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【ドイツ教育関連視察ツアー】森の幼稚園の続き

ドイツの教育関連視察ツアーの四日目と五日目。





四日目は秋晴れでとっても美しい天気だったのですが、五日目は嵐でした。





でも、今回の視察ツアーはお天気に本当に恵まれたように思います。






朝、ある子供のお父さんからこんな話を聞かされました。




「僕は脳の研究をしているのだけど、脳研究からいくと、モンテッソーリが一番で、シュタイナーは
二番なんだよ。ポジティブな刺激を与えることが子供の教育にとっては最重要なことなんです」






はっきり言って目からウロコ。シュタイナーに対する一般的な概念として、賛否両論がきっちり存在するのだなあと改めて実感した次第。




この日は「聖人マーティンの日」で、子供たちが提灯行列をして、聖人マーティンがした偉業を称えて歌を歌います。





森の幼稚園の子供たちも、2つのグループに分かれて、夕方に行われる聖人マーティンの劇のゲネプロを見せてくれました。





主役の聖人マーティンと、マーティンを乗せる馬の役と、聖人マーティンからマントをもらう乞食の役が大人気で、先生は「誰にしようかな、神様の言うとおり」のドイツ語版の節に合わせて配役を決めていきます。





他にも、町の門や、聖人マーティンのマントを支える役や、乞食を見て何もしない町民の役がありました。





みんなの愛らしい劇の練習を微笑ましく観劇した後、みんなで森に出発です。





この日は週に一回ある英語のレッスンの日でもありました。






10時過ぎに森に着いて、みんなで遊び、遅めの朝食を取ってから、11時にカナダ人の英語の先生がやってきました。






ドイツ語を交えながら、「ママ」、「パパ」、「赤ちゃん」、「娘」、「息子」、「おじいちゃん」、「おばあちゃん」という言葉を学習してから、ゲームに入ります。






家の中に、キッズルーム、リビングルーム、バスルーム等があり、家族の誰かがそれぞれの部屋に存在します。






子供たちは2チームに分かれて、相手チームの家族の部屋割りを当てたら勝ちというものでした。





どおりで、初日に子供たちが自己紹介したときに、「マイ ネーム イズ …」と自発的にみんな英語で言うことができたわけです。





英語のレッスンは、11時から11時30分までと、11時30分から12時までの2回レッスンで、5人ずつ英語を学びたい子供たちが交代に楽しく勉強していました。






この日の帰りも、三歳児たちの中にぐずる子供がいて、途中何度も足を留める場面があり、幼稚園の先生のご苦労を感じました。





幼稚園にて昼食を頂き、この日の視察は終了しました。




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五日目は雨降りで嵐だったため、森に行かず、コンテナの園舎で過ごすことになりました。







朝の会も2つの園舎の間にある屋根つきスペースで行い、みんなで「嵐とは何か」という話をしました。






そのあと、防寒服を脱ぎ、園舎に入りました。みんなで自由遊びをしながら楽しい時間を過ごします。




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モンテッソーリの様式を取り入れた知育玩具や知育ゲームがいくつかあったので感心しました。






先生のお一人が以前、モンテッソーリの幼稚園で働いていたらしく、彼女は森の幼稚園でも積極的に取り入れています。






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量りがありました。




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箱の内側に仕切りがあり、それぞれの仕切りに「0」から「11」までの数字が書いてあります。





大きい仕切りの中にはコルクのようなものが66個あり、子供たちが仕切りの中に正しい数字のコルクを入れれば、大きい仕切りの中のコルクがなくなるという、モンテッソーリ様式を取り入れた数字ゲームです。





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八の字の形をしたクマのレールにビー玉を転がせて、目でビー玉の動きを追い、脳の右半分と左半分を同時に使うことを目的として知育ゲームです。






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丸や三角や四角や長方形の形をしたオブジェを使ったモンテッソーリの知育ゲーム。丸い取っ手をつかみ上に持ち上げることにより、鉛筆を持つ力を養い、同じ形をした穴に再びはめ込むことのより形を認識します。





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アルファベットを学習するためのモンテッソーリの知育ゲーム。「A」の引き出しを開くと、「Auto(車)」が入っていて、子供たちは「Auto」という言葉を聞いて「A」から始まることを知り、「A」の引き出しに再び車を入れます。




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私にとって、三日間の森の幼稚園の視察の同行は、本当に充実していて、子供たちともすっかり仲良くなり、名前もだいたい覚えてしまいました。







また子供たちに会いたいです!
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by midorimartin | 2010-11-14 15:34 | ドイツの森の幼稚園