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森の幼稚園の実習先探し再び☆

1月は豚インフルエンザにかかり、2月は日本出張、3月は視察ツアーがあり、4月はゆっくりできるかなあ~と思っていたのですがそうは行かないようです。




今年の10月に予定していた実習先から、「先生が1名、実習生が1名、9月に来るので、日本人実習生を受け入れることができなくなってしまいました。子どもたちにとって、三人新しい顔があるのは
良くないためです。すいません」という連絡があったのが、3月21日の話。






同じ3月21日にロンドン在住の日本人の方から来年の4月に実習したいという希望を受け、2月にお問合せがあった日本在住の方からも6月から7月に実習をされたいとのことで今週連絡があり、一気に3つの案件が来てしまいました。





昨日、日本オーペア情報センターのYさんとスカイプミーティングして、方向性を確認した次第。






昨晩と今日とで、森の幼稚園に電話をかけたり、メールを送ったりして、実習先探しを再び開始ししました。






でも、ストレスは思ったよりもなくて、それどころか、お客様に「以下の4つの実習先候補から選んでください」というメールも送ったりなんかして、どの幼稚園にお願いしようかと考えてしまうくらい手持ちのカードが増えたことを嬉しく思ったりしています。






昨年の今ごろ森の幼稚園インターンシップのプログラムを実習先2つでスタートさせて、本当に日本人から実習したいという問合せが来るのだろうかと思い悩んでいたことがウソみたいです。





これが一年やってきた重みなのかもしれません・・・・。
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by midorimartin | 2011-03-24 20:42 | 仕事あれこれ

森の幼稚園インターンシップ第三期生の実習が決定しました☆

昨日、森の幼稚園インターンシップ第三期生の実習が決定しました~!!パチパチ☆




今まで、2つの森の幼稚園にそれぞれ第一期生と第二期生をご紹介させて頂いたのですが、前もって面接に来てくださいとはどこからも言われませんでした。





しかし、第三期生については、森の幼稚園側から、「一度面接に来てくださいませんか。お互いに合うかどうか判断してお返事というのはいかがでしょうか」というメッセージが届き、プログラム始まって以来の「面接」に私は実習生の方にどのようにお話を進めればよいのだろうかとちょっと悩んでしまいました。






しかし、正直に事実をお伝えして、「まずはドイツ語を勉強してください。そして、自分の持ち味を精一杯幼稚園にアピールしてください」とお願いして、語学学校に通って頂くことになったのです。





2月から本格的に学校で学ばれ、私が紹介したタンデムパートナーと会話も勉強され、この1ヵ月半彼女なりに頑張ってドイツ語をお勉強されたと思います。





当日は朝8時20分に動物園前駅のホームで待ち合わせて、二人で自然幼稚園に向かいました。




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8時30分頃に到着。先生一人と保護者代表の方がいてそれぞれにご挨拶。私は実習生の方に、「とにかく今日を楽しみましょう♪」とだけ言って見守ることにしました。





8時30分から9時が登園時間。あいにくのお天気だったのですが、子ども達は元気いっぱいです。




9時少し前にもう一人の先生がやってきました。この幼稚園は現在園児が16名いて先生が二人で保育されています。本当はチービーがいたのですが問題があって辞めさせられたらしく、実習生を欲しがっていることは確かです(私はそこに期待していたというのがあります!)




9時になって朝の会(Morgenkreis)が始まりました。他の園と違っておもしろいなあ~って思ったのは、先生がそれぞれ膝の上に子どもを抱っこしていること。他の園では子どもは自分のイスに座っています。





今日どこに行くのかを取り決めして、朝の歌を歌って、散歩に出発しました。この自然幼稚園では、森の中のスポットが12箇所あるらしく、毎日どこに行くのかまったく事欠かないとのこと。




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前日に降った大雨で水たまりがたくさんできています。子どもたちは雨ガッパや長靴を履いているので濡れるのはへっちゃらです。どんどん水溜りに入ってピチャピチャ遊んでいます。



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散歩中、既に数人の子ども達が日本人実習生の方の周りにいて楽しそうです。10時過ぎに園舎に戻ってきたのですが、それまでに彼女と手をつなぐ子どももいたりして、好調なスタートを切ることができました。




10時15分頃、Brotzeit(二回目の朝食)が始まりました。しかし全員で「いただきます」を言うこともなくみんなもくもくと食べています。





Brotzeitの後、10時30分くらいからなんと折り紙教室が突然始まってしまいました。実習生の方が2つほど折り紙のコマを持ってきて子どもたちに見せたのがきっかけです。




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女の子二人が折り紙に興味を示したので、実習生の方は折り紙を教えることになりました。幸い折り紙に使えそうなきれいな紙が園舎にたくさんあったのでよかったです。




私は10分ほど観察していたのですが、私がいなくても大丈夫な雰囲気になっていましたので、そっと園舎を抜け出しました。




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外に出ると朝の会をした場所で、先生の一人が木を切っています。イースターの飾りに使う材料を作っているのだとか。




「日本のノコギリは本当に優秀ね~。ドイツのノコギリは一方向にしか切れないから時間ばっかりかかるけど、日本のノコギリは両方向に切れるから切り口もいいし早く切れるの!」


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もう一人の先生はもう一つの園舎の中でVorschule(入学前の準備勉強)をしています。




見学しに行ってみると、5人の子どもたち(男の子3人、女の子2人)が寝そべりながらリラックスして先生のお話を聞いています。




先生は図書館で借りた本「友だち」と「気持ち」の写真を見せながら子ども達に尋ねています。




「この写真の子どもは何をしているの?」




「男の子二人がいて、一人がもう一人を叩いてる」




「なんでケンカしているのかな?叩かれてる子はどんな気持ち?」





「叩かれてる子は痛いし悲しい」




「みんなもケンカしたことあるの?そんなときどんな気持ちだった?」




「悲しかったし嫌だった」



「ケンカの後、仲直りはできた?」



「うん、できた」




先生は写真を見せながら、幼稚園の子どもたちの日常でも起こりえるだろうシチュエーションに置き換えて、子どもたちの気持ちを探っていきます。




そして、子どもたちに自由に気持ちを話させています。




これは、小学校に行ったときに、みんなの前で話すことが大切になってくるので、「自由に話す」練習につながっているのではないかと思っています。




11時20分頃、Vorschuleが終了し、折り紙をする子どもの人数が増えました。他の子どもたちはPrickeln(紙の上に例えば動物の絵が描かれていて、点がいくつもあります。その点を刺して穴をあけ、ヒモを通して絵を完成させる工作)をしています。





通常は12時30分から13時の間にお昼ご飯を食べるのですが、園舎に長くいるときは早めに昼食を取ります。





しかし、保護者代表の方が12時過ぎに来られたので、私と実習生の方と保護者代表とでVorschuleが行われていた園舎に行って面接が始まりました。





と言っても、「午前中はどうでしたか?」とか、「子どもたちとのコミュニケーションに問題はありませんでしたか?」とか、実習生の方の印象をたくさん尋ねられました。





私は通訳して双方の気持ちを伝え、非常に感触の良い面接になりました。またコミュニケーションで問題が生じるようであれば、私に伝えてくださいとお願いもしました。





実習生の方がドイツに来てからどれだけ森の幼稚園で実習したいと思われていたかについても説明しました。





彼女は言います。「今、この場所にいられるだけでも幸せです。この幼稚園で実習が可能になったらとっても嬉しいです」





保護者代表から、「あとでまた子どもをお迎えに来ますのでそのときに先生と話して決定しますね」と言われました。




私たちはまた別の園舎に移動して昼食。先生は私たち二人分のご飯を分けてくださっていました。




昼食後、子どもたちと実習生の方は園舎の周りで鬼ごっこをしてとっても楽しそう。




13時15分頃、また散歩に出発。子どもが一人実習生の方と手をつなぎ、既に微笑ましい状態になっていました。




公園で少し休憩。そのときも、実習生の方は子どもたちから名前を呼ばれ、すっかり人気者になっていました。





園舎に戻ってくると既に降園時間。折り紙をした子どもたちは実習生の方の周りから離れません。




面接をしてくださった保護者代表が来られて先生とお話しています。




私はお返事はメールで届くものと思っていたのですが、保護者代表の方が私たちのところに来て、「もうこの場でお返事しちゃいますね。全員一致で彼女に実習に来てもらいたいです!」と言われ、私と実習生の方は感激のあまり思わず抱きしめあってしまいました。




私はまるで我が子の合格発表を見に来たような気持ちになってしまい、「番号があった~!!!」と喜びいっぱいでした。





その後は、実習生の方も保護者代表と抱き合い、先生とも抱き合い、みんなでハッピーな感激の嵐でした。




本当に本当によかったです!!




昨日幼稚園から、「彼女を紹介してくれてありがとう。5月を心待ちにしています」というお返事が届き、この仕事をやって本当によかったと思っています。
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by midorimartin | 2011-03-20 02:56 | ドイツの森の幼稚園

2回目のドイツ教育機関視察ツアーを終えて

今回のお客様は、保育園で年長さんの保育をなさっていた保育士さん。




2月でお仕事を辞められて、思い切って4週間のドイツの旅を決行された方です。日本ではなかなかできることではないので、彼女の勇気に拍手を贈りたいと思います。





私のドイツ教育機関視察ツアーは彼女のメインプログラムの一つとして捉えられていたので、とにかくクオリティの高いものにすることを心がけました。




今回は前回と違って新たに「モンテッソーリ幼稚園」の視察が加わり、森の幼稚園も2箇所見て回ることになり、また中央駅のユースホステルにご宿泊頂いたので、前回と違いお客様の毎日の送り迎えがありましたので、タイムスケジュールが大変になるかもしれないという懸念があったのですが、毎日繰り返しているとリズムがついて思ったよりも大変ではありませんでした。




4月から新しい職場、今度は幼稚園で年長さんを保育されるというお客様でしたので、日本の保育に持ち帰れるものはなんでも持って帰りたいという意気込みが感じられ、一緒にいてとっても刺激を受けました。




そして、前回同様、私の娘のお世話を5日間してくださったシッターさんにも大感謝です。今回は先週は学校がお休みということもありましたので、3日間は長時間でお仕事してくださいました。毎日美味しいお昼ご飯をご用意くださり、工作やケーキ作り等実習もしてくださって本当に有難く思っています(→ Hさん、ありがとうございました!)




ここで今回の五日間の視察ツアーを振り返ってみたいと思います。




● 一日目は、モンテッソーリ幼稚園訪問。



● 二日目と三日目は、ウンターメンチング森の幼稚園を訪問。



● 四日目は、イザールアウエン自然幼稚園を訪問。



● 五日目は、シュタイナー学校を訪問。





三日目に、日本の地震と津波のニュースが入ってきたので、四日目と五日目は、それぞれの視察先で日本の今の状態を聞かれ、みなさんから支援メッセージを頂きました。一日目、二日目、三日目の視察先からも支援メッセージが届き、ドイツの方たちからあったかい気持ちをもらってほっこりしています。






初めて視察したモンテッソーリ幼稚園は、私にとってはとっても刺激的で、モンテッソーリの「自由選択」に則った徹底した保育がすごく印象に残りました。妥協はまったくありません。先生はぶれることがありません。そんな大人の姿勢が子どもに、いわゆるモンテッソーリの整備された環境を与えているのだと思います。





ウンターメンチング森の幼稚園は、視察先として何度も足を運んでいますし、日本人実習生も現在いらっしゃるので、私にとっては「ホーム」のような気持ちでゆったりと楽しむことができました。子どもが少なかったこともありますが、子どもの名前も覚えているので、声かけができたのでよかったです。





イザールアウエン自然幼稚園も初めて登園から降園までいて一日を観察できたので刺激がとっても多かったです。また、先生が私たちのために、普段行かない場所に行ってくれたりして気遣ってくださったことがとっても嬉しかったです。この幼稚園は今後実習先として提携を結ぶことになるかもしれません。





シュタイナー学校は2回目の視察でしたので、リラックスして授業の見学ができたように思います。でも、一年生のエポック授業や工作の時間は大変興味深く、また、シュタイナー学校のそれぞれの先生との会話も本当に深くて、学ぶことがとっても多かったです。私の子育てのヒントにしたいとも思っています。






今回視察してみて感じたことですが、モンテッソーリ、シュタイナー、森の幼稚園は、教育方法は違いますが、目指していることは同じではないかと思いました。





それは、「子どもに自発性を養う力をつけてあげること」。





保護者が子どもの資質を見て、どの幼稚園が良いのかをまずは選ぶことが大切ですけど、保護者がどの教育に一番関心が持てるか、言い換えれば「一番自分にしっくりくるか」ということをわかることが大事なのではないかと思いました。





今後の視察ツアーへのお問合せがありますので、また新しい体験ができるのではないかと期待しています。
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by midorimartin | 2011-03-17 21:07 | 仕事あれこれ

【視察5日目】ルードルフ・シュタイナー学校☆

ドイツ教育機関視察ツアーの最終日は、イスマニング(Ismaning)にある「ルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校(Rudolf Steiner-Schule Freie Waldorfschule)」でした。





昨年の11月11日に訪問した際の記事はこちら。http://miamama.exblog.jp/14959196/




快晴でとっても暖かく、青空が澄み渡っています。Ismaningの駅でバスを待っていると、以前勤めていたドイツの会社の元同僚に再会。ちょっとおしゃべりして楽しいひと時が持てました。





● エポック授業 1年生 6歳から7歳  (8時10分から9時55分)



子どもは全部で33名。でも、最初からいたのは27名でした。あとの6名は遅刻してやってきました。





担任の先生が私たちを温かく迎えてくださり、日本の地震の話を少しされて「日本のためにみんなで祈りましょう」とおっしゃってくださいました。心にしみました。





女の子が季節のテーブルのロウソクに灯をともしました。




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先生がグロッケンを奏でると子ども達が起立しました。




先生と一緒に「太陽と土と花の歌」を歌って、「太陽の恵みが光を与え力を与える」というテキストをみんなで暗唱しました。その後、「おはよう、先生」、「おはよう、こどもたち」という挨拶をして、また歌を歌ってテキストを暗唱し、手遊び歌や指遊びやリトミックの動きに変わりました。




先生が子どもの手を取ってライゲンが始まりました。歌の内容は、「ウサギのママが自然の中で踊って、クロッカスが咲いています」





その後、韻をふんだテキストをみんなで暗唱し、輪になって足踏み。つま先で軽やかにライゲン。ウサギになってライゲン。「星が輝き、私たちは力がみなぎっています」というテキストを暗唱し、その場でジャンプして、手と足も使って体を動かしました。




先生が歌いながら、頭の上に乗せる小さいクッションを子どもたち一人ひとりの頭の上に置きます。先生も頭の上に小さいクッションを置きました。




後ろ向きにライゲンしたり、早足で前向きにライゲンしたり、クッションを使って運動しました。





8時30分頃、先生が「魔法の杖」と言って筆を取り、空中にアルファベットを描き始めました。




最初の言葉は、「KRAN(クレーン)」、次が「MOND(月)」。私も一緒にやったのですが、なかなか難しかったです。




一人の男の子が羽を使って魚釣りをしている黒板絵がありました。先生がこの絵のお話を始めました。




「マーティンとフランチェスカがいます。山頂から男の人が降りてきました。釣竿とバケツを持っています。この男の人は何をしたのかな?」と子ども達に尋ね、一人の子どもが「山頂の湖で魚釣りをした」と答えました。




先生は話を続けます。「そうだね。マーティンとフランチェスカは、魚がいるのかどうか心配で山頂の湖に行きます。湖の魚は一匹しかいません。他の魚は全部釣られちゃいました。魚をどうやって山頂の湖に連れて行こう?そうだ、カラフルな羽を持つFINKを探そう。FINKの羽を釣竿につけて、魚を導こう」





FINKの和名は「アトリ」で、すずめに似たドイツの小鳥のことです。先生は「F」が何個も入っている文章を言って、子ども達に暗唱させます。そして、「Fは全部で何個あったかな?」と聞いて数を当てさせました。答えは「9」でした。





「マーティンは岩を飛んで、釣竿につけたFINKの羽を使って、魚を一匹導き、山頂の湖には魚が二匹になりました」







私が感心したのは、黒板絵の魚の形が「F」の形になっていことです。子ども達はこのマーティンの魚の話を「F」と関連させて覚えるわけです。印象として残るので忘れることがあまりないのではないかと思いました。




8時55分頃、前日の宿題の話になりました。黒板に4つ色の通りが描かれていて、その通りの上に、

BUNTE 
BLUMEN * SO 
ROT * SO 
BLAU * UND 
SO * GELB

というポエム長なテキストが書かれています。




「色とりどりの花。きれいな赤。きれいな青。きれいな黄色」という意味になります。




今日の宿題を先生が黒板に書き始めます。「まずは4つ通りを描いてください。そしてこのテキストを書いてください」





DER * BUB * MIT 
NAMEN * KLAUS 
ISST * SO * GERNE 
BROT * UND * KERNE



意味は「クラウスという名前の少年はパンと穀物を食べるのがスキ」。





子どもはエポックノートに4つの通りの色を塗って文章を書いていきます。





作業が遅い子もいれば、早い子もいて、他の子どもにちょっかいを出す子どももいました。





先生は、「Kuemmere dich selber」と言います。つまり、「自分のことをしなさい」という意味になり、「やめなさい」という言葉でなかったのが印象として残りました。





9時15分、先生は子ども達に新しい紙を渡して、黒板絵を紙に写させます。といっても、そのまま模写するのではなくて、自分のイメージで子どもたちは描いています。




「この絵で大切なのは魚です。魚、あるいはマーティンを描いてから、他の部分を描きなさい」





先生は魚が上手に描けている子どもや全体的に上手に描けている子どもの絵をみんなに見せて誉めていきます。




9時30分、先生が「ちょっと手を休憩させよう」と言って、子ども達に座りながら手足を使って運動させました。子ども達はまた描き始めます。




9時40分、「描くのを止めて立とう」と言って、手足を使って「土や太陽の歌」を歌って、Brotzeit(2回目の朝食)が始まりました。




Brotzeitの間、先生は宿題をチェックして、星印をつけていきます。私がそれはどういう意味ですかと尋ねると、「宿題をやったという意味で、とてもよくできている子どもの宿題には大きな星印をつけます」というお返事でした。なるほどなあ~と感心しました。




9時50分、先生が子ども達に今日の宿題は何か確認しました。




9時55分、休憩時間になりました。子ども達はみんな校庭に行きました。





● 1時限目 ~ 2時間目 工作 5年生 11歳から12歳 (10時15分から11時50分)




昨年11月の視察時には、工作の時間を見学させて頂く機会がなかったので、わくわくしながら実習室に向かいました。




粘土で作品を作り焼いて、また色を塗って焼いて、作品を完成する作業を子ども達はしていました。





テーマは、「古代文明」。この粘土工作の最終的な目標は「カエル」。先生の説明では、「まずはボールを作って中をくりぬいて焼く。そして、鳥を作って中をくりぬいて作って焼く。最後にカエルを作って中をくりぬいて焼くというステップを踏んで勉強します」。




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写真では、黄色がボール、青が鳥、白がカエル。奥の茶色が色を塗ったカエル。




5年生はエポック授業で、古い順に、インド文明、ペルシャ文明、バビロン文明、エジプト文明という古代文明の勉強して、この工作に挑んでいるそうです。



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粘土に塗る色は、子供向けの粘土用のGlasurfarbe(エナメルカラー)を使っています。焼く前の色と焼いた後の色に違いがあるため、子ども達は焼いた後の色を考えながら塗っているとか。




焼き釜が工作室の横にあり、本格的な実習にびっくりです。まるで焼き工房の世界ですから!!




先生はおっしゃいます。「私たちは職人を育てているわけではありません。あくまでも授業の一貫としてやっています」





焼き釜室を真ん中に2つ工作室があって、隣りの工作室では、11年生(17歳から18歳)が木の彫像(Holzskulptur)を作る作業をしていました。少し見学させてもらったのですが、真剣に彫刻を彫ってみんな集中してやっていたので感心しました。






また5年生の工作室に戻り、先生はシュタイナー学校の工作の本を見せながら説明されます。





「植物の成長は、種が蒔かれ、発芽して、葉が出て、成長し、蕾が膨らみ、花が咲き、また枯れて、土に戻ります。これらの変化はゲーテのメタモルフォーゼであり、ルドルフ・シュタイナーは人間も同じ変化を遂げると考えました」






5年生はモデル(見本)があって創作活動を行いますが、10年生から自由な創作活動が可能になるそうです。




先生は言います。「固定概念を与えることは創作の邪魔になります。特に年齢が低ければ低いほど、細かに段階を分けて説明する必要があります。例えば、今からカゴを作りますよ。丸を作りますよ。中を押しますよ。外を押しますよ。最初から人間を作りますよと言ってしまうと、難しすぎてできないということになってしまいかねないので、部分的に少しずつ作るために、先生は小出しに説明をしなければならないのです」





なるほどなあ~っと感心してしまいました。年齢に応じて説明方法を変える必要があるということなんですよね。





11時15分、後片付けが始まりました。先生は言います。「後片付けは作業と同じくらい重要なんです。子どもによっては片付けをしたくない子どももいるので、ちゃんと一人ひとりが後片付けができるように先生は導かなければなりません。後片付けに時間がかかります」





最後に先生がおっしゃったことが印象的でした。それは、「枠組みを作ってあげて、あとは子どもの自由に任せるのです」



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● 3時限目 音楽 12年生 18歳から19歳 (12時5分から12時40分)




シュタイナー学校の生徒は、アビトゥーア(大学入学資格)を受ける前に、1~2年の準備期間が必要です。




そして、アビトゥーアに合格するためには、通常4教科に対して、8教科に合格しなければなりません。その中の一つの科目が音楽なのです。





先生は最初に音楽の試験勉強の心構えをおっしゃっていました。





「自分はできる、自分は賢いと思って、挑戦するつもりで、試験に挑みなさい」




音楽理論の勉強で、テーマは「インターバル(音程)」。Prime(プリーメ/1度)、Sekunde(ゼクンデ/2度)、Terz(テルツ/3度)、Quarte(クアルテ/4度)、Quinte(クインテ/5度)、Sexte(ゼクステ/6度)、Septime(ゼプティーメ/7度)、Oktave(オクターベ/8度)。





今日のお題は「ゼクンデ」だったみたいで、大きいゼクンデは全音で、小さいゼクンデは半音という説明を先生がなさっていました。私は音楽専門ではないので、正直「なんのこっちゃ」だったのですが、お客さまがよく理解してくださったので安心しました。




12時20分、「Tonight」の歌の練習が始まりました。男性が12名、女性が6名。女性はソプラノとアルトに分かれ、男性は全員バスでした。みんな頑張って歌ってました。





● 4時限目 フランス語 5年制 (12時45分から13時30分)





フランス人の先生がフランス語を教えられているので発音がとってもきれいで耳に心地よく残ります。





まずは人称代名詞を勉強。そして、宿題のチェック。お題は「好きな食べものは何?」




先生は私たちを見て、「僕の好きな食べ物は寿司」という文章を作ってくださいました。




その後、子ども達から、「ケバブ」、「チーズシュペッツエレ」、「スパゲッティカルボナーラ」という声があり、みんなの好きなものがわかりました。





ドイツ語で説明しながらも、フランス語をしっかり教えられている先生の姿に感動しました。






その後、お客様と私はオイリュトミーの伴奏をされているH先生とカフェテリアでお会いして、昼食を取りながら楽しく歓談させて頂く機会を持つことができました(→ H先生、アレンジしてくださり、またお時間も取ってくださり、本当にありがとうございました!)。





一学年1クラスで、子どもの人数は38名まで。エポック授業を1クラス全員で受け、語学等の授業は1クラスが2つに分かれ、実習は1クラスが3つに分かれるそうです。





今回の視察にて、シュタイナー学校をまた一歩深く学ぶことができたので、私は心から嬉しく思っています。





学校からの帰り道はバスではなくて徒歩で駅に向かいました。




シュタイナー幼稚園の向かいにある湖がキラキラして私たちに挨拶してくれました♪




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ここでちょっとした感動話を。工作の時間に、クラスの一人の女の子から、幼稚園で仲良しだった日本人の女の子のお友達が、日本のどこに住んでいるかわからず安否がまったくわからないので泣きながら心配と言われ、インターネットで検索して問合せした結果、お友達の女の子は地震があったとき
福島にいたのですが、現在広島にいて無事ということがわかりました。ドイツ人の女の子の思いがお友達の日本人の女の子に通じたような気がしています。

このように日本人だけではなくて、ドイツ人も他の国の人もみんな、今日本のことを心配しています。その思いが通じて、これ以上の被害を発生させない原動力になればと心から願っています。
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by midorimartin | 2011-03-17 19:38 | シュタイナー教育

【視察4日目】イザールアウエン自然幼稚園☆

日本の超巨大地震のニュースを週末に見ていたせいか、なんだかまだ現実の世界にいないような感じで、お客様を迎えに中央駅のユースホステルに向かいました。





Sバーンにトラブルがが発生したという理由で、中央駅から東駅までストップしていて、今日のUバーンは混んでいました。




本日の視察先は、ミュンヘン動物園前のイザール側沿いにあるイザールアウエン自然幼稚園。




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2月16日に初めて訪問したときの記事はこちらです。→ http://miamama.exblog.jp/15515708/




8時30分頃、動物園駅に到着し、徒歩15分くらいかけていざ目的地へ。




8時45分頃、幼稚園に着くと、既に子ども達が何人かいて木登りをしていました。元気いっぱいです!




2歳児クラスの担任の先生から、コンテナの園舎の中を見せて頂きました。2歳3ヶ月から3歳までの子どもたちのクラスなので、奥にマットレスが2つ敷いてあって、寝っ転がって絵本の読み聞かせが行われたり、ちょっと休憩したりする場所として使われているようです。



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週に3回(月、水、木)の午前中のみ(13時まで)のクラスで、現在6名の子どもが預けられています。




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幼稚園の園舎です。手作りのコンテナ園舎なのでとってもきれいで居心地が良いです。





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暖房が行き届いていて、窓も大きく3つあるので換気もできます。そして、木の棚も美しく、住めそうな感じです。




子どもたちは外で、9時30分くらいまで自由遊びをしていて、朝の会が始まりました。今日はお客様と私がいたので、子どもたちは一人ひとり自己紹介をしてくれました。名前と年齢を言ってくれたのですが、先生の配慮で手もつけて年齢を言ってくれたのでわかりやすかったです。





9時50分頃、Brotzeit(二回目の朝食)を食べました。この幼稚園では、2歳児と幼稚園児が一日に一回一緒に食事します。





Brotzeitも、森の中でするときもあれば、今日みたいに朝の会のあとすぐにする場合もあるそうです。




三人の子どもがグループから離れて二回目の朝食を食べていたので、不思議に思って先生に尋ねてみると、「この幼稚園では、子どもの意志をとても尊重しています。例えば、一人の男の子が別の場所で食べたいと言ったので、他の子ども二人を選ばせて、三人で食べることを許しました。その際には必ず、グループ行動のルールを言わせてちゃんとわかっているのか確認しています」と説明してくれたので驚きました。






2歳児クラスは、先生とチービーと一緒に広場に遠足に行って、私たちは森の中の草原に移動しました。男の先生と女の先生とチービーの三人です。幼稚園の子どもたちは今日は全員で13名いました。





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小川にかかってる橋を渡りました。すると、動物園の駐車場に園舎を持つ、フラウヒャー自然幼稚園の子どもたちと先生たちに出会いました。今週の金曜日に日本人実習生を連れて面接に行く幼稚園なので、ご挨拶して「また金曜日に!」と言って別れました。フラウヒャーとイザールアウエンは、ほとんど毎日のように交流があるみたいで、のどかで良いなあ~って思いました!






日本の里山に近い雑木林をずんずん進んで行って、目的地の草原に着きました。




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木登りする子ども。木工作業をする子ども。泥ダンゴを作る子ども。





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遊びで火を炊こうとしている子ども。






様々な自由遊びがあって、グループも5つに分かれたり、2つに分かれたり、、、、。





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変化がとても興味深かったです。





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男の先生が絵本の読み聞かせをしています。とっても上手なので私もぐいぐいお話の中に引き込まれてしまいます。




男の先生は珍しいので尋ねてみると、「僕が卒業した専門学校(Fachakademie)では、1クラス20名くらいいて、4クラスのうち男性は3名だった。ドイツでも男の幼稚園の先生は珍しいと思います。僕にとっては幼稚園の先生の仕事は天職なので、なぜ男がもっと幼稚園の先生をしないのか不思議です」と答えました。





彼はカリスマがあり、心遣いがあり、気配りが本当にできる人なので、同僚の先生、保護者、子ども達から大人気です♪





突然、男の子と女の子の結婚式に招待されました。ちゃんと牧師役の子どももいて、二人の結婚式をお祝いしました。とってもかわいかったです。






12時10分頃、園舎に戻る時間になりました。三人の子どもが先に園舎に向けて出発しました。





冒頭にあった「三人ルール」を思い出し、先生に尋ねてみると、「子ども達が自主性を養うために、園舎に先に帰らせたり、目的地に先に行かせたりしています。三人で行動するには意味があって、一人に何かあったときにもう一人が側について、もう一人が大人を呼びに行くことができるためです。そして、三人だからこそ、より集中力や責任感が高まり、社会生活に順応しやすくなるというのもあります」と答えました。





私は思わず、「そのことは保護者は全員理解しているのですか?心配性の保護者はいないのですか?」と尋ねたところ、「はい、保護者は全員理解していますし、私たちは子どもをもっと信用しなければならないのです。三人ルールが子どもの自主性につながるのですから」という説明でした。





また、この三人ルールは、年長だからOKというわけではなくて、年齢に関係なく、先生が子どもの資質を見て判断しているそうです。先生はそれだけ子ども一人ひとりのことがわかっているということですよね。





12時30分頃、園舎に戻ってきて、昼食を外で取りました。この幼稚園では、保護者が順番に食事を手作りして運ぶことになっていて、この日のメニュは野菜スープ、野菜スティック、チーズケーキでした。とってもおいしかったです。





普段は先生が配膳するそうですが、今日は子ども達がまた三名で配膳してくれました。






また三人ルールです。この三人ルールはこの幼稚園の大きな特色なのではないかと思いました。






日本の森の幼稚園で尋ねられた質問を一つぶつけてみました。





「森の幼稚園にまったく関わっていない人たちから見たドイツの森の幼稚園の印象は?」





保護者の何人かが口をそろえて言ったのは、「冬も外にいないといけないなんてかわいそうな子ども達ね~ってよく言われますね。あと、外でトイレすることがびっくりされますね」というお返事。






そういえば私も初めてガウティングの森の幼稚園を訪れたとき、雪深い森の中でスキーウェアを着て外にいる子ども達にはなんとも思わなかったのですが、外でトイレすることがすごいなあ・・・って印象を持ちました。





最後に春の訪れを感じさせるクロッカスの写真です。




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お客様がおっしゃったのが印象的でした。ウンターメンチングの森の幼稚園はどちらかというと見守り型、イザールアウエン自然幼稚園は一緒に活動型。





きっと、男の先生がいるかいないかで幼稚園の保育が違ったものになるのではないかと思いました。





イザールアウエンの幼稚園のように、もっと男の幼稚園の先生が生まれてもいいのではないかと思いました。
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by midorimartin | 2011-03-15 04:44 | ドイツの森の幼稚園

【視察2日目と3日目】ウンターメンチングの森の幼稚園☆

昨日の日本の巨大地震のことがまだ頭の中に渦巻いていますが、視察ツアーの2日目と3日目のことを書きたいと思います。





お馴染みの視察先とも言える、ウンターメンチングの森の幼稚園に行ってきました!




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木曜日はSバーンのスト発表があり、朝4時~10時までストのため大幅にダイヤが乱れるということでしたので、Uバーンで行くことにしました。そして、Uバーンを使った方がより快適に行けることがわかり、何が幸いするかわかりませんね~。





また、新しく開通したU3の駅Moosachはとってもきれいで、お花がいっぱいでしたので、思わず写真を撮ってしまいました。



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コンテナの園舎に着くと、地面の上に大きな曼荼羅がありました。今年のファッシングのテーマが曼荼羅だったらしく、みんなで森で拾い集めた枝にカラフルな紐を巻きつけて、石にもカラフルな色を塗り、みんなの共同作業としてこの曼荼羅を完成させたそうです。




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ファッシングの意味は、「寒い冬を追い出して、暖かい春の恵みが早く届きますように!」ということなので、曼荼羅の色もカラフルになっています。




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園舎の周りにも、自転車の車輪で作った曼荼羅や、紐を巻きつけた枝のデコがあり、その材料を使った季節のテーブルもありました~。




ファッシング週間ということもあり、木曜日の子どもの人数はなんと4名。そして、大人が私たちも含めて5名。




一人の男の子が、「あ~、だったら僕たちは勝ち目がないよ~」と言ったので大笑いしてしまいました。




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朝の会でいつものように、日づけ、曜日、時間、四季、天気を学び、子どもの人数を数えて、行き先をみんなで決めました。この日は「Kletterplatz」。つまり、木のぼり広場です。



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そして、先生が「今日は家族の石というゲームをします」と言って、ザルの中にある4つの石を見せました。一番大きい石がパパの石、二番目に大きいのがママの石、三番目に大きいのが子どもの石、一番小さいのが赤ちゃんの石です。




まずはパパの石をみんな手の平に乗せて回します。そのあと、パパの石にママの石を手の平に乗せて回します。それから、子どもの石を乗せて回し、最後に赤ちゃんの石を乗せて回します。




石が落ちてもいいのですが、落とさないように石を回すのが目的で、家族の絆も伝わるようになっています。





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Bollerwagen(トロッコ)に荷物を詰めて出発です。




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目的地に着きました。木登り広場かと思ったら、横たわっている大木の上でバランスを取りながら子どもたちはかけっこをしています。





私も実際に木の上を渡ってみたのですが、細い平らな部分もあり、大人の足ではかけっこするのは難しそうです。




年長の男の子2人が楽しそうに順番に木の上を渡っています。年少の男の子は女の子と二人でホウキで落ち葉を集めています。



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かと思ったら、先生の一人が木工作業を始めたので、女の子も一緒に始めました。その間、年少の男の子は一人で集めた落ち葉の上に座り、年長の男の子がすることを観察しています。



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みんなでBrotzeitをして、片付けた後、先生の一人は男の子3人を連れて散策へ。女の子は残って、もう一人の先生と一緒に、園舎に飾るデコを作っていました。厚めのフェルトで丸い形を作り、真ん中に針金を通してビーズで留めて、園舎にある木に飾るのです。




男の子たちが戻ってきました。なんと、バランスを取って遊んでいた大木が今度は舞台に変わり、即興劇が始まりました。




私たちは拍手をしたりして観客役。くるくる代わっている劇の内容についていくのが大変。でも、愛らしい子ども達に心がほっこり和まされます。




行進する子どもたちの姿があんまりかわいいのでパチリ。



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私も収穫がありました。木の枝と腐った木。木の枝は皮をめくると、キリンの縞模様が現れたので、キリン好きの娘へのお土産。腐った木はまるでコルクのようになっていて、表面を押さえるとスポンジのように柔らかくなっていました。これは木が病気になって、菌が入り、中がくさっているために起こっています。娘が喜ぶかな~と思って持って帰ったのですがそれほどではありませんでした。




先生から家の中に置いておくと、家具に菌感染するかもしれないのでベランダに置いた方がよいとアドバイスを受けました。




先生のお話では、木のドクター(Baumpfleger)がいて、森や個人宅の木を診察して、病気の木は治すそうです。この森の木も病気の木がいくつもあるそうで、木全体が腐らないように枝を切って防いだり、治療薬を塗ったりして、病気を治す努力をされるそうです。そんな職業があるのですね~。



昨日の金曜日もUバーンのルートで行き、なぜだか早く着いてしまい、まだ子ども達が来ていませんでした。




その日は前日よりも子どもの人数が多くて、年長の男の子が3人になり、女の子も増えていたので、また違った自由遊びが見れました。




朝の会をやって、昨日二者択一で選んだ目的地カードの選ばれなかったところに行くことになりました。「Dreiecksplatz」。つまり、三角広場です。




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小人の国の門がありました。先生は「これは小人の王様の門なのですよ」と私に教えてくれました。



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目的地の三角広場に着きました。先生はこの場所を数年前に子ども達と一緒に見つけて、みんなで名づけたそうです。




年長さんたちはノコギリやカナヅチを使って木工作業を始めました。



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先生が持ってきた2本のロープを使って、2つの木を結びました。するとなんと子ども達が綱渡りができるようになりました!








先生いわく、ロープの結び方の講習会があるらしく、そこで学んだそうです。手際のよさにびっくりしてしまいました!






この綱渡り、子どもたちは大好きみたいで、ずっと遊んでいます。本当にかわいいです!




お客様はこのロープ結びを他の木で何回か練習されていました。ご自身が働かれる幼稚園で活用されたいそうです。そんなお客様の気づきになって、私はこの視察ツアーの意義が本当にあると思いました。




Brotzeitを食べた後、先生は前日見つけた大きなカタツムリの殻を使って笛を子ども達と一緒に作りました。



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子ども達一人ひとりが殻をもらって、水で塗らしたフキンで殻をふき、先生が殻の上部に穴を開けます。




子ども達はストローを使って笛を鳴らします。この日のBrotzeitはグループで、その際に先生が課題の説明をされていました。




自由遊びが始まりました。ロープを使ってチービーと綱引きを楽しそうにする子どもたち。




二人の子どもは、落ち葉をホウキで集めた後、落ち葉投げを始めました。とっても楽しそうでした!








そんな楽しい時間を過ごしていたので、私は日本の地震のことをまったく知りませんでした。




森から園舎に戻る途中で、お客様がメールで地震のことを知り、その後は私もパニック。お客様と一緒にあわてて、私の家に帰ってきたのでした。




3日目の視察日がこんな形で終了するとは思っていませんでした。そして、森からの帰り道だけだったのでよかったです。



今はただ日本が早く元通りに戻りますように心から願っています。
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by midorimartin | 2011-03-12 17:01 | ドイツの森の幼稚園

【視察1日目】ラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園☆

一昨日から始まった、ドイツ教育機関視察ツアー。初日はラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園を訪れました。





住宅街の一角にあり、民家を園舎として利用している、とっても素敵なモンテッソーリ幼稚園です♪




昨年の11月24日、インターンシップと視察が可能かどうかお話するために訪問した幼稚園で、私にとっては今回は2回目の訪問になり、初めて視察として訪れたことにもなります。




11月の見学のときの模様はこちら。→ http://miamama.exblog.jp/15056440/




登園時間の開始が8時で、降園時間の終了が15時。私たちは7時40分くらいに着いてしまい、まずは幼稚園のバスの写真を撮りました。



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幼稚園の外観はこんな感じです。建て増しした部分は窓も大きく、カントリー調で、温かい日差しが入ってくるようになっています。



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園庭はコの字型になっています。トーテンポールがあり、避難用の滑り台も見えます。




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8時少し前ですが、幼稚園の中に入らせてもらいました。まずは地階の年長クラスから見せてもらいました。





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Brotzeit(二回目の朝食)の時間は登園から10時までと決まっていまして、子どもは自分で食べる時間や量を自由選択できます。食べない選択肢もあります。





子どもによっては、登園してすぐに朝食を食べたい子どももいれば、先に遊んでから食べたい子どももいるからです。




年長さんは食べ残しのお皿をネームプレートをつけて棚に置き、お昼ご飯のときに食べることになります。(食べなかったときは、捨てられることになりますが、先生がそのときに、「今日は食べれなかったけど、明日は考えてね」とお声かけをするそうです)



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子ども達は自分が使った食器を荒い、自分の食器の場所に戻します。



万能月カレンダーがありました。クリップに数字が書いてあって紐に通され、「森の日」などイベントカードをはさんだり、誕生日っ子のカードも挟みます。視察のお客様はとっても感動されていて、ご自身が今度働かれる幼稚園にアイデアを持ち帰りたいとおっしゃっていられたので私はとっても嬉しく思いました。




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週カレンダーもありました。こちらは釘になっていて、週ごとのセラピーの名前や先生の写真カード、二回目の朝食のメニュ(チーズ、ハム、ハチミツ)、イベントカードがかけられていました。




(月)Logopaedie(言語療法)、リトミック

(火)Spieltherapie(遊び療法)

(水)Waldtag(森の日)

(木)Ergotherapie(作業療法)

(金)Musik(音楽療法)




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このBrotzeitの後、昼食時間も子どもが自分で決定します。18名いる年長クラスは、9名ずつ2つの昼食グループに分かれる必要があるので、昼食時間は2つに分かれてまして、1回目は10時30分から11時30分、2回目は11時30分から12時30分。






なんとこのお昼も食べない選択肢があり、午後におやつタイムがあるので、そのときに食べる子どもがいるからです。いやはや、「子どもの自由意思による決定」がここまで徹底しているなんてオドロキました。





保育室は改装された外側に大きな窓がついているので温かい光が注ぎ込み、子どもに自然な空間を与えています。




そして、シュタイナーの季節のテーブルを発見しました!



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「モンテッソーリでシュタイナー???」って思ったのですが、先生に尋ねてみると、「シュタイナーだからというこだわりを持っているわけではありません。良いと思ったから取り入れているだけです」というお返事でした。



長野の森の幼稚園でもシュタイナーを取り入れていましたし、良いものは融合しようっていうスタイルは好きですね~。




保育室では、「モンテッソーリ・コーナー」、「工作・お絵かきコーナー」・「リラックス・絵本コーナー」・「積み木コーナー」の4つの空間に分かれてました。




うまく空間を使われている状態を見て、これがモンテッソーリが言う「整備された環境」なんだと思いました。




「工作・お絵かきコーナー」には、ブロックと釘とかなづちが置かれています。ブロックにはあらかじめ小さい穴が開いていて、その穴の中に釘を差込み、かなづちで釘を打つ練習が簡単にできるようになっていました。工夫が大事の良い見本です!



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自由遊びを観察していると、お絵かきコーナーでマンダラに色を塗っている子どもや、自分の創作でお絵かきしている子どもがいて、一人の男の子がお客様に絵のプレゼントをしていました!




私は年少クラスで、一人の女の子から絵をもらいました♪




他には、モンテッソーリコーナーでビー玉で遊んでいる子ども、積み木コーナーで積み木を積んで遊んでいる子どもやはめ絵遊びをしている子どもがいました。





おもしろいことに、積み木を積んで遊んでいた子どもはネームプレートを置いたのです。これは、「まだ遊んでいるから壊さないでね」というサインで、子どもが自分で「まだ遊ぶのかどうか」を決めることができます。





先生に尋ねると、ネームプレートが置かれた物は、一日の終わりまで誰も手をつけないそうです。残っている場合は、最後に片付けるというのがルール。子どももみんなそのルールを守っているので、物を壊すことがありません。





子ども達がお互いに尊重しあっているって、こういうことなんだと思いました!




地下室にも、運動室や木工作業室があり、子ども達に自由遊びができるスペースがふんだんに提供されています。





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一人の男の子が作ったという作品がありました。見事な完成ぶりに感動してしまいました!



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ここには新しい遊具として、箱庭の砂場がありました。部屋の中で砂遊びができるっていいですよね~。砂をこぼしてしまった場合、子どもが自分で片付けます。




サウナの部屋が廊下の奥にあって、そこは隠れ家のように工夫され、サウナ室の前には人形ごっこコーナーになっています。またまた空間をうまく利用してますよね~。




10時30分になり、2階の年少クラスに移動しました。前もって、「子どもを観察するだけで、話しかけないでください」と言われていたので、静かに見ていました。




保育室の部屋割りは、年長クラスと同じなのですが、年長さんのキッチンの場所が年少さんの運動室になっていました。年少さんのキッチンは、地階で料理を作る大型キッチンの真上になります。




年少さんたちの自由遊びは、リラックス・絵本コーナーで、先生が絵本読み聞かせ。モンテッソーリ・コーナーでパズル。積み木コーナーで騎士の砦を作る。お絵かきコーナーで創作色塗り。運動室でごっこ遊び。小さいテーブルで人形ごっこ。



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どちらかというと、一人ひとりが自分の世界に入って遊んでいるというスタイルが目立ちました。





男の子同士が権力争いで声を荒げるシーンもありましたが、基本的にみんな静かに遊んでいます。
年少さんなのに集中力の高さにびっくりしてしまいました!




年少さんの昼食期間は、11時10分から11時40分、11時40分から12時10分に分かれています。人数は15名で、基本的に2つに分かれるのですが、みんなが一緒に食べ終わることがないので、1つめのグループで半分食べ終わったら、2つめのグループの子ども達が順番に入っているくるというスタイルのようです。




年長も年少も、先生はBrotzeitと昼食を食べた子どもをチェックリストに◎をつけていきます。このチェックリストは保護者に見せるためのもののようです。




私たちは年少さんの食事時間を観察したのですが、子どもは自分で好きな量を自由選択して、自分のお皿やグラスに入れます。





例えば、ガスありのお水とガスなしのお水、ホットケーキ、ジャム、スープがそれぞれ置かれ、子ども達が取り皿に入れていきます。




おもしろいことに、スープはまずは一杯味見をして、おいしいと思ったらお皿につぎ、おいしくないと思ったら「おいしくないから要らない」と言えば食べなくても良いそうです。




年少は自分の食器を洗う力がないので、食器をお盆の上に置いて、食べ残しをボールに捨てます。




プラスチックのコップやお皿は一切使われません。それは食事のマナーを学ぶためだそうです。




年少からちゃんとルールやマナーを学ぶ姿に大変感動しました!




13時頃、私たちは3階にある先生の休憩室で昼食を食べました。太陽の光が差し込み、温かいぬくもりのあるソファが置かれているので、思わずウトウトしてしまいそうになりました。




食事の後、みんなが園庭で遊んでいるので再び観察。ポンプを使って水遊びをしていました。とっても楽しそうでした。




もう一つの砂場で遊んでいる子ども。木登りしている子ども。遊具を使って遊ぶ子ども。小さいログハウスで遊ぶ子ども。本当にみんな思い思いに自由遊びを楽しんでいます。




降園時間は、13時、14時、15時。この日は6人いる先生のうち、3名が病休だったので、社会教育者の園長先生が代わりに保育されていました。




本来なら、13時45分に終わりの会があるのですが、スタッフが少ないという理由でキャンセルになり、14時45分の終わりの会のみ観察できました。




一人の先生が15分小話をして、年長と年少の気持ちがリラックスしていきます。今日のお話は「おもしろいお話(Quatschgeschichte)」だったので、とってもおもしろかったです。





15時過ぎに、園長先生とトークさせて頂く機会があり、まずはセラピールームを見せてもらいました。箱庭療法に使うセラピールームも見せてもらい、お客様は大変感動されていました。




箱庭は子どもの精神を無意識に映し出す鏡であり、セラピストは結果を写真に収めて、年間10枚ほど集めて、子どもの心の成長を観察し、保護者とお話されるそうです。子どもの心が危険な状態にあると判断したときは、保護者にすぐに報告されるそうで、障害を持つ子どもへのケアのレベルの高さに驚きました。





園長先生とのお話は大変興味深く、保育園ではハンガリー人の医者Emil Piklerの教育に則って保育をされていることで、Piklerの勉強もしなくては!って思いました。




ドイツと日本の教育の違いに、園長先生もお客様も関心を持たれ、活発な情報交換の場を得られたのではないかと思っています。




こんなステキなモンテッソーリ幼稚園を視察先として提携させてもらって本当に心から感謝しています。




最後に子どもたちオリジナルのてんとう虫リラックスまくらです!とってもプリティーです!!




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by midorimartin | 2011-03-10 14:47 | モンテッソーリ教育

大阪の「くすのき園あびこシュタイナー幼稚園」を訪れて

ミュンヘンに戻る前日、つまり出張の最終日である2月23日(水)、私は大阪の「くすのき園あびこシュタイナー幼稚園」を訪れました。




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リンクはこちらです → http://kusunokien.exblog.jp/






場所は、前日に集合場所として指定されていた、南海高野線の我孫子前駅から徒歩訳10分のところ。



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「森のようちえん どんぐり」の和田園長先生と、「堺市ふれあいの森」のレンジャーのYさんが、私のために一緒にくすのき園あびこシュタイナー幼稚園の場所を見つけてくださったので、当日は余裕を持って出かけることができました(和田園長先生、Yさん、その節は本当にありがとうございました!)






今回の出張で、行きたかったところは、もちろん森の幼稚園で、その次にはシュタイナー幼稚園、そしてモンテッソーリ幼稚園。





モンテッソーリ幼稚園には幾つかドイツからお問合せをしてみたのですがなしのつぶてで、シュタイナー幼稚園も横浜シュタイナー学園の講座のみでしたので途方に暮れていたところ、「空堀ことば塾」の「ことばの家・水曜講座」に受講することを思いつき問合せしたところ、講師の諏訪耕志さんからお返事があり、「くすのき園あびこシュタイナー幼稚園」をご紹介して頂いたのでした。





空堀ことば塾のリンクはこちらです。http://space.geocities.jp/kotoba_jyuku/index.html





水曜講座が10時から12時、くすのき園あびこシュタイナー幼稚園への訪問が13時半だったため、ランチしてから移動することが無理と判断して、水曜講座の受講を断念せざるを得なかったのですが、諏訪先生には心から感謝しています(諏訪先生、くすのき園あびこシュタイナー幼稚園をご紹介くださり本当にありがとうございました!)。





12時45分くらいに到着してしまい、私は外にいて保育終了を待っていました。すると、13時15分くらいに、子供たちが一つのお部屋に集まっているような様子が伝わってきたので、窓の側に立っていると、園舎の中から先生の美しい歌声が聞こえてました。




ミュンヘンのシュタイナー幼稚園を訪れたことがあるので、先生がどんなことをしていて、子供たちがどんな様子なのか、だいたい想像することができました。






約束の時間になったのでご訪問。まずは玄関にあった美しい冬のヴァルドルフ人形が私を出迎えてくれました。




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そして、キッチンに通して頂きました。樋口園長先生にまずは自己紹介をお願いしました。




「私はずっと保育士の仕事をしていて、モンテッソーリとシュタイナーと森の幼稚園を勉強しましたが、シュタイナーが一番しっくりきました。30年前、子安さんのシュタイナー本で注目したのですが、大阪ではシュタイナーを学ぶところがなく、15年前、環境保育ということで、モンテッソーリ教具の視察ツアーがオランダにあり参加することにしたのです。
日本人通訳の方のだんなさまがシュタイナーの先生で、オランダにてシュタイナー学校と幼稚園を見学する機会を得ました。そして、シュタイナーの保育環境に感銘を受けたのが大きかったですね。
日本に戻ってから、保育園を退職し、北海道のミカエルカレッジに入学して、シュタイナーの勉強をしました。一年目は人智学。二年目は小学校と幼稚園に分けて実習。東京「星の子」、箕面、名古屋「なないろ」、スイスのシュタイナーも視察した経験があります」





樋口先生のお話を伺いながら、私も今、ドイツ教育機関視察ツアーのプログラムを提供していて、森の幼稚園とシュタイナーとモンテッソーリの勉強をしているのですが、それぞれの教育の良さを感じながらも、森の幼稚園が一番しっくりくるなあと思っているので、しっくりくるものを一番強く勉強することが大切なんだなあって思いました。




樋口先生のお話は続きます。



「シュタイナー幼稚園は、東京に多く、大阪、箕面、京田辺(学校、幼稚園)、三重、大津、名古屋にもあります。無認可で、保護者立ち上げで、民家を借りる形が多いです。



当園は最初、帝塚山の民家を借りてオープンしたのですが、半年後に我孫子にリオープンし、一年半が経ちました。助成金はありません。




園児は12人ですが、毎日10人前後が来ます。常勤は私ともう一人の合計二人です。近所の子供たちではなくて、遠方から来る園児が多いです。中には車で1時間かけて来る子供もいます」






曜日ごとにイベントが決まっています(同じ曜日に同じ事をするというのもシュタイナー教育で大切とされています)。





月曜日: 親子教室

火曜日: にじり絵

水曜日: 手仕事

木曜日: パンづくり(おやつがパン) → いろんな形のパンができる。

金曜日: お掃除の日(子供と一緒)



シュタイナー教育では、いろんな穀物をまんべんなく食べるのがバランス良いと言われています。





一日のスケジュールはこんな感じです。


8:45-9:00 登園

お部屋で自由遊び。大人は手仕事しながら見守り。

10:00過ぎ、集まり。簡単な手遊び、ゲーム。お祈り。

ライゲン(輪になって踊る)

10:30 おやつ

11:00まで 公園、大和川の土手。

帰ってきて人形劇。

12:30 お弁当。

13:30-15:30 降園






保育室を見させて頂きました。






畳のあるお部屋に、棚が置かれ、木製や布製の遊べるものや、木の実等の自然素材がありました。




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たくさんのヴァルドルフ人形や動物たちがいました。



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季節のテーブルもありました。



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子供たちが手仕事の時間に作った作品が飾られていました。




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シュタイナーでは、一人ひとりの誕生日が大切です。なぜなら、子供は親を選んで生まれてくるからなのです。樋口園長先生は、お父さんとお母さんの気持ちを誕生日っ子に伝えることを心がけていらっしゃるそうです。




0歳から7歳までは、体を作るのが大切なので、音や静けさなど環境がとっても重要。





樋口園長先生は、以前の保育園では園児に声を荒げて接していたのが、今は静かに話しても大丈夫になったそうです。それはきっとシュタイナー教育の賜物なのでしょうね。



シュタイナーの色彩論では、色は闇と光が交差するところにできるというところからきていて、
赤は感情的になり、緑は落ち着くなど、色により人間の心にもたらす効果は違ってきます。





私がシュタイナー学校で、美しい黒板絵を見たことをお話すると、樋口園長先生は「黒板絵は、白と黒が逆転するので難しいのです。そして、シュタイナーの先生はマルチでなければなりません。なぜなら、絵も描けて、歌も歌えて、保育も出来ないといけないのですから」とおっしゃられました。





本当にそうだなあ・・・って思ってしまいました。




私は樋口園長先生に4つの気質について尋ねてみました。つまり、子供の気質に注意しながら保育をなさっているかどうかです。





先生は、「同じ気質に合わせて対応しています。気質は対人関係にも役立つのですよ」と、アドバイスをくださいました。




また、「ドイツの場合、シュタイナー学校の卒業生は、アビトウア(大学入学資格)を取得するための勉強を1年から2年して、大学に行くことになるのですが、日本ではどうなのですか?」と尋ねたところ、「日本のシュタイナー学校の卒業生は、高校卒業資格を取って大学に行きます」と言われ、ドイツと似ているなあと思いました。



樋口園長先生いわく、シュタイナー教育ではテストがないのは自然なことで、担任をしていたら、テストしなくても子供のことをわかっていなければならないそうです。




思わず、「なるほど・・・」とうなずいてしまいました。




別の保育室も見させて頂きました。



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お祈りするためのキンダーハープとグロッケンがあります。美しい音色の鐘もありました(こちらはシュタイナー特有のものではなくて、樋口園長先生が旅先で購入されたものです。瞑想のときに使う鐘らしく、本当に心地よい音色でした)





お雛様のヴァルドルフ人形もありました。とってもステキです♪





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人形劇のお人形たちです。先生や年長さんが使ってもいいそうです。




樋口園著運先生から、「幼保一元化」を説明して頂きました。




「 日本は不況なので、働くお母さんが多くなっています。待機児童が多いため、幼稚園が保育園になるという発想で、つまり、幼稚園にてゼロ歳児から預かるという意味になります。2年後にスタートして、10年かけて確立させるそうです。幼保一元化を実行した幼稚園は助成金の対象になります」




幼稚園が保育園になる・・・ということが理論ではわかりましたが、実際にはどのようになっていくのか私には想像がつきません。例えば、森の幼稚園インターンシッププログラムで実習を終えられた保育士さんが、幼保一元化を実行している幼稚園にて働きやすいようになるのであればいいのになあ・・・って思ったりもしています。




最後に、樋口園長先生の作品を掲載したいと思います。とっても素敵な春の精ですよね~。



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そして、先生から教わったことのまとめです。


シュタイナー教育とは、「心の教育」です。心の教育には、「意思」、「感情」、「思考」が育たなければなりません。「意思」と「感情」と「思考」が育つ時期があるのです。正しい時期に正しい部分を育てるのが大切なのです。


「意思」は、0歳から7歳までで、強制的にあーせいこーせいと言ってはいけません。「感情」は、7歳から14歳までで、音楽・絵画・彫刻等、芸術活動を重視しなければなりません。「思考」は、14歳から21歳までで、理論だてて考えるようになり、思春期のため先生に批判的にならなければなりません。


シュタイナーが考える「自由の哲学」とは、「意思」・「感情」・「思考」をバランスよく育てることであり、バランスよく育つと自由な人間になれるのです。



今回、樋口園長先生にお会いして、シュタイナー教育のお話も伺えて、本当に勉強になりました。ありがとうございました。
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by midorimartin | 2011-03-05 16:17 | シュタイナー教育

大阪の森の幼稚園「森のようちえん どんぐり」を訪れて

2月22日(火)、大阪の森の幼稚園「森のようちえん どんぐり」を訪れました。




この森の幼稚園は「NPO法人 子育てネットワーク共育の森どんぐり」の3つの事業のうちの1つで、「保育事業」にあたります。同ネットワークでは、他に「子育て支援事業」や「野外自然体験事業」もされていて、「森のようちえん どんぐり」は、「共育の森どんぐり」の中核事業になるそうです。




資料によりますと・・・


● 1968年 「西住之江幼稚園」を設立。「どんぐりさん」として親しまれる。


● 2005年 市民・企業・行政と連携した、より広範囲の子育て支援事業展開のためNPO法人化。
 
  「地域子育て支援事業」 たんぽっぽ図書館 開設。
  「野外自然体験事業」 土曜あそび塾 オープン。


● 2007年 西住之江幼稚園が目指してきた、
 「自然と関わり、個々のペースでゆっくりと成長していける保育環境づくり」
 をより深く掘り下げ実現するために園舎を廃し、「森のようちえん どんぐり」へと移行。

 

リンクはこちらです。http://donguri.main.jp/index.html






一年半ぶりの帰郷、そして、地元の森の幼稚園が見られるという興奮。5時半に起きて、6時代のバスに乗り阪急茨木駅へ。その後、梅田駅まで出て、御堂筋線でなんば駅まで。それから、南海高野線の難波駅から我孫子前駅に移動しました。




集合時間は我孫子前駅に8時45分だったのですが、8時半少し前に到着してしまいました。でも、早め早めの移動にしてよかったです。といいますのは、お恥ずかしながら、南海高野線に乗ったのが初めてで、難波駅に着いてからホーム探しに迷ったからなのです。




我孫子前駅の改札口付近で待っていると、先生らしき人と子供たちとお母さん達が駅前に集まっています。





じ~っと観察していたら、園長先生らしき人が私を見て挨拶してくれました! 





集合時間に間に合ったことにほっとして、改札を出て私もご挨拶。なんと、和田園長先生は私の叔母に見た目も話し方もそっくりだったので、一気に親近感が沸いてしまいました!!





遠足に行くのかと思ったら、毎日電車やバスに乗って里山に行かれるとのこと。ユニークな保育形態にまずはびっくり。





たいていの子供たちはこの我孫子前駅で待ち合わせをして、和田園長先生とM先生が子供たちを連れて電車で北野田駅に移動します。北野田駅までの道中で、二人ほど子供たちが乗り込んできます。





電車のドア越しに登園なのでとってもユニーク♪




現在の園児数は16名で、先生は五人体制。そのうち、常勤は和田園長先生とM先生のお二人で、あとの三人はワークシェア。




月、火、木は三人体制で、水曜日は長居公園が保育フィールドなので二人。
金曜日は2歳児教室のレンゲ組も一緒のため、親子18組が追加され、5人体制になるそうです。





我孫子前駅の改札を抜けてホームで電車を待っている間、子供たちはベンチに座っておとなしく、電車の中でも折り紙をしたりして大騒ぎする子供は一人もいませんでした。





私は娘のドイツの小学校でイベントがあるときは、よくクラスの付き添いをするのですが、電車やバスでの移動時は、男の子がとっても騒がしいので怒ってばかりです。国民性の違いもあるかもしれませんが、きっと教育の賜物なんだと思います。




和田園長先生のお話では、最初スケッチブックを持っていったりしていたそうで、試行錯誤の末、折り紙に辿り着いたとのこと。あるテレビ番組で、ボケ防止のために、角を気にしない折り紙の方法が紹介されていて、そこからヒントを得られたそうです。







和田園長先生はおっしゃいます。





「電車で毎日里山に行く森の幼稚園は国内では他にないかもしれません。最近の子供たちは車での生活があたり前になってきているので、入園して初めて電車に乗る子供もいます。1学期はまずは電車での公共マナーを教えるところから始まります。2学期になるとずいぶん電車で行くことに慣れてきて、3学期は落ち着いて里山に行くことができます」





幼稚園で交通の公共マナーを実体験として学ぶ・・・。私はとっても大切なことだと実感しました。






つまり、電車の中は、家の中とは違う。家の中と家の外の世界が存在して、マナーが違うということが理解できれば、自然とモラルに対する意識も芽生えてくるのではないかと思うからです。






私たち家族は「ノーカーライフ」を実践しています。ミュンヘン市に住んでいると、車がなくても十分快適に生活できるからです(実は私も夫も自動車免許を持っていません)。






そのため、娘は赤ちゃんのときから、電車やバスに乗るスタイルに慣れていて、物心ついてきてからは、「電車やバスの中は家の中ではないからね。公共のルールを守ろうね」とモラルについてよく話してきました。





モラルのない大人を見ると、そんな社会のルールを子供時代に学んでこなかったのではないかと思ってしまいます。つまり、そんな大人を作りだした彼らの親たちの責任です。




話が脱線してしまいましたが、北野田駅に到着。地階に降りて出発しようとすると、一人の女の子が「あ~、虹がある」と地面に三角形を描いた虹を見つけました。




私も一緒に観察していたのですが、森の幼稚園の子供たちはやっぱり感性豊かです♪






私が来るということで、「堺市自然ふれあいの森」のレンジャーの方お二人がわざわざ来られていたので、とっても嬉しく思いました。彼らは、「共育の森どんぐり」の野外自然体験事業である「土曜あそび塾」にて、幼児から小学生を対象に、野外自然体験活動を中心とした様々な体験プログラムを行っています。





「堺市自然ふれあいの森」とは、資料によりますと、「市民協働による森づくり:堺市の南部丘陵エリアにある「里山の保全」を目標にした17.2haの里山公園。人と里山との新しい関わり方を考える場づくりを「森の学校」をテーマに市民ボランティアとともに取り組んでいます」となっています。



リンクはこちらです。http://www.sakai-fureainomori.jp/




北野田駅から目的地の狭山のボーイスカウトキャンプ場までは、バスで行くルートと徒歩で行くルートがあるそうで、バスで行く方法も何通りかあるらしいです。




今回はお天気も良かったですし、きっと私への配慮から、徒歩で行くルートになりました~。






住宅地を歩いて行きます。生活道路に面しているので、車に注意しながら行かないといけません。






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先頭グループは車が来るのがわかると、「車が来るよ~」と声かけしながら進んでいきます。






車が来ると、道の端による・・・。これも公共のルール、社会のルールですよね。ちゃんと気をつければ全然危険ではないのです。






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田んぼのあぜ道を通ります。あぜ道を通るなんて、何十年ぶりでしょうか? 子供時代が蘇ってきます・・・。




オオイヌノフグリ等を見つけて、女の子は花束を作っていました。かわいい~♪




住宅地をまた通ります。すると、「キリ、キリ」という声で鳴くハトよりやや大きい鳥が現れました。和田園長先生は、「田んぼの中にいる鳥だよ~。キリ、キリと鳴くから、キリっていう名前なんだよ~」と説明されます。





お恥ずかしながら、私はこの鳥をずっと「カモメ」だと思っていたので、42歳の大人になって鳥の本当の名前がわかり大笑いしてしまいました。





私が子供時代を過ごした場所は、田んぼがあり、用水路があり、近くに淀川が流れていたので、土手があり、その土手には牛が草を食べに毎日散歩に来てました。





用水路にはザリガニ、タニシ、カエル、フナ等、いっぱいいろんな生物がいて、自然観察には本当に事欠かない場所でした。





そんな記憶がどんぐりの子供たちと一緒に歩いているときにどんどん蘇ってきて、私も子供時代に戻ったような気分でした。





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和田園長先生が、「あそこが目的地ですよ」と指差します。前方に目指す里山が近づいてきました。わくわく感いっぱいです。






一人の子供が、「あっ、テントウムシがおる~!」と叫びました。すると、みんながどれどれと言って、道端に横になりました。あんまりかわいくて思わず写真を撮ってしまいました。



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大人にとっては、普通の道が、子供たちにとっては宝の山が見つかる魔法の道なのです。





和田園長先生はおっしゃいます。「道中、いろんな人に出逢えるので、子供達は挨拶も学べるのですよ。さっきも工事現場のおじさんたちに、おはよう~って挨拶してましたよね」







確かにそのとおり。駅から徒歩で里山に向かう間に、公共のルールだけでなくて、社会のルールも学べるのです!






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目的地の狭山のボーイスカウトキャンプ場に着きました。先生から、「1時間歩いたのですよ」と言われてびっくり。そんなにも歩いていただなんて、まったく距離を感じませんでした。






今回の視察アポの際に、すっごくお世話になった卒園生のお父さんで現在「森のようちえん どんぐり」のスタッフをされているYさんにお会いしました(Yさん、その節はいろいろありがとうございました!)。




里山に着いて、まずは自由遊びです。和田園長先生が里山の敷地内を案内してくれました。自然の数珠玉を見つけました~。



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数珠の実はこんな感じです。



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誰も何も手入れしていないのに植物は育っていて、自然の豊かさと強さを感じました!





畑もあって、竹林もあります。子供たちが大好きな竹林を登ってみました。竹に手をかけて登るのですが童心に戻ったようで楽しかったです♪



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10時半ごろおやつの時間になりました。ドイツの森の幼稚園にも10時から10時半にかけて、「Brotzeit」と呼ばれる2回目の朝食をしますので、まったく同じスタイルに感動です。





おやつの後は、本読みの時間です。まずは、年長さんによる読み聞かせです。上手なのでびっくりしました。(1学期はおやつなし、すぐに本読みということもあるそうです)



その次は、先生の読み聞かせの番です。語りがとってもお上手なので、私もお話の中にぐいぐい引き込まれてしまいました。



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また、自由遊びです。和田園長先生に、森の幼稚園を始められたきっかけについて尋ねてみました。





「最初から森の幼稚園を目指していたわけではありません。15年前にあるきっかけがあったからなのです。東京から引っ越してきた園児がいて、その子の自然に対する眼差しや振る舞いに違いがあることに気がついたので聞いてみたところ、東京の森の幼稚園に通っていたことがわかりました。それから、すぐにその東京の森の幼稚園を視察することにしてみました。大型公園に子供が60名ほどいて、先生も6名くらいいて、公園を移動しながら園児が自然の中で遊ぶ姿に感動しました」






ご自身も自然の中で育ったご経験をお持ちで、自然に対する思いが強くおありだったとのこと。前身の西住之江幼稚園でも、「一本苗木を持ってきてください」とお願いして、自然色が強い保育方法を実践されてきたそうです。私も自然の中で育ったので、和田園長先生がおっしゃる言葉一つひとつに共感できました!





自由遊びの後は、お昼ご飯です。一緒に食べたい子同士グループになって食事しています。おにぎりやおかずもすべて工夫されていて、お母さん達の涙ぐましい努力が伝わってきました。




自由遊びは、季節や天候によって、子供たちの遊び方が変わってくるそうです。森のようちえんどんぐりでは、見守り保育を徹底されています。





見守り保育とは、「子供に寄り添うこと」。年少と年中は一人遊びしながら周りを見ていて、年長は集団遊びをしたくなる。1学期手伝っていたことを、2学期からは徐々に手伝わないようにするなど、年齢に合わせることもさることながら、一人ひとりの子供に対しても適切な見守り保育をされている姿にまたまた感動してしまいました。




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終わりの会の集合は、13時少し前にあり、北野田駅まで移動します。今回はバスに乗りました。




電車に乗って我孫子前駅で下車し降園です。途中の駅で降りた子供二人は電車のドア越しに降園でした。




我孫子前駅に着いた後、先生方は近くの喫茶店で毎日反省会と次の日の準備をされるらしく、私も仲間に入れてもらいました。





1時間ほどの座談会だったのですが、先生方から、下記のような、たっくさんのご質問を受けて本当に有意義な一日になりました(和田園長先生、ご馳走になりましてありがとうございました!)。



素朴な疑問ばかりだったのですが、答えられるものもあれば、答えに困った質問もあり、来週、再来週と予定しているミュンヘンの森の幼稚園の視察ツアーにて尋ねる機会があればいいのになあと思っています。




今回の「森のようちえん どんぐり」との出会いは、前日の長野の「こどもの森幼稚園」で得た情報や体験と同じくらい貴重なものでした。




私ってなんてハッピーな人間なんだろうかってつくづく思っています!




人との出会いに勝るものはないですよね~。 そして、帰郷した際には、また「森のようちえん どんぐり」の皆さまにお会いできればいいのになあって思っています。
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by midorimartin | 2011-03-04 18:22 | 日本の森の幼稚園

飯綱高原ネイチャーセンターを訪れて

2月21日(月)、長野の「こどもの森幼稚園」を訪れた後、おいしいお蕎麦をご馳走になってから、飯縄高原ネイチャーセンターも訪問しました。





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この日は本当に暖かくて青空で、「いいづなさん」が本当に美しく、雄大な自然に感動しっぱなしでした。




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ここで少し、内田幸一氏のご紹介です。





標高1000mの信州飯綱高原のネイチャーセンターを拠点に、幼児、青少年の自然体験教育活動を展開している。1983年開設の子どもの森幼児園を基に学校法人いいづな学園こどもの森幼稚園、グリーン・ヒルズ小学校を設立。
現在は自然体験教育、子育てや親子関係についての講演活動、幼児の自然体験の推進を目的に森のようちえんの普及活動を進めている。さらに環境教育・自然教育をベースにしたグローバルな感性や語学力を育てる未来型の学校教育の必要性も訴えている。






今さらですが、私はこんなすごい方にお会いできたんだと、改めて感動しています!!






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こちらは、森のようちえん全国ネットワークのサイトから、ネイチャーセンターの紹介記事です。





ネイチャーセンターは長野県の飯綱高原にて20年に渡り子どもの野外活動を行なってきました。代表の内田幸一は1978年から独自に自然の中での教育活動を推進し、1983年には同じ長野県飯綱高原に自然体験型の幼児教育活動「子どもの森幼児教室」をスターとさせ20年以上に渡り主宰者として現場に立ってきました。2005年に学校法人いいづな学園を創設「こどもの森幼稚園」「グリーン・ヒルズ小中学校」を設立、以後2008年より森のようちえん全国ネットワーク運営委員長を務めながら、現在は全国へ向け森のようちえんの普及活動を精力的に行っております。

ネイチャーセンターでは4名の専門職員が小中学生を対象にした週末の自然学校「キッズクラブ」、幼児を対象にした週末型の森もようちえん「ジュニアキッズクラブ」の運営に当たっています。夏休み・冬休み・春休みなどには多くの自然体験キャンプを実施しております。





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ネイチャーセンターは、週末の体験型学習施設で、森のようちえん指導者養成講座も昨年から年四回、提供されています。
詳しくはこちら。http://www.morinoyouchien.org/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=85



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内田さんからお話を伺ってユニークだなあと思ったのは、どんぐりを10個集めると1キッズになり、ネイチャーセンターの手作り作品ショップでお買いものができるというもの。





そして、節分の日には、森の中でどんぐりを使って豆まきをされるそうです。まさに環境と一体化したイベントですよね~。





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こどもの森幼稚園の園医であるH先生は、この園で育つ子供たちとお母さんのトータルサポートをしていきたいという願いから、ネイチャーセンターで行われている、入園前の年齢の親子が通う「つぼみ子育てサロン」で、感染症の話や発達相談を受けられているそうです。




「つぼみ子育てサロン」のリンクはこちら。http://iizuna-gakuen.ed.jp/tsubomi/act.html

H先生は、「子育て応援」の活動をなさっています。


教育者のプロ、そしてお医者様のプロの方がそれぞれ、情熱を持ってケアされている、「飯綱高原 ネイチャーセンター」。





私も一度娘を連れて、週末の体験学習に参加したいです!!
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by midorimartin | 2011-03-03 14:09 | 日本の森の幼稚園