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ポーイング森の幼稚園を訪れて☆

3月最後の日、新しい実習先候補として、ポーイング森の幼稚園を訪れました。




2月に一度訪れているので、今回は二度目の訪問になります。一度目の訪問時の模様はこちら。


http://miamama.exblog.jp/15474838/




この日の朝、私はなぜか朝の青空を見て天気が良くなると思い込み、ジーンズのジャケットだけはおって森に出かけてしまいました。ところが、、、雨は降ってくるわ、寒くなるわで、1時間半くらいだけいて帰ることになってしまいました。





でも、朝の森までの散歩道はとっても美しく、心がウキウキしていきます。




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コンテナの園舎が近づいてきました。ウキウキ感が増していきます。




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朝のバスが遅れたため、幼稚園に着いたのが9時少し過ぎ。もう朝の会(Morgenkreis)が始まっていました。




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朝の会の場所はなんと木の枝を使ってスタジアムの形ににソファが作られています。座り心地もとっても良いです。




子どもたちは、曜日カレンダーを使って、曜日の勉強をしていました。




最後に3月の最終日ということで、3月の花「Schneegloeckchen(スノードロップ)」のお話を先生がしました(といってもお話の最後にスノードロップのことだったんだ~とわかるとっても感動的なお話なのです)。





「ある国に王様が住んでいます。王様は金、銀、宝石をたくさん持っています。」





先生は子ども達に「誰がテーブルに王様を置いてくれる?」とか「宝石を並べてくれる?」と尋ねて子供たちがセッティングしていきます。




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先生は話を進めます。「王様はとっても不幸で、人生に楽しみを見つけられなくて、とうとう部屋に閉じこもってしまいました」





先生は子ども達に説明します。「部屋に閉じこもるっていうことは、自分の周りに壁を作るということなのね。誰か王様の周りにレンガを置いてくれますか?」




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子どもたちは手をあげて名指しされた子どもがレンガを置いていきます。




家来も人々も王様に「部屋からでてきてください」と言っているのに、王様はなかなか出てきません。




そんな噂を聞いたある男の人が王様のところにやって来ます。




「王様、どうかドアを開けてください」




王様からの返事はありません。でもこの男の人はあきらめません。何度も何度も足を運びます。




とうとう王様がドアを開けました。男の人は王様のベッドの側に立ち、王様に一つの鈴を手渡します。





王様がベッドから起き上がり鈴を鳴らしてみるとなんと音色の素晴らしいことか!





男の人は言います。「王様、どこかに幸せを呼ぶ鈴があります。どうか見つけてみてください」





王様は家来に言います。「幸せを呼ぶ鈴を見つけてまいれ~!」





家来たちは鈴をたくさん見つけて戻ってきました。






先生は言います。「家来が見つけてきた鈴はここにあります」





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そして、子どもたち一人ひとりに鈴を選ばせました。子どもたちは一人ずつ自分が持っている鈴を鳴らしていきます。





大きな音が出る鈴、小さな音が出る鈴。いろんな音が聞こえます。





先生は言います。「でもね、この中には幸せを呼ぶ鈴がありません」





「王様ははっと気がつきます。『これだけの者たちが自分のために鈴探しをしてくれた。私は何をしているのか?そうだ、自分で幸せを呼ぶ鈴を見つけにいこう!』」





先生が言います。「王様はお城の外に出ます。ドアを開けましょう。誰がやりますか?」





子どもたちが手をあげて、名指しされた子どもがレンガのドアを開けます。




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「王様は森の中に出かけます。そして、雪の中からひょっこり顔を出しているスノードロップを見つけました。




スノードロップを手に取り、音を鳴らしてみると、今までに聞いたことがない美しい音色が。




そうです。スノードロップが幸せを呼ぶ鈴だったのです!





このお話と一緒に、3月のお花スノードロップとお別れしましょうね」





と言って、このお話は終わり、春の歌を歌って、朝の会は終了しました。




先生は後片付けのときも、「宝石を片付けたい人?」、「テーブルクロスをたたみたい人?」と言いながら、子どもたちに役割を与えます。




残った子どもたちも、先生から一人ずつ名前を呼ばれ、朝の会の場所から立ち去ります。




先生の素晴らしいお話、そして子どもたちが先生のお話に聞き入って、役割も与えられ、自分の名前が呼ばれるまで静かに待っている姿に、教育が行き届いているなあ~と感心しました。




園舎は美しい春のお花で飾られています。



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木の人形もありました~。こんな自然素材で作られたものが私は最高に大好きなんです♪





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寒いので園舎の中でBrotzeit(二回目の朝食)をしました。この幼稚園では食事中はひそひそおしゃべりをしてもいいけど、大きな声で話すことは禁じられています。





先生に理由を尋ねてみました。「最初子どもたちはとっても大きな声でおしゃべりしながら食事するので困っていました。そこで考えついたのが、『ひそひそお話しできる王様』を見つけること。一番小さい声でおしゃべりできた子がこの王様になれます」





こどもたちは黙々と食事して、本当に大きな声でおしゃべりする子どもがいません。そして、おしゃべりに夢中にならないので食事時間も短時間で済みます。9時50分に始まったBrotzeitが10時10分に終わってました。すごいです。





子ども達はまた園舎の外にでかけます。私は園庭で見つけたものをパチリ。




水の量がまちまちに入ったビンが吊り下がっていました。手作り楽器ですね!



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2月に行ったときはまだ作業中だった木の家が完成していました~。チービーが手がけました。屋根の上にも登れます。




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子どもたちのための木工作業場です。



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手洗い場もちゃんとあります。



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園舎のすぐ側には上着をかけられる場所(Garderobe)もあります。





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そして、幼稚園の掲示板には、折り紙のスノードロップが!




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この幼稚園で実習希望の日本人女性に対してどのようなことを期待されているのか先生に尋ねてみたところ、「子どもたちの着替えを手伝うとか、私たちのサポートをしてください。ドイツ語については、学ぶ気持ちがあれば大丈夫です。折り紙など日本の文化も教えてもらえれば嬉しいです。この幼稚園にはまだ外国人の実習生が来たことがありません。だから子ども達の反応も楽しみです」というお返事を頂きました。





本当は来年の9月から7月まで一年間働ける実習生を探されているので、最長で9月から12月までの4ヶ月だけ働ける日本人実習生を受け入れてもらえるのかも尋ねてみると、「二人目の実習生として考えることができると思います」というお返事が。





4月20日が面接日です。すべてこの面接の日に決まります。どうかどうかうまくいきますように!!




ポーイング駅に徒歩で戻る際に見つけた黄色いお花。春の訪れを感じました~♪




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by midorimartin | 2011-04-02 16:16 | ドイツの森の幼稚園