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[視察1日目]ファサナリー自然幼稚園

今週の水曜日に森の幼稚園視察のお客様を空港でお迎えして、実は私の家にご宿泊頂いています。





本当は別の方のお宅にホームステイされるところだったのですが、急遽キャンセルになってしまったため、私の家を提供させて頂くことになりました。





お客様は短大の先生で、私とも同世代なので、とっても心地よい存在の方です。





なんと教え子のお一人が、私たちの森の幼稚園インターンシッププログラムの第二期生ということがわかり、ご縁を感じずにはいられません。







5日間の森の幼稚園の視察プログラムを現在遂行しております。昨年の11月に視察プログラムを行って以来なので、ほぼ3ヶ月ぶりになります。





12月に森の幼稚園の実習生第六期生と第七期生が勤める森の幼稚園に足を運びましたので、森の幼稚園には丸々2ヶ月間行ってなかったことになり、なんだかとっても新鮮な気持ちで通っています♪




今回の視察プログラムの特徴としては、3つの森の幼稚園を訪問するのですが、2つの森の幼稚園は続けてではなくて、日にちを明けて視察するということです。それはそれでおもしろいかもしれないと思っています。





初日はファサナリー自然幼稚園。あいにくの雨で、音楽の先生が「ギターが濡れるのは良くない」という理由で、森には行かず、一日コンテナ園舎の中や側に留まることになりました。





まず私が目に停まったのは、「ティッピ」。お隣りさんが伐採した柳の枝を大量にもらったそうで、男の先生がしっかりとティッピを作っていらっしゃいました。





ただ、園舎がある場所は自然保護区域のため、根を生やす植物を植えてはいけないそうです。柳の枝は水がある場所では、枝の切り口から根が生えるため、地面にも軽く突き刺すような形でティッピを作ったそうです。





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9時過ぎに朝の会が始まりました。日本人のお客様と私のために、日本語で「おはよう」と挨拶の歌を歌ってくださいました。感激しました!




10時過ぎに園舎の中で午前のおやつを食べました。それまでは自由遊び。園舎の中でお絵描きする子供たちや、外で遊び回る子供たちもいて、みんな楽しそうです。





午前のおやつの後は、私たちのために、近くの池までお散歩。





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音楽の先生が11時に来たので、子供たちと一緒に園舎の中で音楽教室に参加しました。




時間は45分で、3歳児も割とおとなしく集中して参加していたので感心です。





音楽の先生はギターの弦を引いて、子供たちに音合わせをさせました。私たちも一緒にやりました。





その後、先生がギターを弾きながら、いろんな歌を歌っていきます。





声の強弱をつけたり、テンポにも変化をつけたり、そしてオーバーアクションで歌ったりして、先生は子供たちをどんどん惹き付けていきます。




特に顔の表情が豊かなので、私は「まるで女優さんみたい」と思ってしまいました。





ただ、教室終了時に、グミベア菓子を与えることが良いことなのだろうかと思ってしまいました。





子供たちの関心をつなぐためだと思われますが、「午前のおやつには甘いものはなし」というモラルに沿ったルールを作られたのに、それが台無しになっていないかと老婆心が発生しています。






「なぜ英語や他のものではなくて音楽なのですか?」というお客様からのご質問があり、先生から「実は他の森の幼稚園からの紹介です。そして、私たちはどちらも音楽が好きなので、音楽の効力も知っているからです。また、音楽の先生は私たちができない取り組みをされているので、それも良いなと思っています」とお返事をもらいました。





園舎の中には、私が大好きな「一本の木」がありました。




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イースターの飾りも窓にありました。




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お客様からの更なる質問として、「保護者会はどのくらいの頻度で行われているのですか?」というものがあり、先生のお返事は以下のようなものでした。




● 大きい三者懇談が年に一回





● 保護者がアレンジする保護者会は一ヶ月〜二ヶ月に一回




● 教育者チームがアレンジする保護者会は半年に一回




● チーム会議は保育終了後に週に一回(毎週、どの曜日にして、どこでするのかを取り決めます)



  チーム会議で話し合う内容としては、、、



○ 保育計画(まずは年度末に次の年間事業計画をざっくりと決め、季間計画、月間計画、週間計画というように、どんどん練り直していきます)




○ 年に一回の三者懇談の準備(その際に、「seldak」という早期教育機関の「言語調査アンケート」を用いることがあります)




○ 日々の保育で特に気になった子供のこと





この幼稚園の先生は、日誌のような形でよくメモを取っておられます。





「本の読み聞かせはどのくらいの頻度で行われていますか?」の質問には、「特に決めていません。3日続けて読み聞かせするときもあれば、まったくしない日が続いたり様々です」というお返事でした。





音楽教室が終わった後は、生物のお話です。この日のテーマは、「種と発芽」。





午前のおやつの時間に先生が食べたアボカドの種とクルミの実が登場しました。





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アボカドの実は爪楊枝で突き刺して、クルミの実はそのまま水が入ったコップの中に入りました。毎日水を取り替えて3週間ほどしたら根が生えてくるそうです。





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なんと、お客様もアボカドの種を使って発芽の実験をしたご経験があるとかで、私も影響を受けたので、早速スーパーでアボカドを購入してみました。家で実験してみるつもりです。





ファサナリー自然幼稚園に行くと、若くてフレッシュな二人の先生がいろんなことにチャレンジされているので、私のチャレンジ精神も呼び起こされます!





お昼ご飯は、ケータリングで、サラダとバターライスとコロッケとソース。美味しかったです♪




来週の水曜日、つまり最終日にもう一度視察する予定です。この日はどんな天候であれ、森に行ってくださることを約束してくださいました。今からとっても楽しみです♪
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by midorimartin | 2012-03-10 23:44 | ドイツの森の幼稚園