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【視察3日目】イスマニングのシュタイナー幼稚園

視察3日目。イスマニングのシュタイナー幼稚園を訪れました。


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予定よりも一本早い電車に乗れたので、イスマニング駅から徒歩でようちえんに行きました。





隣接するシュタイナー学校も見て、シュタイナー幼稚園の看板を見たとき、「またシュタイナー幼稚園に来れた」という感動が心の中に広がりました。




それはなぜかと言いますと、前園長先生が情熱を注いで設計デザインを手がけて建てられたという裏側を知っていることと、まだ枠組みしかできていなかった建物の中に一緒に入って、彼女の夢のシュタイナー幼稚園のイメージを聴くことができたから。

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8時40分ごろに到着。登園時間だったので、自由遊びをしている園児たちの様子が見れました。一人の女の子が私にゾウさんの絵をプレゼントしてくれました。




昨日子どもたちが焼いた塩生地のろうそく立て。素敵です。



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もちろん、私の大好きな季節のテーブルもありました。癒されます。




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隣りの作業部屋にて、年長さん向けの小学校入学前準備の時間が設けられていました。みんなで織物をしていました。







先生の美声で「おかたづけの歌」が始まりました。子どもたちは全員で自分たちが使ったものを元の場所に戻していきます。




円になってすわります。先生がまだちゃんと片付けが終わってないところを片付けるように何人かの子どもに指示します。





おかたづけがすべて終了し、朝の会が始まりました。「おはよう 天の恵みよありがとう 小鳥さんのさえずりが聞こえますよ」みたいなメロディーです。その後も一日を通して、様々な歌が手遊びとともに歌われるのですが、子どもたちはみんな暗譜で歌い、その歌を歌いながら何をやるのか、次に何をやらなければいけないのかがわかっています。




毎日、同じことを繰り返し行うことで、子どもは生活のリズムを学んでいくのです。





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一人「トイレの番人」が選ばれ、もう一人「遊びの番人」が選ばれます。トイレの番人が最初の三人を選びます。遊びの番人もパートナーを選びます。




あとで園長先生に確認したのですが、この「トイレの番人」と「遊びの番人」は昨年導入した新しいルールだそうです。それまでは、みんなで歌を歌いながらトイレに行っていたのですが、トイレが混雑するので、それを避けるために新しいアイデアが生まれたのだとか。



常に保育を進歩させていく力に感心しました。




少人数でトイレに行くということは時間がかかります。そのため、みんながトイレにいくまで、教室では遊びをすることになったようです。一つ目の遊びは「連想ゲーム」。一人の女の子が何かの動物を真似ています。もう一人の女の子がその動物への質問に答えていきます。例えば、「色は?」、「大きさは?」など。答えは残念ながら子どもたちが思いつかなかったので、そのままになってしまいました。 もう一つの遊びは、「ケンケン遊び」。男の子がパートナーを選び、片足でぴょんぴょんして競い合います。 「こんこん」「誰でですか?」「誰と一緒に遊びたいですか?」という会話が最初にあり、遊びが始まります。





トイレと遊びが続いている間、二回目の朝食が担当の子どもたちによって準備されていきます。システム的だなあ〜と感心した次第。





朝食後、子どもたちは園庭に外遊びへ。



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先生が製作中の小人を見せてくださいました。シュタイナー教育の本「小人」も一緒に。シュタイナーの先生は歌も歌えて手芸もできなければならないので、なんと大変なんだろうかと思いました。




園庭で遊ぶ子どもたちは元気いっぱい。 なんと森のようちえん?という思うようなシーンを目撃しました。





木登りができる憩いの場所があったのです。 森とシュタイナーの融合です。 あ〜、なんと素晴らしいのでしょうか。





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ひとしきり遊んだあとは、昼食前の「終わりの会」が始まりました。 「スリッパの旅」というお話でした。





絵本をみんなに見せながら読み聞かせるのではなくて、本の読み聞かせです。





子どもたちのイメージを膨らませるために先生はあらかじめ、「みんなはスリッパを持ってる?」、「夜寝る時スリッパはどこに置いてるの?」、「スリッパでみんなが眠ってるときどうしてると思う?」という質問をしていました。




本の内容はこんな感じです。「スリッパは全然眠くありません。 夜、外に散歩をすることにしました。 右のスリッパは右に行こうと言い、左のスリッパは左に行こうと言います。 左右に動きながら進んでいると、帰り道がわからなくなってしまいました。 黒猫がスリッパに帰り道を教えてくれます。 スリッパは家に戻り、またベッドの横で眠るのでした」 





なんともユニークなお話で、先生は読後、「みんなのスリッパが疲れて眠ってるかどうか、明日の朝、確認してね」と言いました。 夢がありますよね〜。





昼食前にようちえんを後にしました。 お客様のおかげで、私はモンテッソーリ幼稚園と森のようちえんとシュタイナーようちえんを見学することができたので大満足です。ありがとうございました!





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by midorimartin | 2016-05-05 04:56 | シュタイナー教育