、先生のお話では、月曜日は週末明けのせいか、子供たちは落ち着きがなく、先生の言うことも叫ばなければ聞かない傾向にあり、先生も保護者と話した結果、本当に何にも言うことを聞かなくなったら、親に連絡する方法を取っているそうです。




先生いわく、週末に親子で思いっきり外で遊ぶことをしていないのではないか、だから幼稚園で子供たちは発散しているのではないかということでした。




また、子どもが例えば親を叩いたりしても注意しない親がいるのも、先生の言うことを聞かないことにつながっているのではないかということです。




つまり、家庭教育が基本であるということ。




そして、今回私が経験した子どもからの攻撃は、夫からの話で、私が一緒に遊んだときに子どもと同じ位置に立ってしまったことによるものであることがわかりました。




「子どもの目線で寄り添うこと」と「子どもの位置に立つこと」が違うことはようくわかりました。





私は子どもを指導する立場、つまり遊びの条件付けをする立場なのに、子どもの遊びのルールの言いなりになってしまったところが間違いだったようです。




シュタイナー教育でならった、「親は子どもの権威でなければならない」に通じるものなのかもしれないと思いました。



子どもと接することは、人生勉強につながるということなんだと思います。




第二期生の子供たちへのプレゼントが入る封筒には彼女お手製の折り紙で作った名前が飾られていました。とっても素晴らしいです!!




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9月からはデュッセルドルフの日本人幼稚園に勤務する予定の第二期生です。本当に頑張って欲しいと思います。
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by midorimartin | 2011-07-19 08:09 | ドイツの森の幼稚園

娘の小学校の夏祭りでソーラー音楽☆

先週の金曜日の話です。娘の小学校の夏祭りが行われ、お天気も良く快適だったのですが、太陽光エネルギーを使って音楽を鳴らすはずだったのがそこまで日照が高くなく、ギター演奏に切り替わりました。




でもそのときのソーラー音楽の写真はこちら。



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夏祭りは和やかに行われ、その後のマクシミリアン教会で行われたチャリティーコンサートも大盛況でした!!
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by midorimartin | 2011-07-19 06:54 | ドイツの環境教育

娘の小学校で行われた環境教育プロジェクト週間「エネルギー学校」に参加して

今週は娘の小学校にて一週間、「エネルギー学校」というタイトルで環境教育のプロジェクトが行われました。




そして、このプロジェクト週間のきっかけを作ったのはなんと私なのです。昨年の11月に初めての視察プランを行い、その際にミュンヘンの環境組織推進団体「グリーンシティ」を訪問しました。
詳細はこちら。http://miamama.exblog.jp/14948462/





お客さまと一緒にグリーンシティの事務所にてワークショップのご説明を頂いてから、娘の担任の先生に同ワークショップを提案したところ、なんと娘の小学校が選ばれたのでした!





火曜日にグリーンシティの担当者が来られることがわかり、私もプロジェクトに参加することになったのです。





2時間めは、学校の校長先生のワークショップで、私は子供たちと一緒に水力発電を勉強しました。





教室に入ると、校長先生が私のことを紹介してくれて、「ゲッベルさんがこのプロジェクトを提案してくれたから実現したんですよ。みんなでゲッベルさんにお礼を言いましょうね」と言ってくれたので本当に感激でした!



その後、100年以上前から人々は水の力を利用してきたことや、水車や滝の存在、そして、水が回転することによって発電することなど、理論の勉強をしました。




そして、校長先生は子供たちを連れて、学校の目の前にある小川に行き、ミュンヘンの水道局から借りてきたという装置を使って水力発電の実験をされました。


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手作りの水車を回したり、お風呂の栓のようなものを抜いて水の力で車輪を回して隣りにあるジェネレーターを使って発電を試したり、子供たちは興味津々でした!



実験の後、教室に戻ってきて、まずは紙を使っての勉強。2種類の水力発電の絵が描かれていて、子供たちは水の流れを勉強しました。



校長先生が「水力発電のデメリットはなんだと思いますか?」と尋ねると、何人かの子どもたちが「夏は水量が少なくなって発電がうまくできないこと」とか、「洪水が起きること」など答えていました。



校長先生は、「自然は人間がいつもコントロールできるものではないのです」というお話もされました。



その後、水力に関するショートフィルムを見て勉強しました。本格的なワークショップに感動です。




3時間目は、担任の先生のワークショップで、太陽熱がテーマ。みんなで「指暖め器」を紙とアルミニウムで作りました。作成後、今度は校庭で実験です。娘いわく、少し指が暖まったとか。



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次に、先生は白と黒の紙を取り出して地面に並べその上に氷を乗せました。どちらの紙の氷が早く溶けるのかの実験です。



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黒い方が若干早かったような感じでしたがほとんど差がありませんでした。これもライブならではなのかもしれません。




4時間めは、いよいよグリーンシティのワークショップ「太陽熱を使った調理」です。



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10年ほど前から、太陽熱を使った調理は行われていて、アフリカで最初に発明されたそうです。それは電気の供給が少ないため、必然的に太陽エネルギーが必要になったのだとか。




ソーラーパネルを使ったラジオや懐中電灯もあり、太陽熱を使った生活品の存在にびっくりです。




太陽熱は凹面鏡を利用して真ん中に集約されますので、中心部分のみが温かくなります。そうです、ちょうど鍋が設置されているところです。




子供たちは一人ひとり、鍋の下の空気の部分に手を入れて熱が帯びていることを感じます。



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太陽熱を使ったお鍋でトルテリーニをゆでました。一人2個ずつケチャップをつけてみんなで食べました。



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ソーラーバッタです。プラスチックの容器の中でバタバタと動いていました。



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ソーラーバタフライです。手の上で振動して羽をバタバタさせていました。



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本当に興味深いプロジェクト週間で、子供たちは水力や太陽熱エネルギーだけではなくて、原子力発電、風力発電等、様々なクリーンエネルギーや再生エネルギーについて学びました。




本当にこんな素敵なプロジェクトに貢献できてすっごく嬉しい一週間でした!!




グリーンシティの担当者と今後のビジネスについてお話ししたときに、また問い合わせがあって、そのときに小学校向けのワークショップを行うときであれば、どうか見学にいらしてくださいと言われました。もちろん、小学校の許可がいりますが、新たなビジネスチャンスになるかもしれません。
対象は、教育と環境に興味がある方です。
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by midorimartin | 2011-07-08 21:21 | ドイツの環境教育

第一期生が新年度も森の幼稚園で働かれることになりました☆

本日入手した感激のニュース!!



昨年の10月と11月の2ヶ月間、私たちの森の幼稚園インターンシッププログラムにご参加くださった第一期生は、今年に入ってからもガウティング森の幼稚園にて延長して実習されていたのですが、なんと森の幼稚園のご尽力によって労働ビザの取得に成功されました。



すなわち、新年度も一年間、同森の幼稚園にて、3人目の先生としてお仕事されます。




本当にこんな快挙があるなんて!!!




第一期生の頑張りぶりにはあっぱれです。




そして、お電話で、「みどりさんのおかげです」と言ってもらって感涙でした。



こんな嬉しいことの数珠つなぎが仕事を続けて行く原動力になるのかもしれません。
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by midorimartin | 2011-07-02 01:08 | 日本の森の幼稚園