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カテゴリ:モンテッソーリ教育( 12 )

【視察1日目】ラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園

久しぶりにラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園をお客様と共に訪れました。約2年ぶりです。





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今年の2月頃、メールでお問い合わせをした際に、「みんなであなたのことを話していたのよ。会いたいわね〜って。」という園長先生からのお優しい言葉を頂き感動したのは言うまでもありません。





8時30分すぎに到着。新しい先生が私たちを迎えてくださいました。今回は園長先生のご好意で、すべてのお部屋と園庭を園長先生自らがご案内してくださいました。




この幼稚園には、障害を持つ園児が通っています。3階だての一番の上の場所には、事務員さんのお部屋、セラピールーム、先生たちの休憩ルームがあります。




まずはセラピールームを見せて頂きました。このお部屋で障害を持つ園児は、セラピストの先生と一対一の関係性を築きながらセラピーを受けます。




セラピストの先生が以前おっしゃってました。お部屋に入る前、お部屋に入った後も、園児に素材を自ら選ばせるとのこと。その子が何を選んでどんな行動をするかを観察し、心の中の動きを探るらしいです。




以前は横割りだったクラスが、縦割りに変わりました。2つのクラスが存在し、1階と2階にそれぞれ教室があります。





保育ルームは、ワンフロアで区割りされ、「モンテッソーリコーナー」、「工作・お絵描きコーナー」、「リラックス・絵本コーナー」、「積み木コーナー」、「遊べるコーナー」の5つのコーナーが存在します。




さらに4つのお部屋があります。「キッチン」、「トイレ」、「遊べるお部屋」、「運動ルーム」です。





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これは、2回目の朝食の風景。4人まで座れるようになっていて、先生が見守る中、子供たちは食べたい物や量を自分で決めます





月曜日は週の初め。毎週、子供会議が行われます。月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日の色分けされたカードが中央に置かれ、病休の先生の代わりに入られる先生の名前のプレートが置かれたり、2回目の朝食のミュースリという単語が置かれたり、誕生日っ子を表す冠が置かれたり、なかなかユニークです。





ひととおり保育ルームを見させてもらった後は、園庭に出ました。新しく工具の棚が備わっていました。工具類が入っているので扉には鍵がかかっています。




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また、モンテッソーリ教育の特徴の一つ、「美しく整備された環境を子どもたちに与え、子どもたちは自由意志で行動を決定する」も教えてもらいました。


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まるで、禅の世界のように美しい砂場。






今年の4月から、外担当のパートタイムの先生として採用された男の先生がいらっしゃいました。なんと、この方は、私が懇意にさせて頂いているハラヒング森のようちえんに以前お勤めだったのです。




まあ、なんと世間は狭いことでしょう。でも、再会にとっても嬉しくなりました。





森のようちえん教育もご存知なので、このラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園はさらにパワーアップすると確信しました。





先生は言います。「森(自然)は第三の先生なんだよ。この園では大人の手によって整備された環境を作っているけど、森のようちえんの世界では、森(自然)が整備された環境を作っているんだよ。」 鳥肌ものの言葉です。




お客様からのご質問「みんなで何かを作り上げる作業のとき、子どもたちにどのように動機付けを与えていますか?」




「まずは枠組みを作り、その中で素材やツールを見せて、ルールを教えます。慣れている子どもには最初からたくさん見せることはできますが、慣れてない子どもの場合は、小出しにしていくことが大切。 例えば、段ボール箱を切ることだけまずはさせる。次に切ったところに色を塗る。次に何かを張っていくなど。 ルールも、工具は一つだけ使っていい など少なく設定すること。 作業の途中でみんなを集めて、感想を伝え、新しいルールを伝えたりすること」





子どもたちが自分たちで大きな段ボールを使って作ったものは想像のたまもの。 そして、その想像は、一人一人のイメージで成り立っているから、みんなで同じイメージを作りあげる必要はないこと。





また、一人だけエライ人を作ってはいけない。 円のようにまーるく、みんな同じ ということを学ばせることも大切とか。





子どもたちの外遊びを観察したので、再び園内に。今度は1階の教室を観察しました。





キッチンには食べかけのリンゴが二皿ありました。ネームプレートがついています。これもこの園の特徴で、「まだ食べていますよ」というサイン。子どもたちの自由意志で決定しています。




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お昼ご飯の準備も当番の子どもたちが行います。



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園庭のテーブルにも、飲みかけのジュースがわかるようにネームプレートがついていました。



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幼稚園のコックさんが作った美味しいランチを頂いたあと、園長先生とのセッション。お客様からたくさん質問が出て、園長先生からも笑顔で回答を頂いて、とっても素敵な午後になりました。


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by midorimartin | 2016-05-03 14:22 | モンテッソーリ教育

年相応の自立心とは★

子どもが子どもらしくあること。子どもが子どもらしくいられること。





それは、私たち大人の願いであり、大人の役目でもあるのです。




子どもの自立には、発達段階があり、成長する自力と外部からの教育とがうまくかみあったときに、すくすくと子供らしく成長できるのだと思います。




幼児期から小学生低学年(0歳〜8歳)時代は、自発性と自主性の発達が大切です。小学生高学年(9歳〜14歳)からは、自律性の発達が大切になり、ティーンネイジャー(14歳以降)になったときは、自決性の発達が必要になります。この順番を間違えるととんでもないことになるようです。




順番を間違えて、自立心を発達させてしまった子供は、ティーンネイジャーになったときに、社会性とメンタル面の発達が未熟ということで、善悪の区別がつかなくなったり、自制が効かず、自分の気持ちのままに行動してしまうことになってしまう傾向が高くなるからです。




つまり、幼稚園の保育では、自律性を身につけてはいけないという意味になります。





この自律性、モンテッソーリ教育において、子供に求めている気がしてなりません。モンテッソーリ幼稚園は、確かに関係性を築くことが土台になっているので、寄り添い保育をしていると思うのですが、年相応の自立心を発達させているようにはどうしても思えないのです。




障害を持つ子どもはその子のペースがあるので比較対象になりません。健常の子どもがあまり子どもらしくなかったような気がするのです。





それはきっと、たくさんの選択肢を与えているからだと思います。子供の可能性を助けるための、整備された環境として、モンテッソーリ幼稚園の教室にはたくさんの素材がありました。





でも、子供たちが使っている素材はほんのわずかで、多くの素材はオブジェのように飾られているような気がしました。




だから、違和感があったのかもしれません。




子供たちは千差万別です。興味や趣味や心の動きは一人ひとりまったく違います。そのため、めったに使われない素材が、ある一人の子供に使われる可能性があるかもしれません。





でも、それは、1対1のセラピーのときに、必要なものであり、通常の保育に果たして必要なものなのだろうかと、私は少し疑問に思っています。





幼稚園時代に、自発性と自主性を身につけた子どもは、社会性でもメンタル面でも健康な発達を遂げているので、年相応の自立心を持って、小学校に入学することができます。





森の幼稚園(少なくとも、イザールアウエン自然幼稚園)は、この年相応の自立心の発達を助ける保育をしていると私は思っています。シュタイナー幼稚園も、教育理念として、年齢の発達に合わせた保育を実践しているので、年相応の自立心の発達を助けていると思います。





モンテッソーリ幼稚園は、子供たちに過剰な選択肢を与え、小さな大人扱いをして、年相応の自立心の発達をもしかしたら妨げているのではないだろうか。そんな気がして止みません。




いつか、教育の専門家に、私のこのモヤモヤ感を伝えて、スッキリとした答えが欲しいって思っています。





ちなみに、私が懇意にしているモンテッソーリ幼稚園のセラピストさんが、スーパーアドバイザーとして通われている森の幼稚園があり、その森の幼稚園を見学したときに、モンテッソーリ化していることに衝撃を受けました。





選択肢が過剰になっていたからです。でも、まだ、自然の中で子供たちは保育を受ける機会があるので、外にいれば、子どもらしい子どもでいられるはずと私は期待しています。
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by midorimartin | 2014-03-20 07:27 | モンテッソーリ教育

寄り添い保育とは★

今回のモンテッソーリ幼稚園の視察で感じた「寄り添い保育」。




先生がルールを作り(整備された環境を作り)、子供に寄り添いながら(同じ目線で子供との関係性を築き)、子供に選べる可能性を伝え(整備された環境の中でできることを伝え)、子供がその可能性を自分で選ぶこと(整備された環境を使うこと)。




見守って、何も手出しをしないというのではなくて、寄り添って(関係性を築いて)、可能性を与える保育がモンテッソーリ教育なんだと、改めて理解できました。




今まで、「スキンシップ = 寄り添い保育」だと思っていたのですが、そうではなくて、同じ目線で関係性を築くことこそが、寄り添い保育のベースなんだということがわかり、とても感動しています。





スキンシップは、関係性を築くための手法の一つなのですよね、、、。





そして、誘導保育や見守り保育は、あくまでも保育方法のカテゴライズなのですよね、、、。





生活をする上でも、仕事をする上でも、良好な関係性を保つ事は不可欠です。





つまり、「お互いの価値観を受け入れながら、フィードバックを交互に行おう」ということなんだと思います。





視察に行く度に、いろんなことを学べるのですが、今回も有意義なモンテッソーリ幼稚園の視察でした。大満足です。
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by midorimartin | 2014-03-19 05:19 | モンテッソーリ教育

【視察2日目】モンテッソーリ幼稚園☆

視察二日目はモンテッソーリ幼稚園。8時半頃に到着。まずは外観を説明して、幼稚園の中に入ったところ、なんと、今日は幼稚園の説明会の日なので、いつも対応してくださる園長先生がご不在とのこと。



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そして、「今日は園で作成した『視察ルール』に従ってご見学ください。イスに座って、質問はメモして、あとで質疑応答の時間を作りますので、そのときにご質問ください。写真も視察終了後に撮ってください」などと言われ、勝手知ったる幼稚園なので、いつもの通り、自由に視察可能だと思っていた私は軽いめまいを覚えてしまいました。




なぜ、こんなルールをいきなりつきつけられたかというと、最近、この幼稚園は注目を集めているようで、学校の先生やセラピストなど、見学者が大変多く、実習生も頻繁に来るので、新しい大人が保育を妨げているという問題点を解決するためだとか。しかし、このルールは以前からあったものなのでで、活用がなされていなかったことが現状だそうです。




来週は学校の副校長先生が視察に来られるということで、先生の緊張感が伝わってきました。はたして、今日の視察はどうなるのだろうか、、、、。そんな幕開けでした。




手渡された視察ルールの内容はこんな感じです。




「私たちの幼稚園は、子供たちが独自に自主性を持ち、自分のやり方で可能性を見つけるための空間です。あなたはその空間を共有する見学者です。子供たちが、遊びから、集団生活の中から、作業から、人生のプロセスを学ぶ姿を邪魔しないように観察してください。具体的には、頻繁に移動したり、子供たちに話しかけたり、教室の中にある物を触ったりしないでください。一ヶ所に滞在できる時間は30分〜1時間です。また、午前中は、先生に話しかけたりしないでください」




朝、手渡された長い文章でしたので、はっきり読む時間がなかったのですが、今少し翻訳してみて驚いています。例えば、私は子供が少なくて静かな時間のときに、先生に話しかけて少し質問したりしていたからです。




そして、お客様が、11時〜11時45分まで、キッチンで子供たちのお昼ご飯を食べている様子を観察されていたときに、先生から、「今静かなので、新しい「知覚コーナー」に備わっている物を手に取って、写真を撮ってもいいですよ」と言われ、静かに遊んでしまいました。でも、先生が許可されたことなので、大丈夫だったはずです。




知覚コーナーにあったものはこんな感じです。




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豆の種類や数が異なり、違う音が鳴るケースがペアでいくつかあります。聴覚を刺激する道具です。




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素材の違う板がペアでいくつもあります。触覚を刺激する道具です。




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ビー玉や石もありました。



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嗅覚や視覚を刺激する素材もありました。



あと、一番気に入ったマトリューシュカ♫



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そして、様々な大きさの箱。



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今日は「森の日」だったので、1つのグループは午前中は森にいたので、静かな一日だったということもあり、最初、視察ルールの説明を受けたときは、今日の視察はどうなるのだろうかと思ったのですが、途中からまた以前のような形になり、地下室や2階のお部屋も私は自由にお客様を誘導して説明することができました。




何度も足を運んで、良好な関係を築いていてよかったと思いました!






キッチンでは、聴覚障害のあるフランス人の男の子が、先生と1対1で、パンを作っています。レシピは子供たちにわかりやすいものになっています。




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私たちがお昼ご飯を食べた後、12時半頃に、先生との質疑応答の時間があったのですが、その際に、このフランス人の男の子は昨年の9月に入園して、ドイツに来たばかりなので、今ドイツ語を学んでいるという説明を受けました。そして、彼の担任の先生が今週の金曜日に辞めてしまうので、こんな個人レッスンのような時間は、先生との関係を築くために、とっても大切とのことでした。





1グループに対して、先生が4人存在するからこそ、そんな時間が取れるとのこと。





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私の好きな季節のテーブルです。冬を象徴する「冬の王」が飾られています。来週の月曜日に行われる子供会議にて、春を象徴する「春の女」に変わるそうです。




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季節のテーブルがあるところに、季節の名前と月の名前と3月の絵が飾られていました(3月は種まきを象徴する絵になっています)。




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これは先生の役割当番表。3週間ごとに変わるそうです。地下室、園庭、キッチン、グループルームにカテゴライズされています。




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子供の名札が置かれています。これは、「まだ終了していないので、片付けないでね」という意味になります。




8時に登園してから、10時までが朝ご飯の時間です。キッチンにいない子供は自由遊びをしています。男の子達が紙飛行機で遊んでいました。




先生の話によると、そのうちの一人の男の子が紙飛行機の本を持ってきたので、紙飛行機を作ることになりました。最初は子供たちだけで本を見て、紙を折っていたのですが難しかったみたいで、子供が先生にヘルプを頼んで、先生が作り方を教えることになったそうです。しかし、先生にも難しい部分があったようで、先生いわく、「大人だけどわからないこともある」という部分を見せることも大切なんだとか。




そして、興味深かったのは、本来なら、教室の中で紙飛行機を飛ばすのはNGなのだけど、折って試しで飛ばすことは許したそうです。彼らはちゃんと飛ばすのは園庭でやりました。そして、その試しに飛ばすことを例外的に許して、それを例外だと理解できる子供たちもいれば、例外を完全に許されたものと判断してしまう子供もいるので、例外を示すのは、相手次第なのだそうです。




つまり、それだけ、一人ひとりの子供を観察していなければ、わからないことですよね、、、。




そして、園庭にいた先生に、「今日はなぜ非常用の滑り台で遊ぶことができたのですか?」と尋ねたところ、2階のグループの園児たちが森の日で午前中いないため、教室が自由に使えるということもあり、子供たちが先生に非常用滑り台で遊んでいいかどうか尋ねてきたそうです。みんな嬉しそうに滑り台を滑っていました!





園児数は1グループあたり20名。そのうち、6名が障害を持つ子供たちです。フルタイムの先生が3名。パートタイムと実習生が2名。一日計算で、1グループあたり4名の先生がいるという計算になります。




先生が、子供たちに「植物が乾燥しているのでお水をあげて欲しいのだけど、、、」と声かけした場面があったので、子供が言うまで待つこともできたのでは?と質問したところ、「お水をあげる仕事」は子供会議のときにテーマとして上がったそうで、先生はそのことも踏まえて、子供に尋ねたそうです。





そして、重要なことは、「植物が乾燥しているのでお水をあげてくる?誰がやりたいですか?」と声かけすることだとか。(でも、私の記憶では、子供の名前を呼んで、お水あげを頼んでいたような気がします、、、)




子供はやりたいことがあってもすべてを言うことができません。だから、大人が「今こんなことをやりたいのではないか?」と子供の気持ちを想像して汲み取って、可能性として尋ねることが大事なんだそうです。




前回の保護者会にて、「自由と境界線」というテーマで話し合いの場があり、「自由とは何か?」、「どうやって線引きすればいいのか?」ということが話題になり、みんなでかなりディスカッションをされたそうです。




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この境界線。実は私は娘が2歳のときに、預けていた保育園の先生から言われたことで、開眼したことがあります。



娘が一歳のときに復職していた私です。娘がビニサンのような保育園にそぐわない靴を履きたいと言い出して、忙しい朝、押し問答をしていたのですが、根負けしてそれを履かせて保育園に連れて行ってしまったときのことです。




夕方、娘を迎えに行ったときに、先生から、「お母さん、子供は自分で境界線を作ることができません。母親であるあなたが、子供に境界線を作ってあげないとだめなのですよ。そして、線引きをした後は、決して軸がぶれてはいけません。境界線をどこにするか。そして、境界線を作ったら、その境界線を絶対に崩さない。そういう覚悟が必要なんですよ」と言われたことを、昨日のことのように思い出しました。




紙飛行機のルールの例外の話で、幼稚園全体のルールで絶対に例外を作ってはいけないルールがあります。例えば、砂を持ち運ばない、車が通る場所には行かないなど。




でも、例えば、木登りなど、その子ができることを先生の個人的な判断で決定するようなことには、ブレが生じることがあるそうです。「例えば、他の先生は登っても良いと言った子供に対して、私は怖いのでそれ以上高く登らないでねと言ったことがあります」と、先生がおっしゃったとき、「先生は機械ではなくて、先生も人間なのだ」ということを子供に示すことも大事だという見解を示されたのがとても印象的でした。




しかし、そこには、子供との関係がまずは築かれていて、そして、先生の個人的見解や個人的判断で子供と接するからこそ、うまくいくことなんだそうです。




子供との関係を築く上で大切なことは、同じ目線で対話すること。




いつも説明してくださるセラピストさんからも、セラピールームを見せて頂いて、お話を伺ったときにも、子供との関係を築き、そしてセラピーをするからこそ、うまくいくとおっしゃっていたので、「関係性」とは、本当に大切なテーマなのだなあと思いました。




セラピストさんはある子供のお話をしてくださいました。実の親に育ててもらっていない4歳半の園児が心の病気になっていて、その子供が、一本の木の枝をノコギリを使って切ることに3回のセッションで成功したそうです。




心や身体に障害を持つ子供たちは、自分のペースを持っています。そして、そのペースはとてもゆっくりしたものです。




保育ルームではなかなか1対1の関係は築けません。セラピールームではセラピストさんと子供の1対1の関係を築く事ができるのです。その環境は閉ざされた空間で、自分のペースでできることが保証されていることが絶対条件になります。




あと衝撃を受けたこととしては、大きなセラピールームと箱庭療法をするお部屋のドアをどちらも解放して、子供にどのお部屋に行きたいのか選ばすのだとか。




理由は、子供が今抱えている問題は、その子でしかわからないことだからだそうです。セラピストさんは、関係性を保ちながら、子どもの動きを観察して、言葉をかけて、寄り添って、セラピーを施すそうです。




「モンテッソーリだから見守り保育」という概念を私は持っていたのですが、今日の見学で、そうではないことがわかりました。




先生がルールを作り(整備された環境を作り)、子供に寄り添いながら(同じ目線で子供との関係性を築き)、子供に選べる可能性を伝え(整備された環境の中でできることを伝え)、子供がその可能性を自分で選ぶこと(整備された環境を使うこと)。




見守って、何も手出しをしないというのではなくて、寄り添って(関係性を築いて)、可能性を与える保育がモンテッソーリ教育なんだと、改めて理解できました。
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by midorimartin | 2014-03-19 03:37 | モンテッソーリ教育

【視察1日目】ラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園☆

今日から来週の水曜日まで初めて立て続けに二組の視察のお客様をサポートします!




まずは本日は一組目の方。50代の女性お二人です。「自然との共育」をテーマに活動されているボランティア団体のスタッフのお二人で、11月半ばになんと森のようちえんをオープンされました!とっても素晴らしいと思います。




彼女たちの「ドイツの森の幼稚園を視察して勉強したい!シュタイナーとモンテッソーリも見学したい!」っというご希望を叶えるために、私は3日間の視察プランをアレンジさせて頂きました。




中央駅にあるホテルにお迎えに上がり、地下鉄とバスに乗って、目的地のラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園に到着!






まずは自分たちの荷物を3階にある休憩室に置いて、地下室にある運動ルーム、サウナを改造した隠れ家、作業室を見学。




お客様は作業室に子供向けの道具が立派に揃っているのを見て感激されていました。




「さすが、ドイツは職人さんの国ですね〜!!!」





1階の保育ルームに移動して、季節のテーブルをパチリ。



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お客様はモンテッソーリコーナーにあった、クレヨンの収納スペースにとても興味を示されました。縦向きに色ごとにクレヨンがコップの中に入っているので、使い勝手が良くて、先生もどの色のクレヨンが減ってるのか一目瞭然。




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なるほど、そんな視点もあったのかと、私にとっても新鮮な発見でした。




私は現在、手芸が趣味の一つでもあり、パッチワークで大型の壁掛けを作りたいなあ〜なんて模索していたので、リラックスコーナーの壁掛けに注目。






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キッチンに行くと、布ナプキンに破線が描かれていて、その線に沿って折り畳む動作を学ぶというもの。






小さいものをつぐ動作を学ぶセットもいくつかありました。生活に密着したモンテッソーリ教育ならではですね〜。




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2階の保育ルームに移動。木の棒に毛糸が何本も巻き付けられていました。これもモンテッソーリ教具の一つですね〜。




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作業コーナーには、スモッグがかかっていました。



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何か作業するときにテーブルの上に敷くプラスチックのマットもありました。



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お客様がおっしゃっていたことが印象的でした。



「この幼稚園では、作業に必要なものがすべてそのコーナーに揃っているので、やりたいと思ったときにすぐに行動に移せますね〜」




子供たちがまだ作業を中断していないことを示す「ネームプレートルール」にも、お客様はとても感心されていました。




つまり、作業を中断していないことを子供たちは自由意志で決定し、ネームプレートを置くことにより、その作業をキープしていることを示すのです。




幼稚園でみんながわかっている社会的なルールだからこそ成り立つんだと思います。




廊下には、子供たちが何時に降園するのかと欠席の子供がわかるように、子供たちを示す絵のカードが貼られていました。これもアイデアの一つだなあ〜と感心しました。




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地上階や2階にある上履きを履き替えたり、コートをひっかけたりする場所は手作りです。なんと園児のお父さんに木工大工ができる職人さんがいて、作ってくださったとか。



そして、この上履きを履き替える場所は、園長先生のアイデアなのです。園児一人ひとりが座れるように工夫され、座るための低いイスの中に靴を入れるスペースがあります。なんと美しいデザインでしょうか。




園長先生はずっとカタログで探していて、欲しいものがないので、その職人のパパがいることにより、自分たちで作ることを考えられたそうです。




「ないものは自分たちで作る!!」 もしかしたら、これもドイツ人気質かもしれない、、、、って密かに思ってしまいました。




子供たちが数名、外遊びをしていたので、園庭に出てみました。 砂場に、砂を掘る作業ができる道具がありました。



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再び、園舎に入って、お客様が一人ずつ、子供たちの昼食風景を見学。廊下に、子供たちお手製の愛らしいテントウムシがありました。子供たちを癒すテントウムシたちです。




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コックさんお手製のランチが休憩室にセッティングされていました。ニュールンベルクの焼きソーセージとジャガイモとニンジンのグラタンです。美味しかったです!



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ランチの後、12時半くらいに、園長先生が来てくださって、恒例の質疑応答の時間。



お客様 「本当に素晴らしい環境で園児が保育を受けていると思います。「キープ中」という意味のネームプレートを置くルールや、子供たちが静かに作業をしていたり、先生が静かに子供たちを見守る姿に感動しました。また、天井からぶらさっている布など、暖かい色が心地よさを醸し出していると思います」




園長先生 「園児のお爺さんが壁塗りができる職人なので、その方が園舎の中の壁も暖かい色に塗ってくださったのですよ」




お客様 「日本に文科省の幼稚園教育要領というものがあり、年齢に応じた発達目標というものがあるのですが、そのような教育指針に基づいて保育されていますか?」



園長先生 「バイエルン州にも幼稚園教育要領が存在します。しかし、それは知識として先生の頭の中にあり、例えば、モンテッソーリ教育で重きを置いている手仕事がよくできない子供がいると、なぜなのかとディスカッションすることはありますが、その教育指針を念頭におく保育は行っておりません。また、モンテッソーリ教育に基づく保育をすることにより、幼稚園教育要領に掲げられている目標は達成できます」




園長先生のお話をまとめると以下のとおりです。




● 私が園児にこんな大人になって欲しいと思い描いている姿は、自分が好きで、だからこそ相手も好きになることができて、尊敬しあえる関係が築けること。生活や仕事や趣味等の人生に、自分の価値が見いだせること。




● 私はこの園の保育を通じて、バランス良い人間になることを願っています。好奇心が強すぎても弱すぎてもいけません。ほどほどのバランスを保たないといけません。




● 子供たちが自分のテンポで学べる環境づくりこそ、このモンテッソーリ幼稚園の教育指針の一つです。




● 週に一回、月曜日に2時間、職員の全体会議をしています。週に一回、水曜日に2時間、職員のグループ会議を行っています。この会議では、子供たちの様子を担当の先生が報告してディスカッションします。




● 月曜日は、子供会議が行われ、その週に何をするのかを先生と園児とでディスカッションします。時間は30分ほど。その週のイベントの話だけではなくて、子供たちが自分の気持ちを言い合う場でもあります。




● 子供会議において、「しゃべる石」というルールがあります。これは、引っ込み思案の子供でも、発言ができるように、発言権を示す石を用います。別に石でなくて、他の物体でも構いません。特に聴覚障害を持つ子供はゆっくりとしゃべらないといけないので、この石は強い手助けになります。しゃべる石を持つ子供がいると、他の子供は静かにならなければなりません。これもこの園の社会的ルールの一つです。




● 作業セラピーとして、「調理セラピーセット」や「工作セラピーセット」があります。調理セラピーセットには、例えば、ピザやパンを焼くために、必要なレシピが順を追って、一枚いちまいの絵に描かれています。セラピーを受けている子供は、そのレシピを見ながら、ゆっくりと自分のテンポで作業をします。




園長先生は続けます。「子供たちは自分の価値を知ることにより、自分を好きになり、他者を好きになることができるのです。そのままの自分で良いという心地よさを感じることが満足感につながります。そして、他者との尊敬し合える関係を築くための礎になります」




毎回、園長先生のお話から、私は新鮮な刺激を受けるのですが、今回のお話からは、「テンポ」と「バランス」が大切ということを学びました。




人には人それぞれの学ぶテンポがあるわけで、自分が良いというテンポを見つけて、そして、自分と向き合うための心地よいバランスも見つける。これが、大人も子供も関係なく、人間にとって幸せを感じるための条件なのかなあ、、、、って思ってしまいました。




園長先生とのお話の後は、セラピールームを見せてもらい、その後は、再び、2つのグループの保育を見学させてもらいました。(セラピーの時間は通常1時間ほど)




なんと、今回初めて、子供たちが自主的にモンテッソーリ教具で遊ぶ姿を見ることができました!6歳の年長さんで、アルファベットをカルタのように探してつなげる作業をしていました。



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ゲームの名前は「アルファベト」。初めて見た教具です。



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見守り保育でも、モンテッソーリ教具で遊ぶ子供が見れたことが、とっても嬉しかったです!




15時の降園10分前の14時50分に、終わりの会がありました。上履きを履き替える場所で、子供たちは帰り仕度をして、先生のお話に耳を傾けます。




今日のお話は、ロバのクララの友達のネズミちゃんが高熱を出して、先生が獣医さんに電話して、ネズミちゃんを治してもらうというお話。




先生が声色を変えて、ロバとネズミちゃんを演じます。ミニ人形劇です。




帰るときに、園長先生が私を褒めてくださいました。「あなたがいつも私の話を感激しながら、日本の視察のお客様に通訳されているのを見るたびに本当に嬉しくて素晴らしいと思っているのですよ」 
本当にありがたいことです、、、。




私はお客様のおかげで、大好きな園長先生に再会して、お話できて、園の見学もできて、本当に楽しい一日になりました!




<補足説明です>

お客様が園長先生に、「一斉保育はされますか?」と尋ねた際に、こんな回答がありました。




「夏祭り、ニコラウス、聖マーティン祭りの前には、踊り、あるいは歌を練習したりします。それ以外には、月曜日に子供会議をやっています。水曜日には森の日があり、木曜日には農場に行きます。そのため、それ以外の曜日には、なるべく一斉保育をしないようにしています。なぜなら、少ないことは良いことだからです。(ドイツ語では、Weniger ist besser.)」




そして、モンテッソーリ教育の理論を話されていたときに、「道は目的(ドイツ語では、Der Weg ist das Ziel.)」というイディオムが飛び出しました。






少ないことは良いこと。道は目的。  なんか、モンテッソーリ教育の秩序ある保育環境や、子供ひとりひとりのテンポに合わせた保育を表現した適切なキーワードだなあ、、って感動しました!
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by midorimartin | 2013-11-22 05:31 | モンテッソーリ教育

【視察3日目】モンテッソーリ幼稚園

視察3日目はモンテッソーリ幼稚園。一年ぶり、そして、お二人のお客様をお連れするということもあり、少々緊張して趣きました。




前回行ったときは、「とにかく静かに見学してください」と言われたので、私も含めて三人は多いのではないかと心配していたのです、、、、。




このモンテッソーリ幼稚園。実は私の家の近所で、何度も足を運んでいて、勝手知ったる状態になっています。民家を改造して幼稚園にされているので、建物内には細い階段があり、地上3階、地下1階、計4階立ての建物になっています。




一年ぶりに行ってみたのですが、私の顔をみなさん覚えていらっしゃってくださっていたようで、「久しぶりね〜♫」とニコニコ顔で受け入れてくれたので本当にほっとしました。




8時過ぎに園に着いたので、まずは最上階にある先生の休憩室に行き、荷物を置きました。ちょうど事務員さんが来られたのでご挨拶して、園長先生が後から来られることを教えてもらいました。この幼稚園の園長先生は私たちのためにいつもお昼にインタビューの時間を取ってくださるのです。




荷物を置いた後、ちょうど登園時間ということもあり、先生がお忙しそうでしたので、まずは地下にあるお部屋のご案内を私一人で行いました。




地下には運動ルーム、サウナを改造した隠れ家、廊下にはいろんな衣装が着れるファッションルーム、そして木工作業ができる作業室があります。




運動ルームには、マットレスと布団が何組かあったので驚きました。一年前にはなかったからです。あとで先生に尋ねたところ、別の場所にある保育園の子供(3歳以下)がお昼寝をしに来られるとのこと。ただ最初は6名名乗りでたのに今はたったの1名だとか。





靴を履き替える場所が新しくなってました。全部手作りの木製の履き替え場所になっていたので素晴らしいと思いました!



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その後、地上1階に行ってみました。私が好きな季節のテーブルがありました。



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一年前は、モンテッソーリ教具のあるコーナー、絵本を見てリラックスするソファがあるコーナー、イスと机がある工作やお絵描きコーナー、絨毯の上で積み木等が遊べるコーナーの4つに区割りされていたのですが、今回行ったところ、リラックスコーナーと工作コーナーの間に、小さい遊べるコーナーがあり5つに区割りされていました。




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そして、新しい試みとして、それまでは日本のように「年少と年中」、「年中と年長」の横割りの2クラスだったのが、3歳〜7歳ひっくるめた縦割り2クラスに変わっていたのです。





いや〜、これもまた一年の時間の重みを感じました。どこの幼稚園もいろいろ新しいことを試されているんだなあ〜って、、、。




キッチンに入ると、ここでも新しい試みが! 園児が自分が使ったお皿やコップを洗って拭いてから、また机に戻すときに使用するプラスチックのランチョンマットに、お皿とコップの置き場所が記されているのです。



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なるほどなあ〜って思いました。ナッツ類を割るのも、園児が自由にして良いそうです(たいていの子どもは先生に尋ねてからするそうですが、、、)。



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パンを焼くために粉も子供たちが挽きます。



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パンの生地を作るためのレシピも園児の手作りです!!わおっ★



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2階の園児の様子も見に行きました。区割りは1階と同じく5つのコーナーに分かれていました。以前は年少さんのクラスだったので、なんとなく物が1階よりも少ないような感じがしました。




運動ルームは同じ2階にあります。身体が痛くない柔らかいマテリアルで作られている半円や長方形のブロックを並べて乗り物を作っていました。みんな楽しそうです。




再び1階に移動して、キッチンでお手伝いをする子供たちの様子を見た後、園庭で遊ぶ子供たちを見に行きました。




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人形のベビーカーの駐車場もあります。なんとも微笑ましい、、、、。




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隣りの教会の敷地も幼稚園は使っていいそうで、そこに遊べる馬がありました!



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この馬も一年前にはありませんでした。馬に乗って遊んでる子供たちの様子も見れました。本当にドイツ人の子供たちはお馬さんが大好きです。




11時半にお昼を頂くことになり、先生の休憩室で頂きました。そうそう、ずっと探されていたコックさんが入られたということで、1階のキッチンで美味しそうな匂いがしていました。この日の献立は、チキンの丸焼きと温野菜。とっても美味しかったです♫




また、3階にあった、モンテッソーリ教具がごちゃごちゃ置かれていたお部屋がスッキリ片付けられていて、収納ダンスも増えていて、そしてそのお部屋にはソファが置かれてあったので驚きました。足を運ぶたびに、園長先生が「片付けたいのに片付かないのよ、、、、」と嘆かれていたのを思い出します。




今回、ほぼどこもかしこもきれいで秩序のある幼稚園に様変わりしていたので、先生のご苦労が想像できました。あっぱれです!




昼食前に、セラピストの先生が私たちに声をかけてくださり、セラピールームの説明をしてくださいました。



お客様が「セラピールームと保育ルームの違いは何ですか?」と尋ねたところ、先生は「一番の違いはセラピストのこの私です」と威厳を持っておっしゃられたのが印象的でした。




つまり、保育ルームでは数名の園児を一人の先生が見守っていらっしゃいますが、セラピールームではセラピストの先生お一人が一人の園児を見守るわけです。つまり、1対1の関係が築けるということ。




セラピストの先生がおっしゃいます。セラピーをする前に、その園児が必要なものだけをお部屋に出しておいて、子供がまずは手にするものを、先生はじっと座って見つめるそうです。そして、園児の一つひとつの動作を先生が言葉に置き換えて描写していくそうです。もちろん、させっぱなしではなくて、誘導もされます。



たとえば、物を乱暴に扱うことがあれば、「そのもので床を叩いてはいけません。叩くものはこちらです」のような声かけ。




セラピーの名前は、「Beziehung orientierte Therapie」。つまり、「関係性を方向付けるセラピー」そして、このセラピーは「Erwachsene-Kind-Beziehung(大人と子供の関係性)」がベースになっているそうです。




箱庭療法のお部屋も見せてもらいました。先生はおっしゃいます。「子供が自分の心の中にある絵を、箱庭の砂に投影してもらうのです。私は勉強しているので、砂の絵を見るだけで、その子供の心の中がわかります」




マリア・モンテッソーリは障害を持つ子供の保育を重んじているので、このモンテッソーリ幼稚園でも、障害を持つ園児を現在は1クラス4名〜6名受け入れられています(1クラス14〜18名)。ただ、4階立ての園なので、歩行障害を持つ子供は遠慮してもらうそうで、聴覚障害や視覚障害やダウン症などの子供たちは受け入れOKとのこと。





昼食後、園長先生とのお話の時間になりました。まずは、先生にどのような経緯でこの幼稚園をオープンされたのかを尋ねました。




「私には5人子供がいて、そのうち上の3人が聴覚障害を持っています。そして、長男が3歳になったとき、聴覚障害の子供が通える幼稚園を私が作ろうと思い立ちました。今ではその長男と末っ子が他の幼稚園を経営しています。私の孫も今、私のモンテッソーリ幼稚園に通っています」




だから、聴覚障害の子どもの耳に優しい作りになっているのかと思いました。1階の教室で吸音天井ボードを見たからです。そして、シュタイナー幼稚園によくかかっている、淡い布を足れ下げることも見て、お客様の質問で先生に尋ねたところ、この垂れ下がっている布も吸音効果になるのだとか。




先生は続けます。「最初からモンテッソーリ幼稚園を目指していたわけではありません。エクアドールの自由教育の本を昔読んで感化されて開園し、その後、子供が自己実現するためのツールとしてモンテッソーリ教具を取り入れ、モンテッソーリ教育に則った保育に変わっていきました。自己実現、すなわち、思いやりを持つことです」




お客様から、「他のモンテッソーリ幼稚園とは違う強みがあるとすればどこですか?」という質問がありました。




園長先生は答えます。「そうですね、、、。先生と園児の間の尊敬に満ちた関係と、先生チームの結束力。そして、子供への愛情です。うちの一人の先生が保護者から同じを質問をされたことがあります。彼女は「私たちは園児を平等に一人残らず愛しています。それが強みです」と返事しました。私の幼稚園では、子供は変わることなくそのままでいられます。そのままの子供たちを私たちは愛して丸ごと受け入れているからです」



なんと愛情ある表現でしょうか。自信を持って見守り保育をしているからこそ言える言葉ですよね!




次の質問は、経営に関する悩み。お客様は来年、モンテッソーリ幼稚園のオープンも準備されているのです。「障害を持つ子供を受け入れる場合、先生の数が増えます。経営とのバランスが難しいです」



先生は答えます。「私は1998年に開園したとき、15名の園児で4名の障害を持つ子供が含まれていました。本当に想像以上に大変でした。そのため、最初は軽度の障害を持つ子供の受け入れが望ましいと思います。ですが、障害を持つ子供との共存は、大人にも子供にも良い影響を与えます。異質なのではなくて、個性として捕らえることができるからです。つまり、相手への思いやりが育ちます」





この幼稚園では、実習生以外の先生は一人で6〜7名の園児を見るようになっています。原則として、決まった子供を担当します。1クラス3人の先生が就いていて、そのうちの2人の先生がモンテッソーリ教育を受けた先生です。





先生のお話だと、障害を持っている子供の月謝は高めの設定で、ミュンヘン市からの援助金も合わせてセラピストを雇えるとのこと。うまくお金が回っているなあ〜と感心しました。




また、モンテッソーリ幼稚園で働く先生の中には、治療教育を勉強されて資格を持つ方もいらっしゃるそうな。




治療教育とは、障害者療育(=ノーマライゼーション)のことで、昨今叫ばれている「インクルージョン(統合教育)」の担い手の方たちが推進されている教育のことのようです。





今回、お客様がたくさんの質問をしてくださったおかげで、私は新しいことを多く学ぶことができました。本当に感謝しています!



聴覚障害を持つ自分の子供のためにモンテッソーリ幼稚園を開園されたという園長先生の情熱と信念を知り、ますます園長先生が好きになりました。



帰るとき、「あなたが来るとみんな喜ぶからいつでも来てね〜。11月に待ってるね!」と言ってもらい、ホクホクした気持ちで幼稚園を後にしました。



11月にまたこのモンテッソーリ幼稚園を訪れます。今からとても楽しみです♫
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by midorimartin | 2013-10-28 05:04 | モンテッソーリ教育

[視察2日目]モンテッソーリ幼稚園☆

視察2日目はモンテッソーリ幼稚園を訪れました。





久々のモンテッソーリ幼稚園の見学だったのですが、みなさん暖かく私たちを迎えてくださいました。






この幼稚園では、シュタイナー教育の季節のテーブルや羊毛人形を取り入れられています。






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そして、「森の日」も週に一回あるので、森の幼稚園のスタイルも取り入れられているのです。他の教育の良いところを融合させる姿に感動しました!





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この幼稚園には2クラスあり、年少と年中クラス、そして年中と年長クラスに分かれています。





なんと今年の9月の新学年から、年少と年中と年長がすべてミックスされた2クラスに編成されるそうです。





最初、年少と年中クラスを見学したのですが、新しい男の先生がいらっしゃったのでびっくりしました。




子供たちが小麦を挽いて小麦粉にする作業をすることを教えてもらいました。




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そして、先生手作りの布ナプキン。



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子供たちは自由意志で、午前のおやつを食べるかどうか決めます。それが、このモンテッソーリ幼稚園の主要テーマ「自主性を育てること」につながっているからです。






この日の午前のおやつはこんな感じでした。



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非常に良いお天気でしたので、園庭でまるでピクニック気分のように、子供たちは午前のおやつを食べる機会がありました。




水遊びができるようにたらいが設けられたり、木製のうんていが設置されたり、空き段ボール箱やお絵描きグッズも用意され、子供たちには至れり尽くせりの環境です。






先生の人数が多いので、子供一人ひとりにかけられる先生からの愛情が深いような気がしました。





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11時半にお昼ご飯が開始します。4名の少人数にして、子供たちは昼食を取ります。





私たちも美味しいお昼ご飯を頂きました。そして、12時半になり、園長先生とのお話の時間もありました。





現在ドイツでは幼稚園教諭や保育士が不足している事態になっているので、今は良いとしても、今後問題が発生するだろうと言われ、日本とは違う状況のようです。





昼食後も子供たちは自由遊び。昼食後は年中と年長クラスを見学しました。





13時45分になり、終わりの会が始まりました。先生の即興話が15分。




そこに登場するのが魔女のリズベット。



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先生は子供たちを惹き付けるべく、なおかつ即興で楽しいお話を考えられるので、非常に感心しました!




校長先生のお話で印象的だったのは、次の金言です。お母さんの子育てに対してのある哲学者の発言だそうです。




「Du brauchst nicht perfekt zu sein. Du musst nur gut genug sein.」




直訳すれば、「あなたは完璧でいる必要がありません。ただ十分に良いだけで問題ないのです」。





平たく言えば、つまり、「腹八分目が良い」ということになりますでしょうか。





なんでも「ほどほどが良い」ということなのかもしれません。





以下、この幼稚園の週間カレンダーの内容です。




<月曜日>
年少と年中:言語セラピー、リトミック
年中と年長:言語セラピー、おもちゃの日

<火曜日>
年少と年中:森の日
年中と年長:セラピー(イングリンド)

<水曜日>
年少と年中:ミュースリの日、セラピー(イングリンド)
年中と年長:森の日

<木曜日>
年少と年中:作業セラピー、おもちゃの日
年中と年長:作業セラピー、ミュースリの日、リトミック

<金曜日>
年長と年中:セラピー(ザビーネ)


月曜日のシュタイナー幼稚園もそうだったのですが、みなさんから、帰るときに、「また来てくださいね〜!!」と言ってもらい、非常に感激しました。
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by midorimartin | 2012-08-03 06:22 | モンテッソーリ教育

エアフルトのモンテッソーリ幼稚園

今回のエアフルトの旅で、ママ友のお母さんが働くモンテッソーリ幼稚園を少し見させて頂くことができました。




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エアフルト大学の向かいにある、エアフルト病院付属の幼稚園で、なんと朝6時から夕方5時までやっているそうです。2歳から8歳までがいて、縦割りのクラス編成で、全部で6クラス。1クラスが最大17名で、障害児童もいて、1クラスあたり先生が3名いるとのこと。





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教室は縦長だったのですが、棚等を使ってスペースが4つに別れていました。





そして、特徴的だったのは、それぞれのスペースに、モンテッソーリ教材が置かれてあることと、食事はみんな食べなければならないこと。






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私が知っているミュンヘンのモンテッソーリ幼稚園では、「食べたくない子供は食べなくても良い」という指導だったので、てっきりそれが「マリア・モンテッソーリ教育」だと思っていたのですが、そうではないらしいことがわかりました。






また、ミュンヘンのモンテッソーリ幼稚園では、ワンフロアを4区間に分けて、モンテッソーリコーナーのみ、モンテッソーリ教材が置かれてありました。





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やっぱり、いろんな幼稚園を視察するべきなのだなあ〜って、つくづく思ってしまいました。





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貴重な体験をさせて頂いたので、ママ友の友人にとっても感謝しています!!
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by midorimartin | 2012-06-11 05:32 | モンテッソーリ教育

[視察1日目]ラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園☆

今日から始まった視察巡り。お客様はなんと幼稚園教諭歴20年以上の方で、日本では無認可のプロテスタント系の幼稚園に勤められていました。




退職されてお時間があるということで、私のドイツの教育機関視察プランに申し込んでくださいました。とってもありがたいことです。





今まで20代の幼稚園教諭、保育士、学童保育の先生、大学生の日本人女性のお世話をメインでしていましたので、私よりもお姉さんのお客様のサポートをすることになり、とってもわくわくしながら視察の初日を迎えました。





8時少し前にラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園に着いたので、私は外観を少し説明しました。





既に買って知ったるという感じで、園舎の中に入っても、自分でわかるところはお客様に説明して回りました。





幼稚園の先生たちともすっかり顔見知りになっているので、「説明よろしくね〜」というノリでもあり、とっても嬉しく思っています。





水曜日の今日は「森の日」です。年長さんたちはミニバスに乗って、近くの森に出かけます。





年長担当の先生が、ブロートツアイトの用意をしています。そして、手作りの食事用の板を見せてくれました。


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なんと、コップが入るように丸い穴が開いていて、この幼稚園のオリジナルだそうです。グッドアイデアですよね!!





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トロッコに荷物を乗せて9時に出発です。森の幼稚園の良さも取り入れてるのだなあ〜って感心しました。





まずは年長さんの教室を見せてもらいました。季節のテーブルがあります。秋の婦人がいます。もうすぐしたら、冬王が登場するそうです。そうです、シュタイナー教育の良さも取り入れられているのです。





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モンテッソーリ幼稚園だけど、森やシュタイナーの良いところも取り入れる。そんな柔軟性があるところが私は気に入ってます。





大きなお部屋は4区分されていて、モンテッソーリコーナー、プレイコーナー、工作コーナー、読書コーナーです。




地下室には年長さん用のプレイルームや作業場があります。年少さんのプレイルームは教室と同じフロアにあります。




キッチンでは、園児一人ひとりの食器が秩序よく整列されています。この「秩序よく整備された環境」というのも、モンテッソーリ教育の理念です。




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パンを切る台もありました。パン屑が下に落ちるようになっていて、床にちらばりません。グッドアイデアですよね!



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ニコラウスの袋が飾られています。子供たちの手作りです。



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子供たちの人気の手作業なので、誰もやらないという子供は今までにいたことがないそうですが、先生に「もしもしたくない子供がいたらどうするのですか?」と尋ねたところ、「私たちは子供の自主性を尊重していますので、やりたくなければやらなくてもいいのです」という答えを頂きました。




子供の自由決定が掟のモンテッソーリ教育なので、例外はありえないということです。その徹底ぶりにとても感銘を受けました。





秋の自然がテーマのようで、落ち葉や木の実もありました。



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森とシュタイナー大好きの私にとっては、本当に三位一体化されているこのモンテッソーリ幼稚園がとっても大好きです。




9時になり、年長さんが出かけたので、年少さんの教室に向かいました。こちらはスタッフが多く、先生3名、実習生2名がいました。




年長さんのところは、先生二人、実習生の女の子一人だったので、年少さんと年長さんの保育には違いがあるのだなあと思いました。





年少さん担当の実習生は男女1名ずついて、男の子は17歳で、保育士専門学校に通っていて、かなり本格的に子供の保育を担当していたのが印象的でした。




彼のプロジェクトとして、森の中でとってきた幹を使ってミニロッジを作るそうです。




園長先生が、私たちにモンテッソーリ教材の説明をしてくださいました。遊びながら数を学ぶことなど大変興味深く、またモンテッソーリ指導者講座では、「金のパールは本当に貴重なもので、この金のパール1つが自分に相当する」ということを学ばれるそうです。





だからこそ、モンテッソーリ教育では、「個人の自由」、つまり「自由選択」や「自由決定」が尊重されるのだと思います。




この幼稚園には、障害を持つ子供が6名いて、その子供たちに合わせてセラピストがついています。





言語療法、箱庭療法、遊び療法、作業療法、、、。セラピールームも見せて頂いて、セラピストの方のお話も伺いました。




お客様が、「健常と思って入園してきた子供が実は障害を持っているかもしれないとわかったとき、どのように対応されていますか?」と尋ねたところ、セラピストは「その子供の両親に率直に伝えます」とおっしゃられました。




ただし、条件があって、保護者との信頼関係が築けたことを確認してから伝えられるそうです。





また、手が先に出てしまう子供の場合、セラピストいわく、子供は2層に分かれていて、言葉と行動が同一のネットワークでつながれていないそうです。そのため、お友達を叩いてしまって、なぜそんなことをしたのかわからないという現象が起きるそうです。大人のように言葉と行動が伴うわけではないので、子供向けセラピーはそんな背景も理解していないといけないということなんだと思いました。





箱庭療法も、子供たちが「したい!」と思ったときに実践されているそうで、セラピストから強制することはないとのこと。なぜなら、したいと思った子供に箱庭療法をすることにより、よりストレートに気持ちが箱庭に反映されるため、治療の効果があるのだとか。




セラピストの深いお話に私は感動しました。




12時少し前に年少さんの昼食が始まって、少し見学した後、園長先生とのセッション。園長先生は日本に関心を示してくださっているのでとってもありがたいです。





お客様が「幼児教育のくくりで考えたときに、幼稚園と小学校のどちらの教育がより重要と思われますか?」と尋ねたとき、園長先生は「幼稚園の幼児教育が大切と言えますが、私はここまでは幼稚園、ここからは小学校と分けられないと思っています。なぜなら、年長さんと小学一年生の境目というのがあやふやだったりするので、もっとオブラートで包んだ移行期にしてもよいのではないかと考えるためです」と回答して頂けました。





私も今は幼児教育に携わっているので、幼稚園だとつまらないのではないかと思う園児を見たり、または逆にもう少し幼稚園にいた方がよかったのではないかと思う小学一年生を見たりすると、境界線が難しいなあって思ったりしていました。





お客様が園長先生とのお話の中から、モンテッソーリ幼稚園とご自身が働かれていた幼稚園での保育の共通性が多いことを見つけられたことに、私は純粋に「素晴らしい!」と思いました。





子供の自主性を重んじて待つというスタイルは、モンテッソーリ幼稚園という冠を掲げていなくてもできるということが裏付けられたからです。





そして、「今までやって来た保育が間違っていなかったことが確認できました」とおっしゃられたのを聞いて、「あ〜、本当によかったなあ〜」とじーんとしてしまいました。





お客さんの感動に共感できるこのお仕事は本当に私にとって天職です。





12時半に園長先生とのセッションが終了し、昼食を頂き、年長さんの自由遊びを見学し、13時45分に始まった終わりの会も見学しました。





先生が園児が持ってきたぬいぐるみを使って即興でストーリーを作ったことが素晴らしかったです。





15時に今日の視察は終了し、モンテッソーリ幼稚園とお別れしました。




今度はいつ来れるのかなあ〜って、ちょっとしみじみ思ってしまいました。
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by midorimartin | 2011-11-24 04:15 | モンテッソーリ教育

【視察3日目】ラマースドルフのモンテッソーリ幼稚園☆

今日は私の家の近くにあるモンテッソーリ幼稚園に行きました。





8時少し前に着くと、すぐにレセプションに先生がいて、私たちを出迎えてくれました。





まずは地階の年長クラス。先生の説明によりますと、3人いる先生は1ヶ月ごとに担当エリアが替わるらしく、A先生は大広間。B先生はキッチン。C先生は外と地下室となっていて、毎日子供を観察し様子や興味等を書き込むようになっています。






どの教具が使われた、どの教具が使われなかったかのチェックも行われ、使われなかった教具は別の教具と交換するようです。





なおかつ、子供の自主性に任せて保育する必要もあるので、先生の仕事量はハンパではないと思いました。





3月に一度訪問しているので、だいたいのことは私が説明できました。





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こちらは今テーマになっている物が置かれている棚で、上から穀物、カエル、鳥、交通ルール。





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今日はなんと、おまわりさんがやって来て、年長クラスに交通ルールを教える日でした。





そのため、8時から9時まで年長クラスと地下室を見て、9時から10時までは年少クラスを見ることにしました。





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年少クラスは、女の子が園舎でお絵かきをして、男の子は園庭で自由遊びをしていました。





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10時になったので地下室に移動して、私たちも一緒に交通標識のお話を聞きました。






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90分くらいかけて近所のお散歩もしました。




まずは歩道と自転車道があること。車道を通るときは、右、左、右と確認して通ること。信号のない横断歩道を渡るときは、ドライバーが止まって、アイコンタクトがあったら渡ること。





いろんな交通ルールがあったので、私もとっても参考になりました。





おまわりさんが二人の子供の手を取って横断歩道を渡ります。私とお客様も最後にちゃんと右手を前に出して、右左を確認して、車が止まってから横断歩道を渡りました♪




11時過ぎに帰ってきて、幼稚園の園長先生からモンテッソーリの教具とセラピールームを見せて頂きました。




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この教具は色を学ぶもので、明るい色や暗い色があることや、自分の服の色と同じものはどれかなと考えを巡らせたり、実際に花や葉の色を見て確認したりと、様々なシチュエーションに使用できます。



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こちらは、コマを回したときの混ざり合う色の状態を観察したり、目を閉じて手で触って同じ手触りのものを当てたりする教具です。





モンテッソーリでは、「世界を知る」ということが大切で、触ったり聞いたり見たりして、同じものはどれかとペアになっているものを探すことが、属性を学ぶことにつながるそうです。





お昼ごはんはハンバーグとじゃがいもと温野菜でとってもおいしかったです。





昼食後、自由遊びになり、子供たちは園庭や隣りの教会の園庭、そして園舎の前の通りを使って、砂遊びをしたり、ログハウスで遊んだり、木登りしたり、お絵かきしたり、ボビーカーに乗ったりして、思い思いに遊んでいました。



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13時45分くらいになると、終わりの会が始まります。先生が人形を使って、魔女とネズミの話をしてくれました。先生の語りがとっても上手なのでお話の中に引き込まれてしまいました。



まるで夏日のようなお天気で、すっごく楽しい一日になりました~♪
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by midorimartin | 2011-05-11 23:38 | モンテッソーリ教育