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【視察3日目】イザールアウエン自然幼稚園★

視察最終日。本当は昨日、イザールアウエン自然幼稚園を視察する予定だったのですが、冬シーズンは水曜日に建物の中で過ごすということで、急遽、木曜日に変更になりました。




お客様が何も予定されていなかったので本当によかったです。今日の代わりに昨日、お客様にはミュンヘン観光をして頂きました。お天気も昨日よりは良かったので、変更をしてよかったかもしれません。





幼稚園の園舎に入ると、明日の金曜日に行われる聖マーティンのお祭りの手作り提灯がありました。



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そして、この幼稚園では、今年の夏から「幼稚園犬」がいるのです!



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役割は、「動物介在教育」をする犬で、ドイツ語では、「Hundgestützte Pädagogik 」と言います。




「公益社団法人 日本動物病院福祉協会」のサイトによりますと、、、、(http://www.jaha.or.jp/contents/index.php)



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動物とのふれあいや相互作用から生まれる様々な効果が医療や福祉、教育の現場で活用されています。広義でアニマルセラピーと呼ばれるこれらの活動は、目的などにより、おおまかに以下の3つに分けられます。

AAA(Animal Assisted Activity)動物介在活動
動物とふれあうことによる情緒的な安定、レクリエーション・QOLの向上等を主な目的としたふれあい活動。一般にアニマルセラピーとよばれる活動の多くはこのタイプです。


AAT(Animal Assisted Therapy)動物介在療法
人間の医療の現場で、専門的な治療行為として行われる動物を介在させた補助療法。医療従事者の主導で実施します。精神的身体的機能、社会的機能の向上など、治療を受ける人にあわせた治療目的を設定し、適切な動物とボランティア(ハンドラー)を選択、治療後は治療効果の評価を行います。


AAE(Animal Assisted Education)動物介在教育
小学校等に動物と共に訪問し、正しい動物とのふれあい方や命の大切さを子供たちに学んでもらうための活動。生活科や総合学習などのプログラムとして取り入れる学校も徐々に増えています。

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となっていて、とても興味深いです。



先生の家で飼われていて、幼稚園犬として存在し、ドッグトレーナーが定期的にやってきて、「動物介在教育」の犬として訓練を受けているそうです。




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飼い主の先生いわく、今このワンちゃんは、犬の反抗期にあたるらしく、先生の言っていることを素直に聞いてくれないとのこと。子供たちの保育に犬の世話。先生の心労が伝わってきました、、、。





でも、犬が一匹いることで、子供たちが生き生きとしていて、大人も和まされて、動物の力は偉大だなあ〜と思った次第です。




そして、このワンちゃんは、犬の飼育者が行った若い犬のための適正テストで合格して一番良い成績を収めた犬だそうです。どおりでおとなしく園児がたくさんいても問題がなかったわけです。



園舎の側に新しいバウムハウスがありました。




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トロッコを引っ張って、園舎の近くの森のスポットに行って、午前のおやつを食べてから、子供たちは木の枝に登って遊んだり、ティッピで遊んだり、木の枝を使って釣りをしたりして遊びました。




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ここが午前のおやつを食べた場所です。午前のおやつの後は、私とお客様が持参したお土産をみんなで分け合って食べました。聖マーティンのお祭りにぴったりのことをしたことになります。




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お祭りで使うウマを作ったり、園舎で提灯を作ったり、外と中とでお祭りの準備です。





お昼前に、園庭で、子供たちがお祭りでする劇を見せてくれました。そうです、ゲネプロです。




とっても愛らしくて、私たちは何度も拍手しました。




そうそう、可愛いと言えば、週に3回ある保育園の園児もいました。2歳3ヶ月〜3歳までの子供たちです。




お昼ご飯をみんなで食べて、自由遊びをして、しばらくすると降園が始まったのですが、お母さん達がみんな仲良しなので、そのまま園庭に居座っていて、子供たちもずっと遊んでいます。




先生もお母さんやお父さんたちとまるで友達のような関係なので、本当に大家族が集まった感じです。




そんなリラックス感がこの園の特徴かもしれないと思っています。





また、男の先生の保育の素晴らしいところとして気に入っているのは、彼は子供たちと心を通わせる努力をしてから、言葉に置き換えて子供たちに教えているところです。




例えば、ある男の子が犬をなでるのが少し乱暴なところがあったので、先生がその男の子のところに行って、まずはその子を少し乱暴に身体をマッサージして、そしてこう言ったのです。「●●もこんな風にマッサージされたら嫌だよね?ワンちゃんもだから嫌だと思うよ。もっと優しくなでてあげてね」





すぐに言葉を使って注意する大人が多くて一般的だと思うのですが、まずはスキンシップから入って、そして言葉かけというスタイルが優しくて子供の心に届きやすいのではないかと感心しました。





帰るときに、野鳥の巣箱の掃除をしている老夫婦にたまたま遭遇して、ヤマガラの卵を見せてもらいました。これは、小学校の標本になるそうです。




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私にとっても楽しい3日間の視察でした!!お客様に感謝です。今度はみんなにいつ会えるのかな??
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by midorimartin | 2012-11-09 05:46 | ドイツの森の幼稚園