森ようツナギスト Japanication ゲッベルみどり

miamama.exblog.jp
ブログトップ

第五期生の最終日前日に同行して☆

先週火曜日に第五期生の最終日前日に同行しました。




実習先はファサナリー自然幼稚園でした。




f0037258_67211.jpg





第四期生が5月に2週間、第五期生は6月と7月の2ヶ月間実習され、この自然幼稚園は二人の日本人実習生を快く受け入れてくださいました。




ファサナリー自然幼稚園には本当に心から感謝しています!




f0037258_694136.jpg




なぜこの幼稚園が日本人実習生二人を受け入れてくださったのかそれには理由があります。




実習生が一人もいない幼稚園なので、二人の先生はどうしても補助してくれる人間が必要だったからなのです。




私にとってはとても有り難く本当にこの幼稚園と提携させて頂いてよかったと思っています。



第四期生はドイツ語は皆無だったのですが英語が中級以上でしたので問題なくコミュニケーションを取ることができたようです。




第五期生はドイツ語の語学学校に5月に一ヶ月通われてから、2ヶ月の実習に挑まれたのですが、言葉の壁に少々苦労されたようです。




また、第四期生と第五期生の名前がどちらも「M」で始まって短かったために、第五期生は子供たちから第四期生の名前をよく呼ばれたらしいのですが、先生に確認したところによりますと、子供たちはまったく悪気がなくただ単に名前が混同していただけのようでした。




しかし、第五期生に対して私は良心の呵責がございまして、続けて二人の日本人実習生を同じ幼稚園に派遣するのは控えようと思っています。




f0037258_6125989.jpg





第五期生のお話では、2ヶ月めからずいぶん子供たちとコミュニケーションが取れるようになり、最後の数週間は楽しい実習になったようです。




先生からも第五期生がみんなから愛される存在だったことを伺い、また子どもたちが彼女のことを寂しく思っていることも知り、本当によかったなあ〜って思っています。



f0037258_6135587.jpg




第五期生が私どもの森の幼稚園インターンシップのプログラムから何かを学ばれ、今後の彼女の保育活動に実りをもたらせてくれることを心から願っています。









第五期生に実習に対する感想を伺ってみました。




● なかなか打ち解けてくれてない子供が一人いて、心を開いてくれるまでに時間がかかったのですが、最後の方は心を開いてくれるようになったのでとても嬉しかった。




● 第四期生の名前をずっと呼ぶ子供がいて、からかっているのか、それとも自分に構ってほしいからそんなことをするのかよくわからなかった。「もう知らない」と言って怒ったら、第四期生の名前を言わなくなり、距離が縮まった。





● ドイツ語で言われていることがよくわからないので一生懸命聞いていることが多くなり、集団生活に入ったばかりの3歳児の気持ちがよくわかった。




● 子供とドイツ語でコミュニケーションが取りにくかったため見守ることが多く、子供を観察していることが多かったのですが、子供が自主性をもって行動していることがわかったのでよかったです。




など「見守り保育」をまさに実践された第五期生を素晴らしいと思いました!




それから、第五期生からのリクエストで幼稚園の先生にいくつか質問をぶつけてみました。




● 森の中のルールはありますか?




動物を傷つけたり殺してはいけない。




ゴミを出してはいけない。見つけたゴミは持ち帰る。



● バウバーゲンはなぜこの場所にあるのですか?




森は自然保護区域なのでバウバーゲンを設置することができません。手前にある川から私たちがいる場所まではミュンヘン市の土地になりバウバーゲンを設置してもよいことになりました。しかしビオトープなどこの場所に自然環境を作りたいという動きがあるので、一年間の制限付きの許可が下りています。許可は一年ごとに更新される予定ですが保証はありませんので、いつでも移動できるようにバウバーゲンには車輪がついているのです。




● 慣らし保育はどのように行われますか?




興味のある親が問い合わせしてきて一日慣らし保育のアポを取ってもらい子供の様子を見ます。
9月からの実際の慣らし保育は、兄弟姉妹がいる新入園児の場合、登園と降園のときに少しいる程度。かと思えば、数日間かけて一日ずつ少しずつ慣らしていく方法もあります。子供の特性によります。子離れできていない親もいるので、その場合は、保護者に大丈夫ですからと言い聞かせて帰ってもらうなど、いろいろ工夫しています。




● 森の幼稚園の先生になるための動機?




私は社会教育学者の資格を持っておりまして、その資格で森の幼稚園の先生になりました。本当は社会教育学者として仕事したかったのですが空きがなく、森の幼稚園を選びました。しかし、元々、自然の中で育ったので、職場も自然の中がいいと思っていました。




● 森の幼稚園で一番大切なことはなんですか?




子供たちが自然や動物を大切に思えるようになるように保育することです。





私も先生の答えを聞いて、「なるほど〜」と思いました!! そういう意味では第五期生に感謝しています。
[PR]
by midorimartin | 2011-07-25 06:15 | ドイツの森の幼稚園