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カテゴリ:シュタイナー教育( 28 )

クリッペをリニューアル★

昨年の11月にシュタイナー学校のクリスマス市で作ったクリッペ。詳しくはこちら→http://miamama.exblog.jp/16880395/





窓に置いていたのだけど、私の仕事部屋に移動させた。そのとき、ポロッと落っことしてしまい、屋根がふっとんで欠けてしまった。




おーーーーー、、、。屋根をまた元に戻して、飾りつけを新たにすることを思いついた。





例えば、カラーのお花一つ。これは近くの大型ガーデニングセンターで買ったカラーが帰る途中でお花が一つ折れてしまい、どうしようかと思っていたもの。新しい飾りにちょうどよい。





そして、枯れかけのバラも飾りの一つに。





ラベンダーもお手入れしたときに枯れかけのものがあったので、それも一本挿してみた。





全体的にはこんな感じで、カラーとバラの赤が美しい。




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私は人生は一瞬一瞬が意味があるものと思っています。



カラーが折れたのも、バラとラベンダーが枯れかけていたのも、きっとこのクリッペの新しい装飾として生きるためのものだったのかもしれません。
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by midorimartin | 2012-09-01 22:22 | シュタイナー教育

[視察1日目]ルードルフ・シュタイナー幼稚園★

視察初日は、ルードルフ・シュタイナー幼稚園。今回のお客様は大阪出身ということもあり、大阪弁でしゃべれる楽しさを味あわせて頂きました!




今回見学させて頂いたクラスは、年中と年長さん(4歳〜6歳)。このクラスは通常24名の園児数なのですが、夏休み初日ということもあり、12名の子供たちがいました。また、先生がお一人病休、もう一人もお休みということで、先生は一人しかいなかったにも関わらず、お客様と私を暖かく迎えてくださり本当に感激しました。




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教室の中には大きな窓がいくつもあるので、暖かい陽の光を感じられます。





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廊下にも季節のテーブルがありました。私が大好きなヒマワリちゃんです。




教室には作業場もあります。






朝のおやつが始まるまで、子供たちは自由遊びをしています。




男の子たちが「潜水艦」を創りました。




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子供たちの自由な発想は素晴らしいです。




子供たちが自由遊びで遊んだものは、朝のおやつの前に片付けられます。




なぜなら、子供たちは一瞬一瞬を生きているからだそうで、せっかく創ったから壊すのは止めようと
思って置いておいたものが、作業中断後にまったく興味を示さないことがよくあるパターンだということがわかり、先生はどれだけ創ったものは素晴らしくても全部片付けさせることを決められたそうです。




片付けが済んだ後は、列になってトイレに行って、トイレを済ませたり手を洗ったりします。そして、ラベンダーオイルを一滴ずつ手に垂らして香り付けをして心を落ち着かせます。




朝のおやつの献立は、、、



ミュースリとリンゴとミルク。とっても美味しかったです。




曜日ごとに食べるものが決まっているとのこと。




月曜日はReis(お米)。



火曜日はWeizen(小麦)。



水曜日はHirsen(キビ)。


木曜日はRoggen(ライ麦)。


金曜日はHafer(オート麦)。



生野菜もふんだんに食べます。本当に身体に良い食事っていう感じです。





幼稚園を外観から見たらこんな感じです。




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林檎の木もありました。




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先生は話されます。




「人形劇を子供たちに見せるのですが、子供たちの心を強くするテーマを心がけています。なぜなら、お話は子供たちの現実の世界と直結するからです」





今のテーマは「苔小人」でした。




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教室の中は本当に愛らしいオブジェでいっぱいです。




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シュタイナー人形もありました。




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先生は既に秋の季節のテーブルの作業にも入っていました。




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朝のおやつの後は、園庭で遊びます。もう一つのクラスである年少と年中(3歳〜5歳)の子供たちもいました。





みんな楽しそうに砂場や遊具で遊んでいます。





先生がコーヒーを創ってくださったので、コーヒーを頂きました。お誕生日っ子もいたので、マフィンもごちそうになりました。




何人かの女の子が紐を使って縄跳びをしはじめました。私は数を数えてあげると、よくできる女の子同士で競争になりました。お客様も一緒に縄跳びをされました。微笑ましかったです。




ひとしきり遊び11時半くらいにまた教室に戻りました。もちろんその前にお片づけをしました。




教室にてお昼ご飯になりました。給食が届けられるので、各クラスごとにお当番の子供たちが自分たちの分を取りに行きます。




この日の献立は、、、




ゼンメルダンゴ、キノコのクリームスープ、サラダ、デザートのヨーグルト。





とっても美味しいバイエルン料理でした。そして、牛乳アレルギーの子供がいるため、先生は別のデザートを用意されていました。




日本でもアレルギーの子供が増えているそうですが、ここドイツでも同じようで、万国共通のテーマなのだなあと感心しました。




食事後、後片付けをして、13時〜14時までお昼ねタイムです。





私たちは13時少し前においとましました。本当に楽しい視察の日になりました!
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by midorimartin | 2012-08-01 05:51 | シュタイナー教育

シュタイナー幼稚園を訪れました☆

先週の金曜日、4月20日、イスマニングのシュタイナー幼稚園を訪れました。


園長先生から私に「新しい園舎をぜひ見てください!」と声をかけてもらったためです。私のために特別にお時間を取ってくださった園長先生に心から感謝しています。






新しい園舎は、シュタイナー学校のすぐ横に建てられ、イスマニング駅から徒歩20分のところに位置します。





イスマニングに流れる美しい小川を眺め喜びをかみしめながら幼稚園に向かいました。




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幼稚園の園舎が見えてきました。




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丸くておしゃれでわくわく感が高まります。園の看板も見えました!




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中に入ると美しい曲線が飛び込んできました。




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天窓がたくさんあるので、日光が差し込み暖かみが感じられます。




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園長先生は保育園の教室にいました。




保育園児は小さいので、食事が幼稚園児とは違うという理由で、毎日子供たちと一緒に調理するそうです。




この日は野菜スープで、人参の皮むきをしていました。人参の皮はシュタイナー学校で飼っているウサギのエサになります。




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私も人参の皮むきを手伝いました。




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教室の窓もとても大きくて、日光が至るところに入ってきます。





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人形たちもとっても愛らしく暖かみを感じることができます。




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調理をしながら子供たちを保育できるようにキッチンが教室内にあります。まるで住宅の一室のようです。





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遊戯室が別室にもあり、こちらもソファが置いてあって、本当に普通の住宅の居間のようです。




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「日常生活と変化がないように保育をすることがシュタイナー教育の要」と園長先生が教えてくださり、一人の保育園児が私に先生のことを「ママ」、園長先生のことを「オーマ(ドイツ語でいうおばあちゃん)」と紹介してくれたのがとってもかわいくてファミリー的な雰囲気であることを象徴づけていると感じました。





12名いる保育園児が眠れるように二段ベッドも施されています。別室には一人でも眠れるようにベビーベッドが置かれていて、子供の性格に応じて対応できる施設に驚きました。




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オムツ交換台も2つあり、とっても小さいトイレもありました。




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保育している先生の姿を観察していたのですが、始終ほほえんでいて笑いが絶えなくて、聖母マリアがたくさんいるような印象を受けました。





9時少し前になったので朝の会が始まり、歌を歌ってから、先生が人形を使った小劇がありました。




その後、朝食になり、パンとフルーツとお茶を飲みました。そのときに、ドイツ語がまだよく理解していない日本人の男の子が新しいドイツ語の単語を一つ言えたので、そのことに感激する先生を見て、私も感激してしまいました。





自分の子供のように、園児の成長を喜べる先生ってすごくないですか??





朝食後トイレを済ませて、ウサギにエサをあげに行くことになりました。





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みんなでアリの行進のようにウサギ小屋まで移動したのですが、シュタイナー学校の敷地にも入って行ったので、私は顔見知りのシュタイナー学校の先生に数人お会いして挨拶してなんだか不思議な感じでした。




ウサギは二匹いてとってもとってもかわいかったです。




戻るときは元来た道を行くのではなくて、シュタイナー学校からシュタイナー幼稚園に入れる裏門を通って行ったので、ゼロ歳から18歳〜19歳まで通えるシュタイナー教育の施設の姿に圧倒されました。





戻って来てからは、園庭の砂場でみんな遊び始めました。




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とってもとっても楽しそうです。







園長先生は幼稚園の教室も見せてくださいました。




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子供たちは自分たちでパンも焼きます。



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オイリュトミーホールもありました。




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季節のテーブルです。



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工作室もあります。




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トイレもローマ時代のように立派です。



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天窓がたっくさんありました!




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保育園児の教室の前に一日のスケジュール表が貼られていました。




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● 7時30分〜 登園。自由遊び。



● 8時50分〜 朝の会。一日の挨拶をして、季節に合った指ゲーム。



● 9時〜 朝食。自由遊び。オムツ交換やトイレ。



● 10時〜 園庭で遊ぶ。指ゲーム。園庭や近場で自然発見。



● 11時〜 昼食。



● 11時30分〜 お昼寝。


  13時30まで。




● 13時30分〜 目覚めの時間。軽食やオムツ交換やトイレ。




● 14時〜 自由遊び。室内と屋外。



● 15時〜 降園。




11時頃、私は娘を小学校に迎えに行くために園を後にしなければならなかったのですが、お別れのときに園長先生から「今度はいつ会えるの?また連絡してね!」と言われ感激しました。





とっても素敵なシュタイナー幼稚園で、一日視察がOKですので、今度はお客様と一緒に足を運びたいと思っています。





そして、いろんな幼稚園に足を運ぶたびに感じていることがクリアにもなりました。




幼児教育は人間形成において再重要。だから、私はドイツの幼稚園に携われるこの実習及び視察プロジェクトが好きなのかもしれないと。




なぜなら、幼児教育の現場を肌で感じることができるからなのです。
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by midorimartin | 2012-04-22 23:27 | シュタイナー教育

シュタイナー学校の先生の歌曲の夕べ☆

本日、シュタイナー学校の先生の歌曲の夕べが行われます。

場所は、
Klavierwerkstatt Kontrapunkt
Dorfstr.39 Muenchen/Obermenzing
になりまして、

入場料は、 
15ユーロ (割引10ユーロ) ドリンク込み
のようです。

私は娘を連れて行く予定です。今からとっても楽しみです♪

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by midorimartin | 2012-03-17 20:50 | シュタイナー教育

[視察5日目]ルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校☆

今週の火曜日、視察のお客様をお連れして、いつも大変お世話になっているイスマニングのルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校(Rudolf Steiner-Schule Freie Waldorfschule)を見学しました。



なんと今回で5度目の訪問になります。先生たちが本当に情熱にあふれ、子供たちに真剣な眼差しを注ぎながら、授業に取り組まれているので、シュタイナー学校の視察は、私にとっても毎回楽しみなのです。







● エポック授業 2年生 8歳から9歳 (8時10分から9時55分)  生徒数は33名。



先生が渋滞に巻き込まれてしまったために、10分ほど遅れて教室に入って来られました。




最初の10分間は、生徒のお父さんらしき人が即興で、英語のレッスンをされました。




そんなフレキシブルなところがとっても良いなあ〜って思いました。





黒板絵は、聖マーティン。「Sankt Martin haelt die Zuegel an sein Ross steht still beim alten Mann」 と書かれています。





今週の日曜日は第一アドベントだったので、まずはアドベントのローソクに灯をともします。




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子供たちが手をあげて、先生が一人指名しました。





そして、この日は、誕生日っ子が二人いたので、太陽役、星役、プレゼントを持つ役、門の役などを、子供たちに手をあげさせて先生が決めていきます。





先生がEdelsteinを選んで机の上に置きました。そして、誕生を祝う歌が始まりました。






太陽と星の役の子供は机の上に立って、誕生日っ子に恵みを与えます。門役の子どもが二人で手を合わせて門を作ります。






ロウソクを持つ誕生日っ子を先頭に4人ずつが門をくぐっていきます。まるで即興劇を見ているかのようでした。




誕生日っ子はロウソクと宝石を自分の机の上に置きます。少しざわざわしたので、先生がグロッケンを鳴らして、子供の気持ちを落ち着かせてから、朝の儀式が始まりました。





歌を歌って、金言を言ってから、朝の挨拶です。私たち、ゲストにも毎回挨拶をしてくださるので、とても有り難いです。






指体操をしたり、手の体操をしたり、また指体操をしたり、リトミックを15分くらい行いました。





今日から算数の勉強です。この朝の会でも、手を叩いて、3のかけ算を勉強しました。例えば、3の位で手拍子をして、18まで数えて、先生が「何回手を叩いた?」と子供たちに聞きます。





答えは、「6回」です。「今から算数の勉強をしますよ〜」と言わずに、歌と歌の間に、算数の問題がいきなりでてきたのでびっくりしました。





次に、五人くらい子供が黒板の前に立って、自分の詩を暗唱しました。先生は、小さいノートを持って確認しています。子供の詩が書かれたノートのようです。所要時間は10分。







その後、先生が「お菓子の家」のお話を始めました。レープクーヘンでできている家で、途中で橋に座っている子供がでてきたり、目隠ししてる子供がでてきたり、その目隠しを外す子供もでてきたりして、先生が「いったい何人の子供がいたでしょうか?」と尋ねます。答えは「5人」だったのですが、これもまた、「今から数のお勉強をするから、よく聞いておいてね」という声かけはまったくありません。突然お話が始まって、算数に発展していくためです。





子供たちは集中して、先生のお話を聞いていなければ、まったくついていけなくなります。





「ここにグミベアがあります。赤が7つ、緑が5つ、黄色が4つ、白が5つあります。子供たちは3人です。一人何個ずつもらえるかな?」など、話はどんどん広がって、足し算やかけ算や割り算の勉強にもつながっていくので、聞いていて本当に興味深かったです。







またざわざわしたので、先生は「静かにしなさい、1・2・3 ..... 」と言って、子供たちの気持ちを集中させます。そして、先の数のお話で勉強した問題の数式を子供たちに尋ねながら、黒板に書いていきます。






3 ・ 6 = 18


21 = 3 ・ 7


21 : 3 = 7





それから、先生は以下の穴空け問題を書きました。



「+」が水色、「−」が赤色。





+ -

21 = 15 + 5 = 12 -



21 = 17 + 6 = 12 -



21 = 13 + 7 = 11 -




22 = 16 + 3 = 11 -




22 = 12 + 1 = 11 -





上の問題は学校でやりました。




そして、宿題の問題も出ました。





+ -

15 = 11 + 7 = 11 -



18 = 11 + 5 = 11 -



16 = 11 + 2 = 11 -




20 = 11 + 6 = 11 -




22 = 11 + 1 = 11 -





9時45分ごろ、ブロートツアイトの時間になったので、終わりの儀式が行われて、誕生日っ子二人のケーキも頂いて、とってもハッピーでした。











● 1時限目 〜 2時限目 手芸(編み物) 5年生 11歳から12歳 10時15分から11時50分   生徒数は13名





初めてお会いする手芸の先生でしたが、いつも時間割のアレンジをしてくださっているHさんのご友人だとかで、手厚い歓迎を受けました。






とっても気さくで配慮ある方でしたので、視察時間も和やかに楽しめました。





子供たちが来る前に教室に入ったので、先生と少し談笑できました。例えば、「あなたは学校の先生なの?幼稚園の先生なの?」と聞かれたので、「いいえ、私は教育にはまったく携わっていなくて、ただのお母さんなんです」と答えると、「お母さんって、十分大変なお仕事じゃない!!」と言われ、お客さんと一緒に三人で笑いあいました。





先生の説明では、シュタイナー学校では、一年生のときに編み物を勉強して、2年生〜4年生までは編み物をせず、5年生でまた編み物が復活するそうです。






まずは編む練習をして、それから靴下に入るそうで、今は編む練習の制作で「リストバンド」を作っていました。






先生は、「編み物は忘れません。何年も編み物していなくても、子供に編み針と毛糸を渡せばすぐに編み方を思い出してくれるからです」と嬉しそうにおっしゃってました。






先生はまずは一人ひとりの子供の手をつないで挨拶を始めます。






そして、「Strickschrift」を黒板に書きました。これは編み物をするときの記号です。日本では、「表」と「裏」ですが、ドイツでは「右」と「左」と言います。





編み物一つとっても、文化の違いが現れるのですね〜。興味深いです。




私たちがいるので、先生は、「ゲストにあなたたちが上手に編み物できるところを見せてやりなさいよ〜」と子供たちにハッパをかけられました。





今、子供たちが練習に使っている編み針は自分たちで竹串の両側をとんがらせて、紙ヤスリで研いで作ったものだそうです。先生は生徒に「ハエが飛んできてツルッとすべるくらい紙ヤスリで研いでね」と言ったそうです。こんな形容をされる先生がユニークで私はとっても気に入りました。





編み物開始となったときに、前髪が長い女の子がいて、「留めピンはないの?」と先生が尋ねると、「ない」という答えだったので、先生は女の子の髪の毛を洗濯バサミで軽く止めました。




静かに編み物作業が始まり、先生が私たちに、「Brave Klasse ! Still wie in Japan ! (とっても行儀がいいでしょう。日本みたいに静かでしょう)」と言ったので笑えました。




一人、イスラエル人の男の子がいて、ドイツ語がまったくわからないそうで、先生は英語あるいはボディランゲージでやりとりしているそうです。





私に「日本でも編み物の授業はあるの?」や「日本にもシュタイナー学校はあるの?」とか、気を使っていろいろ話しかけてくださったのは良いのですが、生徒に向かって、「静かにしなさい」と注意されていたので、申し訳ないと思ってしまいました。






こんなにも気を使って授業中にたくさん話しかけてくださった先生は初めてだったので、とってもとっても感激しました。






ちょっと落ち着きのない男の子がいて、「もう5年生なんだから、自分の振る舞いがどういう影響を与えるのか考えなさい」と先生は言いました。





他のクラスの女の子二人が、竹串を取りにきたとき、男の子がチャチャを入れたので、先生が女の子に部屋の外に出させて、男の子を注意して、もう一度入らせました。




道徳をしっかり教えているところがとっても良いと思いました!






他にふざけていた男の子は黒板前に座らされました。私の娘のクラスでもふざけていた子供は一人だけ他のところに座らされるので、対応が同じだなあ〜って思いました。




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休憩時間中に、私がとっても気になっていた、人形の衣装を見ていると、先生が「8年生〜12年生(14歳〜19歳)は人形劇の制作があるので、、自分で人形の服をデザインして作ります」と説明してくださいました。そして、過去の作品ノートを見せてくださいました。とっても素敵なドレスのデザインもあり、びっくりしました。まるで本物のデザイナーのようです。






シュタイナー学校では、芸術の才能が延ばされるところが素晴らしく、授業の一環として捉えるには大きすぎる可能性も見た気がします。






リストバンドを完成した子供が3人ほどいて、靴下の型紙に色をデザインしていました。






木曜日から靴下の編み物が始まるので、リストバンドができていない残りの生徒は宿題です。







先生いわく、この校舎ができたのは10年前で、その前はコンテナだったそうな。「子供たちはこんなきれいな校舎にいられるから甘えてるのよ〜」とおっしゃっていたのがおもしろかったです。






足踏みミシンがありました。7年生のみ使用するらしく、8年生からは電動ミシンになります。革靴を作るための足踏みミシンもありました。



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生徒は電動ミシンよりも、足踏みミシンの方が好きだとのことです。







授業終了の15分前になって、先生が生徒に片付けさせてから、本読みを始めました。タイトルは、「Die Hoelenkinder」。 みんなしっかり聞いていたのですごいなあ〜って思いました。気持ちを落ち着かせる効果かなって思いました。






● 3時限目 英語 4年生 10歳から11歳 11時55分から12時40分   生徒数は18名





挨拶をしてから、輪唱の歌をみんなが歌ってました。ドイツ語と英語では、文字は同じなのに、発音が違うというものがいくつかあります。





例えば、Winter。文章的には、very warm in Winter.  発音をしっかり勉強するための文章だと思いました。





子供たちがどんどん暗唱していって、月の名前も言っていきます。最初は、1月〜12月で、次は12月〜1月です。先生が子供を指名しながら、1月〜12月、12月〜1月を言わせていきます。なかなか難しいです。








10月の黒板絵が描かれています。キジの絵で、「Brown October brings the pheasant then to gather nuts is pleasant」と書かれています。





11月の話になって、風が吹いて落葉だの、凧揚げだの、じゃがいもの収穫だの、連想するキーワードを子供たちが言っていきます。





黒板の11月の絵は空欄で、文章は「Dull November brings the blast hark ! the leaves are whirling fast.」と書かれています。







子供たちはこの文章とさっきの連想キーワードを使って、11月の絵を紙に自由に書いていきます。






先生はその間、10月の絵を見て回ります。







木をオレンジ色に塗った子供がいて、先生が「オレンジじゃ裸の木に見えないわよ。お母さんがそんな絵だったら喜ばないわよ」と声かけをします。






「いいよ。お母さんはもう知ってるから」とその子は答えました。1月から12月のカレンダーを英語の授業で文章を習って絵も書いて完成させているそうです。





絵の上手な女の子が作った1月〜11月までのカレンダーを見せてもらいました。とっても素敵なパステル画で、優しい色あいで、私もこんなカレンダーが欲しい!!って思ってしまいました。







終わりの歌でおしまいです。しかし、挨拶がしっかりできていないのに、椅子を片付けようとした男の子がいたので、また椅子を元に戻させて、挨拶もして、椅子を片付けさせました。






道徳は美徳!!








● 4時限目 オイリュトミー 5年生 11歳から12歳 12時45分から13時半  生徒数は18名






場所がいつものオイリュトミーホールではなくて、コンサートホールに移動になりました。





オイリュトミースモッグを着ている子供と着ていない子供や、オイリュトミーシューズを履いている子供と履いていない子供(中にはブーツも!)がいてびっくりしました。ブーツの子供はホールでは脱いでやりました。






ホールの中にあった椅子等を先生が子供に指示して秩序よく片付けさせて行きます。みんな文句を言わずにやります。






13時直前に授業が始まって、ピアノに合わせて身体を揺らし、つま先も上げます。




オイリュトミーのABCをやって、言葉を少し表現してから、ライゲンをして、二人ずつ出て交差して行きます。







2人減らして16人にしてから4つのグループを作り、4人ずつ交差しながら身体を動かしていきます。






先生の指示で一人ずつカーテンから出て、みんなで星形を作りました。5つの星を拡大したり縮小したりする動きです。






木曜日に小さい発表会があるらしく、今回はそのゲネプロを見せて頂いたという感じです。






場所がホールだったということもあり、まるでオイリュトミー劇を見ているかのようでした。お客様はものすごく感動されていたのでとてもよかったです。






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おいしいお昼ご飯を食堂で済ませてから、学童保育の場所に移動しました。なぜなら、今回は5時限目の授業視察はなくて、その代わりに学童保育を見させて頂くことになったからです。







食堂のある建物の奥に、5〜8年生の学童があって、日本式の2階では1〜4年生の学童になっています。食事するお部屋と、宿題をするお部屋に分かれています。






学童保育では、14時半までお昼ご飯を食べてリラックスしてから、15時半まで宿題をして、それ以降は毎日放課後サークルがあります。







放課後サークルには、「料理コース」、「弓矢コース」、「学校新聞コース」、「サーカスコース」、「ロッククライミングコース」、「自己防衛と運動コース」に分かれています。





また、週に1回、あるいは週に2回来てもよいらしく、毎日来る子供は決まっていません。そのため、先生は子供の名前が記載されているリストを持って毎日子供の確認をしなければならないそうです。







親からすれば至れれり尽くせりのサービスですよね。だってフレキシブル性に富んでいますので。





私たちが行ったときは、ちょうどお昼ご飯が終わったところでお忙しく、少し待っていたところ、今度は宿題のする時間になり、私の娘も学童に通っていたことがあるので、宿題時間は誰にも邪魔されたくないというルールがあるので、視察を遠慮することにしました。






お客様には申し訳なかったのですが、小学部の建物にあるカフェの椅子に座っておしゃべりしていました。理解のあるお客様でしたのでよかったです。





15時半から同じ建物のオイリュトミーホールで、放課後のサークルでサーカスの練習があったので、それを少し見学しました。







一輪車、フラフープ、玉乗り、ジョングラー、布を使った曲芸があって、練習風景はなかなかおもしろかったです。





エポック授業にいた男の子が私になついてきてくれたのでそれがまた嬉しかったです。





何度も足を運んでいる学校なので、今日も教室や食堂で、私のことを知っている生徒から挨拶をしてもらえました。






お客様はグロッケンの音色にすっごく感動されたので、視察終了後、シュバービングにある木のおもちゃのお店「Kunst und Spiel」に一緒に行きました。そこで、グロッケンとシュタイナーのブロッククレヨンも購入されました。





本当に楽しい視察でした〜。
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by midorimartin | 2011-12-02 23:33 | シュタイナー教育

シュタイナー学校のクリスマス市に行ってきました★

いつもとってもお世話になっているH先生から、シュタイナー学校のクリスマス市にご招待され、昨日行ってきました。





ピアノのレッスンがお昼どきにあったため、到着したのが15時少し前。娘のお土産と、娘の友達の誕生日プレゼントを急いで買って、ひととおり見て、アドベントカフェでケーキとコーヒーしたのですが、帰るまでにまだ時間が1時間残っていたので、何かワークショップがしたいと思って探していたところ、「蜜蝋で作るクリッペ」というのがあり、思い切って参加してみました。





何をどうすればいいのかまったくわからなかったので、「誰か手伝って頂けないでしょうか」とお願いして、屋根作りを手伝ってもらいました。それは土台の丸太にボールマシーンで穴をあけて串を使って木の皮の屋根を固定させるというもの。





その後は、自然素材を使って、これまた自然の蜜蝋を使ってそれらを丸太にくっつけて、クリッペを完成させました。





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他のお母さんや子供たちは、どちらかというと、イエス・キリスト、ヨーゼフ、マリア、動物たちを作るのに夢中でしたが、私は人形はイエス・キリストだけにして、自然素材を飾るのに夢中になっていました。






そして、そんな熱中する作業をしていたおかげでしょうか。もやもやしていた気持ちが落ち着いてきて、新たな考え方も生まれたりして、私は精神的に再復活できたように思います。






他人の主観に対して、どうすればその主観に変化をもたらすことができるのだろうかと悩んでいたのですが、他人の主観を変えることなどできないという結論に達することができました。





そして、相手の心に寄り添うために「共感」することが大切であることや、私が「提案」する前に相手に気づかせることが重要であることもわかりました。





これって、モンテッソーリ教育・シュタイナー教育・森の幼稚園に通じる幼児教育の理念「子供が自主性を持つために手助けする」に近い感覚でもあり、私はこの仕事をしてよかったと思いました。





感謝する気持ち、五感を使って感動を得る、相手が自主性を持つように誘導してあげる、、、、。





そんな教育者として子供を導くために必要なスキルが、大人に対しても必要なんだなあ〜って思った次第です。






シュタイナー学校で、自然素材をいっぱい使ったクリッペが作れたことも、森の幼稚園っぽくて、とっても気に入っています。





また、私は木の幹の屋根にドライフラワーをくっつけたのですが、そんな発想は日本人っぽいらしく、「日本っぽくていいね〜♪」って褒めてもらったのも嬉しかったです。





自分のスタイルで作った、作れたクリッペ。来年のシュタイナー学校のクリスマス市では、違う何かの手作りに挑戦してみたい!!って思いました。





学校からの帰り道。湖に映った自然がとっても美しく神秘的な夕焼けに遭遇しました。




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このことも私に感謝の気持ちをもたらせてくれました。感謝の気持ちがある限り、人は優しくなれのだと思います。
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by midorimartin | 2011-11-28 04:11 | シュタイナー教育

【視察1日目】ルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校☆

今週の水曜日、視察のお客様をお連れして、いつも大変お世話になっているイスマニングのルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校(Rudolf Steiner-Schule Freie Waldorfschule)を見学しました。





なんと今回で4度目の訪問になります。足を運ぶたびに、シュタイナー教育の魅力を肌で感じています。





● エポック授業 3年生 9歳から10歳 (8時10分から9時55分)



私の大好きなH先生のエポック授業です。聖母のような彼女を見ているだけで心が癒されます。




生徒数は約30名。心地よいグロッケンの響きで授業が始まります。先生が不在の子供を確認しています。自転車で転んだ女の子が一人いて今は自宅にいるという情報が入ってきました。





まずは季節のテーブルのロウソクに灯をともします。子供たちが手をあげて、先生が一人指名しました。




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先生が鈴を鳴らすとみんなが立ってキョーツケをしています。朝の歌が始まりました。





そして、朝の挨拶です。指体操をしたり、手の体操をしたり、また指体操をしたり、リトミックを15分くらい行いました。





前後に足を動かしながら、文章を暗唱します。例えば、こんな感じです。




前向きに行くときに「Ich lerne gut」と言って、後ろ向きに行くときは「Gut lerne ich」と言います。他には、「Ich will schaffen」、「Schaffen will ich」、「Will ich werden」、「Ja, will ich」。





二人の子供が黒板の前に立って、自分の詩を朗読しました。






今週のエポック授業では「天地創造」の勉強をしているみたいで、この日は4日目の勉強でした。
まずは今まで勉強したことのおさらいをして、それから4日目の文章と絵を学びました。





文章はこんな感じです。




「Vierter Tag




Und Gott sprach:





Es sollen Lichter ergaenzen am Himmelsgewoelbe und





anzeigen des Jahres und des Tageslauf」




和訳しますと「4日目。神が言った。天空に光が灯されなければならない。そして一年と一日の動きを示さなければならない」になるでしょうか。




黒板絵は太陽と月と星の絵です。子供たちはまず黒板に書かれてある文字をエポックノートに書き取ります。文字の書き取りが終了した子供は黒板絵をエポックノートに描いて行きます。






子供たちが作業している間、先生は宿題を見て回っていました。




私が感心したのは先生の声かけのスタイルです。例えば「ここの部分は、ブロッククレヨンの先端部分ではなくて、側面を使ってもう少し丁寧に書いた方が良いわね。でも、とっても上手にできましたね」




最初に子供たちの絵や文字の補われるべき部分を伝えて、最後に褒めるのです。





先生はお客様と私に「どうぞ歩き回って子供たちの様子を見てください」と言ってくださいました。





子供たちによって、書く・描くスピードや、書き方・描き方が違うので大変参考になりました。




H先生のご配慮に感謝です。この文字と黒板絵の作業は45分くらい行われました。




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できた子供たちが多くなってきたので、先生がグロッケンを2〜3回鳴らして、子供たちを落ち着かせ、「みんなできましたか〜?」と尋ねています。




そして、子供たちにノートを片付けさせて、席から立たせて軽くリトミックが行われました。





てんとう虫が頭や耳や腕や足に飛んでいきます。その様子を身体で表します。





その後、たて笛を吹くことになりました。新入生二人は学校から借りて、みんなで5分くらい吹きました。




まるで鳥のさえずりコンサートです♪





その後、着席して、先生が10分ほどお話を聞かせてくれました。スロベニア国王のお話です。




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平和な時代が続いたスロベニアですが、国王が亡くなります。子供がいなかったため、跡をつぐ者がいず、ハンガリーがスロベニアを攻めました。スロベニアの国民は、亡くなった国王がまた戻ってくると信じます。そこに外国の王子がやってきました。「僕も一緒に国王を待ちます」と言って待つこと10年。「王様を探してくる」と言ってこの王子はでかけます。大きな森がありました。行けども行けども森ばかり。小さい道を発見してどんどん進んでいくと、壁のような大きな岩にぶつかりました。途方に暮れて眠ってしまい、目覚めると月が見えました。岩が急に開いて洞穴が現れました。月明かりの中、洞穴の道を進んで行くと、洞穴がどんどん狭くなっていきます。立ったまま眠っている騎士がいました。大きな部屋があり、光が見えます。また立ったまま眠っている騎士がいてまた大きな部屋が。そして、また立ったまま眠っている騎士がいて、もっと大きな部屋。その部屋はキラキラしていて、一番に置くに玉座があり、亡くなった王様が座っていました。王子が王様に「国民があなたを待っています」と伝えると、王様は王子の手に自分の手を重ねて言いました。
「あなたが王になってください。そして、国民に伝えてください。私のことは忘れなさい」と。
部屋を出ると、眠っていた騎士達が新しい王の前で膝まづいています。
スロベニアに戻って、王様から言われたことを国民に伝えると、国民は新王を歓迎し、ハンガリーを追い出し、スロベニアには再び平和が戻ったのでした。






先生が手をクロスして終わりの儀式をします。そして、この日は誕生日っ子がいたので、お誕生日の歌を歌って、みんなでケーキを食べました。私たちも頂きました♪




お客様からの質問で、先生が最後にお話された物語のレパートリーを尋ねると、「数えきれないほどあります。そして、今日のお話ですが、元のお話をその日の子供たちの様子を見ながらアレンジして伝えたものです」。





そして、「子供たちはお話の感想を言ったりする時間もあるのですか?」と尋ねると、「3年生はまだお話を聞いてすぐに反応ができません。まずは自分の頭の中の絵を解釈しなければならないからです。4年生からすぐに反応ができるようになりますので感想を聞いたりすることができます」




お客様は更に「森の中で絵本の読み聞かせをしているのですが、お話を聞かせる方がいいのでしょうか」。先生の答えは、「本は使わずに物語を伝える方がよいですね。子供の頭の中に絵を描かせるのです。本を使ってしまうと絵が固定されているのでそれができなくなってしまいます」





なかなか興味深い話に私は感動してしまいました。そして、「子供に自由に創作させる」。これこそがシュタイナー教育の極意なのではないかと思いました。





● 1時限目 音楽 6年生 12歳から13歳 10時15分から11時




生徒数は約30名。今まで私は12年生の音楽の授業ばかりを見学していたので今回6年生ということでどんな感じなのか興味津々でした。





ウォーミングアップとして手拍子して足踏みしました。たくさん組み合わせがあり、私たちも一緒にやりました。





そして、歌を歌いました。「Musiker ..... die Harmonie da」





今日のテーマは「Intervalle(音程。2つの音の高さの隔たりあるいは関係)」。





先生が黒板に「Prime(1度)」、「Sekunde(2度)」、「Terz(3度)」、「Quarte(4度)」、「Quinte(5度)」、「Sexte(6度)」、「Septine(7度)」、「Oktave(8度)」の音符を書いていきます。




子供たちはこの音符をノートに書いていかないといけないのですが、ノートを持って来ていない子供がいて、他の子供から紙を貸してもらっていました。



その後、先生が鉄琴を使って、1度から8度まで演奏し、子供にどれを弾いているのかを当てさせます。




組み合わせの勉強もしました。どの音程とどの音程を組み合わせればオクターブになるのかが問題です。




そこから先生は法則性も導いて行きます。つまり、その2つの音程はお互いに補いあってオクターブになるというものです。





先生は黒板に以下の文章を書きました。子供はノートに書き写しました。





Jeder Intervall wird durch ein anderes zur Oktave ergaenzt. Man nennt dies Ergaenzungsintervalle.

"Komplementaerintervall"
So ist z.B. das Komplemententaerintervall zur Quinte die Quarte.




和訳しますと「それぞれの音程に一つの他の音程が補われることによりオクターブになります。このことを補完音程と言います。例えば、5度の保管音程は4度です。





先生から指名された子供たちも鉄琴を叩きます。先生は「1度を演奏しなさい」とか「2度を演奏しなさい」と言って、子供たちはトライします。そして、他の子供たちには正しいか間違っているかを考えさせます。




なかなか良い授業内容だったと思うのですが、なぜだか子供たちは最初と最後であまり落ち着きがなく、先生が「ゲストがいるのに恥ずかしい目に合った。こんなことが続くようだと考えなければならない」と言って怒っていらっしゃいました。





ちゃんと活を入れるときは活を入れられている姿が素晴らしいと私は思いました。





● 2時限目 フランス語 3年生 9歳から10歳 11時5分から11時50分




生徒数は14名。毎回、フランス語は見学させて頂いているので顔なじみの先生です。





挨拶 → 歌 → 子供の数を数える → 不在の子供の名前を言う 、、、これらのことがすべてフランス語で行われていきます。





そして、職業の名前を言って、子供たちは一人ひとり自分の職業を決めていきました。





パン屋、家具職人、靴屋、彫金師、、、、フランス語の説明だけだと想像しにくいのですが、時々ドイツ語でも先生がおっしゃってくださるので私も授業についていくことができました。




また、一度決めた職業を違うのがしたいと交換する子供が何名かいたのでおもしろかったです。





先生が私に「ギリシャ人の女の子がいて、ドイツ語と英語とフランス語がわからないのでちょっと大変なんだよ」と話しかけられました。




それでも、先生は平等にその女の子にも当てて、ゲームをしていきます。




まずは「数字当てゲーム」。黒板の裏に先生が数字を書いて、黒板の扉を閉じました。




子供たちは数字を言います。先生はその数字を黒板に書いて、その数字よりも大きい場合は「+」、小さい場合は「−」を書き込みます。




フランス語で数字を言わなければならず、なおかつ数字も当てないといけないので、子供たちは集中してなおかつゲーム感覚で授業に取り組んでいます。グッドアイデアだと思いました!




2つめのゲームは、四人の子供が前に出て、残りの子供は親指を挙げて目を閉じます。



4人の子供が、目を閉じている4人の子供の親指を引っ張ります。親指を引っ張られた子供は、どの子供が自分の指を引っ張ったのか当てなければなりません。




当たった場合、その子と交代して前に行きます。このゲームも、もちろんフランス語で「○○君(あるいは○○ちゃん)が触った?」と質問しなければならず、答える方も「ウイ」とか「ノン」とか言って文章で答えなければなりません。




遊んで楽しみながらフランス語を覚えて行く方法にとても好感が持てました。




最後は終わりの歌を歌って終了です。





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● 3時限目 英語 5年生 11歳から12歳 11時55分から12時40分



生徒数19名。歌を歌います。「leave out」という言葉を使って、その歌のどこのフレーズを言わないのかを決めます。





英語の文法を身体を使って学びます。英語の現在形は手を肩に。英語の過去形は手を重ねる。英語の現在完了系はキョーツケの姿勢。ドイツ語は片足を上げる。




例えばこんな感じ。to see, saw, has seen, sehen。




動作をつけながらどんどん覚えていきます。




この日は不規則動詞を子供たちは学びました。先生が黒板に英語とドイツ語を書いていきます。





先生は、最初に sing - sang - sung と言って、子供たちに発音が明るくなっていくのか、暗くなっていくのかを尋ねました。子供たちは「暗くなっていく」と答えました。








to begin - began - has begun - beginnen, anfangen



to spring - sprang - has sprung - (ploetzlich) springen


to sing - sang - has sung - singen



to ring - rang - has rung - laeuten, anrufen



to swim - swam - has swum - schwimmen




to drink - drank - has drunk - trinken




子供たちはノートに書き写すときに、先生に「toばかりを書いて、次に英語の現在形のみを書いてもいいですか?」と尋ねます。つまり、縦書きです。先生は「後でノートを見てちゃんとグループ分けになっているのであれば構わない」と答えました。




私が観察した限りでは、男の子の多くがこの縦書きの方法で書いていたように思います。子供たちの発想はすごいですね〜。






その後、「今日」と「昨日」と「明日」の文章を身体を使ってまた言っていきます。




例えば、手を肩に置いて「Today I swim in the sea」。指を後ろにして「Yesterday I swam in the sea」。指を前にして「Tomorrow I will swim in the sea」。







「Hazy Mountain」の教科書の最初の2ページを一行ずつ子供たちが読んでいきました。






私はお客様に時々和訳していたのですが、それを私たちがおしゃべりしていると思われてしまい、先生にはご迷惑をおかけしてしまいました。あとで誤解だったということがHさんのおかげでご理解頂けたようですが、次回からは授業の様子を見ながら、通訳は最小限に行われなければならないと肝に銘じました。




● 4時限目 オイリュトミー 10年生 16歳から17歳 12時45分から13時半




生徒数15名。高学年の生徒ということもあり、私たちが今日なぜいるのかについて少し説明しなければなりませんでした。




その後、手を後ろに組んで前後に動いたり、2列になって左右に動いたりして、子供たちはまずは練習。




その後、先生の指導で、形を作って行きます。四人ずつに分かれたり、一人ずつ順番に出たり、星形を作ったり、交互に動いたり、、、。静かになったり、荒々しくなったり、ピアノに合わせて子供たちは先生の意図を理解しながら、激しい動きと静かな動きを表現していかなければなりません。





男の子が4名、オイリュトミーシューズを忘れてしまっていたようで、時々床で滑ってました。




オイリュトミーの授業はほとんど毎回見学させて頂いていて、深い授業に感動しています。




「身体を使って表現し、一人ひとりバラバラなのにチームワークで演技してハーモニーが生まれることに感動しました」というお客様の感想を先生にお伝えしました。先生は喜んでくださいました。





お昼休みはカフェテリアで頂きました。とってもおいしいミートスパとデザート♪




アレンジしてくださったHさんと一緒にお食事できたので、本当に有意義な時間になりました(Hさん、毎回時間割をアレンジしてくださって本当にありがとうございます!)





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● 5時限目 園芸 7年生 13歳から14歳 14時15分から15時半





生徒数は約10名。こちらも高学年だったため、私はまたまたお客様の自己紹介をしました。





この日は2週間に1度行われる野良仕事の日で、先生がまずは女の子二人に「ハウスマイスターさんのところに行って芝刈り機を借りてきなさい」と言って、次に男の子一人に「ホウキを使って教室を掃除しなさい」と言い、最後は残った子供たちに「2つのグループに分かれて雑草抜きをしなさい」と仕事の指示をしました。





雑草とは外来種のことで、200年から300年前にインドから来たSpringkraut(ホウセンカ)。種が多いので時々引き抜かないといけないそうな。





みんな適度にさぼりながらもちゃんと作業をやってました。なかなかエラいと思いました!





先生も子供たちのそんな様子を温かく見守っている感じです。私たちにも「こんな作業をしているところを見て楽しいですか?」と声をかけてくださり本当にご配慮ある先生だなあって思いました。






私が先生に「野良仕事も授業の一環なのですか?」と尋ねると、「この農園は子供たちが全部自分たちで作ったものです。お世話することで良い収穫ができます。そのことを子供たちは知らなければなりません」。





まさにそのとおりです。馬フンが肥やしとして撒かれていました。馬フンはドイツ語では「Pferdeaepfel」というのです。直訳すると「馬のリンゴ」です。おもしろいですよね〜。





先生は蜂蜜作りの装置をピカピカに磨いていました。



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今回もまた収穫がたくさんあった視察になりました〜♪




Sバーンの駅まで歩いて帰ったのですが、お客様がシュタイナー学校のすぐ側の川を見て「これは近自然河川工法ですね」と言われました。




私はそんな名前を全然知りませんでしたので、教えてくださったお客様に大感謝です。




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by midorimartin | 2011-09-25 05:44 | シュタイナー教育

[視察2日目]ルードルフ・シュタイナー学校★

ドイツ教育機関視察2日めは、イスマニング(Ismaning)にある「ルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校(Rudolf Steiner-Schule Freie Waldorfschule)」を見学しました。




前日の森の幼稚園とは打って変わって快晴。シュタイナー学校の生徒と一緒にバスに乗って学校に8時頃に到着。いつも時間割をアレンジしてくださっている先生が木曜日はお休みということでしたので、私は時間割を見て教室を移動しました。しかし、何度か足を運んでいますし、顔見知りのシュタイナー学校の先生もいらっしゃるので、本当に心地よい時間を過ごすことができました。(→H先生、お忙しい中、アレンジしてくださり大変ありがとうございました!)




● エポック授業 1年生 6歳から7歳  (8時10分から9時)




生徒数は33名。この日は、エポック授業の後半部分を使ってのオイリュトミー授業と1時間目が父兄対象の公開授業の日。そのため、8時10分から9時55分までが通常のエポック授業の時間なのですが9時で終了になりました。




お客さまがすぐに気づかれたことなのですが、シュタイナー学校の教室には時計がありません。そのため子供たちも時間を気にすることなく授業に参加できるのかもしれません。



子供たちはすぐにオイリュトミーシューズをはいて、オイリュトミー用の衣装(お絵描き用のスモッグ兼?)を着ました。黄色、緑色、橙色、水色の四色でした。




この衣装を着るとき、子供たちが少しザワザワしたので、先生がすぐに「wer was zu sagen hat, meldet sich !(何か言いたい人は手をあげて)」と強い声で言いました。子供たちは少し静かになりました。




先生が女子生徒1名を指名し、彼女は季節のテーブルのロウソクに灯をともしました。



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先生がグロッケンを奏でると子ども達が起立しました。




先生と一緒に「太陽と土と花の歌」を歌って、「太陽の恵みが光を与え力を与える」や「感謝と愛の心を持とう」というテキストをみんなで暗唱しました。その後、「おはよう、先生」、「おはよう、こどもたち」と朝の挨拶をして、また歌を歌ってテキストを暗唱し、手遊び歌や指遊びやリトミックの動きに変わりました。




習った単語を手拍子したりジャンプしたりして覚えたり、「パン生地をこねて、かまどに入れて、炎が熱くなる」というパン作りの歌やトウモロコシ畑の歌を歌いました。




女の子1名と男の子1名が少しめもだしたので、先生がまた、「Kinder. Was sich nicht benehmen koennen, bleiben hier (お行儀が悪い子はここに居残りなさい)」と強く言いました。




この女子生徒は多動性の子供だと思います。私の娘のクラスにも何人かいますが、シュタイナー学校にもいるのだなあと思うと安心しました。



声を出さずに指を使って言葉を言ったり、げんこつ山のような手遊びをしたりしました。歌と手遊びとリトミックの運動は全体で15分くらいかかっていたように思います。




そのあと、フォルメンの勉強になりました。先生は「Ich trage ein Licht in meiner Hand (手の中に光がある)」と言って、うずまきのような形を黒板に書きました。そして、生徒たちに手をあげさせて、3人くらいが前にでて黒板にフォルメンを描きました。




さっきの多動性の女子生徒がすぐに、「●●君の方が良く描けた」と言ったとき、先生は「そんなことは私たちが知りたいことではない」と言って彼女の意見を否定しました。




このあたりはさすがだなあ〜って思いました。なぜなら、授業で学ぶことは他者との勝ち負けではないからです。



2つめのフォルメンは、先生は水を含ませたスポンジを利用して黒板に描きました。その際に「秘密を持っているリンゴ」などという表現を使ったので、生徒たちが興味を持って見入っているのを感じました。




その後、先生はチョークで同じフォルメンを描き、空中でも手を使って描き、子供たちにエポックノートに描くように指示されました。注意点はただ一つ。「静かに描くこと」




授業が終わった後に先生にフォルメンの目的を聞いたところ、『調和』、『ファンタジー』、『美学』というキーワードを伝えてくれました。




お客様からの質問で、子供の絵の背景画がカラフルであることに対して指導してなのか、それとも自然発生的なのかを先生に尋ねたところ、日本の子供と同じようにドイツの子供たちも何も言わなければ背景画は描かないそうです。




そのため、先生が「自然にはいろんな色があるよね。白じゃないよね?」と子供たちに声かけをして背景画を描かせる指導をされていることがわかり、教育の賜物だなあって思いました。



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9時になったとき、オイリュトミーの先生が来られて、子供たちに「お父さんとお母さんがいるけどいつもどおりにやりましょう」と声かけをされました。




ざわついた男子生徒がいたので、先生は「Du willst nicht bleiben? (教室に居残らないよね?)」と尋ね、子供が「Nein」と答えると、「Dann tuechtig(そしたらちゃんとしなさい)」と言われました。そして、その子がおとなしくなったので、さすがだなあ〜ってまたまた思ってしまいました。




ドアの前に先生が手をクロスに組んで立ち、子供たちに列を作らせて、静かにオイリュトミーホールに移動しました。



● オイリュトミー授業 1年生 6歳から7歳  (9時から9時55分)





オイリュトミーホールに入ると既にたくさんの保護者の方たちがベンチに座っていらっしゃいました。





真ん中に金の玉がきれいな布にくるまれて置かれていました。子供たちは「七匹のこやぎ」のお話をオイリュトミー劇で見せてくれました。





ピアノ伴奏が少しありながらも、体と歌声でお芝居を進行して行く姿に感動しました。




手と足でジャンプしながらクロスを作ったり、ライゲンを何度もしたり、二人一組になったり、同じ文章のフレーズが何度も出てきて、同じ単語のときは同じ動作をして、とても見やすい内容でした。




オオカミ役は水色と橙色の衣装を着た子供たちで、黄色と緑色の衣装を着た子供たちはヒツジの役でした。




例えば、「Licht im Himmel. Licht in mir. Licht durch mich auf die Erden hier. 」というフレーズがありました。「天国の光。光が私の中へ。光が私を通してこの地面の上に」という訳になりますでしょうか。他にも「パワー」や「神様」など素敵なキーワードがたくさんありました。





先生がまた手をクロスに組んで子供たちに列を作らせて、今度はオイリュトミーホールから教室に戻っていきました。オイリュトミー劇は20分くらいだったと思います。




9時30分ごろ、教室に戻った子供たちはオイリュトミーの衣装を脱いで、ブロートツアイトを始めました。




担任の先生は子供たちが食べている間、落とし物の服が誰の物か尋ねたり、宿題を見たりしていました。



オイリュトミーの先生に「何度も繰り返しのフレーズや動きがでてきましたが意味がありますか?」と尋ねたところ、「子供たちには繰り返しがとっても大切なのです」と教えてくれました。




お客様からの質問で、「金の玉は何の意味があるのですか?」と尋ねたところ、「ライゲンするときに必要な真ん中の位置を示します。一年生なので真ん中を示す何かが必要なのです。といっても何でも良いわけではなくて上品で貴重なものでなければなりません」と回答を頂きました。



● 1時限目 外国語 1年生 6歳から7歳 (10時15分から11時)


外国後の授業も公開授業でしたので、前半(10時15分から10時40分)は英語、後半(10時40分から11時)はフランス語でした。



オイリュトミーの先生が英語の授業をされました。エポック授業のときにドイツ語で暗唱した歌を英語で復唱。



その後、体の部位を英語で言って、数字を英語の文章で言いました。すべての文章を子供たちが暗記しているのにびっくり。




先生が3人の子供を指名して黒板の前で数字の文章を暗唱しました。指の歌もありました。




英語で「誰にしようかな」を先生が言って、ドアや窓の開け閉め、水道の蛇口をひねったり閉じたり、黒板の上げ下ろしをしたりと、それぞれの子供がちゃんと英語の文章を言っていきます。



一年生から英語をしっかり学ぶ姿に感動しました。歌や手遊びやリトミックでちゃんと外国語は学べるものなのですね!



指の歌の後、「かごめかごめ」のような歌を歌ってライゲンをして、最後の歌を歌って終了でした。





フランス語の先生がやって来られました。おなじみのフランス人の先生でした。恐らくエポック授業で歌われているドイツ語の歌やフレーズがフランス語で歌われたのだと思います。





英語と同様に指の歌があり、小さいボールを使ってキャッチボールしながら質疑応答もありました。




例えば、「名前はなんですか?」、「どこに住んでいますか?」。私はフランス語はまったくできないのですべて想像なのですが、答えからそういった質問内容だったのではないかと思っています。




色当てクイズもありました。子供たちが指名されて、黒板の前で色当てクイズをやらされました。




多動性の女の子もいて、間違いながらもしっかり参加していたので感心しました。



一年生からフランス語もできてしまうなんて、シュタイナー学校の子供たちはすごいなあ〜って思いました。



● 2時限目 オイリュトミー 5年生 11歳から12歳 (11時5分から11時50分)



生徒数は18名。先生から「貴女たちがなぜここにいるのか生徒にちょっと説明して頂けますか?」と言われ、「この方は森の幼稚園の実習生で、シュタイナー学校にも興味をお持ちでしたので本日見学にきました」と説明すると、一人の女の子が「私も森の幼稚園に通ってたよ♪」と言ったので、「森の幼稚園は楽しかった?」と尋ねると、「はい、とっても!」というお返事があり、とっても嬉しくなってしまいました。



オイリュトミーの授業でしたが、オイリュトミーシューズをはいていない男子生徒が3人いました。



そして、オイリュトミーのAIUEO(母音)を学びました。手を使うバージョンと足を使うバージョンがあり、生徒から教えてもらいながら、お客様も私もオイリュトミーのAIUEOをマスターしました。




生徒の皆さん、教えてくれてありがとう!




だれながら授業を受けている男の子がいたので、先生から怒られ、お部屋の外に出されました。数分後、先生がドアを開けてまた戻ってきました。




いわゆる「反省時間」であり、娘が通うドイツの小学校でもこの「反省時間」が設けられています。





「5つの星」という運動があり、6人1グループになりました。1人の生徒が星の真ん中にいて、5人の生徒が星を描くように動かなければなりません。先生からの指示で、オイリュトミーのAIUEOも手でつけて子供たちは星を描いていました。



ライゲンをして前向きに動いたり、後ろ向きに動いたり、複雑な運動もありました。




できたときに喜んで手をたたく男子生徒が1名いて、先生が「おまえは学校にいるんだぞ!」と言って怒りました。




そして、「ピアノの音を最後まで聞け!」と言ったので、ピアノの音とオイリュトミーの密接さを感じました。




生徒たちはオイリュトミーのAからZまでも披露してくれました。




最後は前向きと後ろ向きでジャンプして足をクロスさせる動きでした。



今回、初めてオイリュトミーのAIUEOを教わったので感激でした!



● 3時限目 遊びの体操 2年生 7歳から8歳 (11時55分から12時40分)



生徒数は17名。なんと人気のある男の子が一人いて、二人の女の子がその男の子にくっついて離れず、しかし授業はちゃんと受けていたので、先生も何も言わず、ドイツ人の女の子は積極的だなあ〜って思いました。




ライゲンして、「2、4、6のときに手を叩く」という運動がありました。




そして、4コーナーに別れて、クロスの方向に縄跳びしながら行き交う運動もありました。





大波小波のような大縄跳びの時間もあって、一人ひとりジャンプさせて、その後、「頭の上の王冠を落とさないように飛んでね」という先生の声かけで、頭を動かさずに大縄跳びで飛ぶ運動もあり、なかなか見応えがありました。



そして、大きな輪になって座り、一人の子供が真ん中に立って、中当ての要領で、ボール投げが始まりました。ボールは転がして、足に当たればアウトです。うまくいけば、ボールの数がどんどん増えて行きます。これもちゃんと体育の運動になっているなあって感心しました。




最後は「かごめかごめ」から「鬼ごっこ」になるような遊びで、つかまった人は手をつないでどんどんくっついていって、鬼がどんどん増えて行くというものです。子供たちはキャッキャッ言いながら楽しそうに遊んでいました。




初めて「遊びの体操(Spielturnen)」を見学したのですが、とっても興味深かったです。



● 4時限目 手芸 4年生 10歳から11歳 (12時45分から13時30分)




生徒数19名。教室の中には先生の机だけで、それ以外はテーブルがまったくなく椅子だけで、コーナーにあるマットレスの上に寝そべりながら手芸をする生徒や、丸く椅子を並べて手芸教室風に手芸をする生徒や、人形劇の舞台の裏側で手芸をする生徒など、様々なスタイルで授業を受けている子供たちにまずはびっくりしました。





子供たちは先生に次々手芸作品を持ってきてはアドバイスを受けたり塗ってもらったりしています。




とても先生に話しかけられる状態ではなかったので、お客様と私たちはじっと様子を観察していました。



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片面がクロスステッチのクッションとカバンづくりが作品のようです。




クロスステッチの模様はあらかじめ絵として描かれていて、教室の壁に張られていました。





授業後の先生のお話では、この絵はサンプルとしてあるだけで、実際に作り出すとどんどんデザインの形は変わっていってもよいそうです。ただ色は忠実に再現している生徒が多いとのことでした。




この日が手芸最後の授業らしくまだ完成していない作品も多くあり、先生はちょっとストレス気味なご様子でした。「がんばれ、先生〜!」って声をかけたくなってしまいました。



でも、自分たちのスタイルで自由に手芸活動に参加できるのは良いことかもしれないと思いました。


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授業は13時30分に終了しましたが、食堂のある建物も訪れ、運動場も見て、シュタイナー学校を跡にしました。




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毎回足を運ぶごとに感慨深いのですが、今回は私のことを覚えてくれている先生や生徒も数名いたのでなんだか嬉しくなってしまいました。



次回は11月の予定です。また楽しい時間が持てますように、、、、。
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by midorimartin | 2011-07-26 23:44 | シュタイナー教育

シュタイナー学校のチャリティーコンサートに行ってきました

5月14日(土)にIsmaningのルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校にて、日本の震災、原発災害犠牲者の為のチャリティーコンサートが開かれました。




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寄付金はシュタイナー教育に基づいて被災した子供達をサポートするプロジェクトに使われるそうです。




私は視察ツアーのお客様をお連れてして出席したのですが、本当にレベルが高く美しい音色で心地よい気分になってしまいました。




シュタイナー学校の先生いわく、音楽を通して日本、そして世界の現状を見つめる会ができたらいいなということで、音楽仲間や同僚の方たちと相談されて、この音楽会を開かれることになったそうです。




ピアノトリオ、シューマン歌曲、クレズマー(ユダヤ音楽)合唱など、プロアマ混合の音楽会でしたので、本当に本当に素晴らしかったです!!




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by midorimartin | 2011-05-16 01:55 | シュタイナー教育

シュタイナー幼稚園を視察しました~☆

昨日は、いつもすっごくお世話になっている日本のビジネスパートナーこと、日本オーペア情報センターのY氏のリクエストで、シュタイナー幼稚園を視察しました~。




7時過ぎに宿泊されているミュンヘン中央駅近くのユースホステルでY氏をピックアップ。すぐにSバーンに乗ってIsmaningに出発。





8時過ぎにルードルフ・シュタイナー幼稚園 自由ヴァルドルフ幼稚園に着きました。



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少々肌寒く、朝もやもかかっていたのですが、幼稚園が私たちを温かく迎えいれてくれたので心がポカポカしました。





まだ登園時間ということもあり子供が少なかったので、移転先のシュタイナー学校に車で出かけました。





工事中のシュタイナー幼稚園は丸い外観が可愛らしく、各部屋の説明を園長先生がしてくださり、素晴らしい幼稚園になることが想像できました。





この幼稚園には、2012年9月から日本人実習生が働く予定です。そうなると、イベント時に私も何度か足を運ぶことになっておりますので、とっても楽しみです。






移転後には、年長クラス(最大25名)、年中と年少クラス(最大25名)、保育園(Kinderkrippeのこと。12名)がこの園舎に入ることになっているそうです。





それから、ルードルフ・シュタイナー学校 自由ヴァルドルフ学校の校舎に移り、幼稚園の年長クラスの教室に行きました。



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Osternkerzeを作っている子どもたち、お絵かきをしている子どもたち、自由遊びをしている子どもたちに分かれていて、グループで一緒に遊べる姿にさすが年長さんだなあって思いました。




季節のテーブルにはOsternhaseがいました~。




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9時少し前に再び車で幼稚園に戻ると、自由遊びをしていて、年少と年中さんの年長さんとは違う遊び方に感心しました。





年少と年中さんはどちらかと言うと一人や二人で遊ぶスタイルが多くて、まだグループとして長く遊べず、教室の中で様々な小グループができています。台所で遊ぶ子ども、お人形さん遊びをしている子ども、電車ごっこやケイドロをしている子ども…。年中が何かをしているのを年少が見ていて、ときどき遊びに加わったりしています。





先生と一緒に、ヴァルドルフ人形を作っている子どももいました。また、年中が「これをするとよくないからだめ」みたいなことを年少に言ったりしているのを聞いたり、観察しているととっても興味深いです。





9時半くらいになって、後片付けが始まりました。今日は誕生日っ子がいるのでお誕生会が開かれました。




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お誕生日っ子は冠をかぶっています。お供の子ども二人はお誕生日っ子が選べます。3人はキッチンで座って待っています。





他の子どもは先生と一緒に手をつないで、ライゲンしながら、遊戯室に入り、席に座ります。





全員が席に着いてから、門役の二人の子供が立ってドアのところで門をして、また別の子どもがキッチンで待っている三人組を呼びに行きます。




三人が門をくぐって、席に着き、隣りの子どもから順番に「お誕生日おめでとう。僕は君に金の車をプレゼントするよ」とか、「私はあなたに金の真珠をプレゼントするよ」とか、メッセージを伝えていきます。



二人のお供の音楽のプレゼントもありました。そして、先生がお誕生日っ子の物語を読みます。園長先生は、「1歳のときまでのお話」をして、1歳になると1本目のロウソクの灯がともります。2歳のお話、3歳のお話、4歳のお話をして、それぞれロウソクの灯がともされます。





みんなで一緒に歌をうたって、お誕生日会は終了です。そのあとは、みんなで先生が焼いたケーキを食べ、ハーブティーを飲み、お祝いしました。





11時前に外遊びのためみんなカッパと長靴をはいて併設されている公園にでかけました。






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物置きからスコップやトロッコを持ってきて、みんな思い思いに遊んでいます。





一番人気があるのは砂場とブランコと滑り台。トロッコ遊びも人気があります。





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12時まで自由遊びをした後、教室に戻って、お昼ご飯です。お昼ごはんはシュタイナー学校のキッチンが作ったお料理が運ばれてきます。




この日のメニュは、生野菜のスティック、ゆでじゃがいも、バニラプリンでした。どれもこれもとってもおいしくて、私たちもごちそうになりました。





12時半から13時までに、早く帰る子供たちのお迎え。14時半から16時までが次のお迎えの時間です。




昼食後はお昼寝タイムにもなっていて、小さい布団が円を描くように敷かれていました。





お昼寝タイムがあることに私は好印象を持ちました。私の娘が通ったキリスト教の幼稚園ではお昼寝ができる空間はありませんでした。





園長先生は、韓国のシュタイナー幼稚園の先生が学ぶセンターの創設にご尽力され、セミナーのため6回韓国を訪れられました。韓国にはシュタイナー学校もあるそうです。





園長先生は尋ねます。「ドイツや韓国には、月一回の教育実習付きのシュタイナー教員指導学校がありますが、日本はどうですか?」




私は北海道のミカエルカレッジの話をしました。





園長先生は続けます。「シュタイナー幼稚園の良いところは、子どもがしたいことを見守れるところ。そして自然に育まれ、生活に密着した保育ができるところ。最大25名の子供に3人先生がつくので、個々に子供が見れること」




今回は初めての視察になりましたが、園長先生の豊かなサービス精神に感動していました。恐らく2年後に、視察先としてこのシュタイナー幼稚園も提供できる予定なので、今から楽しみです♪
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by midorimartin | 2011-05-03 13:20 | シュタイナー教育