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[視察2日目]イザールアウエン自然幼稚園☆

視察2日目。今年3月にも見学したイザールアウエン自然幼稚園を視察しました。





幼稚園犬は今日はお休みでした。先生いわく、たまにはお休みの日も作って上げないといけないという計らいのようです。犬にもストレスがありますものね、、、。




一度ブログで書いたことですが、以下の記事を再度掲載いたします。


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幼稚園犬の役割は、「動物介在教育」をする犬で、ドイツ語では、「Hundgestuetzte Pädagogik 」と言います。




「公益社団法人 日本動物病院福祉協会」のサイトによりますと、、、、(http://www.jaha.or.jp/contents/index.php)



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動物とのふれあいや相互作用から生まれる様々な効果が医療や福祉、教育の現場で活用されています。広義でアニマルセラピーと呼ばれるこれらの活動は、目的などにより、おおまかに以下の3つに分けられます。

AAA(Animal Assisted Activity)動物介在活動
動物とふれあうことによる情緒的な安定、レクリエーション・QOLの向上等を主な目的としたふれあい活動。一般にアニマルセラピーとよばれる活動の多くはこのタイプです。


AAT(Animal Assisted Therapy)動物介在療法
人間の医療の現場で、専門的な治療行為として行われる動物を介在させた補助療法。医療従事者の主導で実施します。精神的身体的機能、社会的機能の向上など、治療を受ける人にあわせた治療目的を設定し、適切な動物とボランティア(ハンドラー)を選択、治療後は治療効果の評価を行います。


AAE(Animal Assisted Education)動物介在教育
小学校等に動物と共に訪問し、正しい動物とのふれあい方や命の大切さを子供たちに学んでもらうための活動。生活科や総合学習などのプログラムとして取り入れる学校も徐々に増えています。




先生の家で飼われていて、幼稚園犬として存在し、ドッグトレーナーが定期的にやってきて、「動物介在教育」の犬として訓練を受けているそうです。



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今日の幼稚園は、男の先生だけで、女の先生は私的な事情によりお休みでした。昨日のウンターメンチング森の幼稚園でも16歳の女の子の実習生がいたのですが、この幼稚園にも16歳の男の子の実習生がいました。





どちらの実習生とも、「Der Bundesfreiwilligendienst」というボランティア協会に登録されていて、そこから派遣として実習されています。その協会主催のセミナーに参加することが条件のようです。





詳しくはこちら→ http://www.freiwillige-im-naturschutz.de





女の先生がお休みでしたので、代行として園児ママが一日付き添われました。彼女はノリの良い人なので、子供たちの受け入れもよかったようです。





全部で17名いるのですが、今日は10名で、他の7名は、もうちょっと休みたいとか、2歳クラスの6名から3歳クラスの17名に変わったので慣れるのに時間がかかるなど、それぞれにいろいろ理由があるようで、先生も大変だなあ〜っと思った次第です。





新入園児は6名。今日も可愛らしい姿が見れました。





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この二人は仲良しの3歳の女の子二人で、手をつないで歩いて目的地に向かいました。






他の幼稚園で見受けられた待ちポイントルールがこの幼稚園でも適用されていることを初めて知りました。




良いルールだと思っていたので安心しました。





まだ慣らし保育期間中ということもあり、火曜日は本来でしたら、リトミックのレッスンがあるのですが、まだそれを開始せず、今日は女の先生がお休みだったからなのか、朝の会もありませんでした。






目的地は遊具がある公園。その側にゴザを敷いて、午前のおやつを食べました。





まずは自己紹介。この幼稚園では、ゲストが来たときは、みんなで自己紹介をして迎えてくれます。





名前と年齢と好きな動物を言っていってくれるのですが、馬やウサギや猫だけでなく、サイやトラやチーターやジャガーやシカもいて興味深かったです。





自己紹介の後、手をつないで「いただきます」の呪文を唱え、みんなでしゃべりながら午前のおやつ。






先生が子供たちの名前を呼んでは、「あ〜、●●ちゃんの好きな動物の名前を忘れちゃった。覚えてる?」と言って聞きます。ちゃんと覚えている子供が何人もいたので驚きました。





私はすっかり忘れてしまっていたからです、、、、。






午前のおやつを食べ終わった後、お客様からのお土産を配りました。子供たちはみんな折り紙のキョウリュウとシールに大喜びです。





遊具を使ってみんな自由遊びを始めました。





私たちがその様子を観察していると、男の先生から「子供たちに折り紙を作ってくれないか?」と言われました。





私は恥ずかしながら折り紙が得意ではないので、お客様に手伝ってもらいました。




折り紙の飛行機に喜ぶ子供たちが、なんとも微笑ましかったです。





代行の園児ママがなんと折り紙が好きらしく、彼女の折り紙作品は絶品でした。






男の先生が、ブナの木の実を私たちに見せてくれました。




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食べてみるとヘーゼルナッツの味がしました。




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そういえば以前、男の先生が、どの木の実や葉っぱが食べられるかを講習で勉強したとおっしゃっていたのを思い出しました。






子供たちが滑り台やシーソーやブランコや砂場で遊んでいるのを見つめていると、それぞれに自分たちの世界を築きながら遊んでいることに気がつきました。





3歳の女の子二人は本当に二人の世界で楽しそうに砂遊びをしています。





男の子たちが滑り台で遊んでいます。下から行く子や上から滑る子もいて、団子状態になったりして、歓声が上がっています。





滑り台にぶつかって唇を少し切ってしまった女の子がいました。泣いたので、先生が絵本を読み聞かせてなだめています。






一人の男の子が滑り台からバケツに入った砂を女の子の頭にかけてしまい、泣いたので、先生が絵本を読み聞かせてなだめることに。一度に二人の女の子をなだめることになり、先生ガンバレ〜って思いました。







この男の子、実は滑り台に一人で滑っていたときに、「立ったまま滑ることができるよ」と言われたので、「それは怖いから止めてね」と返したところ、「なんで? 立ったまま滑ったときにうまくいったから大丈夫だよ」と言われたのですが、「でも私は先生じゃないから普通に滑って欲しいんだけど、、、」とお願いしました。





更に押し問答が続き、「だったら先生になればいいじゃないか」と言われ、「先生になる気はない。普通のお母さんのままでいい」と答えたら、「なりたくないんだったら、無理してならなくていい」と言われ、そのまま彼は少しおちゃらけた後、滑り台を去りました。





森の幼稚園の視察を初めた頃は、自分の周りにいる園児の様子を観察しながらも、何かあったときは責任を取らなければならないと思い、おどおどしながら何も起こりませんようにと何も言えずにいたのですが、以前ウンターメンチング森の幼稚園の先生から、「毅然とした態度で子供に接しないと、子供はどんどんエスカレートしますよ」という助言を受け、それ以来、視察先の園児であっても毅然とした態度で接することができるようになりました。






その後、この男の子が、葉っぱのスープを作るために小川から水をくむのに誰か手伝って欲しいということになり、男の先生が「みどりに言ったらやってくれるんじゃないか」と言ったのですが、どうも私が先生じゃないということがひっかかっているその子は、私を拒否し、他の子供を連れて小川に行きました。






このまま私は拒否されたままになるんだろうかと少し気にやんでいたのですが、水を汲みに行く彼らの後をついっていって、その後、「重たいよ〜」と言うので、「持つのを手伝おうか?」と尋ねたところ、「うん♡」と答えてもらい、ほっとしたのは言うまでもありません。






子供とのコミュニケーションって面白いです、、、、。





今日は女の先生のお誕生日でしたので、男の先生がウクレレを弾いて、みんなで「ハッピーバースデー」の歌を歌って録音しました。





お昼ご飯の時間になりました。本来でしたら、バウバーゲンに戻ってランチなのですが、2歳クラスの慣らし保育期間中の子供のお父さんがいるので、そこに幼稚園のお姉ちゃんを連れて行くのは良くないということになり、そのまま公園の側で昼食を取ることになりました。





自己紹介のときに、自分で名前を言えなかった女の子二人組が、「自分たちはデザートだけでいい」と大きな声で言ったことに驚きました。こうやって自己主張を学んでいくのかなと、、、、。






今日は雑穀と人参とビオ豆腐とウィンナーのスープです。代行の園児ママが作ってくださった優しい味です。





デザートは「フライドポテト」




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実はこれ、フレンチトーストを細く切ったもので、ケチャップではなくてイチゴソースをかけて食べました。





彼女のウィットが効いたメニュに乾杯です!





ランチの後、男の先生が「Indische Springkraut」という、種をつけた実がパチンと弾ける草を見せてくれました。




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和名は、「オニツリフネソウ (鬼吊船草)」。 学名は Impatiens glandulif




種が黒だと食べれらるそうです。実際食べて見たのですが、味のないゴマという感じでした。




先生が「サッカーをしないか?」と声をかけてきたので、3対3でサッカーをすることに。





お客さまと私の3人 VS 男の子3人 です。





なんと、この男の子チームにサッカーチームで練習している男の子が一人混じっていて、すっごく上手なので、大変驚きました。





私は少し走っただけで息が上がったのですが、でもすっごく楽しかったです。






今思うと椎間板を損傷している私は気をつけないといけないスポーツだったのかもしれません、、、、。どこも痛くないことに感謝です、、、、。





お客様が子供のリュックサックを見つけました。拾って渡そうとしたところ、先生が「そのリュックサックの持ち主は自分で取りに行ける年齢の子供だからそのままにしておいてください」と言われました。





年齢に応じた保育をされているっていうことですよね、、、。素晴らしいです。





また、お客様に、折り紙やサッカーなど参加できる機会を与えてくださり、イザールアウエン幼稚園に感謝です。
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by midorimartin | 2014-10-01 05:04 | ドイツの森の幼稚園