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【視察1日目】イザールアウエン自然幼稚園★

2組目のお客様は、30代の保育士さん。「自分の価値観を変えるきっかけにしたい!!」というご希望でしたので、お客様のその願いが叶うようにと強く願った二日間の視察になりました。





まずは、イザールアウエン自然幼稚園を視察することになりました〜。




大好きな男の先生がいる園で、友達のように仲良くしてもらっているということもあり、わくわく感いっぱいで、幼稚園に向かう森の道に入りました。そうです、月曜日から火曜日にかけて、雪が降ったっため、銀世界〜!





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幼稚園には8時30分ごろ到着。園庭も銀世界〜。






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この日の最高気温は氷点下。厳密には、マイナス5度の世界でした。仕事柄、冬の森の幼稚園を知っている私ですので、防寒はしっかりしていったのですが、後述するリトミックのレッスンの見学時に、地面にわりと長く座っていることがあり、また2時間くらい、野ざらしの外にいたため、身体がちょっと冷えました。




登園してから子供たちは外で自由遊び。





10時からリトミックがあるということで、朝の会と午前のおやつは9時半ごろ始まりました。寒かったので、バウバーゲンの中で行われました。




子供たちが、名前と年齢と好きな動物を言って、自己紹介をしてくれました。




犬、ネコ、サル、サイ、ヒョウ、馬、ライオン、ユニコーン、自分のぬいぐるみ、、、など、なかなか多種多様でした。3歳の子供が何人かいたのですが、「好きな動物は?」という質問が難しかったみたいで、「いない」とか「わからない」という答えが多かったのですが、よくしゃべる3歳半の女の子がいて、「家にもいて、少し大きいけど、おうまさん」と、答えていました。



3歳半で、しっかりとしゃべる姿に、すごいって思ったのですが、あとで私はこの女の子と激しいディスカッションをすることになります、、、。






10時20分くらいに、リトミックの先生が現れました。3つのグループに分けて行うそうです。
女の子のグループ、年少さんのグループ、男の子のグループ。






まずは、女の子のグループ。お客様と私も一緒に移動したところ、後方で大きな声で泣いている女の子が、、、。どうやら、3歳の女の子を忘れていってしまったようです。





でも、あとになって思うと、年少さんのグループは2番目だったので、本当に忘れていったのかどうかは、定かではありません。





1つ目のグループが終了したとき、お友達を呼んでるのに全然振り向いてくれなかったという理由で泣いた5歳の女の子。そして、2つ目のグループの年少さんの女の子も、まだ準備ができていないのに、先生がリトミックを始めたという理由で泣きました。





初めての積雪で氷点下だったため、泣く子が多発したのでしょうか??






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リトミックの内容ですが、こんな感じでした、、、。


①女の子のグループ。太鼓を叩いて、太鼓が泊まれば、動くのを止める。2つのグループに分かれて、2本の木にそれぞれ集まり、リコーダーを吹いている間、自分の木から、一人ずつ出発して、相手の木に向かう。出発する前に、指名された子供が、相手の子供の名前を言う。次に、相手の子供の名前と、タッチしたい身体の場所を言う。すれ違うときに、その身体の場所をタッチする。

その後、地面に座って、円になり、歌をうたう。インディアンの歌。声が大きくなったり、小さくなったりして、歌の後、子供たちはお馬さんに乗っているようにくるくるとギャロップする。

また、地面に座り、「キツネ」のゲーム。キツネに指名された子供が、帽子を持って、歌っている間に、希望する人の後ろに帽子を置く。歌が終わったら、自分のところに帽子があるかどうか探して、帽子を置かれた人は置いた人と追いかけっこする。




②小さい子のグループ。ブルーシートに円になって座り、韻をふむように、言葉遊びをしました。

次に、笛を吹いている間、走り回り、笛が止まると、動きを止める。



③男の子のグループ。笛を吹いて いる間、走り回り、笛が止まると、動きを止める。
遅く止まった子を見つけて、遅く止まった子は木に集まる。

リコーダーをふいている間、走り回って、ふくのを止めると、石のように身体を固くする。身体を十分固くしているかどうか確認。

お寝坊さん(Schlafmuetze)というゲーム。子供たちは地面に横になる。背中や肩をトントンとして起こす。最後に起こされた子供がお寝坊さんなので、他の子供たちは逃げる。追いかけっこして、一人捕まえたら終了。






ドイツ人の子供の遊びには、何かを見つけたり、鬼を決めたりして、絶対に最後は追いかけっこになるなあ〜って改めて思った次第。




そして、本来は1グループ、20〜25分のレッスンらしいのですが、1つ目のグループで45分かかってしまい、2つ目のグループは年少さんで、あまりにも寒く、走り回る子供が少なくて、レッスン自体は
早めに終了したのですが、リトミックをしている目的地まで行かずに、橋で遊んでいる子供たちもいて、そして、そのうちの一人が、スコップを川の中に落としたので、私が木の枝を使ってスコップを引き寄せて川からすくったりしていたので、開始が遅かったです。




3つ目のグループの男の子はわんぱくで、まずは雪合戦をしようとして先生に怒られ、リコーダーに合わせて走り回っているときも、身体の接触が多くて、そりゃ〜、女の子チームと男の子チームに分ける必要があるなあ〜って納得でした。





そうそう、1つ目のグループのときに、泣いてついてきた3歳の女の子はそのまま泣き止まず、私が手をひいてバウバーゲンに連れていくことになりました。




その間、お客様には私なしで、リトミックのレッスンに参加してくださいました。英語がわかる方でしたのでよかったです。





2つ目の年少さんグループのうち、3人の三歳児が自分たちだけでバウバーゲンに戻ることになり(といっても、徒歩で5分くらいの距離)、私はリトミックの先生から「一緒についていってもらってもいいですか?」と頼まれ、突然バウバーゲンまで送ることになってしまいました。




バウバーゲン前の小川にかかっている木の柱の上を渡って帰りたいと言われ、木は凍っているだろうし、川の水も絶対に冷たいだろうから、川に落ちると困るので止めて欲しい、今日は私のために、ちゃんとした橋を渡って帰ってください、と懇願したのですが、3人とも私に激しく反対します。





とうとう、激しいディスカッションになり、あげくの果てに、朝の会の自己紹介でしっかり話ができた女の子が、小川の反対側にいる男の子に向かって、「先生を呼んできてくれる」と言われる始末、、、。大人の私が側にいるのに、先生を呼んできてと言われ、面目丸つぶれです、、、、。




私はいったいどうすればよかったのでしょうか??





結果的には、先生が一人ひとりの子供と手をつないで、木の柱の上を横向きにゆっくり歩いて渡り、無事にバウバーゲンに戻れたのですが、先生と手をつなげば、年少の子供でも木の柱の上を渡ってもよいというルールを知らなかったし、そして、私は先生ではないので、例え、そのルールを知っていたとしても、やっぱり木の柱の上を渡ることはしなかったと思います。




小川にかかっていた木の柱はこんな感じです。




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それにしても、、、、三歳児でも、子供は3人集まると強いです。私はまったく無視されてしまったので、、、、。これが、自己主張の強さ、つまり、自主性の賜物なんでしょうか??





あとでわかったのですが、この3人、園の中でもなかなかの強情っぷりが激しい子供たちだそうです、、、。





時間が押してリトミックは12時過ぎに終了し、13時にランチが始まりました。





白ソーセージとブレッツエルとウィンナー。とっても美味しかったです。





その後、降園までみんなで「クッシェルバーゲン(スキンシップする場所)」のベッドで、先生は絵本の読み聞かせをして、寝そべってリラックス。





14:15に降園。でもこの園の特長なのですが、先生と保護者だけではなくて、保護者同士もすっごく仲良しなので、ぺちゃくちゃとおしゃべり。実際には、14:30に終了したのでした。





お客様からの感想として、、、




「森の幼稚園って、もっと壮大なもので、自然との共存で、と大きなイメージを持っていたのですが、この幼稚園の男の先生は、我が子に注ぐような愛情を持って、子供と接しているので、家庭のような保育をしている姿に衝撃を受けました。子供たちはこの男の先生から、保育を受けることができて、すっごく幸せだと思います」





本当におっしゃるとおりだなあ〜って、私もつくづく思いました。






リトミックのレッスンのとき、1つ目のグループの女の子達が、「雪の天使(Scheneeengel)」を作りました。




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2歳〜3歳の子供のプレイグループの子供たちは雪でネズミを作ったそうです。




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久々の寒い冬の森の幼稚園でしたので、私も少々、寒さを感じた一日になりました。




お客様も足の指が凍えたそうですので、冬に森の幼稚園を見学されるお客様には、今後は特に足の防寒をお伝えしなければならないと強く思いました。
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by midorimartin | 2013-11-29 05:47 | ドイツの森の幼稚園