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カテゴリ:ドイツの森の幼稚園( 110 )

森への思い

最近、読んでいる Peter Wohlleben氏の著書『Das geheime Leben der Bäume』。直訳すると、「木の秘密の生活」





非常に素晴らしく、感動しまくりです。




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森の木が何を感じ、どのようにコミュケーションを取り、生きているのか、そんな木の秘密がたくさん記載されています。





朝日新聞ウェブ版にも掲載済みです。 森の木には社会の営みがある!





本のプロローグにて、「Jeder Tag im Wald zu einer Entdeckungsreise」という記述に目が留まり、即購入を決定しました。





つまり、「森の毎日は発見の旅」という意味になり、私は森のようちえん視察プランにて、お客様に寄り添うことにより、この言葉どおりのことを体験しています。





今年の5月と7月に、森のようちえん視察プランを遂行する予定です。今からとても楽しみです!!!





また、『Das geheime Leben der Bäume』は、全部読み終えてから、感想と共に、この本のメッセージをお伝えしたいと思います。






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by midorimartin | 2016-04-24 19:32 | ドイツの森の幼稚園

自分と向き合う時間は幼児教育から⭐️

火曜日に訪れた、ウンターメンチング森のようちえんの朝の会にて、騒がしい園児に声かけをされた先生の言葉が秀逸でした。





「自分に集中しなさい」




幼稚園児であっても、ティーンネイジャーであっても、大人であっても、人生の指針となる大切な言葉だと思う。





言い換えれば、 「自分と向き合いなさい」 という意味になるからだ。





そういえば、シュタイナー学校に行った時も、エポック授業の際に騒がしかった小学生に、先生が同じ言葉を放っていた。





「自分に集中しなさい」





幼児教育の重要性を感じた瞬間でした。
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by midorimartin | 2015-11-13 15:32 | ドイツの森の幼稚園

【視察1日目】ウンターメンチング森の幼稚園

一年ぶりに、私の大好きな森のようちえん、ウンターメンチグ森の幼稚園を、視察プランにご参加くださった20代前半のお客様と共に訪れました。




とっても美しい秋晴れ。お客様は私の家からバス一本で行ける距離にお住まいだったのですが、ウンターメンチグ森の幼稚園までは、バス2本、地下鉄2本を乗り継いで、移動することになりました。





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今までは、バウバーゲンが3つある贅沢な環境の森のようちえんだったのですが、なんと、2つのグループに対して、3つのバウバーゲンは必要がないという理由で、3つめのバウバーゲンは撤去となったそうです。




今までは問題なかったのに、突然こうなってしまったのは、新しい担当者に変更になったしまったためだとか。担当者の見解で、白が黒に変わってしまうなんて、気の毒でなりません、、、、。





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先生から、「案内をお願いしますね」と言われ、お客様にバウバーゲンの中や園庭を案内していると、朝の会が始まりました。




9月に入園したばかりの男の子が一人、おしゃぶりがないということで、泣きじゃくっていました。もう一人の男の子は、朝の会を邪魔しているという理由で、途中で退席。 




お客様は少しドイツ語がお分かりでしたので、ドイツ語で自己紹介をしてもらったところ、先生と子供たちに好印象を持ってもらいました。




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16名いる園児のうち、2名が欠席。1名はなんと、世界旅行中で、1名は欠席理由が不明。




この幼稚園にしかないお天気担当の子供たち二人が、その日のお天気と風の情報と気温をアナウンスします。



この日は、晴れのち曇り、風はなし、14度でした。




朝の会が終了し、みんなで森に向かいます。聖マーティンのお祭りの劇の練習をするため、2台のボラーバーゲンを運搬することなりました。一人の先生がボラーバーゲンを引っ張り、もう一人の先生は子供二人の手をつなぎ、お客様も行きは子供ひとり、帰りは子供二人の手をつなぎました。




というわけで、私はもう一つのボラーバーゲンを往復で引っ張ることなりました。



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お祭りの劇の衣装や小道具、そしてギターがのっかっています。落とさないように気をつけながら、木製のトロッコを引っ張りました。なかなかの体験です。




今日の目的地は、「根っこ広場」。立派な根っこを持つ木が横たわっています。




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子供たちは、木によじ登ったり、触ったりして、遊んでいます。対向した場所にも、何本も木が横たわり、登れるようになっています。




それらの木は、少し裂けている箇所があり、危険だと判断した先生はすぐにノコギリで枝を切り落としました。




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私たちは、木によじ登って遊んでいる子供たちを観察していたのですが、3歳の子どもたちもスイスイと木に登っているので、とても感心しました。そして、安心して子どもたちを観ている自分たちに気がつきました。




毎日、森に来ることで、森のフィールドが慣れ親しんだ環境になり、木ともすっかり友だちになっているからこそだと思います。




これこそが、「森のようちえんのスペシャルな部分なんだ!!」と、実感しました。




というのは、途中で近くに存在するシュタイナー幼稚園の子どもたちも合流してきたのですが、彼らの木登りは少し違っていたからです。




お客様とともに、シュタイナー幼稚園の子どもたちは「遠足感」があるため、森の幼稚園の子どもたちのたくましさと安定感により気づく結果になりました。




私にとっても、シュタイナーと森のようちえんの子どもたちが同じフィールドにいることで、違いを観察することができて、とても興味深い体験になりました。




聖マーティン祭りで使う提灯をひとりの園児が作りました。実際には、ガラスの瓶に、紙をはりつけました。



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また、子供たちが聖マーティン祭りの劇の練習風景も見せてくれました。



先生が当日の昼に、配役を決めて、練習させるところが、とてもユニークです。




イベントの準備が、日本とはまったく違いますね。





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この風景が何かお分かりになりますか?




家と木なのですよ。 ドイツ人の夫と娘と同僚に写真を見せて、これが何かと尋ねたところ、即答で「家と木」と言われたので、ドイツ人にとっては、スタンダードな舞台衣装ということになるのでしょうか。これも新しい発見でした。




先生のギターに合わせて、歌を歌い、子供たちは自分たちの役割を覚えて練習します。とても可愛らしかったです。




園に戻る時間になりました。ひとりの女の子がダダをこねて、なかなか帰ろうとしません。先生いわく、どんどん要求をエスカレートさせる子どもなので、線引きしないといけないのだとか。具体的には、自分でできるのに、大人にさせようとするのです。





年長さんのお兄ちゃんが迎えに行って、戻ってきてくれたのですが、先生が迎えに行かずに、じっと待っているところが、さすがだなあ〜と感心しました。




幼児教育において、一貫性を保つことの大切さを痛感しました。




園に戻ってきてから、バウバーゲンの中でランチを取り、昼食後は自由遊びをして、降園15分前に、終わりの会を始めました。




この幼稚園には、卒園児のための、「望みを叶えてくれる木」が存在します。「望みを一つだけ書いて、風に舞うように木にくくりつけてください」と書かれています。とっても素敵なアイデアだなあ〜と思います。





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まるで、日本の短冊のようだなあ〜と感激しました。そういえば、ウンターメンチグ森のようちえんでは、午前のおやつを食べる際に、おしぼりを使うので、これもちょっと日本っぽいなあ〜と思いました。




今回のお客様から、「ドイツで森のようちえんを見学することを目的としていたのですが、本当に見られる日が来るとは思っていなかったです。これからも、子どもと関われる仕事を探し、ゆくゆくは森のようちえんに携われたらなと思っています」と言われ、とても感激しました。




そして、私は森のようちえんツナギストとして、意義のある仕事をさせてもらっているのだなあ〜と、実感した次第です。




これからも、ドイツの森のようちえんにご興味を持ってくださっている方に、森のようちえんの素晴らしさを感じて頂くため、努力していきたいと思います。
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by midorimartin | 2015-11-12 05:08 | ドイツの森の幼稚園

[視察3日目] ポーイング森の幼稚園

本日は雨。レインコートを着て、ポーイング森の幼稚園に向かいました。




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2014年12月に、ポーイング森のようちえんの元実習生と共に、見学して以来だったのですが、新体制になった幼稚園の先生とその際に顔つなぎをしていてよかったと思いました。




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園長先生が育児休暇中ですので、育休代理の園長先生が出迎えてくれました。昼までのパートタイムの先生が二人いて、月曜日担当と、火曜日から金曜日担当に分かれていて、ワークシェアリングをされています。実習生も一人います。




朝の会が始まるまでは自由遊び時間。水たまりがいくつかあり、子供たちは大喜びです。




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新緑が雨に濡れてとても美しいです。





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天気が良いときは、ここでブロートツアイトを食べます。名前は「ブタのソファ」。




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それは、野生動物園のブタを見ながら食事ができるから。そんなことをお客様にお伝えしていたら、ブタが集まってきてくれました。





4月にあった、大嵐がなぎ倒したものは木だけではなく、ティッピもでした。なんとも無残な形で転がっていました。





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三人がけのブランコは健在でした。




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新しいティッピがありました。



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私も手伝った、柳のティッピも健在でした!





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朝の会の時間になりました。





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朝の会の歌をうたう係の子どもを決めて、みんなで朝の会の歌をうたいます。




子どもたちの数を数える係も決めて、17名いることを確認。17から21まで、指名された子どもが数え、お休みしている子どもの名前も言い当てます。




曜日の勉強もしました。例えば、「月曜日(MONTAG)」のカードは、「月(MOND)」。土曜日は「SAMS」、日曜日は「SONNENBLUME」。3枚のカードを真ん中に置いてから、月カレンダーの玉を3つ切ります。






雨が降っていたので、朝の会は簡易バージョン。おしっこをしにみんな移動しました。





ブロートツアイトはバウバーゲンの中で。




割と静かに食べているので感心しました。




今週末に夏祭りを計画しているとのことで、準備中のものをいくつか見せてもらいました。





例えば、木の輪に色付けをして、木の棒に挿す部分を作り、土に埋め込む花壇用のオブジェ。





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ツルや花を挿して作る木のフレーム。




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掲示板の中には、子供たちが選んだ、健康な食品群と不健康な食品群のコラージュ。





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ブロートツアイトの後は、夏祭りの寸劇「かえるの王様」に使う、カエルのお絵描き。




4〜5人の子供たちが、バウバーゲンの中で、カエルの切り絵に色塗りをしていきます。




みんなのファンタジーがとっても楽しいです。



私たち三人も童心に戻って、一緒にカエルのお絵描きをしました。




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子供たちが色塗りしている間、インターネットで見つけた、幼稚園児向けのカエルのお話を先生が聞かせてくださいました。




内容としては、こんな感じです。




「沼地に親兄弟と一緒に暮らす、カエルのジギ君。
ハエを取って食べるだけの生活に退屈しています。
あ〜、こんな退屈な生活から抜け出したい、、、、。
故郷を求めて旅に出ることにしました。
道中、白鳥やカタツムリや犬に出会います。他の動物にも出会います。
白鳥は、家族がいるところが故郷、カタツムリは、故郷を背中にしょってる、犬は、場所ではなくて、心の中に故郷がある、と答えます。そして、みんな口を合わせていうことは、向う岸に故郷があるはずだと、、。
ジギ君は、葉っぱの船に乗り、向う岸にやっと到着できました。
思い描いていた故郷の感じではありません。親兄弟がいないことを寂しく思っています。
冒険だけしたんだ、、、、。
すると、女の子のカエル、ベラちゃんが現れました。
今までの冒険を話し、二人は夜通し語りあいます。
そして、恋に落ち、結婚し、家族をつくり、ジギ君は故郷を見つけるのでした。
めでたし、めでたし」





つまり、「心の中が幸せだと、心の中に故郷がある」という哲学的なお話であり、正直、幼稚園児には難しすぎるテーマではないかとちょっぴり思ったりしました。




私たちは、バウバーゲンの中で一緒にお絵描きしたり、外に出て、自由遊びをしている子供たちを交互に見学したりしました。





何人かの子供たちが、私のことを覚えているくれていたので、好意的に話しかけられました。とても嬉しかったです。





12時少し前になり、お片づけの時間になりました。お片づけの後、丸い木の上に座り、終わりの会をしました。




夏祭りで歌うようちえんの歌を先生のギター演奏で練習。





隣りにくる子どもの名前と、どの動物模写で席にくるのかを指定する遊び。




最後は、終わりの会の歌を合唱して、楽しい視察の時間が終了しました。





終わりの会のときは、その場所まで手をつないで一緒に歩いてくれた女の子がいて、隣りに座りたいと言われたのですが、席があいてなかったので、膝の上で抱っこしてあげました。




久しぶりの幼稚園児のぬくもりに感動しました。




雨降りの森のようちえん。 味わいのある視察になりました。




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by midorimartin | 2015-06-16 06:16 | ドイツの森の幼稚園

ドリームマップのおかげで、本物の森ようツナギストになれました〜!

2013年7月8日、一般社団法人 ドリームマップ普及協会の代表の、あきたいねみさんがご好意で、自宅に来てくださり、友人家族と私と娘に、ぷちドリームマップワークショップを開催してくださいました〜!




そのときの記事はこちら → あきたいねみさんのドリームマップ 




一般社団法人 ドリームマップ普及協会さんのリンクはこちら → 一般社団法人 ドリームマップ普及協会のサイト




2年前に、私が掲げた、2年後の夢は、「本物の森ようツナギストになりました〜」、なのです。




そして、そのときに具体的に思いついた手法としては、「森のようちえんの本を出版すること」、「木育の資格を取ること」、「森のようちえん全国ネットワークのある先生と仲直りすること」。





森のようちえんに関する本を世に出すこと、森のようちえんにつながる資格を得ること、日本の森よう関連の団体とのつながりを再開することのように、外に大きく何かを発信することで、「本物の森ようツナギストになれる」と、ずっと思ってました。





でも、2日前に、「あっ、これこそが、本物の森ようツナギスト」と思える出来事に遭遇したのです。





2010年11月に20代の学生のお客様のご要望により、森のようちえん視察プランが誕生し、初めて視察プランを遂行しました。




無我夢中だったことを今でも思い出します。




その当時、いつか日本の森のようちえんでスタッフとして働きたいと、お客様は語ってくださったのですが、その夢がなんと今年、かなったのです。





お客様の夢がかなったこともすっごく嬉しかったのですが、更にもっと嬉しいことがありました。





今回の森のようちえん視察プランの体験を通じて、私の気づきをお伝えした際に、「あっ、視察プランに参加してくださったお客様の夢のお手伝いをしている」という実感を得ることができたのです。





そして、私が実際に直接関わった方の成長を、見守り続けられることこそが、「本物の森ようツナギスト」の醍醐味なのではないか、と確信しました。





私がまだ出会っていない大勢の方たちに、何かを発信することが、森ようツナギストの役目だとずっと思っていたのですが、そうではなく、私が今までに出会った人たちを見守り続けることこそが、森ようツナギストの最重要な役目なのです。





そう思うと、昨年から正社員としてドイツの会社で働きながらも、半年に一度のペースで、森のようちえん視察プランをコーディネートすることができて、本当に良かったです。





会社の社長に改めて御礼を伝えたいです。






今回の50代と60代の二人のお客様は、視察プランにご参加くださったお客様としては18組目になるのですが、20年以上のご経験を持つベテラン先生から、「今やってることに対して悩みがあり、打開するための起爆剤になればと思い、森のようちえんの視察をまたしたいって思いました」と言われ、これもまた、本物の森ようツナギストの意義だと思っています。





そして、私の森のようちえん視察プランにご参加くださったお客様たちは、何か現状を打破するために、ドイツの森のようちえんを見学し、自然の中で子供たちの笑顔に触れて、先生ともコミュニケーションして、今後の人生の糧となる大切な気づきを見つける作業をされているのだなあ、そして、そのお手伝いを私はしているのだなあ〜と、改めて実感しました。






今振り返ると、2年前に作った私のドリームマップが、叶えたい夢として、いつも私の心の中にあったおかげで、思い描いていた夢を叶えることができたのではないかと思っています。





本当に嬉しいです。感激して感涙です。 





ドリームマップのあきたいねみさん、そして、視察プランの初めてのお客様、また、今回リピーターとしてご参加してくださったお客様に、心から感謝いたします。
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by midorimartin | 2015-06-14 15:19 | ドイツの森の幼稚園

[視察2日目]ボーゲンハウゼン自然幼稚園

本日は快晴なり。30度まで気温が上がりました。




2012年11月に視察園になれるかどうか確認のため訪れたボーゲンハウゼン自然幼稚園に、やっとお客様をお連れすることができました〜。




8時30分から11時30分までの3時間の見学時間でしたので、間に合うように行こうと思い、あせってしまい、バスを一本乗り過ごしてしましました。とほほ、、、。




でも、8時30分に間に合うように到着するために、バウバーゲンの後ろ側に存在する草原を横切ることにしました。



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この草原、あとで先生から聞いた話では、羊の牧草地だそうな。年によっては穀物類も植わるそうです。




レゴブロックのような可愛らしいバウバーゲンは健在です。



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園長先生と60代手前の男の先生と実習生の三名に出迎えてもらいました。




この園では、朝ごはんが幼稚園から提供されます。水筒だけテーブルの上に置いて、子どもたちは自由遊びをしています。




私たちも男の先生と、年長さんの男の子に誘導してもらって、隣接する森の中の園庭に向かいます(年長さんの男の子の説明上手に感心しました!)。




まず、子どもたちが知らなければいけないこととして、「境界線」があります。子どもたちは、境界線までは先生なしで自由に動くことができます。




例えば、森の中では、木に目印がされています。




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その木の向こう側には、蜂の巣箱がありました。



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先生のお話では、蜂の伝染病が流行ってしまい、蜂が全滅したので、新しい女王蜂を待っているとのこと。なんとも生々しい、、、。




木登りを始める子どもたち。本当に木登りが上手です。




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なんと、森の中の広場でキャンピングカーに住む住人を発見。二人ほど園児がここから通園しているとのこと。ユニークです。



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森の中の散策を終え、バウバーゲンに戻ると、ティッピの中で、朝の会が始まりました。





今日は月に一度の「おもちゃの日」。はじまりの歌をみんなで歌いました。





そして、番号と子どもの名前を言いながら、数の勉強。




それから、各自、おもちゃの説明を始めます。




「アナ雪」の絵本を持ってきてる女の子(でも、本当は「魔法使い」の絵本を持ってきたかった)、サッカーグッズを持ってきてる男の子、お気に入りのぬいぐるみを持ってきた男の子や女の子、フクロウのぬいぐるみを持ってくるはずが忘れてしまって、「私が何を持ってきたかったでしょう?」とクイズ形式で話す女の子、おもちゃのレジを持ってきた男の子等、とても楽しい朝の会になりました。





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園庭で朝ごはんをみんなで食べる前に、溶岩パウダーで手洗い。 




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朝ごはんの内容は、パンとチーズとハム。ピーマンとニンジンとキュウリの野菜スティック。




食べ始める際に、「いただきます」と日本語で言うことになりました。





子どもたちも一緒に、「いただきます」と言ってくれました。嬉しくなりました。




先生が、「10から1まで日本語で数を逆に数えて、何分静かにできるかやってみましょう」と、みんなに提案。




この園には、日本人とドイツ人のハーフの園児がいて、彼が数を数えてくれました。




朝の会のあとは、自由遊びの時間。持ってきたおもちゃで遊び始める子ども。お絵描きをする子ども。ロープ遊びをする子ども。サッカー遊びをする子ども。様々です、、、、。




ようちえんの菜園には、イチゴやハーブなど、いろいろあります。





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園長先生が工作作業のプロなので、この園にはたくさんの作品があります。




形の良い木の枝を探し、ビールキャップを針金に通した、ガラガラ。



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木の鉛筆立て。




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この幼稚園では、子ども向けの作業道具が充実していて、例えば、金づちを使うときは、自分のリュックサックを金づちが入っているケースのドアのところに、目印として置きます。 





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この園の特徴的なルールの一つでもあります。



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11時少し前になり、設定保育の時間になりました。



年少さんと年長さんは、ホルンダー(ニワトコの花)を摘み、乾燥させて茶葉にします。




年中さんは、来週みんなで泊りがけで遊びに行くため、宿泊先へのプレゼントとして、貯金箱を作ります。




この貯金箱、顔は鳥。箱には糊付けをしたあと、手でちぎった色とりどりの紙を貼っていきます。




顔は箱の中に入れて、クチバシがコインの入れ口から出る、というなんともユニークな貯金箱です。





私はてっきり、顔は箱の上につけるものと思っていたのですが、子どもたちのアイデアで、そうなったようです。




先生とも話していたのですが、子どもたちの発想って、本当に素晴らしいです。




「私たちは、子どもたちの発見をとても大切にしています。だから、こうしなさいという提案はしません。ルールと境界線は厳しく伝えますが、それ以外は見守り、子どもたちの自由な発想を大切にしています」




例えば、貯金箱を例にして言うと、「水のりは少しだけ取って箱につけましょう」と言うこともできるのですが、そうなると、先生が提案したことになります。そうではなくて、小バケツに手をつけて、水のりを手いっぱいで触って、箱にのりづけをすることで、のりの感覚を楽しみ、だけど、のりが手にいっぱいつくので、手洗いに時間がかかることにもなり、そんな自己体験が必要だということなのです。




先生は言います。「例えば、そのベトベトの手で、他の子どもの顔に触ったりということを始めると、注意をしなければなりませんが、それ以外は、何も言わずに見守ります」




なるほど〜って、思いました。 ルールと境界線を設けますが、それでも、園児なので、繰り返し、そのルールと境界線を伝え続けなければいけないということなんです。一回、言ったから終わりなのではなくて、繰り返し伝えることが、大切なのです。




ハシゴの要らないツリーハウス。




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最初から木登りが得意な子はいません。見よう見まねでやってみて、身体を使って体験してみて、子どもたちは木登りを習得していきます。




自由に遊べる空間は、ぶれないルールと境界線があるからこそ。




そんなことを学んだ視察体験になりました。
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by midorimartin | 2015-06-13 06:45 | ドイツの森の幼稚園

[視察1日目]イザールアウエン自然幼稚園

本日、50代と60代の女性お二人をお連れして、イザールアウエン自然幼稚園を訪れました。





このお二人のお客様のうち、お一人は、なんと2011年11月にも、視察プランにご参加くださった方で、今回は二度目のリピーターということになります!!




本当に嬉しくて、お会いした際も、お互いに目がウルウルとしてしまいました。





動物園前の駅から徒歩で20分ほどの距離にある幼稚園なので、緑が生い茂る森の中を散策しながら移動しました。





園に到着したところ、新しいものを発見!



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なんだろうかと不思議に思っていたところ、なんと、新しいトイレだったのです!




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外側にある太陽光パネルから電源供給されているので、電気もつきます。




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今日は、女の先生が休暇中で、また、実習生二人も学校があるとのことでお休みでしたので、男の先生と教育実習生の二人でした。




「人数が少ないので、あんまりケアできないかもしれないけど、大丈夫?」と尋ねられたとき、「あなたの幼稚園は熟知してるので、私が説明するので、大丈夫」と返事しました。





気がつけば、この幼稚園との出会いも2011年3月からなので、もう4年以上のおつきあいになります。とても感慨深く、とても有り難いことです。






そして、今日のテーマは、「Holunder(ホルンダー、西洋ニワトコの花)のシロップづくり」。




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教育実習生と子供たちが、ニワトコの花を摘んでいます。





今日は、ホルンダーシロップを作るので、バーベキュー広場に行くことになりました。





4週間前にあった大嵐のせいで、いくつかの木は根っこからなぎ倒され、地面に横たわっています。





「遠足を予定していて、悪天候のために行けなくなったときは、駅の側の青少年センターに保育スペースがあるので、まずはそこに集まるのですよ」




と先生が教えてくださいました。 なるほど〜、そんな配慮もされているのだなあ〜と感心しました。




みんなでバラバラと移動しながらも、いくつかの待ちポイントにつくと、みんなで集合して、また出発します。




バーベキュー広場に到着。




石の上に、みんなで座って、朝の会を行いました。




この園では、ゲストが来たときは、名前と年齢と好きな動物を各自言うことになっています。





子供たちの人気の動物は、イルカやネコでした。先生の好きな動物はサイ、お客様の好きな動物はカエルとヒツジ、私はモルモット。




ブロートツアイトを食べ終わった後は、ホルンダーのシロップを作るために、まずは花を煮ることになりました。




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お鍋に花を入れ、水を注ぎます。




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そして、レモンとオレンジの汁も入れます。





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砂糖も入れて、ガスコンロで煮ます。





途中でかき混ぜたりして、ひたひたのお水で1時間ほど煮て、ふるいで漉して、ボールに入れます。


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少し置いて冷ましてから、飲みやすいように水を少し足して、ペットボトルに移し替えます。





本来でしたら、水と砂糖を煮溶かしてシロップを作り、熱いうちに花を入れ、レモンを入れ、ラップで密閉して、2週間ほど置くと出来上がりだとか。




でも、今日はすぐに飲めるように、コンロで煮て、レモンとオレンジの汁もたっぷり入れるレシピになりました。




ホルンダーの花の香りがステキで、森の味がしました。




今年のイザールアウエン自然幼稚園のテーマは、「インディアンとカウボーイ」。




何人かの子供達は、弓矢を使って的打ちをしています。




的はダンボール。刺さると「パン」と木きな音がなるので爽快感があります。




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お客様も子供たちと一緒に楽しそうに弓矢で遊ばれました。





お昼ご飯の時間になったので、お片づけをして園に戻ります。




ビートルズのTシャツを着ている女の子がいたので、先生が「イエローサブマリン」の曲を口ずさみました。




ブロートツアイトのときや、移動中や、お昼ご飯のときもそうなのですが、先生は子供たたちが着ているものやお話の中から、テーマを導き出して、どんどん膨らまします。




それが、また身近なテーマだったりするので、みんな親近感を持って、お話に花が咲くことができるのだなあ〜と、手法に感心しました。




園に到着し、早速、ランチ。 今日のランチは、ヴィーガニズム・ソース付きヌードルとリンゴのムース。優しい味でとっても美味しかったです。



お昼ご飯の後は、自由遊びの時間になり、サッカーをしている男の子や、園庭にあるもので遊ぶ子どもたちで賑やかです。




先生がお客様がお土産に持参された折り紙を持ってきたので、プチ折り紙ワークショップ開催。




お客様が手裏剣を作ってくださいました。子供達は大喜びでした。




6月後半にこの園の夏祭りがあり、招待されています。今からとっても楽しみです!
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by midorimartin | 2015-06-12 05:38 | ドイツの森の幼稚園

元実習生と共にポーイング森のようちえんを見学

12月11日、日本から休暇でやってきた元実習生と共に、彼女が実習した森のようちえんを訪れました。元実習生と一緒に森のようちえんを見学したのは初めてのことです。





通常の視察プランとは違い、ホテルまでお迎えに行く必要がなく、また、ドイツ語を覚えている元実習生でしたので、通訳する機会も少なく、私にとっては快適な視察になりました。




視察先は、ポーイング森のようちえん。8時40分の美しい空です。



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そして、森のようちえんに続く道。




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どんどんワクワク感が高まっていきます。




2012年7月に訪問して以来なので、約2年半ぶりの訪問です。バウバーゲンが見えてきました。




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元実習生との感激の再会。笑顔がこぼれます。





2年半前に勤務されていた先生はいなくなっていたので、新しい先生二人(男の先生と女の先生)と実習生一人にご挨拶しました。





9時になり、朝の会が始まりました。




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色を塗った木の実の上に数字が書かれています。これは手作りのアドベントカレンダーで、金色は園児のお誕生日の日。




指名された子供が「11」の数字を、「1」〜「10」の数字がある山に移動させます。発想がなかなかユニークです。




あとで園長先生(男の先生)から聞いた話なのですが、このアドベントカレンダーと松の枝とまつぼっくりが置いてある場所は、曼荼羅になっていて、森の教育学では、とても重要なキーワードなのだとか。




曼荼羅、つまり、「円」は、繰り返し続く自然のサイクルを表現しています。「自然と密着」という意味になります。




朝のあいさつの歌を歌って、曜日カードを使って、「木曜日」を勉強して、子供たちの前でも私は自己紹介をして、男の先生がギターを弾いて、クリスマスソングを練習しました。




朝の会が終了し、バウバーゲンの中で、午前のおやつを食べます。




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暖炉がガンガンに効いているので、バウバーゲンの中はとっても暖かかったです。





「いただきます」の呪文を指名された子供が一人で言って、最後にみんなで「グーテンアペティート」と言っているのが印象的でした。




例えば、他の園だと、「どの呪文でいただきますをしたいですか?」と先生が指名した子供に尋ねて、みんなで手をつないで、その呪文を言ったりするところが多いからです。





子供たちは静かに食べています。私は好奇心旺盛な女の先生からたくさん質問を受けて、彼女とのおしゃべりに花が咲いてしまいました。ちょっとひんしゅくだったかも、、、、って思ったりしています。




元実習生は折り紙が得意なので、バウバーゲンの中に残り、折り紙ワークショップをすることになりました。




私は外に出て、先生とおしゃべりしたり、子供たちの様子を観察したりしていました。





野生動物園の森の一角に森のようちえんがあるので、ヤギとブタが私たちを観察しています。




ヤギの側に行くと、「メー」と言って、近づいてきました。人慣れしています。



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「ブタ」のところに行ったら、「ぶー」と言って、近づいてきました。超おもしろかったです。




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また園庭に戻って、子供たちを観察。




木の根っこの上をバランスを取りながら歩いたりジャンプしたりを繰り返してやってる年中の女の子に目が留まりました。




一人で黙々と繰り返しバランスを取ってジャンプしています。身体のどこをどう使えば上手にバランスが取れて、どのようにジャンプすればきれいに遠く飛べるのかみたいな、実験をしているかのようです。




なるほど〜、子供ってこうやって、自分の身体の機能を学ぶんだなあ〜って思って、感心しました。




お客様につきっきりで付き添って視察しているので、普段一人の園児の動きを目で追い観察する機会がありません。




この2年半の間に、幼児教育に関するドイツ語の本も数冊読みこなしたので、その理論にも通ずるものがあるなあ〜って、まさに理論と実践が一致した瞬間でした。そんな瞬間を提供してくれた元実習生に大感謝です!!




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最初の園長先生のお話ではないですけど、そう言われてみれば、丸くなってるものが多いこと。




この木の椅子も丸く置かれています。曼荼羅の形です。




ドイツ語の教育本に書かれていたこととしては、幼児教育で大切なのは、「子供と関係性が築かれている大人(つまり先生)が、毎日子供たちに寄り添い、同じことを繰り返し行うこと」だそうです。




この「同じことを繰り返す」というのも、「繰り返し続く自然のサイクル」と類似性があるなあと思いました。





自由遊びの時間は12時に終了し、終わりの会が始まりました。ギターでまた歌を歌って、アドベントカレンダーの絵本の読み聞かせがあり、終わりの会の歌を歌って終了しました。




お昼を食べないで帰る園児が降園します。




この終わりの会で一つさみしく思ったことがありました。それは、前の先生の言葉「anwurzeln」です。




「Wurzel」とは「根っこ」のこと。動詞なので、「根っこを張る」という意味になり、「足を根っこのように感じよう」と園児に呼びかけてから、終わりの会の歌を歌っていたからです。




自論になりますが、木と人は似ていると思うのです。一つとして同じ木がないように、人間も一人として同じ人間がいません。だから、木の根っこも一つとして同じものがなく、人は木の根っこになれるのです。





木の根っこになるということは、自然との一体感を直接感じるという意味になり、人間は自然の一部なんだということを認識するということになります。





この言葉「anwurzeln」は私にとって、森のようちえんを表す、重要なキーワードであり、この言葉を教えてくれた前先生に感謝です。




お昼ご飯の時間になりました。この園では、保護者がランチを作ります。そして、園児はご飯を入れるためのお弁当箱とフォークとスプーンを持参します。




この日の前菜はニンジンのスティック、主菜はジャガイモスープ、デザートはイチゴのヨーグルト、でした。




女の先生は二人の子供がいて、そのうちの一人は同じ森の幼稚園の園児です。パートタイムなので、12時半で帰られました。そのため、お昼ご飯の時間は、みんな静かでした。




一人遊びながら食べてる女の子がいました。先生が注意します。遊ぶのをすぐに止めません。




でも、先生は静かに何度も「遊びながら食べてるのは好きじゃないから、食べないのであれば片付けなさい」と言います。最後は彼女が根負けして片付けました。




声を荒げなくても、我慢強く先生が言い続ければ、子供は止めるのだなあ〜と感心しました。



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お昼ご飯が終了し、元実習生はまた折り紙ワークショップのためバウバーゲンに残りました。




私は外に出て再び園児を観察。年長の男の子と2歳半の男の子が一緒に遊んでいます。




2歳半の男の子は力加減がわからないので、乱暴に寝っ転がってる年長さんの男の子の身体にしがみついたりしてじゃれています。側にいた年長の女の子が2歳半の男の子に「やめなさい」と注意したところ、年長の男の子は「大丈夫。この子は試してるだけだから」というようなことを言うではありませんか。




辛抱強い年長さんに感心しました。そして、これこそが異年齢クラスの醍醐味だなあ〜って思いました。





自由遊び時間に、実習生の女の子が子供たちとサッカーをしていました。上手なので聞いたところ、13年ほどサッカークラブに所属しているとのこと。驚きました。




女の先生が、「今度Kräuterpädagogik(ハーブ学)を勉強するの??」と言います。一年間のコースで週末に勉強するとのこと。頑張るなあ〜って思いました。




男の先生は「Erlebnispädagogik(体験学)」と「Wellnesspädagogik(ウェルネス学)」を勉強するそうです。





元実習生からの質問を先生に投げかけたところ、以下のような返事が届きました。




①成長に応じた遊びはあるのか?




この遊びが幼児の成長に良いと決まったものはない。でも、朝の会や終わりの会で、成長に寄り添った遊びをするように心がけている。



また「Ur-Spiele」という昔の遊びをとても大切にしている。例えば、自然素材を使った遊び。




木の枝一本で子供たちは想像力を働かせていろんな遊びを生み出すことができる。




この生み出す力こそが、成長を助けることになり、この生み出す力は、自由遊びの空間の中で自然発生するものなのです。




だからこそ、プログラムをたくさん組み込むことは危険であり、大人は子供たちに自由空間を与えなければなりません。




「Vorschule」という名前の、年長さん向けの入学前準備プログラムは行っています。これは、小学校入学前の子供の成長を助ける遊びになります。例えば、絵を描く、粘土づくり、など。15分〜20分座っていられることが大切です。




②親子のイベントはどのくらいの頻度で行われますか?




クリスマスクッキーを焼く、消防署訪問や劇場等の遠足(年に2〜3回)、イースーター朝食会、聖マーティン祭り、クリスマス会、母の日、父の日、森の掃除(年に一回)など。





③親の仕事は何がありますか?



週に一回(週末)にバウバーゲンの掃除、毎日温水を持参、ランチ係、タオル等の洗濯係、役員、森やバウバーゲンの安全係、暖炉の木係、など。






元実習生のおかげで昔の視察園との交流が復活したので本当に大感謝です。ありがとうございました!!



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by midorimartin | 2014-12-13 07:25 | ドイツの森の幼稚園

森のようちえんと障害を持つ子供へのセラピー☆

今回の視察の際に印象に残ったこととして、ある園で、多動症かもしれない3歳の男の子が一人いたことです。先生がその子にかかりきりになる時間が多く、先生のご苦労がしのばれました。




障害を持っている園児と健常者の園児を一緒に保育することは、モンテッソーリ教育に則れば、お互いに学び合えるということで素晴らしいことです。



ただ、障害を持っているかどうかわからない状態、障害を持っている子どもかもしれないのに親が認めたくない状態が一番やっかいなわけで、幼稚園の先生の負担を減らすには、障害を持つ園児のセラピーができる先生(Heilpädagogin)の援助を受けることがベストだと私は考えます。





他の森の幼稚園でも、多動症の女の子のケースがあり、その子の親も最初は多動症を認めることができませんでした。しかし、認めて障害を持つ園児のセラピーができる先生がついてからは、徐々に良くなり、小学校入学時には落ち着いてきたというお話を聞いたことがあります。



非常に難しいテーマであり、森の幼稚園だから障害を持つ子どもの保育がしやすいということはないと私は個人的に思います。どこの幼稚園に行っても、セラピーができる先生がつくかつかないかが一番重要なポイントなのです。




その男の子が実際に多動症なのかどうか、また多動症だとなった場合、親がそのことを受け入れて、セラピーができる先生がくることになるのかどうか、今後も動向を注目したいと思います。
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by midorimartin | 2014-10-02 06:09 | ドイツの森の幼稚園

森の幼稚園のお問合せ100件突破☆

2010年4月19日、森の幼稚園実習生第一期生より最初の問い合わせを受けました。





そして、2014年9月30日、100件めのお問合せを受けました。





プログラムを開始したのが、2010年3月。それから四年半で、実習生9名、視察のお客様17組、お世話させて頂きました。





本当に感慨深いです、、、。





これからも初心を忘れることなく、お客様の心に寄り添えるコーディネートができるように邁進していきたいと思います。
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by midorimartin | 2014-10-02 05:14 | ドイツの森の幼稚園